2017年8月22日火曜日

『まんがタイムスペシャル』2017年10月号

『まんがタイムスペシャル』2017年10月号、発売されました。表紙は『恋愛ラボ』、秋から冬にかけての味覚でしょう、リコが焼き芋をふたつに割って、とてもいい笑顔。この子はこういうのがいいなあ。その芋はふたりで分け合うのかい? 『ミッドナイトレストラン7to7』織作はカゴに3種のブドウ。『課長と私のおかず道』保志は、これ栗ごはんのおにぎり? 食べようとしてこちらをちらりと見やった。そんな様子がなんだかいい感じですね。

『ローカル女子の遠吠え』。あべかわもちの安倍川って、静岡の川なんだ! そうか、そりゃあるよなあ。まったくその可能性を考えたこともなかったので、あると知らされて驚きでしたよ。しかも安倍川餅の由来についても解説あり! また家康か! っていうんですが、そうか、ほんと静岡は家康と富士山でできているのか……。昔からの名物、安倍川餅があるかと思えば、ここにさらに富士市の新名物、ようかんぱんが投入されて、ええと、ようかんを乾パンではさんでるの? あ、違うのか。あんぱんをようかんでコーティング!? すごいのあるな。最後のページの、ようかんぱんをバリバリ食べてるりん子さん、めちゃくちゃ可愛かったですよ。

『穂積くんは猫に勝てない』、オフィス猫の話題、穂積くんがテレビで知ってしまった。それで我が社でも導入してみないか。よかれと思って発案したら先輩が大反対。あー、わかる気がする。あれだけ猫が好きな人ですよ。職場に猫がいたりすれば、もう仕事になるわけがない。それ、自分でちゃんとわかってるんだものなあ。この提案に乗り気になってる社員面々が面白いですよね。アレルギーの人がいたらどうするのか? そういわれたら早速皆に聞き取り。大丈夫です! いませんでした! このフットワーク! できる社員だ! 先輩は穂積くんに、イメージを崩したくないっていって怒ってましたけど、本音といったらいいのか、会社に猫がいる場合のシミュレーション。あー、これは駄目かも知れないね! ええ、ほんと猫となると自身を失ってしまうんだなあ。

『ざしきわらしと僕』。座敷童子をはじめ妖怪たちは人の目に見えない。裕貴は特別中の特別なのだろうなあ。裕貴の母、透貴子には見えなかった。けれど、今となればすこし柔らかくなり、縁起などに思いをいたすことも。それがかすかにざわ子の存在を感じる所以となったのでしょうね。その母が帰ります。研究がかたちになりそう。お母さん、もうちょっと向こうで仕事を続けてもいいか。裕貴に問うたらば即答で、うん。ああ、なんといえばいいのだろう、ふたりの絆、繋がり、より強固なものとなったのですね。離れるのは寂しいけれど応援している。そんな裕貴の姿に成長を感じ、そして不器用ながらも母のあの愛情ですよ。そんな母の目に一瞬映ったざわ子たちの姿。静かながらも深く染みいる、いい展開、いいエピソードだったと思います。

『ちんまり経理のヒメ先輩』、ああ、これは切ない。ヒメの母の一周忌。そうか、まだそんなにしか経ってないんだ……。法要の後の情景ですね。秀ちゃんのお母さんがきてたりね、なるほどヒメの父のイトコなんだね、お母さん。その母の目から見てもしっかりしているヒメ。そのヒメが台所に立つ秀樹の母に、自分の母の影を見てしまう。ああ、これは切ない。そこからの桃の思い出。ヒメの表情にいつにないもの感じて、ああそれは秀樹も同じでしたか。母を送りにといってヒメを父とふたりにしてくれた。そこからのヒメの様子、気丈に振舞いながらもついに感情の溢れるその姿は涙なくしては読めないほどで、ああ、ヒメ、この一年、頑張っていたのだなあ。ヒメを抱きしめて言葉をかける父もまた切ない。妻を亡くした男の、娘を思うその心情やいかなるものか。この人も頑張ってきたのだろう。このふたりにしかわからないものがあるのだろう。多くの思いが胸に溢れる名シーンであったと思います。

  • 『まんがタイムスペシャル』第26巻第10号(2017年10月号)

2017年8月21日月曜日

『まんがタイムきららMAX』2017年10月号

『まんがタイムきららMAX』2017年10月号、一昨日の続きです。

『すくりぞ!』、クリスマスバイキング当日。準備万端、衣装も料理も用意を終えて、そして先生による放送での全校告知。お客さんがくるのを待ってるすくりぞ部の面々。思ったようにことが運ばない焦りと戸惑い。ああ、寝子のあの表情……。くやしかったんだろう。すまなかったんだろう。自分がいいだしたことで、皆がみじめな気持ちを味わうことになってしまった……。でもここからの急展開。ああ、運動部の皆がやってきた。ああ、雨か! 雨が降ったから活動中止になったのかな? ともあれここからの大盛況。むしろピンチという状況にリンのお母さんが颯爽と救いの手を差し延べたりね、そして皆の感想を耳にして、静かに喜びに溢れる寝子ですよ。ああ、よかった。最後の最後、打ち上げもしあわせに溢れて、このイベント、とても素敵なものになった。ええ、実にいいエピソードでした。

『どうして私が美術科に!?』、これもよかった。桃音のひとことが黄奈子を傷つけてしまった。そんな気はなかったのに、むしろ自身の抱えてるコンプレックスがゆえに口にしてしまった、そんな言葉が招いたことに戸惑ってしまっている。落ち込む桃音に皆アドバイスくれて、さらにすいにゃん先輩は、ふたりが仲直りできるよう、いろいろ仕込みを入れてくれていた! 劇ですよ、劇。クラスの出し物、シンデレラの演劇。桃音がシンデレラ、黄奈子が王子を演じる、その劇において、ふたり今の自分たちの状況に引き込まれていく。すいにゃんの仕込みです。もう台本なんて全部すっとんでしまってるふたりの、けれど本音で自分たちのこととして語り出したそのドラマティック。言葉も、そして表情も、すべてが実に雄弁に物語って、ああ、これは私もつい釣り込まれてしまいました。素晴しく感動的。ええ、ここにきて桃音の大きな踏み込み、とても素晴しいものでした。

『夢見るプリマガール!』、冬ですね、お正月です。あい、ゆきなが初詣に誘いにきてくれた。そうしたらみゆのお母さんはりきっちゃって、皆に着物着せてくれるんですね。おお、エレガント、エレガント。大変美しいですね。そして皆が神様に願うこと。あいの照れかくしが発端となって、みゆたち皆があいからヒップホップを習うことになる。ゆきなの、今日はやたら着替えるなあって一言がおかしかったです。そしてヒップホップの練習風景。ああ、バレエに打ち込んできたみゆでも慣れないスタイルで踊るとなると、こんなに大変なのか! いつもとは違う筋肉の使い方に脚がプルプルしてしまったり、それからステップが覚えられなかったり! でもこうした交流通じてさらに皆の距離が縮まる。ダンスを知り、そして同時に人を知っていくというのがね、素敵であったなと思ったのですね。でもってこれ、皆の初詣でのお願い、それが早速かなった姿であるんですね。

いちごの入ったソーダ水』、ついに月がお姉ちゃんになりましたね。それはそれは嬉しそうで、さあ月さん、どんな名前をおつけになったの!? そしたら出てきたのが「太陽」。サンか、ラーか、ソレイユか。あれげな読みがずらりと並んだわけですが、いやあ、自分はアポロン? とか思いましたよ。「たいよう」君だそうです。そして今回の新事実。杏奈、迷迭香への進学希望してた杏奈、受験さえも無理だったかーっ! 扉の想像図が切ない! 似合ってるのに! 子守りの手伝いで月が放課後忙しくなります。部活にも出られなくなります。それで寂しくなってしまうこひめだけど、この子も成長してますね。なんにもできないで月にべったりだったこの子が、月を仲立ちにしているのかも知れないけれど、独自に交流の輪を広げていってという様子。中々に感慨深い話でありました。

  • 『まんがタイムきららMAX』第14巻第10号(2017年10月号)

2017年8月20日日曜日

『まんがタイムファミリー』2017年10月号

『まんがタイムファミリー』2017年10月号、先日の続きです。

『牧場OL』。ビジネスの話できたといってるのに、気を抜くと娘に戻ってしまう咲来がちょっとおかしかったです。私もう大人だもん!! 母は母で昔の話、子供時分の話しちゃうし、なかなか思うように話ができなくてヤキモキしてますよね。そんな咲来の活躍ですよ。牛の出産に立ち会う。ああ、この人本当に牛が好きで、でもって感情豊か。実地での酪農はこの牧場で身につけたのかな? あるいは今の仕事でもこうして牧場に出ることがある? ああ、どうも後者のようですね。牛の出産を父娘で一緒に乗り切ったこと、これ、咲来にひとつ気持ちの区切りをつけさせたみたいですね。わだかまりが薄れた。だからこそ、最後にああしてすっきりと帰っていけたのかも知れませんね。

『感染!ウイちゃん』。今回は迷惑メールの話。せっせと手書きでメールならぬ手紙を書いて、それをまとめてあつしに渡しにいく。しかもそれ、目の前でそのままゴミ箱いきなんだ。賽の河原の小石積みみたいだ……。で、ウイ、セキュリティーソフトに相談しながら、いろいろ迷惑メールのバリエーションを増やしていく。って、ほんとそのどれも有効性がなくって、この一人相撲感、すごくよかったです。そして落ちがまたよかった。ちょっといいカップメン。あつしがウイのために買ってくれてたんだ! それが嬉しくって、でも面と向かってお礼はいいづらい。手紙にしよう! その手紙、ほんと、また目の前でゴミ箱いきで、あのウイのしょんぼり顔! この流れが素晴しかった。むくわれないなあ、君! いいラストですよ。

『パパとあそぼう!』。おお、いつもと状況が違いますよ。パパさん。娘に邪険にされてるパパさん。けれど今回はちょっと違う。資格試験を受けるからと家でも勉強するのね。それで娘さくらと一緒に遊べなくって、いつもなら遊ぼう遊ぼうっていってくるパパが、今回は自分より勉強優先しちゃってさ……。さくらがつまんなそうにしてるの、ああ、そうなんだ、本当にパパさんのこと嫌ったり嫌がったりしてるわけじゃないんだね! ちょっとほっとしましたよ。ええ、追えば逃げる。ということは追わなければいいのかな? いや、このパパさんにはちょっと無理そうですよね。最後、さくらとパパの立場が逆転してるの、面白かった。このままならなさ! にやっとさせられるものありました。

『かしこみかしこみ』。面白い。ムクが慌ててるのなんでだろうって思ったら、なるほど、桜、橘にそっくりな犬が神社にきてるんだ。世界に3人いるそっくりさんと出会うと不吉というんだけど、いやいやそういうことはないっぽいですよ、ムクさん。似た顔3人ならぬ3匹で、ユニット組んだら面白そうとか、奏衣様の警護をより強固にしようとか、この軽口、すごく楽しかったです。そしてさらに増えるワンコ。迷子かと思いきや、なんとプチ祈願。以前美容室で出会った相手との再会を願ってたというんですが、おお、見事にその願い果たされましたね。飼い主にはプチ祈願にいくことを伝えたというの、いやいや、君らの言葉、そのままじゃ通じないから! 飼い主がいなくなった飼い犬探しにプチ祈願にきて無事解決とかね、飼い主もまた美容室で会った相手に会いたかったっていうの、飼い主同志じゃなく犬に会いたかったの!? この再会した飼い主ふたりが愛犬と一緒に帰っていくところ、しあわせそうで実によかったのですね。そしてこの町の人のしあわせを守ること、これが奏衣様を守ることになってるんだっていう桜の言葉。ぐっときましたよ。

  • 『まんがタイムファミリー』第35巻第10号(2017年10月号)

2017年8月19日土曜日

『まんがタイムきららMAX』2017年10月号

『まんがタイムきららMAX』2017年10月号、発売されました。表紙は『ご注文はうさぎですか?』。ココアと千夜、ふたりがアラビアン! 普段和装の千夜なのに、こんなにも華美な衣装がよく似合って、どこかしら妖艶さまで纏っていて驚きです。対してココアは幼なさ感じさせる溌剌さ。色気とか感じさせないあどけなさ、そう思わせて口元にうっすらとさされた口紅がどきっとさせる魅力をほのめかすのですね。しかし、この派手な衣装にまるで負けてないふたり。とても素敵な着込なしでありますね。

『こみっくが〜るず』、怖浦先輩のアップダウン、ものすごい。帰ってきたあすか先輩。もう怖浦先輩がべったりですよ。朝から腕組んで登場。美姫の教育に悪い! っていうんですが、いやいや、おふたりとも女性ですよ! 翼とあすか先輩の関係もいいですよね。そうかあ、翼の師匠はあすか先輩なのか。でもふたりが近づくと怖浦先輩が荒れる。というか、怖い! 怖いですから! ちゃんとしてたらあんなに麗しいのに! あすか先輩が怖浦先輩についてどう思ってるか、そのリサーチするとかね、ちょっと悪ノリなんですけど、ほんと怖浦先輩が恋する乙女になっちゃってて、というか随分追い詰められた感じなっちゃってて、これはもうはっきりさせてあげて欲しい。そう思ってたら、ああ、これは本当に素敵だ。あすか先輩にとって怖浦先輩は、自分の原点なんだ。一緒に過ごしてきた時間、悩んだり迷ったりした日々がふたりの絆になっているのだなあ。ああ、同期の絆。手に手をとって、怖浦先輩、美しい! いい話だなあ。そう思ってたら、落ちがそれ! ほんと、怖浦先輩、酷い落ち担当。せっかくあんなに美しかったのに!

『私を球場に連れてって!』、面白い。猫子に大宮で遭遇。はじめてのおつかいだっていうんですが、ああ、球場のチケット買って、球場にいって勝って帰ってくる。って、厳しいな。チームの勝利は自分じゃどうしようもないじゃない! 土地勘ないのでよくわからないのだけど、最終目的地のキャッツドームはむしろ自宅に近いのだけど、一度遠出して大宮でチケット購入、そこからまた所沢に戻るっていうことですか。でもって、大宮からキャッツ球場前って、途中、乗り換えで徒歩が発生するの? 一本ではいけないんだ。ええと、西武鉄道で繋ってないの? って、ああ、JRから西武に乗り換えるのか。皆が猫子のこと心配してるのがいいですよね。タマとレオナが後をつけてみれば、さらに前から後をつけていたファル子が出てくる。そして当然のように猫子の母! おお、ファル子に変質者扱いされてたよ。って、なにその2008年サングラス! どう見てもおかしいですよ、お母さん! お母さん、17歳でキャッツファン歴28年。優勝欠乏症でもう球場にいくことはかなわない……。って、またコアな人だな。今回面白かったの、なんだかんだで尾行してる面々が脱落していくところですよね。ほんと、猫子の乗り換え間違いから発生した脱落、これ尾行をまく時の手そのものだ! しかもこの尾行ばればれで、途中でいなくなったことも把握されてたっていうのがね、猫子のしっかりさ感じさせてくれてよかったですよ。そして最後に現金な猫子。ああ、負けそうだからといって自宅観戦。ほんと、この子、しっかりものです。

『はんどすたんど!』は新人戦も終わって、ちょっと小休止気分ですね。皆でコタツにはいって、とりとめない話をしてる。こういうのもいいなあ。いつだってななみにいじられる、それが当たり前になってるいちごの不発、あれ面白かったなあ。というか、とんでん太郎さんってなんだそりゃ! しかしこうしてだらだら過ごしてはいるものの、体操の話題もちゃんとありますよ。先生から、市民大会への参加を考えてる、そうした申し出ありまして、おお、ゆかちーは出るんだ。ななみもひなたも出ますか。でも、いちごはちょっと考えて、テストとかも大事だしって、あ、そうか、ななみとゆかちー、ふたりが危ないんだった。むしろいちごは心配いらないんですよ。すっかり忘れぎみですが、この漫画、舞台は北海道。すごい雪! 寒さも大変なんだろうな。寒いの苦手なゆかちー、大変そう。こういう日常の、当たり前みたいな話してるところもまたいいものですよ。

『TCGirls!』、もうこれ最高でしたよ。アン、ニイナ、メイが深刻そうな面持ち。いったいなにごと!? シオン、心配して聞いてみれば、ああ、禁止・制限カードが発表されるんだ。そこからのレギュレーション改訂話がおかしくって、面白くって、もう最高。皆の気持ちの浮き沈み。自分の決め手がなくなることのショックや、かけたお金が無駄になる恐怖。あるいは逆に、これまで目を向けられてなかったようなカードが急騰したりなどなど。私はTCGはやらないから、ここまでの阿鼻叫喚、実感はないんですけども、でも調整でゲーム性ががらりと変わって、自分にとって重要なポイントが台無しになってしまうことの恐怖はよくわかる! 実際、調整内容の納得いかなさに運営への信頼を失い、今後そのシリーズ作、まったく手をつけなくなったゲームとかありますしね。と、今回はそんな内容。自分にレギュレーション変更が影響するんじゃないか。心配してるシーンですよ。ニイナはきっと自分は大丈夫だと思うんだけど……。メイはきっと自分に影響ふりかかるに違いない。この予想の傾向にふたりの性格あらわれてて実によかった。ああ、自分はメイタイプだわ。ちょっとネガティブなのよね。きっと悪い方向に向かうって思っちゃうのよねえ。で、実際にダメージ受けたのはアン。そんなにか! そこまでか! で、ここからがさらに面白い。禁止カード感謝祭を企画します。SNSで告知。反応いいな! でもって、レギュレーション変更に悲しみの涙を流した同胞たちが集まる! ほんと、これ、やけっぱちだな。ゆえにものすごいハイテンション。ああもうおかしい。最高でした。でもって、せっかくシオンさん、心配してくれたのに、翌日にはころっと新カード情報でアンの機嫌なおっちゃって、ああもう! なあ! おかしかった。でもちょっとアンの気持ちわかるんだよなあ。ねえ。

  • 『まんがタイムきららMAX』第14巻第10号(2017年10月号)

2017年8月18日金曜日

『まんがタイムきららミラク』2017年10月号

『まんがタイムきららミラク』2017年10月号、一昨日の続きです。

『mono』、これ本当に面白いな。今回はドローン撮影にチャレンジ、いや、ドローン風ね。凧をあげて、そこからアクションカムで撮ろうっていうの。ほんと、この子ら、面白いこと思い付くわ。というか、カメラ落っことして壊す流れだったりしない!? 同時に降り掛かる問題、写真部の存続問題を同様に廃部の危機にある映像研究部と合併することでクリアしようとする。で、その合併が、どうしてもうまくあがらない霧山の凧、その問題解決にも繋がるっていうのが面白くって、ほんと、この魅惑の流れよ。映研の敷島さん、この人がすごくよかった。あっさりしてる、あまり感情を露にしない。そんな敷島さんがですよ、凧から記録したアクションカムの映像、その結果に対して雨宮、霧島が感想いいあってるの見て、先輩たちと過ごした日々思い出しているところがすごくよくて、ああ、この子、表には出さないけれど、その穏やかに凪いだ様子の向こうにいろいろ多く思っているタイプなのかあ。新たにメンバーを加えた写真部、いやさ新生シネフォト研究部。もうほんと愛おしい、そう思える部ができたと感じられますよ。

広がる地図とホウキ星』。今回は空中ラクロスなんだ。ホウキに乗ってやるラクロス、ブルクス部の部長と出会って見学に誘われた。そこでのやりとり本当に面白くって、なるほど、フィールドはホウキに乗れない人でも大丈夫なよう、いろいろ整備されているんだ。けれどやっぱりもともとホウキに乗れる人は即戦力になれる可能性が高くて、おおお、リンの活躍が期待される! 部長が元気、快活だからかなあ、部員皆もノリがよくって、とことんポジティブで、あのわーっと盛り上がる様子など、すごく気持ちいい。そして対抗試合。部長不在になるとチーム全体のテンション、ここまで落ちるんだ! 皆を励まそうとするゼルダやチアガールになって応援するヴェリ、見どころいっぱいだ。そして遅れてやってきた部長に、我らがリンの活躍! ほんと今回も、彼女らの魔法、それぞれの特性を応用して、こんなに面白い展開を見せてくれて、素晴しかった。でもリンの魔法はルールぎりぎりいっぱいって感じですよ!

しましまライオン』、動物の世界に異変あり。これ、神様がぽんぽん動物を人にしてしまったせいだっていうんですが、だからといって今から動物に戻りませんか? そういわれてもほいほい戻れないですよ。今なら特典もつけますよ。そういうのだけど、ワニとトリ、新菜と千鳥はヒトとして暮らします、気持ちの揺らぐことはなく、そして他の面々も、悩んで迷って、動物に戻るか、それともこのまま人として暮らしていくか、答を出すのですね。ああ、そうか、動物園でまこがシマウマと語りあったこと、それはこういうことだったのか。動物としてのしあわせがある。人としてのしあわせもある。求めるものが得られるのならば、人でも動物でもしあわせに違いはないのではないか……。私なんかは人だから、そこは人しかないだろう、そう思ってしまうのだけれども、サバンナの野生動物として生まれ、そこで同種の仲間もいて、楽しく暮らしていた過去があれば、やはりまこのように迷うのだろうなあ。今回の彼女らの置かれたシチュエーションは、人として生きること、人としてのしあわせを求めること、その根本に目を向けさせる問いであったと思います。そして最後に皆の出した答ですよ。ああ、いおん、どういうことなのか。神様の告げたことそれが影響したか、あるいは違う理由があるのか。ほんと、最終回を前に大きな問いを投げ掛けられた気がしますよ。

ビビッド・モンスターズ・クロニクル』、おお、終わってしまった。首都防衛イベントに奔走するボンちゃんたち。以前雪原で出会ったライアをギルドに誘ったり、というか、これ無理矢理だな! 真似しないでねって注意書き、これ一歩間違えば迷惑行為ってことじゃないか! ともあれ、ドタバタのイベント模様。キャロライン親衛隊、思いがけない活躍を見せて、これ途中でスカウトしたライアや、さらにはじょそ天の活躍もあるのだろうなあ。そして夢子のお姉さん問題ですよ。ドラゴンにはたき落とされて、ふたり孤立したじょそ天とあんこ。じょそ天いやさ蒼はボンちゃんのお姉さんなんじゃないか、あんこが問いかけるんですが、いや、じょそ天、なんの話かわかってないよ!? いや、まあ、そうだよな。ほんとじょそ天のプレイヤーが夢子の姉なんじゃないか、それは自分も思ってたけど、そんなに簡単じゃないよな? と思ったら、いや、やっぱりそうなのか。あんこに問われてボンが自分の妹なんだって気づいたのかな。ともあれ、夢子はその事実には気づいておらず、まだまだ変わらぬビビモン世界での日常が続きますといった終わり方。ああ、ちょっと駆け足と思いはしたけど、でもこの子らのいろいろ、楽しかったなあ。終わったのは寂しくはあるけれど、わいわいとした賑やかさがある終幕は悪くなかったと思います。

ラストピア』、こちらは静かな終わり方を見せました。けれど前向きともいえる結末で、記憶の戻ったリッタ達。これまでを振り返り、そして今を、未来を思うというその展開。リッタはライアとの関係を見直し、自身を振り返り身の振り方について考える。エミと語り合う場面、リッタの表情、言葉を超えて語るものあってよかったなあ。昔の約束とかね。そうか、リッタは約束を果たすためこの島にきて、忘れられてることにショック受けてたんだ! そして一緒に埋めたタイムカプセル。それが次の約束になるのですね。気になることとか、いっぱいありますね。いなくなってしまったユーのこととか。読み返したらなにか気づくことなどあるかも知れないなあ。単行本、楽しみに待ちたく思います。

  • 『まんがタイムきららミラク』第6巻第10号(2017年10月号)

2017年8月17日木曜日

『まんがタイムファミリー』2017年10月号

『まんがタイムファミリー』2017年10月号、発売されました。表紙は『大家さんは思春期!』、チエちゃんが金魚を柄にあしらった浴衣着まして、これは夜、縁側で涼んでる? 手にうちわ。かたわらに蚊取り線香の蚊遣り豚。見返り構図のチエちゃんはいかにも美少女で、いい風情のあるイラストだと思います。同じように見返り美人の『軍神ちゃんとよばないで』虎千代ですが、この子、スイカに座ってるのか、面白いなあ。ええ、この子も見事な美少女です。『シロクマはシェーカーを振れません』、シロクマのマスターと浴衣姿の花ちゃん。ふたり並んで一緒にビール。実にのんびりした感じ、これもまたいいですね。

『妹のおシゴトは時給2000円』。兄、只野に百万の借金をしてしまったミエ子。只野は別に催促したりはしないのだけど、かわりに妹とデートとか抜かしやがる。その話が衣々子に通って俄然面白くなりましたね。衣々子の兄が提案するダブルデート。衣々子の発想がおかしい! そんなに、そんなにミエ子が好きか……。衣々子が兄の腕に抱き付いていくのも、恋愛感情なんてあるわけないからできるんだよって、おおお、兄には厳しい現実が突き付けられました! ほんと、おかしい。デートは只野、ミエ子のことちゃんと考えてくれてたんですね。しかしこうしたこといっぱいで、守るっていってくれたり、好きなものちゃんと把握してくれていたりで、どうもミエ子、只野に気持ちが傾いていく? いやあ、大変な感じなってまいりました。妹を演じられなくなったらどうするのか。死活問題ですよ。

『ふみのさんちの大黒柱』。皆で海にいくんですが、おおお、桜先生、とうちゃんの担当さん榊夢子とは昔からの友達なんだ。しかし今回、この桜先生がかっこいい! なんかね、いつもはおっとりしてる、そんな感じじゃないですか。でも脱いだらすごいっていったらいいのん? 見事に筋肉質。体育の先生だけあるっていうんですが、それにしてもこの筋肉について語る様子、ただの好きを超えちゃあいませんか? で、その桜先生、大活躍。離岸流に攫われてしまったりーち。父ちゃんのりーち! の叫び声にカッと反応したかと思えば、ものすごい勢いで救助に向かって、うおお、かっこいい! ほんと、桜先生、ヒーローですよ!

『役職名はお嫁さん』。めちゃくちゃ面白い……。獅子本が興味を持った犬野夫妻のお隣さん。獅子本から情報収集を依頼された美如がですよ仕入れてくれた新情報。中学時代からの彼女がいるそうです。うおー、まさかまったく展開しないとは思いもしなかったよーっ! びっくりした。ほんと、びっくりしました。獅子本の失恋を励ます回、傷心プランのバーベキューで鹿沼が大活躍ですよ。ほんと、この人、大好きですよ。感情あるのかどうかみたいな人ですけど、ほんと面白い、そしてチャーミング。今回は美如から指令を受けて卯月に切り込んでいく。卯月さんって獅子本さんのこと好きですよね? しかもそれ、思いっきり核心突いていて、おお美如さん、気づいとったか、そう思ったら、全然違うんか! すごいな、この人! ともあれ、鹿沼はちゃんとそのあたりの機微、察してたみたい。それからの会話、卯月のめんどくささ! 歯に衣着せぬ鹿沼の切れ味! もうどれもこれも最高で、そして獅子本と卯月。あー、やっぱり煮え切らない! ほんと、先輩が幸せにしたらいいじゃない! とはいうものの、このふたりが付き合ったら付き合ったで、卯月の最低のクズ野郎な側面が問題になったりするのかなあ。でもほんと、素直になればよろしいのになあ。

『この恋は深見くんのプランにはない。』、おお、またかたよったボーイだ。ずっと前から好きでした。そういって告白されて、すっと当たり前みたいに受けるんだけど、告白はイレギュラー、デートもなにもすべて行動は自分のスケジュール通りに。文句があるなら君とは付き合えないな。うわー、DV色強いボーイだな! このボーイ、深見少年。あまりに自由すぎる家族にずっと振り回されて、散々な目にあってきた。いや、これはこれでDV色強い家族だな! 自由すぎる家族、スケジュール優先すぎる息子、方向性は違うように思えども、根本には相手の事情を斟酌しない自己中心的行動があるってんだから、いやあ、この漫画、暴力の連鎖がテーマとかではあるまいね!? 効率優先が第一の深見くん。恋愛の相手に求めるのは、俺の人生を邪魔しない空気のような人間。うーん、恋愛に興味がないわけでもないんだけど、やっぱり人を見ていない。こんな不愉快少年深見がですね、ついにというか、出会ってしまった。本当だったら望ましくないはずの、突飛な行動をしてしまう女の子。突然の出会い。猫を追って塀を乗り越えてきた彼女と出会い頭にぶつかって、事故みたいにキスしてしまったのだけど、彼女は深見の存在まるで気にしちゃいない。そんな彼女に心とらわれて、ああ、深見の恋の行方やいかに! とりあえず、深見の人間性がいかに変わっていくのか、そこが見どころでありますね。

  • 『まんがタイムファミリー』第35巻第10号(2017年10月号)

2017年8月16日水曜日

『まんがタイムきららミラク』2017年10月号

『まんがタイムきららミラク』2017年10月号、発売されました。表紙は『桜Trick』。今回で最終回を迎えるこの漫画。ヒロインふたりが思い出の場所。優の手には花束、ああふたり卒業で、そして廃校式。でもその描かれようは花嫁のベールをそっと持ち上げる新郎のようで、ええ、この漫画、優と春香の物語のラストを飾るのに相応しい表紙でありますよ。そして扉、扉、扉です。うわー、直球だーっ! ええ、ラストを飾るのに相応わしい扉絵でありましたよ。

桜Trick』、最終回でした。ついに閉校。先輩たちも加わっての記念式典は華やか。懐かしい面々との会話がこれまでのできごとを思い出させ、かつ皆のその後を物語って、ああ、最終回だなあって思わされますよ。そして優と春香にとってもそれは同じで、廃校になる学校を、懐かしみつつ巡っていく。ああ、ふたりの関係もずいぶんと変わりました。最初は、友達との関係を少し超えた、それだけっていっていいのかな? ともあれ曖昧さ残す関係だったふたりでしたが、今は恋人になっている。何度も交わしたキスの意味も違ってしまっている。これまで、毎回なにかしら誰かしらのキスが描かれた漫画です。そのキスが描かれないことでキスの意味を問い直すこともありました。そして最終回は、第1話のリフレイン。あの時の台詞を再び口にして、そしてキスを交わすふたりの胸に去来するもの。ああ、もう、この子ら、他の子らも同様に、時間をかけて、その変わりゆく気持ち、深まる思いをよくぞ描いてくれたものだと思わされましたよ。そしてラストに少し嬉しいニュース。ああ、ほんと、いい最終回。これは本当に特別なご褒美でありますね。

『すこやか世界征服日誌』、連続掲載第1話です。悪の組織が団員募集。それにうかうかと応募しちゃう主人公も主人公ですよ。マンション、というよりアパートっていった方が正しそうだな。こじんまりとした住居兼事務所にて、世界征服の野望を育む悪の秘密結社ブラックプリズム。今のところ構成員はボス、アルカナと上級戦闘員のクルスだけ? まあ人がいないから募集してるんでしょうけど、どうにもこうにもしまらない。さて主人公、鹿鳴館みゆり。いい子だからってボスから気にいられて、なにかとボスはみゆりを採用したいみたいだけど、ほんとその様子見るかぎるなんだか緩くて微温くて、悪だなんだって感じがしないんですね。なんせ、街を破壊した時の損害賠償で首が回らないとか。そうか、ちゃんと支払うつもりがあるんだ……。悪いところというのも家賃滞納とか電気代滞納とか、そういった地味なところばっかりで……。こうしたどうにもしまらない、ふわふわ悪の結社。大家の娘が状況引き締めていい感じですね。

『吸血きるてぃんぐ!』、連続掲載第1話です。なるほど、この世界には普通にヴァンパイアが存在してるんだ。今年はふたり入学してくるそうで、それがちょっと話題。血を吸う他に、空が飛べたり傷を癒せたりと、わりと好意的にとらえられてる風でありますね。その子、ヴァンパイアのひとりが同じクラスでした。フェリシア。しおりの隣の席になって、それからだんだんと親しくなっていく。そんなフェリシアと一緒に部活に入る。しおりの友達、幼なじみ? ひとつ上のななせの入ってる部活、洋裁部に誘いましたら、おお、活動、気にいってくれたようですよ。なにやらせても完璧なフェリシア。すいすい洋裁の技術も身につけて、対してしおりはハサミでケガしちゃって、ほう、それをフェリシア、ちゅうーっと吸ったら傷が癒えるのか。ふたり、相性よさそうですね! ちょっと近しいふたりの距離。違う種族だけど仲良くなれそうで、そうした様子は面白そう。さらにクロエという、人見知り? もうひとりのヴァンパイアが関わってきそうですよ。彼女らの雰囲気、いい感じですね。最後のページのフェリシアのしおりに向ける視線など、とても魅力的でした。でも、おいしい? あぶないかも。

『星守様におねがいっ!』、連続掲載第1話です。ヒロイン、高千穂青は星守志望の女の子。けれどのっけから水瓶座の星守試験に落ちちゃって、残る席はあと5つ。星守の試験はシンボル、各星座との相性もあるからというのだけど、なかなかに厳しそうで、はたして青が星守になることはかなうのか!? 星守というのは、星座の力をシンボルを通じて借りることで、人々の願い叶えるお役目なんですね。小さな頃に不眠を治してもらった。それが青の星守に憧れるようになったきっかけで、でもいまだにその願いは叶っていない。そんな青の大逆転ですよ。弱っている蛇を助けようと頑張った。その蛇がなんとシンボルだったというのですね。新たに加わる13番目の星座、蛇遣い座。蛇に気にいられた青は蛇遣い座の星守になれるかも知れない。試験を受けてみないかとの誘い。蛇が苦手な青だけど、この苦手を克服して、はたして夢かなうのか!? とはいえ、なんか蛇との相性、青側はなかなか準備万端とはならなさそうですね。

『ドルチェ×ドルチェ♪』、連続掲載第1話です。おお、ドルチェというからお菓子かと思ったら、音楽がテーマ。甘く、甘く! ってことでありますね。さて、主人公、二重奏、ふたえかなでは音高でピアノを学んでいるみたいですね。でも成績はかんばしくなく、そんなところに魔女が店主の喫茶店、そこのピアノで練習すると上達するという噂を聞きつけた。奏、噂にも頼りたい。それで魔女の喫茶店を探し出してみたのだけど、ああ、マスターのシズク、特に魔女とか、そういうことではないみたいですね。店のピアノもアクションが重いというだけで、特に秘密もないみたい。指の力がつくっていってますけど、指いためない? ピアノを調律して、そしてシズクにも弾いてもらったら、それがいい演奏で、弟子にしてください。かくして奏、シズクに弟子入りです。喫茶店にいた小さな女の子、サナはシズクの妹かと思いきや、従業員なんですね。中学3年生。そしてシズクは高校1年生で、なんと奏と同い年。なかなか不思議な師弟関係になりましたよ。

  • 『まんがタイムきららミラク』第6巻第10号(2017年10月号)

2017年8月15日火曜日

ガンバリッチ for Nintendo Switch

実は知らないゲームだったのですけど、これは懐かしいっていってイラストをつけたtweetがどこからか流れてきましてね、それが『ガンバリッチ』。端的にいうとブロック崩し。けど私の興味を引いたのはそのキャラクターで、名前は後から知りました、マリオンっていうそうです、青い服の元気そうな女の子。ああ、なんかいいな。調べてみたら、おや、なにか面白そう? 昔のアーケードゲームなのだそうで、メーカーは彩京。ああー、知ってる。彩京は知ってますわ。なんといいますか、ハードな、コアなシューティングゲーム出してたメーカーですよね。同時にリリースされた『STRIKERS1945』、こちらは知ってました。ええ、難しくて自分には無理なタイプのゲームですよ! シューティング、苦手なんです。

勝ったのは、もう勢いでしたね。リリース直後、キャンペーンをしていまして、864円が500円に値引きですよ。いやあ、どうしようかなあ、たいした差じゃないけど、まあいいかあせっかくだから買っちまおう! 買ってしまったのでした。

買ってしまった理由はいくつかあります。キャラクターが気にいった。これがひとつめ。ブロック崩しはわりと嫌いじゃない。これがふたつめ。昔、ファミコンに『謎の壁 ブロックくずし』というゲームがありまして、これが好きだったんですね。よく遊びました。そしてみっつめの理由。それはこのゲームの趣向であります。次の写真を見ていただきたい。

"Gunbarich" on Nintendo Switch

なんと、縦画面を再現ですよ! なるほど、昔のアーケードゲームは縦置きスクリーンでプレイさせるものが多かった。『ゼビウス』なんかもそうですよね? 家庭用ゲームはディスプレイにテレビを使うのが一般的。なかなかこの縦置きというのが難しい。携帯ゲーム機も、テレビに慣れてしまったからでしょうか、あるいは別に理由もあるのかな? 横長になってるのがポピュラー。Ninendo Switchも例にもれず横長のディスプレイでありますが、皆さんご存じのとおり左右についたコントローラー、Joy-Conをとりはずせます。ということは画面レイアウトは自由。ええ、見事縦画面を再現できるっていうわけです。

さて肝心のゲームですよ。いやあ、これ、難しい! ブロック崩しではあるんですが、パドルにピンボールのフリッパーがついてまして、それでもってボールも、それから敵の弾も打ち返すことができるっていうんですが、打ち返すとボールの速度があがってしまうので、ちゃんと加速分を勘定にいれておかないと次にひろえないっていうね。それと時間制限! 最初、時間制限があるっていうの気づいてなかったから、いきなりタイムアップで死んでびっくりしましたよ。これ、タイムアップを避けるには、ボールを的確に打ち返せないといけない、狙った残りブロックに向けて打ち返せるようにならないということで、どうもフリッパーで打ち返したボールはレバー入力で操作できるみたいな話なんですが、そういうのも駆使していかんといかんのでしょうな。いや、ほんと、これほんまに操作できるの!? みたいな感じでうまくいかないんですが!

家庭用ゲームってありがたいですね。コンティニュー回数を自由に設定できます。もちろん無限なんていうのもあって、ああ、これでいつかクリアできるかも知れない! ええ、家庭用ゲームのいいところだと思います。というか、アーケードでは1プレイ100円でしょう。500円なんてあっという間ですよ、これ。ほんと、昔のゲームとはいえ、コストパフォーマンス高くて最高です。

2017年8月14日月曜日

広がる地図とホウキ星

 『広がる地図とホウキ星』、ゲスト掲載時、いや第1話時点からすでに魅了されていた漫画でありますよ。魔法使いの学校に通うことになったリン。この子が田舎の実家を出て、首都にある魔法学校に向かうその道すがらに出会う事柄、そして人々、それがもう本当に魅力的で、もうわくわくの連続。テンポよく展開していく物語に、愛らしいキャラクター、そして魔法のダイナミズム! 小さなできごと、身近なトラブルに惜しむことなく使われる魔法からは、それがこの世界において特別でありながらもポピュラーなものであることをよく物語り、また魔法が導く思いがけない出来事の推移は、この世界の広がりをこれでもかと描き出して、すごいよ、この描写力! ささやかな出来事さえもが世界をありありと色付けていく。もう最高だと思います。

掲載誌は『まんがタイムきららミラク』。もともとのページの多さもありますが、加えて持ち前のテンポのよさがあるものですから、毎月毎月の掲載に語られるエピソードの充実していることったらありません。比較的大きめの目標がしっかりと描かれる。そこに加えて、本筋にまつわる小さな出来事がこうもたくさん描けるものなのかと感心するほどに盛り込まれるのだからすごい。それら小エピソードはキャラクターを、世界を豊かに語ったかと思えば、時に目にも楽しくしあわせな情景を描き出して、そうしたたびにリンたちの暮らす世界が愛おしく感じられようもの。うわあ、素敵な世界であるなあ。面白くって、わくわくさせられる。身近な出来事、出会いからも、こんなにダイナミックな展開がある。ああ、世界が開けていく。その喜びときたら格別です。

面白いのは、主要人物であるリン、ゼルダ、ヴェリ、3人の得意としている魔法とその代償でしょう。ゼルダの魔法は花火魔法だったり燃料切れた機械を動かす魔法だったりと、それはそれは楽しそうだったり、もう端的に生活の役にたちそうだったり。で、魔法使うとお腹がすくのね。いろんなところで起こるトラブルを魔法で解決していくリン。とたんに鳴りだすお腹。それをね、助けてもらった人たちが食べ物をわけてくれたりするという、このほのぼのとした助け合い。それがまた楽しいのですけれど、得意の魔法は人によって違ってて、代償もまた違ってて、その違いが生み出す面白さもまた魅力です。ええ、彼女らの魔法には工夫がある。使い方の工夫がある。以前使ったこの魔法、今回はこんな風に使って役立てる。ひとつの系統から派生していく魔法の可能性。組み合わせ次第でこんな風にもなっちゃう。そのダイナミズム! ああ、すごく魅力的。もう心とらわれてしまって、今度はどんなものを見せてくれるの!? 毎回が楽しみで楽しみでならないというのですね。

そしてこのダイナミズムは、魔法と魔法の組み合わせだけではないのだと思っています。それは人と人との出会い。人と機会との出会い。そこにもあって、リンがゼルダと出会って新たな世界が開けたように、リンとゼルダがヴェリと出会って、そこにまた新たな世界が見出されていくように、ひとつひとつの出会い、きっかけが、この漫画をどんどん豊かにしていく。それは芽吹いた樹々が大きく大きく育ち、ついには森となっていくかのよう。本当に素晴しい。生き生きと伸びゆくリンたちと彼女らの出会う世界が、まぶしくってしかたのない、素敵な漫画でありますよ。

2017年8月13日日曜日

『まんがタイムジャンボ』2017年9月号

『まんがタイムジャンボ』2017年9月号、昨日の続きです。

『偏食女子は恋でおなかを満たしたい』、新しい人物、登場してきましたね。給湯室でアキに告白。いったいなにをいおうというのか。私あなたの事、って恋の告白!? 今野が身構えたところに、嫌いですときましたよ。そうか、偏食を隠さない、あれも嫌いこれも嫌いというところが嫌いなのか。そう思ったけど、あ、なんか違う? 嫌ならほっとけばいいのにと今野にいわれてちょっと赤面してみせた平岡。ああ、藤井をめぐる関係のもつれかい? アキがそう理解してみたところ、いやこれ違うな、今野だ! 今野に可愛がられるからアキのことが嫌いなんだ! 面白くなってきましたよ。ともあれ今回、人間関係にやけにさっぱりしてるアキとか、ずいぶん角がとれた今野とか、そして試しもしないのに嫌いというのやめようかと思いはじめるアキですよ。変わりますね。ええ、面白くなってきましたよ。

『大正みつば歌劇団』、おお、歌劇をやることに決まりましたよ。演劇といってもいろいろある。先生がずらり列挙してみせて、お前たちには歌劇が似合うと思うがね。ええ、ひとつの指針が示されたのですね。しかし歌子が演劇以外に歌って踊るとか無理ってね、ほんと、歌子なのに歌は苦手なんだ。可愛いなあ。皆で歌劇を見にいきます。宝塚。東京公演。そうしたら皆ね、今日すごい適当な着物! リボンだけでも変えたい、髪も、お化粧もってなっちゃって、ああ、女の子だなあ。演劇いくならお洒落をしたい。なるほど、そうですよね。幽子、おかしいですよね。この子の求めるもの、戦争とかとにかく勇壮で、そういうんじゃないから! そして可愛さに歌子が参っていたかと思ったら、ああ、マリは違うところを見ていたんだ。客席を見ていた。お客さんがどういう表情をしているか、それを見ていた。そして自分も人を感動させてみたい……。ええ、マリのこの気持ち、すごく素敵でした。そうそう、素敵といえば、先生のお姉さん登場! おお、素敵モガ! うおお、今後も登場なさるよね? ね?

『私と幼ムコさま』、最終回ですよ。あんこが小太郎の側にいることが面白くなくて、陥れようとした藤乃。しかし天狗の小太郎を刺し殺させるつもりが、あんこ自分自身を刺してしまって、その呪いから解放されない。その術はかけた藤乃自身にもとけなくて、ああ、どうする、どうなる。あんこのために必死になる小太郎がよかったですね。藤乃に土下座をする。あのプライドの高い小太郎が。もう藤乃はこの時点で、自分にはかなわないってわかってたんだろうなあ。だから自分の術の条件、それを小太郎に告げて、そしてそれがどういう結果を生むか、わかっていたのだろうなあ。けれど、これで本当に大団円。小太郎こそは、天狗としての将来を棒にふったわけだけれど、でも愛は見事に勝ち取ったのだなあ。いい話だったと思います。ラスト、しっかり描いて、大変よかったと思います。

『あの日の海と16歳の夏休み』。店長さん、やる気ですね。なるほど、駅前の老舗美容室の店長、アザミさんがくるんだ。なにしに? カットしてもらいにか! 商売敵、ライバルをうかがいにきたのだな。あるいはこれも業界間交流? 言葉に棘こそあるけれど、険悪って感じではないですね。これ、店長もわりとはっきりした物言いしてるからかも知れませんね。髪形のリクエストはすべておまかせ。それで店長が応えてみせた、その髪形がまたよかった。なるほど、アザミの好みを、以前挨拶にいった時にそれとなくうかがっていた。もう準備はできていたっていうわけか。なるほどなあ、そう思ったら、ああ、その時見た写真、それは若い頃のアザミ自身だったのか。はからずも、昔の髪形を再現してしまったようなもの。その髪形は、アザミにこの街にきた頃のことを思い出させ、いや、でも、ちっともいい話にならねえな! 面白い。ほんと、うまく引き込んで、読ませる、そんなキャラクターのよさ、話の運び。魅力的なエピソードでありました。

  • 『まんがタイムジャンボ』第23巻第9号(2017年9月号)

2017年8月12日土曜日

『まんがタイムジャンボ』2017年9月号

『まんがタイムジャンボ』2017年9月号、発売されました。表紙は『レーカン!』天海さんがメイン。浴衣姿で手には線香花火ですね。夏の風情、ちょっとした涼しささえも感じさせるさわやかさがあるイラストだと思います。他にも花火のカットがございます。『きつねとパンケーキ』は、やはり浴衣姿の紺乃が手に花火を持ってとっても楽しそうにしていてキュート。『江戸の蔦屋さん』は、男ふたりでむさくるしい! ねずみ花火で蔦重を驚かしている歌麿でありますよ。人が悪いよ歌麿さん、なんて思ったりもするけれど、これ、仲がいいんだろうなあ。なんてこともうかがえる、そんな感触ありますね。

『おにいちゃんと呼ばないで』。心のこと、大人がちゃんと見てくれているのがいいですね。そうとは表に出さないけれど、出勤時間を心の登校にあわせてくれたり、また学校の前まで一緒にいってくれたりと、このわかりにくい優しさ。いや、でもこれが悟という人なのでしょう。そして学校、桜桃学院。まさかのお嬢様学校で、分不相応、自分にはあわないと心落ち込んじゃって、でも心も社長令嬢なんだぞって、株式会社アメモリは桜桃学院にもデザートを卸している。そのデザートから話題にしてみたらどうかと悟から助言があって、ああ、でも心は自分が社長令嬢であるということではなく、悟が心を砕いて作っているケーキ、それを話題にしたのですね。アレルギー対応なのにおいしくて可愛い。この見た目をしっかり、けれどそっと心配りを忘れないというところ、ここに悟との共通点などあるのかも知れませんね。

『人気マンガ家になるための15の法則』、相沢が風邪です。ああ、締め切りまで一週間しかないというのに大変だ! そのことは相沢も意識していて、熱で朦朧としているのに原稿に向かって、ああ、気持ちはわかる。なぜなんだろう。風邪ひくと、やらないと、ちゃんとしないとって気持ちがいつも以上に強くなるよね。なんでなんだろうなあ。しかしこの漫画、すっかり喜多村のツンデレを楽しむ漫画になってしまってる。栄養の偏りはよくない、それをいう時に、センパイの美容を過剰に気にしてしまってるのね、相沢には通じてないけど、ほんと、この人の慕いよう、すごいですよ。綺羅星との打ち合わせもキャンセルするほどに相沢のこと気にかけて、でも微妙に報われない。それが喜多村って人なんだろうなあ。というか素直じゃないからなあ。

『銭湯の女神さま』。あの生徒との文通、続いていたんだ! しかも匿名のまま、手紙からアプリに移行して、アカウント名こそはめぐみだけれど、それが誰かはわからない。でも励ましてくれたり相談にのってくれたりと、いいですね、良好なコミュニケーションとれてるじゃないですか。しかも一緒に銭湯にいくことになって、そしてそれがはじめての対面だというのね、大丈夫なのか!? って、おお、さすがだ、ちゃんと先生だって当たりをつけてたんだ。でもあの驚いた顔、よかったねえ。アプリでの会話で先生のこと、理解してくれてるのが嬉しいですね。ただの生徒と教師って関係より深いものがある。そして恵もすっかり地を出しちゃって、いつもそんな顔してたらいいのにって、ええ、それは誰もが思ってることでありますよ。この子、りんとの良好な関係、これがきっかけで他の子たちにも先生が怖くないってこと、伝わるといいね。そう思ったんだけど、りんのアグレッシブさにちょっと引いちゃったかあ! でも、いずれはわかってもらえそうですよね。めでたしですよ。

『ペンタブと戦車』、クライマックス目前って感じで怖いんですが! 脱走者、うみねこ先輩のことが問題となって、里見鶴之助、ハイラルへ送還されてしまう! そうかあ、尋問か。大変だなこれ。そう思っていたら、スミには実家からお見合いをしに内地へ帰れとの手紙が届き、ああ、皆がバラバラになってしまうよ……。武田大尉は前線へと向かい、その命やどうなるか。不安がある。きっとしあわせな結末が、とは願うものの、わからないですよね。本来ならもう死んでいる人。そうした人がなお存えるものだろうか……。里見の、スミと鶴之助がバラバラになったことで自分の存在が失われるのではないか、そうした不安を超えて武田大尉との思い出を優先したあの行動には泣けるものありました。そしてスミと鶴之助の会話に見えたもの。スミの心残り。鶴之助の愛着。それらがまた泣けた。鶴之助は、本当はここまで周囲の人に気持ちを置いているのだなあ。だからこそそうした面をいつもは隠しているのだなあ。ああ、情の人。里見、そしてその曾祖父、似たところをふたりやはり持っているのでしょうか。そしてうみねこ先輩。ああ、ニコ中尉と会えたのか。それはかまわない。けれど彼のこの行動がどうした影響を周囲に、そして歴史に及ぼそうというのか。それが気になります。きっと彼の行動が事態をよい方向に向かわせるんだ、そう信じたいところがあるのですね。

  • 『まんがタイムジャンボ』第23巻第9号(2017年9月号)

2017年8月11日金曜日

『まんがタイムきらら』2017年9月号

『まんがタイムきらら』2017年9月号、昨日の続きです。

『おとめサキュバス』。前回ラストにて、キュリアに襲いかかってきた3人目のサキュバス、ヴェロル・アビス。魔界の地下に住むエンプーサ族、地上の種族に恨みがある。さあキュリアをおさえたこの状況、どう出る!? 結構緊迫感あるシチュエーションかと思ったら、ルナのマジ怒りに怖気づいちゃうんだ……。ルナが頼りになるのかヴェロルがあかんたれなのか。ううむ、どうも後者ですなあ。このところ悪夢を見る、体調を崩す生徒が増えていたの、ヴェロルが夢を食べていたからだったんですね。女子校にヴェロルがいた理由、なるほど地上のサキュバスを避けてだったのか。しかし、ヴェロル、思い込みが酷いのか、ずいぶんな逆恨み。被害妄想ですよね、キュリアからも蔑まれたなんていってて、えええ、そんなまさか!? だからなんとかうまいこと誤解がとけて仲良くなればいい。そう思ってたら、おお、キュリアさん、散々邪魔しようとしてたヴェロルに歩み寄りましたよ。いい子だ! よかったなあヴェロル! しかし今回、ルナの攻撃性が発揮されたのもよかったけどみちるの屈託なさすぎるところ、これも実によくって、ええ、サキュバスとかそういう不可思議、まったく気にしなくなってますよねこの子。微塵も驚かない。ぐいぐいいっちゃう。

『泣きむしストラテジー』。小学校の林間学校、その手伝いをボランティアでもってやってるのですね。クレアが勝手に牡丹たちの名前を書いて応募してた。うん、これ牡丹たちがいくっていってくれたからいいものの、ほんと無茶する子ですよ。あ、そういうところが悪魔的!? いや、違う気がする。ニジマスのつかみ取り、薪割りに続きここでも牡丹大活躍ですけど、よくそんなのできるな! 普通無理よ。ほんと今回は牡丹のための回であるな、そう思ったら、ああ夜は料理。牡丹の出番なくなっちゃった。しかし今回、アメリアの出番がないなあなんて思ってたら、頑張りすぎたクレアのこと助けてくれて、ええ、いいじゃありませんか。ずっと悪魔だっていって、クレアのこと警戒してたアメリアだけど、もうすっかり近しくなって、助けあえるようになってる。ほんと、牡丹、つくしふたりとの距離も近くって、ふたりしてからかったりね、いい感じ。ほんと、よい関係になりました。

『担当編集ボツ子さん』。海だ! 水着回だ! けどボツ子さん、いつもより露出がおとなしいなと思ったら、田中もおなじこといってました。うん、だよねえ。田中の原稿完成の打ち上げという名目で海にきてるんですが、コンペですよね、その結果がわからないからどうにも羽を伸ばせない。そんな中、連載獲得との連絡受けて、ああ、ふたりの喜びよう! これまでの努力が実ったこともさることながら、ふたりの距離が一度に近づいた、それもまた喜ばしいことだと思いましたよ。でも、ここで短期連載ととどめるところが味ですね。これからもまだまだふたり頑張らないとって気持ちを奮い立たせて、ああ、ふたりの漫画メインの旅路はまだまだこれから。ほんと、ふたりつきあっちゃえばいいのに。そんなこと思わせる関係の深さ思わせながらも、ええ、でもまだ刺子の思いは届きそうにないんですね。

『ごくらく!』、湯屋再開を目指して準備中の吉野と小森。どういうサービスを提供するか、その目処はたったのだけど、できればもちっといろいろリサーチしたい。それで聞き取りしに町に出るんですね。しぶる吉野の心配は、変装させることでクリア。ああ、変装吉野の可愛いこと。いいじゃないか、今後ずっとそのままでもいいくらいだ。聞き取りにいった先は白毫杏。酒店を営んでいて、いわばここが卸しか。なるほど先代の頃からつきあいのあった店なんですね。杏から、とかく怖がられている吉野の問題を解決する糸口教えてもらって、そしてちょっとお酒を飲もうということに。酔ってしまった吉野、実にいいですね。いろいろ解決しそうなことに気分よくして、ちょっと油断しちゃったのかな。実際、吉野や杏のようにいろいろ手伝ってくれる仲間がいるっていうのはいいことだと思いますよね。湯屋、いいように動いていくとよいと思います。

My Private D☆V、『花降り宿のやどかり乙女』の大堀ユタカでありますよ。今回のD☆Vポイント、真っ向直球、女の子の脚! 脚のラインがお好きとのことで、イラストも布団の上、ぐっと体を丸めるようにして脚をこちらに見せてくるお嬢さんが大インパクトであります。あの、脚をですね、抱えるようにしている左手、手に押さえられたところにムニッと効果音がつけられている、そこにD☆Vポイントがあるのだなあ! ええ、この一押しなのだと思わされました。このお嬢さん、ストッキングをはいている、それもポイントなのでしょう。それとランガードっていうんですか? それが描かれているところもポイントなのでしょう。ええ、一枚絵ながら、ポイント多く盛り込んで、ここだよ、ここだよ、なあ、ここだろう? 力強く訴えかけるものありました。

  • 『まんがタイムきらら』第15巻第9号(2017年9月号)

2017年8月10日木曜日

『まんがタイムきらら』2017年9月号

『まんがタイムきらら』2017年9月号、昨日の続きです。

『にーにといっしょ!』。ともちゃんによるガサ入れですよ。まいの兄はシスコンなのではないか、しかもわりと邪悪なタイプなのではないか。そう疑ってやってきた。兄について気にしているともちゃんを見て、もしやお兄ちゃんのことが好きなのではないか!? まい、いい感じに誤解が進んでいますね。しかしともちゃん、いろいろアグレッシブ。というかわりと邪悪なタイプだ! まいのベッドに忍んでみたり、枕の匂いを堪能しようとしたり、いわゆるやらかしタイプだ! 失敗したまいをフォローすると見せて自分の欲望優先だな、こいつ! さてこのともちゃん、すっかり兄のこと危険人物と認識してしまって、連絡先を交換して貰えないですかお兄さん、って、これ、やべえ、どっちが危険人物なのか。兄貴の明日はどっちだ!?

『みゃーこせんせえ』。鹿島美夜子ならぬみゃーこ先生、ちょっとした不審人物扱いされてるんだ。就任式の人と違うとか変な薬作ってるとか、さらには屍を使役してるとか、うん、どれもそうはずしていない……。それで生徒会の烏崎翠子会長、相馬フク副会長が保健室まで改めにいくというのですが、いろいろ問題ありなフクの言動もろもろ、みゃーこ先生もたいがいだけど、この人も相当だな……。ええ、まともな人材はいない模様です。そして翠子、みゃーこ先生に見覚えがある。オンラインゲームに似た人がいる。伝説のヒーラー、みゃーこ! しかも同じギルドなんか! 翠子さん、別にゲームのことバレてもいいやんかと思うのだけど、本人は隠しておきたいんだろうなあ。ともあれいつかふたり、現実世界でも出会う日がくるのかどうなのか。今後も翠子の活躍、期待されますね。

『ぽんこつヒーローアイリーン』、アイリーンがクビ。そうか、仕事ぶり、頑張ってるだけじゃあダメだったか。店長がアイリーンとメロンを雇うにいたった理由、かつてのこの子らの行動、それがあってのことだったのですね。ボランティアでやっていた街の清掃活動。それを見て好感を持っていた。でもその好感だけではもうもたないくらいに店の損害は大きかったか……。アイリーンもつらいが店長もつらいな。あのアイリーンに泣いてわびる店長の姿に、この人の人のよさうかがえて、ええ、つらい選択であったのですね。アイリーンとリラさんの交流もおかしかったですね。そうか、リラさん、いままで女の子扱いされたり、ハムスターのコスチュームしてるってわかってもらったり、されてこなかったんだ。アイリーンはそれらを自然にやってくれて、いやハムスターはたまたまなんだけど、少しずつ積み上げてきた好感度、それが収入を失ったアイリーンに、とりあえずの住居を得られるきっかけとなったっていうんですね。リラに住居を提供してもらった。店長からは受け取れないといって返したはずの給料が! ええ、この皆がアイリーンに親切にしてくれるのはアイリーンのふるまいあってのことなのだろうなあ、なんてこと思わされるところあったのですね。けどアイリーン、豪遊しちゃったか。そうか。ハムが、ハムが、そんなにも魅力的でありましたか。

『きらきら★スタディー — 絶対合格宣言』。夏休みに入ってちょと気が緩んでいるみんな。誘惑がいっぱいだものなあ。真面目一徹に見える千代にしてもコミレボの誘惑に抗えない。なので、一樹先輩の好意に甘えて、先輩の田舎に身を寄せようというのですね。勉強合宿! 今回はお寺にいくまでの道のりなのですが、途中の列車でね勉強しましょう、そうしたら次々乗り物酔いが出たりね、さらにはいい気持ちになって寝ちゃったりね、ええ、やっぱりちょっとだらけてる? 現地に着いてみれば、都会暮らしのこの子らには珍しかったのかな、無人販売所を試食コーナーと思っちゃったり、ちょっとしたカルチャーギャップ。最後にはすごく長い石段が待っていて、登った先には一樹先輩が! と思ったら、途中で行き倒れてる! いつもはどうやって暮らしてるんですか……? ともあれかくしてお寺で合宿。やる気はありそう、なんかキラキラしてていいのですけど、やっぱりなんだかただではすまない、そんな予感もさせられますよね。

  • 『まんがタイムきらら』第15巻第9号(2017年9月号)

2017年8月9日水曜日

『まんがタイムきらら』2017年9月号

『まんがタイムきらら』2017年9月号、発売されました。表紙は『ゆゆ式』、縁と相川さんのツーショットであります。ふたりともに浴衣を着て、背景には花火。夜、皆で花火を見にきた、そんな感じでしょうか。背を向けあって、けどふたりのそのポーズの違い、大人しそうな相川さんと、なにか嬉しそうに思える縁、いい感じの組み合わせ。ふたりの手と手、その指先が触れ合っているところなど、実に魅力的であります。そして『スロウスタート』のカットもございます。もう来年にはアニメが放送されるのですね。

三者三葉』、修学旅行のその後ですね。優さん、あーんと渡された黒い塊。もしや葉子様お手製のなにかではないかと思いっきり警戒してるとかね、ほんとこの子、いろいろ酷い目にあってきてるから……。さてさて、修学旅行の写真できましたよ。そういって呼ばれた照と双葉だけど、その写真が酷いのなんのって。さすが山Gというべきか、葉子様以外は背景扱い。たまにちゃんとピントのあった写真があっても、半目とか変顔とか、ねえ、でも葉山ちゃんの半目は可愛いな。修学旅行では待望のパジャマパーティーを楽しめたのか、そういう話になっても、葉子様のテンションが低い。眠かっただけっていってますけど、最後のいつかまた沖縄でちゃんとしたパジャマパーティーいたしましょう、その発言見るかぎりやっぱり不服でいらっしゃる! ええ、こうした残念が多々あって、けれどそれが面白い。『三者三葉』らしいなって思いました。

『甘えたい日はそばにいて。』、今回は前後編。前編においてはひなげしの来歴が語られて、楓に対する恋心が育まれるにいたった経緯がよくわかる。成績がよくなかったひなげしの、けれど楓の家に派遣されてからの頑張り。いたらないながらもどうにかしようと思ってきたひなげしと、その努力をずっと見て、理解してくれていた楓。後編では前編において語られてきたことが、そうやって楓の側から再度描きなおされて、楓にとってのひなげしという存在が大きくなっていること、掛け替えのないものになっていることが、ふたりの間で共有されるにいたるという、その展開に、この漫画のタイトルの意味もすっきりとわかったように思えたのですね。甘えたい日はそばにいて。それはひなげしが楓に対して思っていただけでなく、楓のひなげしに対し思っていたことでもあるのだとはっきりさせられて、ええ、このふたりの関係の、相互に思いあい、支えあおうとするかのようなあり方に胸の深いところがうずくようでありました。しかしこれからのふたり、知られてしまっているひなげしの恋心。それをどう乗り越えていこうというのか。不安は消えないままでありますね。

『三時限目は魔女の家庭科』、新連載です。魔界からきた家庭科の先生、マジョリカはなにかいろいろ抜けているのでしょうか。全校生徒を前に自分の正体明かしちゃって、速攻で皆の記憶を消さないといけなくなってしまった。とりあえずこれでめでたしめでたしか、そう思ったら、魔法の効かない生徒がいた。悠木紗菜、通称ユーシャらしい。勇者!? 魔界を滅しかけた勇者の生まれ変わり!? って、まっさかー、そう思ったら、いや待って、本当にそうなの? なにかとマジョリカのこと脅しにかかるユーシャ。とりあえずマジョリカの来日、来日でいいのかな? 目的が物騒なものではないっぽいとわかって、うまいこと共存できそう? と思わせて、いやできない? ほんと、このマジョリカ先生、2千年も生きてるらしいけど非常にポンコツ。魔界の少子高齢化の解消などできるのか? なんてったって、ここ女子校だしなあって、ほんと、どうなるものか。とりあえず体育教師の大久を狙うことになるのん? って、作者さん、オークものやたら気にいってらっしゃいますね!

『スマイル・アップロード!』、ゲストです。学園動画部。生徒を増やす目的でPR動画を作成する部活だったのだけど、今では生徒数も充分、学校のPRにこだわることなく自由に動画を作って公開しているのだそう。今日はどんな動画を撮ろう。いろいろアイデア出しあってるんですが、なるほど、今はやりのユーチューバー的なことをしたいわけか。学校のPRはもう不要。ならアクセス稼いで一攫千金だって、気持ちはわかるがなかなかせちがらいなあ。雪子という子は、動画を撮ること、その楽しみを重視しようとしてるのかな? 過激さよりも堅実といった感じで話を進めて踊ってみたに決着。児童公園でコスプレあり、人気アニメのダンスを踊ってみる過程で、子供達と一緒に踊ってみたり、そうしたらその子たちが動画を見てコメントくれてたりっていう素朴な楽しみ、喜び、コミュニケーション。いい落着だったなって思いました。

  • 『まんがタイムきらら』第15巻第9号(2017年9月号)

2017年8月8日火曜日

『まんがタイム』2017年9月号

『まんがタイム』2017年9月号、昨日の続きです。

『見上げればいつも妹が。』、出会いましたね、ついに。兄ツブテが飲み会に参加。家では我慢していたといってつい羽目はずしちゃいましたね。酔い潰れちゃって、いやまあ危険だ。大杉が見守ってる! そばでじーっと見守ってる! 家まで送り届ける係も大杉に決まっちゃって、私の理性が危いって、自分でいっちゃうんだ、この人! タクシーですでにやばい。自分で自分の手を抑えなければならないほどに気持ちが高ぶって! そして小宮家についたら妹遥と意気投合。手と手を取り合っちゃったよ、この人たち。しかし今回は大杉大活躍。目の保養。いい顔すぎる。遥は遥で弟にしたい。なにその曇りのない目。そして大杉、お兄ちゃん連呼。この人はどこに向かおうとしているのか。ほんと、大杉可愛すぎ問題が勃発ですね。

『ボンジュール!仲居さん』は水着回だ! って、海じゃなくて大浴場の掃除なんだ! 海を楽しみにしていたお客さんも参加してのお風呂掃除というのだけど、ほんと大イレギュラー。なんでかお客さん食いついちゃって、しかも女将さんも許可出しちゃった。朋香も水着、というかスクール水着なのか。似合ってるとお墨付きだ。そしてサラ、おお、この屈託なく素直な感じ、いいですねえ。このお風呂掃除、お客さんには一番風呂に入っていただいてという、この仕事もイベントにして、そしてメリットも享受してもらう。そうしたいろいろ、なんだか楽しそうだったなあ。しかし、朋香の商い、いつのまに写真なんて! でしたが、お兄ちゃん、見事に食いついちゃいましたね。

『おかわり自転車』。ミトさんの甥っ子が、ミトの自転車がかっこいいって、けどミト姉はぼんやりしとるけんチグハグじゃって。おお、そうか、この子ら、広島出身なのか。自宅でのミトのふんわりした格好、これ可愛いなあ。それで甥っ子マサ君の自転車特訓に付き合って、おお、その後ろで支えるやり方はあんまり効率よくないんよ。ともあれ、コトコ、レイも参加しての自転車特訓。そうか、レイは小さなころ、コトコに教えてもらって酷い目にあったっていうのか。今回は皆の昔の姿うかがえたり、そして小さい頃から可愛い格好が似合ってたミト、この子の自転車への憧れの芽みたいなエピソードも見られてね、おおいいじゃないか。姉の自転車に憧れたミトが、その姿で甥っ子の憧れになるっていうのがね、しみじみよかったのですね。これ、最後にコトコ、レイに広島弁がうつってるのも面白かった。なんかついつい引き込まれてしまう、そんなものがあるんだろうなあ。自転車もしかり、ですね。

『友ちゃん!』。敬老の日の話。修と一緒にお婆ちゃんのための買い物にいったのですが、そうか、友ちゃんにはもう祖父母いないのか。修と一緒で嬉しい気持ちと、ちょっと寂しい、羨ましい、そんな気持ちが混ざりあっているのね、ほがらかな友ちゃんの意外な側面とでもいおうか、キャラクターの幅が広がるとでもいいましょうか、よかったと思ったのですね。帰宅してからのお父さんとの会話、これもよかったなあ。お父さんがいるから大丈夫だよ。ほんと、お父さん、泣いちゃってねえ、まあ、ほんと、よかったねえ。この一見とっつきにくい? そう思わせる友ちゃんの、素直で表情豊かで、それが本当に可愛らしいっていうところ。よくよく押し出されて、実にいい話でありました。

『パパは心配ご無用♥』。「ないしょ」の話、すずとの秘密といったのに、父、どこで聞いてたの! そのご意見もっともだと思いますけども! と思ったら、思いっきりぶっ叩かれちゃってるの、あれはおかしかった。うん、社長、めちゃくちゃ面白いです。今回は娘ラブが過ぎるパパのおかしさ、それもばっちり面白く読ませてくれて、「うからない面接」とかね、実によかったし、「社歌」の成長ととるべきだろうかもね、ほんとよかった。そしてそうしたスタンダード路線に一味添える「祖父の肖像」ですよ。お婆ちゃん、そんなに息子と夫は似とらんかったか! あの夫ラブの過ぎるばあちゃん、最高でした。やめて!! って、ほんと、どんだけやねん。素晴しかったです。

  • 『まんがタイム』第37巻第9号(2017年9月号)