2017年12月12日火曜日

『まんがタイムジャンボ』2018年1月号

『まんがタイムジャンボ』2018年1月号、発売されました。表紙は『レーカン!』天海さんが警察の制服姿で凛々しく敬礼! でありますよ。ああ、この天海さん、とてもいいな。素晴しい。日頃は見せない、そんな意外な表情、意外な一面。多様な魅力の一側面を垣間見るようで、心ひかれるものありました。警察の制服といえば『けいさつのおにーさん』。穂苅くんに手塚さん、ああ、本職だものなあ、そりゃ似合ってるよ! 敬礼する穂苅くんに手帳を出している手塚さん。見事に決まっています。そして『雀娘。』ゆいも敬礼ですよ。って、うわ、この子、可愛いな。凛々しさはないけど、なんだろう、めちゃくちゃ可愛いよ!

『人気マンガ家になるための15の法則』。また変な人が増えた! 相沢の弟、龍太。姉のこと好きすぎてっていうんですが、いや、ほんと、この人、崇拝に近い感情持ってるな。姉貴は完璧だった。それが今ではこんなにダラけた人間になって……、っていうんですが、漫画家なんてやめちまえみたいなこといいながら、それ、姉を思いすぎての発言か! というか、この漫画、皆が相沢のこと好きすぎるんだよ。喜多村がそうですよね。相沢を独占したい気、満々じゃないですか。でもって、綺羅星がそうでしょう。今回は、綺羅星がいい動きしてましたね。姉には才能がない、そういう弟に、漫画家に本当に必要なものがなにか、それを告げて、さらには本当は姉の漫画を買っている、弟の本心を開いてしまうんですよ。って、弟、泣くほど悔しいのか! ほんと、面白い。というか、ふたりから全力で褒められて赤面している相沢。ええ、この相沢がチヤホヤされるところ、なんだか気にいっっちゃいましたよ。

『おにいちゃんと呼ばないで』。今回、風邪ひいてしまった心ですよ。悪いことに、静乃さんはお芝居に。呼び戻そうにも、楽しみになさってたのだからと心にとめられてはしかたがない。風邪をひいた経験、昔のことを思い出してみた悟は、そこに父母の姿を見出すことはなく、では心はどうかというと、ああ、この子には母の思い出があるんだ。今回の風邪は、その家族の思い出に悟が加わった、そんな出来事になったのですね。心配してくれた兄。料理のできないこの人が、自分のできることをと考えて、パン粥を作ってくれた。ああ、これ、消化にもいいし、カロリー、栄養もあるから、普通のお粥よりもずっといいんじゃなくって? ええ、こうやっていろいろトラブルに対しながら、家族のことを思いやっていく。そうしたことがよくよく表現された、素敵なエピソードでした。あの、とり雑炊をもりもり食べてる心の表情、これもすごくいいですよね。

『偏食女子は恋でおなかを満たしたい』。めちゃくちゃ面白い。今野が買ってきた大阪土産のアメ。アメなら偏食とか関係ないだろう、そう思ってたアキにまさかのダメージですよ。あの顔! はうあッ、って。ヒロインの表情じゃないな! 咳こんじゃって、口から出しちゃって、しかしどんなアメなんだと思ったら、たこ焼きアメちゃん。ネタ系だ! でも、これ、平岡はうっとり食べちゃう。というか、この人、今野からならなにもらっても喜ぶだろうからなあ。先輩から悪意を感じます。そういって抗議するアキのいうことももっともなんだけど、じゃあ、悪意がない場合はどうするの? まさか、その悪意のない微妙お土産がすぐさまやってくるとかね。藤井の買ってきた納豆巻きせんべい。納豆のドライフード。ああ、この系統の食べたことあるよ。自分は納豆好んで食べる方だけど、この系の納豆菓子、あんましおいしくないよねえ。で、アキ、逃げずに食べたよ! おお、我慢したよ! めちゃくちゃ面白い。というか、苦難すぎるよ。で、食べずにすませる断り方を学んだ方がいいんじゃないかって、そっちにいっちゃう! いや、でも、そういうの大事ですよ。アキ、いいキャラクターに育ちましたね。ちょいアホ系で、でもなんか放っておけない可愛いやつになっちゃって、ええ、そこにからむ先輩も平岡も、いいキャラクターです。

『おやすみモーニング』。エリカに春がやってきました? 街で再会した患者さん。今度食事いきませんかっていわれちゃって、デートに誘われた? 単調な日常にたまにある非日常。今回は、その誘われたことがまさしくトキメキで非日常なわけですね。非日常はいいことばかりじゃなくて、入院も非日常。当たり前の日常のありがたみを感じる機会になったりという、そうした様々な日常非日常の様子が展開されて、ええ、それで最後に特別なトキメキだった再会が、いやそんなに特別なロマンス感じさせるようなもんじゃないかもよ! ってなるの、おかしかった。いや、でも、これくらいの気負わない関係っていうのが逆にいいのかもですよ。ええ、まずはこのお店に誘っちゃえばいいんですよ。でも、ばあちゃんは協力はしてくれなさそうな気がしますね!

  • 『まんがタイムジャンボ』第24巻第1号(2018年1月号)

2017年12月11日月曜日

『まんがタイムきらら』2018年1月号

『まんがタイムきらら』2018年1月号、昨日の続きです。

『おとめサキュバス』。やったあ、ヴェロルだ。ひとり、居室でアレの練習をしているヴェロル。奥にある熱い云々、意味深なこといってるんですが、はたしてなにをしようとしているのか。街に出ていたキュリアとみちるに見つかっちゃいましてね、ヴェロル、ジャージ姿、素敵。それで後をつけたらお惣菜屋のお爺さんを見つめているっていうわけですよ。そうか! あのお爺さんを誘惑するつもりだな! キュリアの見立てを、きっと違うと思いながら、面白くなりそうだからと同意して後押ししちゃうみちる、悪い子だなあ! いい笑顔! そうか、コロッケ食べたかったんだ。この店のコロッケが、お婆ちゃんの芋揚げを思い出させるんだ。ヴェロル、泣いちゃって、ああ、ホームシック。ほんと、この子、素朴でいい子だなあ。なんとか頑張ろうとしてもうまくいかなくって、コウモリに化けて偵察に出たら、網で追い立てられて心に傷負っちゃって、でもこのショボンとしたヴェロル、申し訳ないけど可愛いなあ。コロッケ食べたい、でも買えない。そんなヴェロルの窮状を、キュリア、助けようとしてくれて、自分だって男性が苦手だっていうのにね! でも、ここからが面白かった。お爺さんは苦手、でもお婆さんには素敵な笑顔、丁寧な受け答えでもって対応しちゃって、ああー、お婆さん、魅了されてるじゃん! ほんと、キュリアの実力、垣間見たように思いましたよ。でもってヴェロル。ああ、素直になれない。でも、お礼の練習しちゃうとかね、ほんと、不器用なお嬢さんですよ。

『オリーブ! — Believe, “Olive”?』。最終回ですよ。新入生歓迎会にてマジックのステージを披露します。リリィの枕元に置かれた手紙がすごいよね! 開くと朝食が出てくる! でもって、新入生歓迎会、楽しみにしててねとのちゑからのメッセージ。ああ、この手書きの文字の感触、濃淡のついた筆跡も実にいいなあ。ホウキに乗って学校に向かうスズとコニーに、あおば、ちゑが合流して、ああ、この様子、春の情景、空の青さとあいまって、すごくはなやかで、すがすがしく、美しくって、さみしさもほのかに感じさせて、そしてまぶしい。そうか、今日のステージは、ただのマジックを見せるのではなく、そこに魔法も混ぜてくる。皆に魔法を信じてもらう、そのための一歩でもあるんですね。リリィの通学の情景もまた素敵で、ああ、オリーブについて噂になってるんだ。本当の魔法使いのクラブだって。あのクジラも本物だって、そうした評判耳にして嬉しそうなリリィのあの表情! 今回、最終回だからといっていいのかな、みんなが本当にいい表情してるんですね。輝いてる。読んでいる私の心にも多くを伝えてくる、そんな情感にあふれた絵の力、もうね、見ていてたまらなくなりましたよ。来年は先輩たちは居ないんだ、寂しくなったスズと先輩たちのやりとりなんかもね、ぐっと胸にくる。ああ、いい最終回だったのではないでしょうか。オリーブの活動に一段落がついて、そして新しいオリーブの幕がいよいよ開けようという、そうした希望も感じさせる、いい最終回だったと思います。

My Private D☆V、『エクソシストと首輪の悪魔』の池内たぬまであります。おお、イラスト、力入っていますよ。ごてごて+フリフリした服装の女の子が大好物、というわけで、イラストのお嬢さんも、フリルいっぱい、リボンもいっぱい。装飾もきらびやかで、なにおりあのウェーブがかった髪の表情が美しい。頬染めてこちらに硬ばった視線向けてくるのは、照れている? 緊張している? あの、きつく抱いたぬいぐるみ、その様子からもこのお嬢さんの内気な性格、読み取れるように感じますね。黒の印象の強いイラストなのに、重さよりも、艶めいた美しさ感じさせて、とてもいいイラストでありますよ。

  • 『まんがタイムきらら』第16巻第1号(2018年1月号)

2017年12月10日日曜日

『まんがタイムきらら』2018年1月号

『まんがタイムきらら』2018年1月号、昨日の続きです。

『みゃーこせんせぇ』。みゃーこせんせぇより鹿島先生の方がいいなあ! けど、鹿島スタイルだとMP2倍消費なのか。これは問題だな。みゃーこ先生の交友関係、というか利益供与してる相手といった方がいいのかな。伊達先生が日用の薬や化粧品と引き換えに、校長先生から逃げるの手伝ってくれるとかね、この表の顔ばかりじゃない、先生の本音みたいの見えるのは面白いですね。そして今回のビックリ発明品。なんと、透明になれる薬とな。校長から逃げるためとはいえ、こんなヤバそうなの飲むのやだなあ。でもみゃーこ先生は当たり前みたいに飲む。そうしたら身だけ消えて服は消えなくて、ああー、結局脱ぐことになったんですね。なんだろう、今回は先生、いいところなしというか、サービスしすぎというか、大変な活躍でしたよ。

『にーにといっしょ!』。人間関係、込み入ってきましたよ。それを整理してくれる回! 親切! というのですが、のっけから面白かったのが、はじめての大学学食なのに、本来のメニューにないハンバーグカレーを通してしまう妹ですよ。学食のおばさん、話のわかる人だなあ! で、みくもの前にいた人のラーメンが、やたらめったら上に乗っかってる、あれだ、二郎系ってやつだ! あれ、ちゃんとトレイが汚れてるのがポイント高いなあ。というか、これはどういう名目で通してるのだろう。ラーメン定食? まいの兄貴とともこの従兄が、その仲をみくもから耽美に勘違いされたりね、でもってともこは、まいとの仲を確立するために、まいの兄とみくもの関係を取り持とうと、そのためには女子高生みくもに興味のある従兄の評価を下げることも辞さないとかね、思惑、策謀が入り乱れるこの状況が実に面白かったです。けど、最後の帰りの情景など見るとね、やっぱり兄貴はみくもと結ばれるんじゃないかね、そう思えてくるんですよね。悪くないんじゃないでしょうか。

『がんくつ荘の不夜城さん』。びっくりしましたよ。すごいネタといいますか、実録といいますか、ええと、この漫画はエッセイ漫画、ノンフィクションでしたっけ!? いや、違ったはずだ! ひきこもり系漫画家の不夜城さん。原稿も終わって一息ついて、はや三日。だらだらゴロゴロしながら怠惰に過ごしてるところに、4時から打ち合わせしますよと担当編集からの電話。これですよ、重大な話があると予告されたからさあ大変で、打ち切りなのか!? ネガティブにとらわれたかと思えば、ポジティブ側にはアニメ化まで夢が広がってしまって、このネガ・ポジの幅の広さ。この発想力というのかは、漫画家としては有用な素質なのかも知れませんね。しかし今回は、普段おもてに出ない不夜城さんが、どれほどに弱ってるか、それが克明に描かれて、ほんと、この人、日常生活もそうですが、今後のことも心配になりますよ。ちょっとでも体動かして体力つけとかないと、将来、大変なことになりそう。でも、体力つけるための体力がなさそうだもんな、この人……。でもって、最初にいっていたびっくりしたことね、担当編集の羊ケ丘さんから告げられた重大な話ですよ。打ち切りではありませんでした。アニメ化でもありません。じゃあなにかというと、掲載誌、きらりマジクが休刊です! あれーっ!? 最近、似たようなことあったような気がするーっ!? でもって、不夜城さんの連載はきらり本誌に移籍です、って、あれーっ!? なんか最近、似たようなことがあった気がするー!? すごいネタがきたな……。ほんと、これ、まさかこんな手があったかと、のけぞる思いでしたよ。

  • 『まんがタイムきらら』第16巻第1号(2018年1月号)

2017年12月9日土曜日

『まんがタイムきらら』2018年1月号

『まんがタイムきらら』2018年1月号、発売されました。表紙は『スロウスタート』。おおう、すごく意味深な表紙! 榎並先生と栄依子が寄り添うように抱き合っていて、ちょっと待って!? ふたりってここまで密接な関係じゃなかったハズだよ! と思ったら、なんだこりゃあ! 本編でもいきなり最初っからふたり、なんかいちゃいちゃしていて、なんてこと! ほんと、大変ことだ! で、誰の妄想!? 誰の夢!? って、そう思いますよねー。『スロウスタート』と『甘えたい日はそばにいて。』。この2本でもって、「今度のきららは、きわどくて、せつない。」フェアを開始するのだそうですよ。ということで『甘えたい日はそばにいて。』のカットもございます。

城下町のダンデライオン』。ついに茜様が帰ってくる、というのでアンジェがもう大変です。どうやって出迎えよう、どうやってもてなそうというんですが、いやここは茜様の家なんだから、なにもせずとも、ただただくつろいでもらうだけでいいんじゃないですか!? いや、それでは気持ちがおさまらないんだろうなあ。姉妹兄弟にいろいろ聞いていくアンジェ。そこで皆の個性が見えるのも面白いんですけど、奏さん! 自分から振っておいて、相手がのったところでハシゴはずすとか、酷いですよ! アンジェの千羽鶴。一羽折るのが精一杯で、しかもそれも決して上手ではなかったわけですけど、その一生懸命の気持ちが嬉しいではないですか。今回、デフォルメ岬はじめ、なんか岬がころころっと可愛くなってる気がします。でもって鼻血奏。大丈夫なのか。アンジェ、この家にきていろいろ可能性を広げていっていますよね。でもって、茜様、アンジェにとっては母への思慕とつながってるんですね。

三者三葉』。スタンプラリー感想のひとり目、なんと優なのか。と思ったらキッズ部門。あー、お食事券をお姉ちゃんにあげたかったろうに残念ね、と思ったら、一般部門の一位は山Gなのか。あー、これは葉子様いき決定でありますね。しかし、双葉、玄人が参加とかいっちゃってますよ。小芽と一芽の入れ替わりマジック、これ面白いなあ。双葉、叫ぶ! そうでした、この子、こういうの苦手でした。ダメージ負ってる薗部もめちゃくちゃ面白くって、姉スープとはどれほどの威力なのか。先生からね、なのさんっていわれて、女子高生の妹という設定思い出すって、薗部、油断してるなあ。しかしそれで、好きな色#f09199って、何色だよ! と思ったら、桃色なんだ。薗部さん、かわいこぶりましたね。カラオケの飛び入りで桜の歌の酷さが校内に!? と思ったら、なんと上達して、そこそこ下手といえるところまで改善したんだ! そしてにゃんだふるカフェですよ。クッキー大好評! 喜んでる西山、とてもいいなあ。この人、こうやって素直に気持ちを表現してるとね、すごく魅力的でありますよ。で、葉子様の感想。酷い! ほんと、でもちょっとわかる気がしますよ。

『ぽんこつヒーローアイリーン』。今日はヒーロー活動中止というの、前回の警察官、ええと千夏の母なんですけど、不審者扱いされたことがショックだったりしたのかな? そう思って心配したら、ああ、違ったみたい。お食事パーティーしましょうってお誘い。しかしアイリーン、持ち寄れるものが割り箸くらいって、ほんとおかしいなあ。高田純次的ジョークと思わせて、アイリーン、この子は本気だ! いかしますよ。千夏と杏奈も参加したいっていうんだけど、ちゃんと親御さんの許可をもらおうねっ! って、やっぱりメロン、心に傷を負ってるよ! 泣ける……。千夏の母、友達の親がついてるならいいよって、ああ、やっぱり信用されてないって実感させられる。いや、でも常識的な線ですよね。杏奈のお母さんがきてくれることになりました。ほう、ナターリアさん、ロシア人。英語ひとにぎり、日本語ひとつまみ、ってコミュニケーションのハードル高いな! でも、メロン、アイリーンのこと英国育ちと思い込んでるから期待しちゃって、でもアイリーン、もちろんそんなことないわけで、このコミュニケーションのチグハグ、面白いよなあ。でも、チグハグというよりか、つたないっていった方がいいですかね。頑張って気持ち伝えようとしてる姿がとてもよくって、メロン、ナターリアと友達になれそう? ほんと、よかったじゃないですか。そう思ったら、おお、ママ友と思われてる。アイリーンが子供!? そんなに歳はなれてないよね! でも、それでアイリーンに娘やらせようとするって、いや、誤解を解く努力をしようよ! しかし、今回、ラストが全部もっていった感じありますね。あんまりうるさいからって文句いいにきたお隣さん。まさかの千夏のいとこで、って、千夏がすごく嫌がってる! 純もまたヤバい人だったかあ! この大アクシデント。しかし、純、純ココアって呼ばれてるの!? なんかまたおかしなことになりそうで期待ですよ。

『おとぎ学園生徒会』。ゲストです。なるほど、生徒会の面々が桃太郎モチーフなんですね。書記が猿渡かすみ。副会長が犬神アスカ。会計が白鳥ひな。会長が桃太郎ならぬ桃咲ももこであります。しかし、漫画ならではの強権奮う生徒会ですよ。しかもこの生徒会、割と悪辣。学校の予算、99パーセントを生徒会で確保しちゃって、部にはほとんど配らない。で、その生徒会予算で自分たちのおやつ買ったりしてる。というか、キャビア団子って贅沢なのかなんなのかわからないな! 生徒会の横暴に抗うのが鬼なんですね。立場が逆だ! 水泳部部長の鬼丸ゆうき。部費30円でなにができるって、いやほんとそのとおりじゃん! 水泳勝負で部費を獲得する。相手に有利な条件だけど、泳法は犬かきでと譲歩を獲得して、それで生徒会が勝っちゃうのかというと、なるほどアスカの弱点を突かれて負けるんだ。うん、横暴なふるまいが是正された! これはいいバランスだと思ったら、最後の最後にまたもって酷い! ほんと、もうちょっと会長が酷い目にあってもいいんですよ!

『つくしちゃん尽くします!』。ゲストです。メイドに憧れてメイドカフェで働くことに決めた筑波つくし。いわゆるオタク的なカルチャーに親しんでるお嬢さんなのかな? と思いきや、まさかイギリスで見聞した本当のメイドに憧れていたっていうのですか。掃除・洗濯・料理、なんでもやります! メイドカフェというのがどういう店なのか、本当に知らなかったんですね。だから萌ネームとかわからなくって当たり前だったわけですね。そんなつくしが、めるるんの下についていろいろ学びながら働くというのですが、ああ、めるるん、いろいろ駄目っぽい! しかしこの子、見た目は可愛いけど、本名は信吉? 最近はやりの男の娘? なんかいろいろ謎というか仕込みというか、いろいろありそうですね。

  • 『まんがタイムきらら』第16巻第1号(2018年1月号)

2017年12月8日金曜日

『まんがタイム』2018年1月号

『まんがタイム』2018年1月号、昨日の続きです。

『ボンジュール!仲居さん』。扉の着物のサラさん、素敵だなあ。さて、本編はお客さんのプロポーズ大作戦ですよ。お客さんといっても、康弘の馴染みの職人さん。かんざしを作っている人で、そのかんざしの出来は康弘にとっても刺激になってるようですよ。この職人さん、山代さん、プロポーズしようという気持ちと、まだ半人前の自分にしっかり支えていけるだろうかという不安の間で揺れ動いているんですね。どれほどのプレッシャーであるのか、山代、普段どおりのふるまいできなくなっちゃってて、自分といてもつまらないんじゃないかって彼女さん、頼子も不安にさせちゃって、って、この状況をサラがいつものお節介で好転させるの、ああ、ほんと、これ、よかったと思いますよ。着物姿で現れた頼子が、そのかんざしつけてもらえませんか。目を隠してしまっていた髪がかんざしでまとめられて、ああ、あの晴れやかな表情。頼子から口火を切った。それを受けて、ああ、山代、しっかり伝えましたね。まだ初々しくて、どことなく不器用さ感じさせるふたりの門出にそっと手をさしのべた。サラに康弘、いい力添えでありましたよ。

『おかわり自転車』。おお、ミトさん、やる気ですね。今日は決戦日というので自転車に乗ってきましたよ。会議に出席する、それが決戦。緊張をほぐすのと、それから士気をあげるのと、コトコのゲン担ぎを自分でもやってみて、これが好評で、ええ、ミト、自転車に乗りはじめて、さらにポジティブ、元気にはればれと、よい雰囲気を感じさせて素敵ですよね。そして、ミト、念願のデザイン部から声をかけられて、まさかのスカウト!? いや、そこまで甘くはないんですけどさ、サイクルジャージのデザインをするというので、実際に使ってる人の意見を聞かせてほしい。ええ、あこがれの仕事に関わることができて、このね、嬉しさと、ちょっと悔しさが混じった感触、これがねいい味わいになっていたと思うのですよ。ほんと、ミト、悩んだりしても、自転車乗って、気持ちをあげて、すっきりとしてさわやか。いい展開が続きます。

『とり男子』。結構気に入っていますよ。鳥好きが高じて、鳥について学ぶために大学を選んだ鴨川新一郎。この人の今日の発見は、ハシブトガラスの貯食。へー、こういう習性があるんですね。それを目にして、都会のカラスもやるんだって、すごくいい笑顔見せるんですね。それほどに鳥の好きな彼が、大学の授業での自己紹介、他の学生は実家にフクロウがいるとか、親が獣医、家がブリーダーとか牧場とか、もう全然環境が違ってる、それに引き換え自分はただ鳥が好きなだけだってね、卑下しちゃったんですね。けど、これわかるよ。自分も大学で、前提となる環境が違いすぎるってコンプレックスに思ったりしましたから。けれど、だからこそでしょうね、隣人の烏丸からね、比べるものじゃないと思いますけどって、自分が好きだって思えるならそれでいいんじゃないでしょうかってね、いってもらえて、それで気が楽になったんだろうなあ。ええ、自分もね、きっとそれでいいんだろうな、好きで好きで、知りたくて学びたくて、そういう気持ちがあればいいんだろうなって、なんだか昔の自分の気持ちが癒される、そんな気になれたんですね。

『友ちゃん!』。学校が長期休みに入りまして、ああ、学校があれば修に毎日あえるけど、休みになったらその機会もなくなっちゃうって落ち込んじゃって、って、いや、待って? 修ってお隣さんよね? と思ったら、それでもホイホイ会えないんだ。出かける時にバッタリ会うとか、そういうのでしか無理って思ってるんだ。意識しちゃってるんだな。これが乙女心ってやつなのだろうなあ。メール送るのも気を使っちゃう。きっと修は気にしないと思うよ? って思うんだけど、友ちゃんからしたらそうもいかないんだろうなあ。で、その伝えたい気持ちを全力で優ちゃんに振り替えちゃうんだ。優ちゃんも大変だ! この優ちゃんと一緒にクッキー作るのね。クリスマスプレゼントといってエプロン贈りあうの、いいよね。友ちゃん、可愛いわ。でもって、意外と待ち時間の多いクッキーづくり。庭で雪遊びしたり、トランプしたり、あの時間をもてあましてるっぽいの、面白いわ。クッキーもね、友ちゃんの作ったサメを持たせたうさぎ。なぜ!? なぜサメを持たせようと思ったの!? 因幡の白兎もビックリよ! そして最後に修との電話。ええ、友ちゃん、よかったねえ。これ、友ちゃんがクッキーを会う口実にしようとしてたのと同じように、修は修でお土産を口実にしたりしてるのかな? ほんと、可愛いふたりですよ。

  • 『まんがタイム』第38巻第1号(2018年1月号)

2017年12月7日木曜日

『まんがタイム』2018年1月号

『まんがタイム』2018年1月号、発売されました。表紙は『おとぼけ部長代理』。部長代理がたすきがけ、これは駅伝でありますね。駅伝に参加しているのは『瀬戸際女優!白石さん』白石と『まりあ17』まりあなのですが、まりあ、その走り方はなんだい! バテちまうよ! そうした中、着物にたすきがけ、ドリンクをふるまう『ボンジュール!仲居さん』、サラが輝いて見えますよ!

『大家さんは思春期』。チエちゃんは林間学校で不在なので、めずらしい、大家さん抜きの思春期だ! チエちゃん不在の空虚さを埋めようとでもいうのか、あるいはなかばやけくそなのか、麗子さん発案で飲み会をすることになりました。場所は前田の部屋、というんですが、これがあれよあれよと大きな話になっていくっていうから面白い。いつぞや熊川が集会場に預けっぱなしにしてたテント、そいつを試しに組み立てるっていうのに乗っかって、ここを飲み会の会場にしてしまおう。ご近所さんも続々やってきて、町内のレクリエーションになってしまうというのが痛快で、ほんと、こういう大人サイドの話もいいなって思わされましたよ。

『見上げればいつも妹が。』。遥、もうすぐ受験なんですね。そうか、17歳か、ということは大学受験。ご飯もそっちのけでノートやら単語帳やらにかじりついて、いやいや、不安なんだっていうのはわかるけど、そうやって余裕なくすのもよくないよ! ツブテが遥のためになにかしてやりたい。そう思うのはよいけれど、ちょっといろいろ過剰になってるのが、むしろ遥の重荷になってる、プレッシャーかけちゃってるっていうのがね、気持ちわかるだけにね、ええ、お兄ちゃん、妹のために頑張りたかったんだよね。職場では大杉、面白すぎ。困ってるツブテを見てきゅんとくる。さらに困らせてさらにきゅんとくる。そんな大杉のアドバイス、もうてきめんで、まさか、遥お姉ちゃんっていって頼りなさいっていうのね、ツブテのまわり、変わった女の子ばっかりだなあ。けどほんと、これでうまくいったようで、よかったのかわるかったのか。いや、遥のためにはよかったですよね。いいサポートできましたね。

『ウレ漫とガケ漫』。さらに女子高生、増えました。茜の友達、春日ちづる。ボーイッシュ? 明るくほがらか、ノリのいい女の子で、白井のこと、初対面で白井っちなんて呼んじゃって、でもこの距離の近さ、気を使わない感じ? いいんじゃないでしょうか! 女子高生ふたりとおじさん。おじさんの居心地の悪さ、ちょっとわかる。で、白井のこと、ちゃんと漫画家と認識してくれて、気を使わせちゃったらどうしよう、そう思いきや、全然そんなことなかったっていうのね、ああ、茜には、自分の漫画にどういう絵が必要か、きっちり自分の中に基準があるんですなあ。白井っち、茜からの指示受けて、ポーズモデルでちづると近づいちゃってドギマギしたりして、こういうドタバタな感じはただただ面白く、写真の流出を怖れるところたかね、もう最高でしたよね。そしてこういう面白い話のすえに、茜の漫画に対するひたむきな態度や、茜に感化されて気持ちあげていく白井とかね、ぴしっと気持ちのひきしまるような展開もありましてね、これ、いいなあって思ったのですね。

『瀬戸際女優!白石さん』。映画、完成ですよ。撮影期間中は恋人だって沢谷にいわれて、ドキドキしてた白石だけど、沢谷、メディアの前ではそうしたこと、おくびにも出さない。俳優コワイ、平然とウソを! とかいってる白石、あんたも俳優じゃないですか! いや、この人はほんと純情というか、素直で嘘がつけなくて、それが魅力だよなあ。沢谷、本当に白石に惚れ込んでるんですね。お姉さんに甘えちゃってるのかと思ったら、本当につきあおうとか、どこまで本気なの!? そう思いながらも、どんどん魅かれていく白石の様子、面白かったです。で、鬼瓦に相談して、いよいよ気持ちを決めたかと思ったら、それが災いして誤解されて、あー、本当に沢谷、白石のこと好きだったんだなあ! あっさり恋が決着しちゃって、いやもうこれでこそ白石さん! って感じなのでしょうか。思うようにいかない感じ、わずかの悲哀とおかしみがまじりあって、大変に面白かったです。

  • 『まんがタイム』第38巻第1号(2018年1月号)

2017年12月6日水曜日

『まんがタウン』2018年1月号

『まんがタウン』2018年1月号、昨日の続きです。

『みんな猫に恋してる』。猫の島田課長。この会社の生命線みたいになってるわけですけど、支社の人間もそのご利益にあやかろうと、本社にくれば課長に詣でる。四方木の、この会社の風潮にちょっとついていけなくなりかかってる風なところ、おかしかったなあ。そんな四方木、なんかいろいろ過去があるんですね。誰しも人にいいたくないことくらいあるだろう。そういって、鹿目が助けてくれたりね、また車に乗りこんで支社にいっちゃった課長を迎えにいくのにね、鹿目も付き添ってくれたりね、その車内での会話とか、ふたりの距離が近くなってると感じられてよかったですよ。そして支社での情景も、ああ、鹿目と課長の距離も近くなっちゃった!? そう思ったら、まさかそんな展開が! ほんと、鹿目さん、猫運が悪いんだなあ。

『俺の生徒は神メイド』。知世子と九鬼先生、ふたりでメイド喫茶にいきましたっていうんですが、あれ? 先生、苦手なんだ。あんなにりとる・ばーどにご執心だった先生が、メイド喫茶は苦手ときますか。なるほどなあ、りとる・ばーどって特別なんだ。さらにいえば、ちょこるんも特別なんだ。メイド喫茶で、知世子相手にりとる・ばーど愛とちょこるん愛を語る先生、やばいよ! ほら、知世子も変な顔してるじゃん! 今回は、知世子のクレバーなところ、メイド喫茶はアトラクションなんだとかね、またお客はなにを求めているのか、ましてや文化祭といったお祭り的状況においてはなどなど、先生に説いて聞かせるところ、実によかったです。というか、自分には私服知世子がご褒美でした。ちょこるんと知世子だったら、断然知世子ですね!

『中年マンガ家ですが介護ヘルパー続けてます』。今回、女の子の手をひいているの見て、おや、休日ですか? と思ったら、これもまた仕事なんですね。30分の仕事を週4日。みあちゃんの、小学校から学童までの移動につきそうという仕事なんだそうですが、30分か、楽そうだなと思ったら、全然そんなことないんですね! そうかあ、みあちゃん、ダウン症の一年生。寄り道いっぱい元気いっぱいで、でも人懐っこいのはよいですね。体重12kgとカバン6kgの重みとかね、大変だ。甘やかしてーって全身でアピールするんだ。大変だ。でも、そうしたみあちゃんとのやりとりを通して見えるもの、気づくこと、与えられるもの、そうしたことの見えるという様子がよくて、あの最後のページなんかね、嬉しそうに手をひかれて歩いてるみあちゃんの様子。これ、ほんと、しあわせなもの感じさせられましたよ。

『あいたま』。ほんと面白いなあ。バニラがいいですよ。アイドルに興味のなかったはずのこの子が、ひよことの出会いをきっかけにその世界を広げていく様がいい。好きなアイドルができた。友達もできた。推しアイドルについて語りあえる仲間もできた。偏狭で尊大で頑なだったバニラが、ひよこ愛をきっかけに、他者のことも思いやれるようになって、さらにはあいの手伝いまでしてくれるっていうんですよ。バニラ、変わった。この子の変化、それが本当に見ていて嬉しくなる。処世術っていいますが、ギブアンドテイクですね、仕事の対価として、ひよこのレア画像をあいに求めたりね、こうした変化もまたよし! でありましたよ。しかし最後の一本、はみちゃんと一緒に信州いき。一言もしゃべらなかったんだ! いや、ここは和解のチャンスではないのか!? と思ったけど、そうはならないのがこの子たちらしさなんでしょうね。おかしくて、笑っちゃいましたよ。

  • 『まんがタウン』第19巻第1号(2018年1月号)

2017年12月5日火曜日

『まんがタウン』2018年1月号

『まんがタウン』2018年1月号、発売されました。表紙、メインは『鎌倉ものがたり』。映画になる、それにあわせてですね。『鎌倉ものがたり』のファンブックも付録でつきますよ。レトロな列車、懐かしさ感じさせる車内、ロングシートに寄り添うように座っている一色先生と亜紀子が、いい風情感じさせてくれますよね。この他には『新クレヨンしんちゃん』、『野原ひろし昼メシの流儀』、『メタボリックダーリン』、『恋するヤンキーガール』、『新婚のいろはさん』のカットもございます。

『新婚のいろはさん』。始くん、ほんとこの人、いい感じだなあ。いろはさんと暮らしはじめてから、食卓から季節を感じます。そういって、食に喜びを見出して、ああけれどそれだけでとどまらないのが始って男ですよ。自分でも作ってみたい。そうめんだったらできますか? 自分からいいだして、下調べして、起こりうるアクシデントも想定して、けどやっぱりうっかりしちゃうんだ! ものすごい楽しそうに見守ってるいろはもいいですよね。そして始、さらなる研鑽や可能性の拡大を目指すばかりか、この刺激をもとに漫画のネタ出しなんかもしちゃったりなんかして、ほんと、素晴しいよね。今回は始の漫画、多めに読むことができて、いや、これ、ほんと、ものすごいナンセンス。でも、面白かったなあ。もちろん、本編も面白い。こんな季節なのに、そうめん食べたくなっちゃったほどですよ。

『恋するヤンキーガール』。あんずが読んでた少女漫画に、自分の恋のこれまでを振り返って、反省まじりのアヤメちゃんですよ。ちゃんとした告白ができてない。脅して無理矢理つきあったみたいだったって、ああ、ナギはどう思ってるのだろう。今回はラブコメとしての見せ場多くって、ちゃんと告白からやりなおしたいアヤメ、ナギのふたりの物語があって、そしてぼたんに思いを寄せる柚木、斉木の物語があり。ああ、ぼたんにふりかかる災難を予測し、彼女を守ろうと駆け出す男たち、ちょっとかっこよかったよ! 柚木のあの見せ場、最高じゃん! ほんとこいつの勢い、ほれぼれする。あのシチュエーションで、なんかテンポずれてる? みたいな感じで断っちゃうぼたんもすごいよ。そしてこの熱がナギにも伝染して、ああ、ほんと、なんだよ、最終回かと思っちゃったじゃん。それくらいの山場感じさせてくれましたよ。

『ようこそ!スマイリーバーガーへ』。南長田さん、笑顔の練習してるんですな。しかし、なんか無理があってどうにも受け入れにくいよ! すず、たまこと梅の仲のよさに、ちょっと疎外感感じちゃってるんですね。コンプレックスがさらに悪い方に考えを向かわせて、けどそれで苦手の克服しようというの、前向きで、とてもよいって思わされましたよ。こうやって、なんとか苦手を克服しよう。そういう姿は見ていてとてもいいですね。けど、この人にはこの人のよさがあって、あの調理の手際のよさ! バーガーを手渡すその姿、かっこいいよ! 人それぞれに笑顔も魅力も違うんだよって、そうしたお客さんからのアドバイス、グッドでしたよ。あの、喜んでブンブンしてるところ、可愛かったよ! そしてかっこよさに目覚める!? いや、目覚めませんでしたね。しかし、すず、この人はクールでかっこいい、そちらを目指した方が、この人のらしさも出てよくなりそうですよ。で、そうした合間に、この人の可愛さも見え隠れしたりするっていうの、わりといい感じなのではないでしょうか。ほんと、今回、この人のよさ、ばっちり出てましたよ。

『ちこはゲーセン一番星!』。今回、店長回じゃないですか! やっぱり、店長、いやチーフだった、人気あるんだろうなあ! 病欠です! けれど不在がその人の存在を物語るといった感じになってまして、チーフの代わりに居残り残業をしてる河合さんからね、昔のチーフの話をちこが聞くっていうんですね。ああ、チーフはこの店ではじめてチーフになったんだ。よりよい店にしようと頑張って、けどちょっと空回り気味? そんなだったチーフの頑張りがだんだんにお客さんに伝わっていくくだりとかね、一緒に働く仲間にも通じていくところとかもね、とてもよかった。だからこそ、チーフの不在に心配してくれる人もいるっていう、それがよかったなあって思ったんですね。しかし、あのお見舞い品の量! どんだけ人気なんだ! また淳海もね、この子もまたよかったですよ。というか、給金とはいわんけど、なにかサービスしてあげて!

  • 『まんがタウン』第19巻第1号(2018年1月号)

2017年12月4日月曜日

『まんがホーム』2018年1月号

『まんがホーム』2018年1月号、昨日の続きです。

『うちの秘書さま』。素敵扉イラスト! 七瀬も美しいけど、メイドさんも素敵だなあ! さて、そんなメイドさんの若き日のエピソードですよ。はじめ坊ちゃんがまだサンタクロースを信じていてっていう、そんな幼ないはじめ様からクリスマスに欲しいプレゼントを聞き出そうとして苦労するっていう話なんですね。新人の頃。おお、先代のメイド長! なんとかして欲しいものを聞き出すようにとの命を受けて、利かない機転を精一杯動員して聞き出して、誤魔化してっていう、その奮闘がおかしくって、ほんと、見た目には全然変わっちゃいないんだけど、今とは違う感じもあって、面白かったです。サンタクロースになってからのあの誤魔化し! うらめしやで気絶させるとか、ほんと苦肉の策なんでしょうけど、ひどくてひどくて、おかしかった。けど一番は、最後の誤解の瞬間ですね。今回、満足度の高い一本でしたよ。

『歌詠みもみじ』。こちらもサンタクロースの話ですね。小さなもみじはまだサンタクロースを信じていて、やっぱり欲しいものを聞き出すのが大変でっていうの。ああ、これ、幼稚園で書いた手紙というの、親の代わりに聞いて、伝えてくれるっていうのは親切でいいですね。しかしワイルドなもみじですよ。サンタクロースを捕まえるとかね、それでサンタ衣装のピザ屋にアタックしたり、そんなもみじをなんとか誤魔化すために、風呂場の窓から侵入してる! とか、それほんと、危険な侵入者じゃん! サンタクロースのかっこうしたパパさんの失態と、その危機を救ったママさんのナイスフォローとかね、あの連携おかしかった。まさか、あのサンタコスプレがこの展開のための布石だったとか! しかしよくできて面白い話でした。そして安定のまりなさんですよ。ええ、そんな設定でしたね!

『マチ姉さんの妄想アワー』。こちらでもサンタの正体とかいってますけど、さすがマチ姉さんというべきか、赤い服の悪魔だって弟に説明してたのか……。本編も面白かったです。これ、「アドバイス」、みにくいアヒルの子ですが、これはきっと続くな……。そしてシンデレラの真実、森越えのシーン。最初、ちょっと本当にあったのではないかと思ったんだけど、あぶないあぶない、安堂友子のもっともらしさに騙されるところだった……。もう定番のシリーズになっている、白雪姫のお妃と鏡の対話も極まってきて、おお、内なる天の声! ほんと、このシリーズ、面白いです。でも、追放される方はたまったもんじゃないな! 今回、一番に感心させられたのは、「感受性豊か」、はだかの王様ですよ。おお、王様がクレバーすぎる! しかもその解釈の鋭さよ! ほんと、これ、ドシンときましたね。人魚姫のシリーズも面白い。そしてシンデレラの続きから、うさぎとかめに流れるこの素晴しい展開。クマがかじるとかいってるのヤバくてヤバくて! しかし見事に面白い。最高でした。

  • 『まんがホーム』第32巻第1号(2018年1月号)

2017年12月3日日曜日

『まんがホーム』2018年1月号

『まんがホーム』2018年1月号、一昨日の続きです。

『スナックあけみでしかられて』。どんどん豪華になっていくクリスマスリース。これはそういう趣向なのかなんなのか。いや、毎日いたずらされてしまってるんだ。リボン引っぱられたり飾りとられたり、っていうんだけど、いやいや、あけみさん。それはカラスかなんかのしわざですよ、きっと。はたしてそのとおりではあったのですが、それが判明するまでのやりとりいろいろおかしくて、クリスマスにぼっちはつらいからそのやっかみで、みたいな話とかね、ツリーのプレゼント飾りをあばいたら隠しカメラが出てきた事案とか、そして乃里ちゃんはというと、あけみさんのことが好きなやつの仕業かも知れない。このいろいろと穏かでない想像と、後半のスナックあけみならではのクリスマス。おでんですよって、バターケーキもですよって、こういうところ好評で、かと思ったら、カラオケは会計士にだけ好評で、なんとかとめようとする皆が大変そうです。そして最後にリースの謎が判明する。通りがかりのサンタ、この人がいい味出してましたね。病院の先生ね。ケーキもらっちゃって、ケーキは好評なんだけど正体はバレバレ。あけみさんは気づいてませんでしたけどね。

『天国のススメ!』。バクさん妹が拾った夢であります。すごくきれいだから太一にも見せようっていって持ってくるんだけど、それが事故で橘の中にはいっちゃって! って、そんな事故あるのか! ともあれ、悪夢を見てるっぽい橘の中にバクと太一が助けにはいって、そうしたらウエディングドレス着た女に追い回されてて、けっこんしきしてぇえぇぇ!! って、なにこの夢! この女性の強いこと! でもって結構な純情お姉さん! そうかあ、母からもらったウエディングドレス。結婚を夢見ていたのだけれど、仕事に打ち込んでるうちに、そうした時期を過ぎてしまったんか。と、そこで事故。これが最期の夢かと、だからせめて結婚の夢だけでも叶えたい。その切実さにこの人の純情が透けて見える瞬間が実によかった。ああ、ほんと、この人の本当の願いというものが見えた瞬間でもありましたよ。結局この人は死んではおらず、ハッピーエンドに落ち着くんですけど、こうした人のささやかなエピソードに太一が関わって、そしてよい方向に向かうというのがね、ほんといいと思うんですね。

『スズちゃんでしょ!』。昔からの意匠、デザインの定番に梨乃ちゃんが疑問を呈しています。竹に雀。けれど、梨乃ちゃんからしたら、竹にはパンダ、雀には電線がいいという。ああー、まあ昔はパンダも日本にいなければ、電化もされてませんでしたからなあ。スズちゃんはお化け柄の着物は縫いたくないっていってますけど、江戸時代とか、しゃれこうべ模様とかあったんだそうですよね。いや、まあだからといって、スズちゃんがどくろ模様の着物を縫えばいいとか思ってませんけど。大人が子供の疑問につきあって、なぜなんだろう、どういう由来なのかって、散々考えてもね、子供はすぐに忘れちゃって、まさしく柳に風だって、ほんと、甲斐がない! 弟一家の様子も面白かったですよ。ああー、妻が限界だ! というか、ほんと、自分に好みがあって譲れないなら、自分でやればいいのにね! でも、目玉焼きに塩コショウというスズちゃんのこと、夫婦そろって保守っていうんだ! 梨乃ちゃんまでつまんなくないかって、いやいや、保守で結構じゃんよ! というか、目玉焼きに面白さは求めないよ! 今回は定番と新定番みたいな話だったんですね。自分は定番派だなあって思わされましたよ。

  • 『まんがホーム』第32巻第1号(2018年1月号)

2017年12月2日土曜日

『まんがタイムきららキャラット』2018年1月号

『まんがタイムきららキャラット』2018年1月号、一昨日の続きです。

『ネコじまにゃんだフル』。めちゃくちゃ面白かったですよ。家庭訪問で踏み込んだロンの家。ご禁制のテレビがあったりゲームがあったりして、無道さんに知られたら大変だ! っていうんですが、それをもってゲーム勝負に持ち込む先生。その勝負の様子がおかしくっておかしくって、だって最初のレースゲームで、あれ? ずいぶん自信ありそうだったけど、先生、本当は苦手なのかな? と思わせて、バグ技でショートカットじゃん! ズルじゃなくて仕様っていってるけど、いやいや、これ友達との対戦でやったらケンカになるやつやん! 格闘ゲームでのコンボを繋ぎ続けて一方的に勝つところとかもね、容赦ない。大人げない。めちゃくちゃ面白い。ロン、マジ泣きやん。で、最後の落ちものゲーム。クロが画面前占有! いやね、けどね、先生、これでロンの登校を勝ち取って、ああ、テレビは取り上げないんだ。それでたまにはゲームして遊ぼうって、いい落着しましたね。ほんと、今回のゲームのエピソード。クロとシロの様子も面白くって、とてもよかった。頬、ゆるみっぱなしです。

『はやしたてまつり♪』。これも面白かった。近野江はやし連のアピール。ポスター作って貼り出しても、そんなに見てもらえないだろう。ということでSNSを活用しましょう。月が発案しましてね、しかしSNSったって、そうそう見ちゃあもらえないものなあ。そう思ってたら、ここからの展開がわりかしリアルな感じありまして、おかしい、面白い。すぐさまくるいいねならぬないすぅ♪。え? そんなにはやくくるわけないじゃん! と思ったら、さなみか! 続いて月からのないすぅ♪。そして次はふうの番かと思ったら、アカウントバレを異様に怖れる彼女。どうして? ああー、『きらドル☆スターライブ』のキャラアイコン! アニメ好きってバレちゃったよ! うわああああきらどるメロリーンかわいいい! って、ふうさん、SNSだとそんななんだ! めちゃくちゃ面白い。笑いとまらない。世界中に見られる想像で撃沈した巌に続いて、今度はふうが撃沈だ! ほんと、このダメージ度、最高に面白かったし気の毒でした。でもって、さなみの失敗ですよ。お囃子の演奏動画あげたら、結構な反応もらってるじゃん! って、ええ? 10分で3千とか、さすがにそれはいきすぎじゃない!? って、プライベート画像出しちゃったか! って、風呂のそれはマズいよ! もうネットから消えないやつだ……。大変なことになりました、って、いやもう、そりゃ伸びるよ、っていうか、大ダメージすぎる! そして、ええと、リーンさん? なんか、えらいことになりそうな予感ですよ。ほんと、SNSの運用は気をつけないと危険ですよっていう、啓蒙話みたいになってますよ。

『疾風ういんどみる!』、最終回! ああ、つむじ、ライバル宣言じゃないですか! ずっと思い悩んでいた様子のつむじ。もう乗らないといいだした、その真意。ああ! ヨットに乗らないんじゃない、ふーことは乗らない。なぜなら、ヨットでふーこに負けたくないからって! ああ、このライバル宣言、つむじの表情のキリっとして凛々しい様、素晴しい。成長を続ける、伸びていくふーこの様子に、負けっぱなしではいられない、悔しいって、来年こそはラン先輩とのペアで、ふーこ、はやて組に勝つんだっていうつむじの姿、これ、もうたまらん素晴しさでした。いさなとの和解もあり、そして風鳴に戻ってからのエピソードも、とてもよかった。もう帰るだけというのに、艇庫に寄らずにはおられなかった4人ですよ。ほんと、よかった。最後の風に呼びかけるふーこの姿もね、チームの皆も、ヨットも、そして風も仲間なんだって思わせてくれて、とてもよかったです。

『トモダチヅクリ』。劇の本番までもうわずか。絶対に成功させなくちゃ、気負いすぎて余裕をなくしてる麻乃が心配ですよ。このまま思いつめてしまうのかな? そう思ってたら、アカリ、静のメイド&執事喫茶で、麻乃も執事になっちゃったりしてね、しかも大活躍! 困ったお客さんをハードな雰囲気で追い返したかと思えば、キリッと凛々しいその表情でもって、女子をとりこにしてしまう! ああ、麻乃さん、罪ですわ。美しさは罪ですわよ! こうした楽しい小エピソードが一段落したら、また麻乃の内心描かれて、ああ、麻乃、君、大丈夫か。そう思ったところに、静ですよ。ああ、静、もうすっかりわかってるんだ。麻乃の感じているプレッシャー。思いつめてること。すっかりわかった上で、劇のこと、麻乃のこと、失敗してもいいんですよって、語って聞かせる。困ってる誰かがいたら、見返りとか期待せずに助けるじゃないか。それと同じなんだっていって、手をとる、その様子に涙でしたよ。これまで描かれてきたこと、それがここに集約されて見事でした。この子たちの、ずっと積み上げてきたこと、一緒に大切に育ててきたこと、その思いが、ここにひとつの流れとなってそそぎこまれた。たっぷりとして豊かです。これまで、この子たちのこと、見守るようにして読んできた、それだけに感慨無量でした。いや、しかしこれはまだクライマックス手前です。次回こそは最終回、麻乃の晴れ舞台。いかがなりますか。もう、穏やかではないですよ。

  • 『まんがタイムきららキャラット』第14巻第1号(2018年1月号)

2017年12月1日金曜日

『まんがホーム』2018年1月号

『まんがホーム』2018年1月号、発売されました。表紙はクリスマスムードですね。『らいか・デイズ』らいかがキリンのぬいぐるみを抱いていましてね、これ、今まさにもらったところのプレゼントなのでしょうね。いつもと違う髪形、服装、おしゃれなコートにマフラー。デートなのでしょうか。竹田なのでしょうか。『天国のススメ!』は、プレゼントあげる側ですね。太一がトナカイフードをかぶって、可愛くプレゼント箱持ってるっていうんですね。『孔明のヨメ。』孔明、月英夫妻もサンタクロースの格好しまして、ああ、月英さんの袋、穴があいてますよ! 『週末親子』はユカがサンタクロースの格好して、ケンスケの背に飛び付いてます。ケンスケ、むすっとしてるんですけど、ジャンパーの胸にトナカイがあしらわれてるの、ちょっと面白いですね。

『孔明のヨメ。』。いよいよ戦いがはじまってしまいましたね。遠くに見えた敵軍の姿。2倍以上にもなる戦力の差をどうするか。また敵が攻めてくると知ってパニックになりかけている民衆などなど、なかなかにハラハラさせる状況。はたして徐兄は、そして劉備も、この危機をどう切り抜けるのか! 不安がっている民衆を安心させる劉備の存在感、これが人徳ってやつなのかな。そこでダシに使われた徐兄も面白かったのですが、この場に残っていた孔明、月英のふたりですよ。ここを抜かれると、いずれ敵は襄陽にまで到達する。それは自分たちにも問題といって、徐兄の策に乗るんですね。そして劉備は、徐兄の策にもとづいて行動、敵軍を隘路に誘い込むという手に出るんですが、これまでは愚直に突っ込んでたのか。あかんがな、とはいえ、だからこそ軍師を迎える必要性があったということなんだろうなあ。初戦は劉備側に軍配あがったわけですが、戦闘が終結したわけじゃない。じゃあ次回こそは、孔明、月英の仕込みが活躍するわけですね。

『マツ係長は女ヲタ』。ウメ君、朝からなにか悲壮な雰囲気漂わせていますが、ああ、しろたんセンター曲発売日。マツ係長は使いものにらない。それを予想して、前日に仕事片づけてしまってたんだ。ウメ君、有能すぎるな。なので今日はやることほとんどありません。自由にしていいというので、外回りしつつ、CDショップの巡回からリクエスト作戦に出るっていうんですが、いいんですか係長! 喫茶店で会ったマルちゃんの、意図せずカラワン褒めてデザートサービスの流れおかしくて、ほんと、係長、しろたんのこととなるとタガが外れます。そしてマツ係長、ウメ君の夜ですよ。そんな顔してそんなこといっちゃって! でもまるで色っぽい展開にならない。うん、わかってた。しろたんのセンター。実績はマイナスにならなかった。これで喜ぶ係長、うん、でも、なんかわかるわ。欲張らないその気持ち。ささやかな喜び。失敗しないことが重要です。

『守った世界のその中で』、ゲストです。昼寝してる女の子、しじみさん。この子、魔法少女だったんだ。世界を救ってしまったので、今はもう魔法少女やってない。恩給暮らし。しょうこさんに世話になりつつ、普通の、当たり前の生活を送っているっていうんですね。町を歩いてる時に、はっと気づいたお巡りさんが敬礼で見送る、あのシーン、好きですよ。しじみは、自分のやったことを誇ったりせず、むしろなにごともなかったみたいに当たり前に過ごしてて、そんなしじみの生活を守ってるのがしょうこの仕事なんですね。しじみのいない場所で、国の機関なんでしょうね、しじみの正体に気づいた人のこと、SNSに情報が流出しないかなど、報告してましてね、このかつて守られた人たちが、守ってくれた人の平穏を今は守るという逆転の状況。なんかいいなあって思いましたよ。

『人面犬さんといっしょ』、ゲストです。ひとり暮らしをしていたさくら。今はひとり暮らしではなくなっていて、同居しているのはアフガンハウンドならぬ人面犬。ああー、アフガンハウンドにイケメンフェイスがくっついてる、なんだこのシュールな絵面。人面犬には名前がないっぽいな。留守を守るだけでなく、宅配便も受け取っておいてくれるぞ! っていうけど、これ、どんなやり取りあったんだろう。人の言葉は通じるけど、いわゆるUMAだものなあ。当たり前に人面犬と暮らしてるさくらもすごいけど、人面犬の存在を当たり前に把握してるさくらの母もすごいな。また、恋愛シミュレーションゲームのキャラ、沖田等身大シーツにときめいたり、そこにイケメン人面犬を配置して写真撮りまくったりするさくら、人面犬がひいてるってのがまたすごい。で、この趣味、やっぱり母が把握しているっていうんですから、これ、実は母がすごいな。登場こそはしてないけれど、いいキャラクターだと思います。

『モテ期が来たと思ったら』、ゲストです。佐川千景の待ち合わせ相手の大和くんは、小学1年生の男の子。アパートの隣の子なんだ。すっかり懐かれちゃってて、デートだなんだいうおマセさんなんだけど、なんだかんだいって普通の子供なのがほほえましいですね。さらには、大和の弟、勇樹。この子からも千景、好かれてしまってまして、こちらは大和の2歳下。ってことは年少さんなのか? 真面目そうな大和にワイルドな勇樹。モテる女はつらいですね! このふたり、千景の肉じゃがに心つかまれたんだ。キレイな肉じゃが、おいしい肉じゃが。肉じゃが以外の料理もおいしくて、ああ、おいしいご飯が食べたいんだな。かーちゃんが料理下手でっていう、そのかーちゃんからも結婚してくださいっていわれるのね。なるほど、千景、モテ期ですよ。

  • 『まんがホーム』第32巻第1号(2018年1月号)

2017年11月30日木曜日

『まんがタイムきららキャラット』2018年1月号

『まんがタイムきららキャラット』2018年1月号、一昨日の続きです。

Aチャンネル』。文化祭での催しいろいろ。るん、ユー子のクラスの病院カフェの微妙なカオスっぷりからスタートして、そこにケー子が合流。馴々しくユー子のことを呼ぶ男がいたというの、ナギだってここで判明しましてね、劇の宣伝で王子様スタイルで歩きまわっているという、その劇の本番、実に見せ場でしたよ。いつものナギの雰囲気がまるでなくって、まさに王子、実に凛々しい美少年。トオルがうまいと絶句するほど。あまりの違いに本当にナギなのかと混乱しているところに、去年通った道とるんちゃんから共感なのかなんなのか、コメントがはいるのがおかしかったです。そして劇が終わってリラックスしまくるナギの奇行。それ見てショック受ける女生徒たち。ああ、この奇行がなければどうなっていたのか!? って、これくらいなら大丈夫よね! ええ、ファンクラブとかできちゃったらいいんじゃないでしょうか!

すわっぷ⇔すわっぷ』。春子、夏子の入れ替わりに気づいている先生がいる。千夏先生。なぜ知っているのか、その謎、あっさりと明かされて、さすがは春子ですよ。マイペース! 真正面から聞いちゃうんですね。Gカップですか? そうよ。いやいや、そうじゃなくって。体の入れ替わり、知ってるどころか、その起点がキスだということもご存じ。ああー、入れ替わりの経験者なんだ。今もなお入れ替わったりするんだ。で、お酒を飲むのか。なるほど、千夏先生は下戸。対し、パートナーは飲める口なのね。それで入れ替わって飲んで、翌日起きない……。最悪じゃん、先生……。これまで入れ替わりを便利に使ってきた春子、夏子だけど、これからはそうもいかなくなりそうですね。そして先生のお酒の話、まさに伏線、すぐ回収。そのパートナーという人はずいぶんしっかりした人みたく、しかしこの人はこの人で、どういう人なんでしょうね。

『花降り宿のやどかり乙女』。花降り灯籠の初日は雨でスタート。せっかくのお祭りなのに! けど、夕方にはやむとの予報。仕事にキリがついたら見てきてもいいよってお許しも出て、ええ、夕方が楽しみですね。でも、イベントがあるってことはすなわち書き入れ時。満室、宴会、仕事は山のようにあって、沢山、どしどし押し寄せる仕事、情報にいっぱいいっぱいになりつつも、混乱するところを踏み止まってしっかり役目を果たしていく千歳の姿。ええ、いつまでも見習いじゃありませんよ。だんだんにしっかりしてきて、できるようになっているんだというその様子を、仕事ぶりから、その表情から見せてくれるというのは、実によいものでありました。そして灯籠に火が入ります。ああ、娘たちの駆け出していくその先で、町いっぱいに灯るあかりの美しさ。その様に魅了される皆の姿、その表情。素晴しく魅力的で、それはすなわちこのイベントがまた魅力的であるということを、よくよく伝えていましたよ。そして最後に灯籠の片づけ。ああ、これは女将に任せられない重大な仕事でありますね! ええ、あの急いで片づける様子ね。よっぽど探索が大仕事だったというの、思い出されておかしかったです。

『恋する小惑星』。今日はJAXAだ! もう最高だよな。いきなり小惑星を探していますとのアピールしちゃって、いやいや、ヒッチハイクとかじゃないんだから! 先生のおじいさん、来たかったのに置いてこられちゃったんだ。展示されてるロケットに興奮しちゃう天文班がまた最高で、そして見学ツアー最初の紹介ビデオ、これで感動して泣いちゃうっていうのね。今回は美影がひとりつっこみ役ですね。泣くほどじゃない、そう思ったら、真理も泣く、先生も泣いてる、他の見学者もだ! この置いていかれてしまってる感。すごかった。真理は宇宙飛行士になりたいんですね。その憧れる気持ちがはしばしに現れて、ほんと、宇宙が好きなんだなあ。そして小惑星を探してるみらにあおは、ツアーガイドに、そして展示館の解説員に小惑星のヒントを聞いていく。でも、そうか、そうだよな。ここは宇宙開発についてのセンターだ。観測の拠点ではないものな。この、天文に関するといっても、その専門は分化して幅広いということ、よくよく感じさせるところ。それぞれに違うテーマ、どれも奥深く魅力的で、人によっては人生を賭けようというほど。この豊かさ、素晴しく表現されていたと思います。そして先生、おじいさんにJAXAのキャップを買ってきてあげたんだ! ああ、改造JAキャップからバージョンアップだ! よかったなあ、じいさん。そして先生からのみら、あおへのプレゼント。「高校生向け新天体発見プログラム」。ああ、まだまだ魅力的なイベント、続きそうです。

  • 『まんがタイムきららキャラット』第14巻第1号(2018年1月号)

2017年11月29日水曜日

『まんがタイムオリジナル』2018年1月号

『まんがタイムオリジナル』2018年1月号、一昨日の続きです。

『コスプレ先生の絵画教室』。サンタクロースの衣装着て、袋からそんな箱出したら、そりゃ中身を期待しますよ、ななみさん! 生徒さんたちがっかりして、それでななみもウケなかったとがっかりして、ええ、誰もががっかりですよ。まなの発案で、クリスマスケーキ、の飾りのマジパン人形を作ることになりました。って、またマニアックな。ケーキ本体は作らないんだ。これ、ななみがさすがにうまくって、あの、まな人形、すごくいいですね。まながうまく作れなかった人形のまわりを、これまた出来のいいバラの花や葉っぱで飾りつける残酷とかもおかしかったです。もりもり作られていくマジパン大作が土台のケーキを潰してしまってたり、そしてこれを教室に持っていったら、課題と勘違いされてしまうとか。描くの難しいといっていた生徒さんたちが、食べてしまうと聞いてもったいないとスケッチしだすのもよかった。ええ、その気持ちわかりますよ。できたって嬉しそうにスケッチを持ってくるところね、あの表情が素敵でした。

『ぎんぶら』。今回はコスプレ惑星なんだ、と思ったら、もっともっと先に進んでましたよ! なんと、アバターを使うんだ。冬眠中、意識だけを擬体に移して生活するとか、おお、まさにSF。でも、人気のキャラかぶりとか、出向かえてくれた市長が中身はメタボのおっさんとか、ほんと、夢とか希望とかを打ち壊していくスタイル、さすがであります。デフォルトアバターのわびしさとかもおかしくて、ああ、自分は棒人間になるタイプだ。人気アバターが抽選になったり、納期優先で自分のアバターを用意できなかったクリエイターとか、こういう発想もおかしくって、そしてアバター選びが暴くその人の本質みたいなのね。おかしい。ほんと、おかしい。ライオンになりたかったコギ太郎とかもいい。リリーは恐竜だし! ほんと、この自由さ。で、やっぱりなんか酷い目にあってる権田原! 酷い目というか、わびしいなあ! しかしこの世界、見た目、スタイル、そうしたものの持つ意味がものすごく希薄になりそうですね。本体がおっさんでも、アバターが美女ならそれでいい、みたいなことにもなったりするのかしらん。人の意識のありかたが問われる、そんな環境だと思いましたよ。

『歌詠みもみじ』。もみじ、負傷! って、待って、待って、墨をする、その動作で手首やっちゃったの!? 右手をギプスで固定して、吊っちゃって、見るも痛々しい。そんなもみじの日課というかライフワークというか、川柳の代詠み? いや、代筆だけか、あのもたくさする感じがおかしくって、ほんと煽り力が高くなってるよ。皆が甘やかしてくれることが嬉しいもみじもなんか可愛い。ギプスに寄せ書きするのもね、青春っぽいっていうんだけど、クラスの子がわーって集まってくるのがね、ああ、みんないっぺんやってみたかったんだね! で、まったく無意味な激励メッセージがでかでかと書かれて、ほんと、いっぺんやってみたかったんだね! 皆からちやほやされて、いや、支えられたことが嬉しかったみたいですね、もみじ。ギプスもいい記念品になったようで、と思ったら、貸しは帰さないといけないのか! 厳しい友人たちだ。でも、この遠慮のなさは近しさの証拠だなあ。

『部屋にマッチョの霊がいます』。アッコが成仏できない理由、本人が知ってるんじゃないか疑惑を確かめるべく、そうしたシチュエーション描いた映画を一緒に見た木葉です。浄霊の参考にとかいってますけど、実は疑っている。そんな木葉が、神奈子と一緒にアッコのこと話したり、そしてどうしても頑張りすぎてしまう涼さんのこと、自発的に助けようとして動けるようになったりね、すっかり変わった。ダメダメだった、そんな自分から、ちょっとだけでも頼もしいダメダメになれたって、自分でも思えるようになった。それがアッコのおかげだって、自然と思えた木葉のその気持ちが素敵なエピソードでした。アッコと木葉、本当にいい出会いだったのだと思いますよ。

  • 『まんがタイムオリジナル』第37巻第1号(2018年1月号)

2017年11月28日火曜日

『まんがタイムきららキャラット』2018年1月号

『まんがタイムきららキャラット』2018年1月号、発売されました。表紙は『ブレンド・S』、夏帆と麻冬がクリスマス衣装で登場です。背景の赤、衣装の赤がすごく強く押し出されて、クリスマスカラー! というよりもとにかく赤だ! 赤! 冬の寒さを感じさせない、そんな表紙になっています。クリスマス衣装というのも、赤のケープ、白いふわふわ、赤いリボンに柊のワンポイント。これだけでサンタクロース、クリスマスが強く意識させられるんですね。しかしふたりともに、いい表情。これは属性とか演技とか抜きですね。

『わたしの頭をなでなでするな!』、ゲストです。入学したばかりの高校生、天王寺桜は身長130cm。高いところに手が届かない。けれど精一杯自分ひとりでなんとかしようとする頑張り屋さんなのですが、そんな彼女を気にいったのか、近寄ってはなでなでする女の子、オボロ。おお、この子は190cmあるのか。すごいな。けど、背の高いこと気にしてないっぽいな。コンプレックスがないのはいいことだ、とは思うんですが、朝から登校するまでの間に頭を3回打つっていうのね、うん、そっちは気にしよう! いや、でも、打つよなあ。可愛いものが好きなんですね。それで小さなサクラのこと気にいっちゃって、長身を買われて殺到する運動部からの勧誘もすべて断わって、サクラにべったり。サクラも、迷惑そうにしながらも、ちょっと慣れて、ひとりになったらちょっと寂しい。素直すぎるオボロに、なかなか素直になれないサクラ。いろいろ対照的なのもよいですね。

『アニマエール!』。合宿ですよ。海にきました。皆の制止を振り切って海に走り出すこはねをピタリととめる宇希がさすがです。今回のひづめの目標が面白かったです。はなわとの間に距離がある、それを埋めたいと思っているんですが、なかなか気持ちが伝わらず、はなわの「(ドキドキし過ぎで)死ぬのでいいです」発言を、そんな残虐な人物だと思われているのですか!? ほんと、この誤解の広がり! 埋まらぬ距離! 実におかしかったです。大きな鏡に全身を映してのトレーニング、この様子も面白かったですね。自分の思ってる姿と実際が違うっていう、あのつらさ! ピシッとできてるつもりの虎徹が、実際にはへっぴりだというのを思い知って急に恥ずかしくなっちゃったりしてね、うん、わかるわ、思ってるようにはなかなかいきません。でも、その恥ずかしさが大事だっていうひづめのアドバイス、これも確かで、学ぶところ多いなあ! 今回は次のステージの依頼があったり、そして海でのトレーニングではなわとひづめの距離が少しずつ縮まっていく、皆がサポートする、そういうところも見られたりね、ええ、とてもよかったと思います。皆がチームになっていくという感じがすごくするんですよね。

まちカドまぞく』。シャミ子とミカンと動物園を期待してたのに、余計なのがついてきたせいですっかり不機嫌になってしまってる桃ですよ。もう、お邪魔な魔族! なのですが、店長は桃の気持ちが理解できるから、すごく憔悴しちゃって、もう、ほんと、店長、大変だ。対照的なのがリコで、全然桃の気持ちとか気にしてない! 親切心だって! ウチらもかあいい動物や! って、そういうことなの!? 桃ったらすっかりやさぐれてしまって、これ、闇堕ちってやつか! いや、それくらいにやさぐれてる。この道中、店長がお客さんから触れ合いコーナーの動物と勘違いされたり、逃走したバクと思われて捕獲されそうになったり、やたら面白いシーンてんこもりだったのですが、そうしたさなかに、桃の魔力が不安定になってる、結構シビアな話が挟まれて、なるほど、リコはそのゆがみを薬膳で改善させようと思ってついてきていたっていうのか! って、最初っからそういえ! リコがシャミ子に化けて迫るところとか、結構なシリアス風味ですよね。いったいなにをたくらんでるのか!? いやまあ、善意だったわけですけどさ、桃が警戒しまくるのも当然で、ほんと、このドタバタが原因で目的のトラの赤ちゃん抱っこは逃がしてしまうしと、散々なイベントになってしまって、ええ、桃があんなに落ち込んでるのも珍しい。シャミ子のいつもの決め台詞も桃がとっちゃって、よっぽどこたえたんでしょうなあ。

『アカリ様』、ゲストです。びっくりしました。これ、ガチホラーじゃないですか。三つ、三角に組み合わされた鳥居を見つけたあかり。オカルトに詳しい友人、えーこに電話して確認するも、やるなっていわれたことやっちゃって、しかも鳥居、壊れちゃって、ええ、悪いことの予感ですね。あかりの影がおかしい。翌日、えーことの会話なんですけど、心配するえーこに対し、あっけらかんとしたあかり。そりゃ呪いとかとりつかれるとか、非科学的で前時代的なこと、そうそう信じられるもんじゃないってのはわかりますけど、夢に小さな平安貴族が出てきたりしてたとかね。当事者あかりが全然心配もなにもしてないのがおかしいんですが、御祓いしてもらいにいった神社で突然草を食べはじめたり、おかしなこと口走りはじめたり、そして霊感ないという住職にさえ見える不穏な影! ガチホラーだよ! ほんと、これ、ほのぼのなりなんなりになるのか、あるいは怖い系、不穏系でひた走るのか。わからぬ。しかし、異色だわ。珍しい、そういっていいテイストですよ。

  • 『まんがタイムきららキャラット』第14巻第1号(2018年1月号)