2017年3月25日土曜日

Splatoon 2

はじまってますね、Splatoon 2 先行試射会。とりあえず早起きして参加。昼まで寝て参加。夕御飯食べて参加と、25日に開催された分は全て参加してみました。用意されたブキは、スプラシューター、スプラローラー、スプラチャージャーの基本3ブキに、今回の新ブキであるスプラマニューバー。前作から継続の基本3ブキにしてもスペシャルが一新されているので、また違ったフィールで遊ぶことが可能。またローラーはジャンプ中だと振りのモーションが変わる。チャージャーもチャージ状態をキープしたままイカになって潜伏、移動できるようになってると、是非試してみたい変更点もあったりして、もう皆、興味津々だったのではないでしょうか。私はそうでした。でないと、朝4時になんて起きませんよね。

今回遊べるステージは、バッテラストリートとフジツボスポーツクラブのふたつ。とりあえず遊んでみた感想は、どちらもごちゃごちゃ入り組んでいて、見通しが悪い! これ、チャージャー使ってる時に一番感じるのですが、両方とも周囲に高台が用意されたすり鉢状のステージでありながら、中央に小山、アーチがあり、しかもそこかしこに障害物が設置されているせいで、射線が素直にまっすぐ通るということがなく、腰の引けたチャージャーだとキルがとれない。いうならば前へ前へと出るよう促されている、そんなデザインになっているんですね。

これ、おそらくは意図的なものだと思います。旧作でいわれていた、うまいチャージャーがいると前に出られない、どうもこうもなくやられてしまってつまらない、そうした状況に、ブキではなくステージで対応したってことなのだと思います。

このステージデザインのポリシーが、他のステージにも同じく適用されているとしたら、安定してキルのとれる高台で待機するタイプのプレイヤーは活躍しにくくなるのではないか。いわゆる突チャージャー、突スナイパーといわれるスタイルへの移行を余儀なくされるのではないか。などという感想を持ちました。まあ、手強いチャージャーで接近戦に対応できない人って見たことないので、チャージャーが活躍できないということはなさそうですけどね。

今回用意されたスペシャルは4種類。マルチミサイル、スーパーチャクチ、ハイパープレッサー、ジェットパック。ひととおり試してみて、マルチミサイル、これが好みかなあ。発動の位置どりがうまくいくと、4人全員を対照に撃ちまくれて楽しい。とはいえ、そうそう当たらないんだよなあ。ロックのマーカー、わかりやすくついちゃうから、結構普通に逃げられる。これ、味方と共同してキルをとる、あるいはミサイル発射後、回避行動に入った敵をボムなりシューターなりで追い討ちする、みたいにしないとキルとれない感じです。

キルがとりやすかったのはハイパープレッサー。相手の位置をある程度把握しておく必要がありますが、チャージャーの射線を避けて障害物に隠れた敵を、障害物貫通効果を利用して追い詰めていく。ただこのスペシャルには大きな問題があって、発射中はほぼ動けなくなる。だから敵が近くにいる時や、また敵方にマルチミサイルの準備ができてるのがいると、ほぼ確殺されてしまうという。うん、難しい。状況よく見ておかないと使えないスペシャルだと思います。

スーパーチャクチは、一度にふたり倒せたのが最高記録。けど、ほんとにこれ難しい。朝4時時点だとそれなりにとれたキルが、夜8時となると対策されてしまってて、チャクチ直後を狩られる。チャクチ時点でその周囲にいる敵を殲滅できないと逆に危険じゃない? って感触でした。

ジェットパックは、これ、うまい人だとキルとり放題なのかなあ。狙えない人には意味がないのはどのスペシャルにしても同じですが、これ、宙に浮くせいで皆が狙いにくるんだよー。寄ってくるのを返り討ちにできないといい的。位置どり大切だなあ。あと宙に浮くというの、地面から一定の高さだけ浮くので、低い場所で発動すると結局高台は狙えずに終わったりもします。下に床がないところにいくと落ちて死にます。難しいわ。ある程度前に出とくとかしないと、攻めていけませんでした。

今回のスペシャルは、バリアやダイオウイカみたいな、とりあえず発動しとけば即死はしない、みたいなのはオミットされていると思っていいのでしょうか。バリア張る、皆に配りながらわーっと攻めあがるみたいな、スペシャルを起点とした打開みたいなのはやりにくい感じでした。ジェットパックも、前作でいうスーパーショットにあたるのでしょうけど、発動即潜伏、ゆえに初弾の回避は不可、みたいな危険性は低い感じ? でも、あれ、直撃させたら確殺なのかな。だとしたら腕次第なのかな。マルチミサイルはあれでしょ、トルネードでしょう? ただ、好きな場所に撃てたトルネードと違って、敵のいる位置にしか撃てない。終了直前に敵勢力圏に撃ち込んで塗りを稼ぐみたいな使い方は難しい感じです。

そうそう、ハイパープレッサー。あれ、与ダメージ、少ない! 回せるメガホンレーザーみたいなつもりでいたらがっかりする! 4回? 5回? とにかく、継続的にダメージ与え続けないと倒せないから! ほんと、今回のスペシャルは前作みたいに、とりあえずぶちかましといて脅威を与える、みたいな使い方はできなくて、どれもよりテクニカルになったという印象。効果的に使うには、さらなる研究が必要だという感じです。

2017年3月24日金曜日

『まんがタイムきららフォワード』2017年5月号

 『まんがタイムきららフォワード』2017年5月号、発売されました。表紙は『がっこうぐらし!』、メインの4人がわーっと寄り集まって、なんだろうなあ、こんなに楽しそう、元気でほがらかで、生き生きとしてる。こうした様子、最近の本編、その展開からはちょっと見られないものになってましたね。それだけに、こうやってわだかまりもなにもなくその仲よさを見せてくれるのが嬉しいと思えて、ええ、とてもいい表紙だと思います。他に『ゆるキャン△』のカットもございます。

ゆるキャン△』、ちくわが回収されていきました。さて、今回はお風呂。2組にわかれて、半分ずつ研修施設の風呂を借りるのですが、酔っぱらいと一緒に、いやさ先生と一緒に待機していたリンとなでしこ。先生に四尾連湖で一緒だった火おこしのお兄さん、彼氏さんではないのか、聞いてみて判明。あれ、妹です。それで性別間違い疑惑があきに飛び火するのおかしかったです。おいしいものをたらふく食べて、お風呂にも入って、毛布にくるまり過ごす夜。この皆寄り集まってる様子は実にあたたか、ほのぼのとした楽しさ、嬉しさに満ちていて、しかし今どきのキャンプはタブレットで映画だアニメだを楽しんだりするのかー! このゆったりと過ごした夜。眠りに入る直前の対話。とりとめない話をしているだけのことがこんなにも魅力的に思われて、来年もたくさんキャンプしようね。続いて、翌朝にいたるまでの時間の経過。日の出より先に起きて食事の用意。あたたかい朝ご飯、そして日の出。ああ、なんて豊かなんだろう。これ、言葉にならない。絵の、情景の力が感じられますよ。

『なでしこドレミソラ』、うおおー、いい話だなあ。人前での演奏を終えて、香乃はすっかり弱ってしまっていたりと大変そうですが、なんとかかたちになりました。それに楽しい気持ちもありました。よかったんじゃないでしょうか。アンケートに寄せられたお客さんからの感想、これもまたよくて、ポジティブな意見もあればネガティブもある。あちらを立てればこちらが立たず、矛盾する意見もあって、この賛否両論、否定意見をどう受け取るか、香乃のお母さんのいう、否定には期待と可能性が含まれているという言葉、これはすごいと思いました。そして美弥のお話。おお、お母さんが折れました。いや、美弥の気持ち、それがいいかげんなものじゃないって認めてくれた感じですね。三味線を買ってくれるという。専門店にいって、新しい棹、これまでの花梨ではなく紅木。重さが全然違う。ぽんぽんと必要な部品が揃って、目の前で組み上げられる自分のものになる楽器、それに向ける美弥の視線、ああ、受け取った時の美弥の様子。これはすごいなあ。嬉しいんだろう。けど、それだけでは留まらない、心をそのままに楽器に奪われてしまってる感触がこれでもかと描かれておりました。今回は盛り沢山ですね。最後にもうひとつサプライズ。あわゆきさんが美弥に三味線を教えてくれるという。ああ、次から次にだ。本当にこれはわくわくさせられます。

『まんが家cherry!』、ゲストです。漫画の修行をせんとアシスタントを始めた桜井春香。背景を担当するのだけど、なかなか要求に応えられない。6月の木ではなく5月の木にして欲しい。風の強い日なので雪の描写にも勢いが欲しい。漫然と描くのではなく、それがどういう場面であるか、どういう状況であるのか、マッチする背景にしなければならない。そのためには、普段からの観察が大切という。いや、でもこれは本当にそうなんだろうと思います。だって、漫画でもアニメでも映画でも、ここまで調べてるんだ! そう思わされることこのところ多くて、だからこの漫画の春香への要求、これも決して無茶な話ではないのだろうなあ。そして春香の経験が活かされる。これ、自信なくしかけていた春香が自分でもできるということを確認する。いわば王道なんですけど、そこにいたるまでの展開、縄文時代に見えるとか、ちょっと無茶があって、でもそうした強引さもまた面白かったと思います。わりと真面目なテーマかも知れないけど、コメディ寄りに描いている。その見せ方、選択はありだと思いました。

『5000億の研修生』、ゲストです。研修にやってきた高ノ原澄礼。この人の教育係を任されたのが土下育実。高ノ原グループ令嬢である澄礼を前に、特別扱いしないって意気込み見せて、そして突拍子もない行動とりがちな澄礼をしっかり導くんですね。しかしなぜ澄礼が研修先としてこの会社を選んだのか。それは好きなドラマのモデルになった会社だったから。これが育実との距離を縮めて、そしてお別れの日。サプライズで送別会を開いて、そしてそのサプライズが育実に返ってくる。あのしてやったりな澄礼がよかったです。仕事を通じて仲を深める。最初はちょっと険のあった育実が最後にはすっかり澄礼のこと大好きになってる。酔って知らず本音を告げてた、その様子がベストシーンでしたね。

2017年3月23日木曜日

『まんがタイムスペシャル』2017年5月号

『まんがタイムスペシャル』2017年5月号、昨日の続きです。

『お役所忍務のススメ』、これ、いい話だった。もうすこししたら町の大きなお祭り、新月祭がやってきます。忍者祭り。忍者ファンにとっては心待ちにする、そんなイベントなのだけれど、担当する市職員、忍者課にとってはこりゃもう大騒ぎ。これ、なにがいいといっても、新人しのぶでありますよ。去年まではお祭りを楽しみにしている一ファンだった彼女が、今年はそのお祭りを準備する側の立場になって、その忙しさ、大変さを知るというんですね。知ることで変わる印象。けれど、それでいいんだって先輩もいってくれて、イベントを行う立場の人間は、その大変さ、苦労、努力を見せないのも仕事のうちなんだって、うおお、これ名言じゃん! 縁の下の力持ちならぬ床下の忍者って、ここにこうやって忍者を忍び込ませるのは、忍者課ならではかも知れませんね。イベント準備、楽しみに思う気持ち、それがあって、けれどかつてははやくお祭りがきて欲しい、そう思ってたのは今は逆。ええ、仕事する人の意識というのもよくよく表現されて、ピリリと効いていましたよ。

『まちがいだらけの恋愛道場』、最高ですよ。マサスケの職場にやってきた新人、相原さなさんが大変です。ものすごい美人。とてもお洒落。それでもう恋に落ちたなんていうマサスケのチョロさがあれば、芝ちゃん、圭介の辛辣な暴言連発も小気味よい。しかし、今回なにが面白いって、その美人さんの言動、それが芝ちゃんにかぶるっていうところ。あ、これ、そういうこと? そう思いながら読み進めていったら、さすがのマサスケも感付いていて、もうこの展開最高でした。しかも芝ちゃんと同担どころか知り合いだったんじゃねーかー! 今回のエピソードで学ぶところがあるとすれば、女性のいう無趣味は、お前に教えるプライベートはねぇ!! でしょう。ええ、学びました。学びましたとも。しかし、最後の相原さん、かっこよかった。ええ、この漫画、大好きです。

『アテナの初恋』、これ、ぞくっときましたね。仕事の合間、ハーブティーで一息いれましょう。なるほどアテナはミントティーが好き。男連中には評判悪いんだけど、そんな中、これが一番好きといってくれる男性がいた。この人とアテナの交流があって、しかしこれどういうラストを迎えるか。うおお、その男性の仕えていたのがペルセポネ。ペルセポネとミントの関係。さらには男性のぽろっとこぼした失言とその果て! この漫画、神話を扱っているんだ、ギリシャ神話の神々の話なんだって改めて思わされました。本当に、怖ろしさ感じさせる、そんな瞬間。切ないラストでした。

メェ〜探偵フワロ』、面白かった。これ、子育ての実感みたいなのこもってない? フワロ氏に預けられた女の子の話。リスの女の子、リズちゃん。おとなしくって、寡黙で、フワロ氏いろいろ話しかけたりするんだけど、なにが受けるのかわからない。アーサーの時とは違うなあ、昔を思い出しながら戸惑ってるフワロ氏ですよ。フワロ氏は少年の心を持ってるんだなあ。そう思わされたエピソードでもあります。リズが全然ついてこないのね。それでちまちまお花つみしてって、この落差。ほんと、面白い。微笑ましい。で、リズにはアーサーもあかん。ママがいなくて寂しさに泣きだしたこの子をね、ミスレモンがなだめるの。ああ、お上手だ。ほんと、素敵お姉さん。そして最後のリズの笑顔、最高。ママと手をつないで、めちゃくちゃ嬉しそう! ほっぺた、真っ赤じゃん! そして嬉しいお手紙、さっきまで女の子は気疲れするとかいってたフワロ氏、一発で陥落! あー、本当に面白い。最高でした。

  • 『まんがタイムスペシャル』第26巻第5号(2017年5月号)

2017年3月22日水曜日

『まんがタイムスペシャル』2017年5月号

『まんがタイムスペシャル』2017年5月号、発売されました。表紙は『恋愛ラボ』、テーマは猫? マキが猫を抱いている、その猫の安らいで眠ってる表情に、マキの穏かに猫を見つめる表情、とても魅力的であります。『ざしきわらしと僕』も、裕貴がねこじゃらし手に猫をかまって、と思ったら、ざしきわらしのざわ子の方が熱中して飛び付いてますね。『穂積くんは猫に勝てない』。こちらはもう力強く猫です。彩千華さんと猫。穂積くんは影もかたちもないなあ!

『君のパンツに一目惚れ』、まさか展開を広げてくるとはまったくの予想外。クマの刺繍のパンツが同じクラスの小桜さんに大好評で困ってるクマパン、いや絹森。なんと彼を訊ねて上級生がやってきたというんですね。五十嵐百合亜。手刺繍のクマパンツを見せびらかしながら登校しているやつがいた。その情報でもって、ここまでやってきたっていうんだ! さあ見せろ、お前のパンツを見せろ。初対面であんまりだ。しかも小桜さんもめっちゃ乗り気。どれほどの魅力がクマのパンツにあるというのか。あの、無理矢理クマパンのズボンを下ろそうとしている絵とか、見た目にもダメで、すごいですよね。部活の勧誘、刺繍入門講座もやるのでぜひ見学にきてね。これ刺繍部? 手芸部? 新たな個性が登場して、また小桜さんのコンプレックス? なにか刺激されてるようで、こちらも気になる。こんな展開があろうとか、まったくの予想外。俄然面白くなってきたと思います。

『課長と私のおかず道』。今回はおかずというより主役? ごはん、白米にスポットライトですよ。もう少しでボーナス。期待感に浮かれた保志が、そうだお母さんに新しい炊飯器を贈ろう。それで電器店にいってみたら、なんと課長に遭遇。炊飯器の下見してることを見抜かれるくだり、おかしかったですね。だって、バレバレやん! そしてそれからの南条課長の炊飯器リサーチ。とうとうと炊飯器の情報を語って、ああ、課長らしいなあ。ご飯に対する情熱もなみなみならぬものがあり、電器店店頭でうっとり。さらにおかず談義まではじめて、他のお客さんにも大好評。いややっぱりこの漫画、一見クールな課長の情熱、ご飯とおかずの話になるとついついエキサイトしちゃうって、そこが面白いですよ。

『ご指名は劇場で!』、札幌芒野が舞台。夜の繁華街、キャバクラ? のキャストさん? 蘭香にしがみついてきた女の子。どえらい無口で、と思ってたら、小さな声でちゃんと話してる。聞けば役者志望。いや、これ駄目だろう。向いてないよ。蘭香も黒服黒部も驚きを隠さないのだけど、そうか、寒さに耐えつつお客さんに笑顔を見せていた、そんな蘭香の演技力に惚れ込んだというのか。この子、こんどうみそら。独特の雰囲気、ささやくような声で寄り添うように話す、その雰囲気に、これだと手応え感じている黒部。かくしてこの子のキャバ活動、いや役者になるための経験値? はじまるっぽいですよ。

『市長さまっ!』、ゲストです。日の出市の新市長、吉祥文は、見た目に幼ない? うら若き女性。そんな彼女がいろいろ不穏な発言繰り返す。この市を支配する。少し前なら殿様だ。挨拶にきた業者の手荷物、お土産欲しかった、飴をくばろうなどなど、見た目の幼なさとこうした発言のまずさ、ヤバさ、ギャップを見せていこう、そういう趣向であるようですよ。不穏な言動のたびに焦ってる秘書課職員、その苦労がうかがわれますね。

  • 『まんがタイムスペシャル』第26巻第5号(2017年5月号)

2017年3月21日火曜日

『まんがタイムきららMAX』2017年5月号

『まんがタイムきららMAX』2017年5月号、先日の続きです。

『夢見るプリマ・ガール!』は球技大会。クラス対抗でバレーボールをやるというのですが、ああ、そうでした、バレエをバレーと間違えてダンス部にやってきた人がいましたね。ゆきな。今回はこの子が大活躍。対し、みゆはクラスが違う、ひとりぼっち、球技も苦手、バレーコートのわきでひとりピルエット続けてる。見た目にもおかしいんですが、その後のみゆの活躍もいかします。スカる、スカる、そして顔面で受ける! めきょーって! 昔のギャグ漫画みたいよ! そしてゆきなが今回のバレーによって、バレー熱を取り戻してしまうんじゃないか。皆で心配して、それでダンス部に引き止めようと頑張る、その様子、いやあ、熱かったですよ。勝手に気持ちが高まって、みたいな話なんですが、それでもゆきなもその情熱にほだされて、ええ、皆、いいですよ。あのダンスに対する、皆に対するゆきなの気持ち、あれもとてもよかった。ダンスから離れて、ダンス部の根幹に踏み込む、いい回だったと思います。

『のけもの少女同盟』はニカの悩み。どうしても子供に見られてしまう。というか、デパートいったというその時の服装、ポシェットななめがけしたりして、ほんとに子供っぽくってよ? ともあれ、大人になりたい、大人っぽくなりたいニカと、若さを維持したい、取り戻したいもも先生の対立構図がうまいこと効いていたと思います。というか、もも先生、いい歳してとか紹介文にありますけど、そんなに歳なの? なんだかんだで若々しい人ですよね? そして大人になるためのイニシエーション。なんとか誤魔化そうとやたらハードル高めるのおかしかったです。最後にスーツと化粧でイメージチェンジ。まさかいじめと勘違いされるとは! この予想外の展開、ほんとおかしかったです。

『ぱぺっとコール!』。ほとりんが女子会に誘われました。野宮さんと西川さんと木村さん。しおりは心配だから自分もいくとかいい出すし、つるちゃんはそんなしおりを必死に止める。遠隔でほとりんをサポートできるようオンライン待機するってことで決着するの、これ今風といっていいのかな、いいなって思いましたよ。しかしほとりん、面白い。サ●ゼにいこうっていわれて、躊躇なくラーメン屋に入っていく。な、なんでそこだと思ったの!? サイゼリノにプリシー、わからない単語があるとしおり、つるちゃんにスマホで助けを求める。その一生懸命ついていこうとしている様子は健気で、ほんと、素晴しい。そんなアウェイ感ある場所で頑張ってるほとりんが、ドリンクバーとなると人がかわったように自信満々。この子のこういうところもとてもいいです。今回、誘ってくれた彼女ら、ちゃんとほとりんのことわかってくれていて、ずっとスマホでしおり、つるちゃんと連絡とってたのもわかってたんだ。しおり、つるちゃんがほとりんを見守ってるように、この子たちもほとりんのこと暖かく見ていてくれたんだなあ。というか、ほとりんを愛でる会の会員! けど、これがこうしてちゃんとコンタクトして、仲良くなって。いい機会だったと思います。ああ、これも青春だ。

いちごの入ったソーダ水』は真夜ちゃん特集です。やったあ。真夜ちゃん、月に目撃されてしまったのです。ジャージにマスクで出歩いてるところを。そんな格好で、どっか具合でも悪いのか!? ああ、月さん、いい子だなあ。もし具合悪かったりしたら介抱、看病してくれようというのか。けど真夜ちゃん、この格好、ただの通常営業だっていうんですけど。しかし、月さん、しっかりしてるんだなあ。そんな格好ダメだろ!! って、いや、めちゃくちゃ可愛いと思うんですが。くたくたジャージ、最高だと思うんですが。普段の学校での格好も、真夜ちゃんの考える落ちついた服装も、とてもいいと思うんですが! そう思ってたら、月プロデュース、カラオケ店でイメージチェンジ作戦! うわ、これ、危険! 真夜ちゃんも月もこれはなにか違うかも、そういって共通認識として確認しちゃったわけですが、真夜ちゃん曰く大事故だそうですが、でもそれはそれでとてもいいんじゃないでしょうか!? いやもうほんと、どうしたらいいのかわかりません。最高ですよね。最高ですよね。

  • 『まんがタイムきららMAX』第14巻第5号(2017年5月号)

2017年3月20日月曜日

『まんがタイムファミリー』2017年5月号

『まんがタイムファミリー』2017年5月号、先日の続きです。

『牧場OL』は、前回牛舎にて発見された女性です。新スタッフになるのかな!? とか思ったんですが、そういうことでもないみたいですね。とりあえず身元を知りたい。コミュニケーションをはかろう。野花が及び腰になってるところ、スアンさんがあっけらかんと話し掛ける、その様子がすごくよかったです。でも言葉が通じない。そうか、スアンさんも英語あかんですか。なので英語のできる糸魚沢頼り。オーストラリア出身のメアリー・ブラックモア。北海道をバイクで旅している。メアリーの要望に応えて牧場案内し、仲良くなって、ごちそう食べて、それでメアリーの言葉に新事業が発足!? 牧場で直売してみたらどうか。社長が乗り気で、どうも実現しそう? 野花が店の担当者? このテンポ! とんとん拍子で話がまとまる様は、見ていて楽しくなりますね。

『レオタードって恥ずかしくないですか?』。いよいよ本番。緊張につぶされそうになってるりなに、兄が客席から精一杯の応援してるっていうのね、ああ、妹が緊張するだろうってわかってたんだな、兄ちゃん。そして演技。ちかの笑顔、すごいな! 普段と全然違ってる。そして応援、手拍子を受けてだんだん楽しくなるのがね、ほんと素敵だなって思いました。失敗はあったけど、なんとか最後まで踊りきれた。これ、りなもそうだし、ちかにしても先輩ふたりにしても、いい経験、達成感を得られたんじゃないかなあ。ほんと和気あいあいと、仲良く続けてきた部活のひとつの結果がここにあった。そう思わせてくれる描写に、今後の課題も見えてきそうという流れ。ああ、もっとこの子らの活動、見ていきたいと思わされましたよ。

『パパとあそぼう!』。たまたま買ってきたお土産、それがさくらに大ヒット。いつも影が薄く、娘の覚えもめでたくないパパなのに、この日はすごいすごいと大絶賛で、いや、ちょっと嘘、娘の心はもうお土産に向いてるし、ママと一緒に遊びたい気持ちでいっぱいになって、適当に返事してるだけだー! でも、パパ、この成功が癖になって、娘にうけるお土産を探す探す。ほんと涙ぐましいですよ。同僚の藤沢にも相談して、リスト作成してってやってたら、えらい熱心に仕事してると勘違いされてしまった。どんだけ本腰いれてるんだろう、このふたり! めちゃくちゃ面白かったです。けど、パパ、ちょっとやりすぎましたね。ママに怒られました。でも、そりゃそうよ。これ、ママが正しいよ。今回のラスト、娘とパパ、一緒に今日のお土産で遊んで、そしてママのちょっと嬉しい言葉もあって、パパにとってはいい日でしたね。とても素敵なラストでした。

『かしこみかしこみ』は、もうじき町からいなくなる移動焼き芋屋さん。お芋屋さんとの別れを悲しんでる女の子がムクに相談ですよ。やめないでってお願いしたら? そうしたら恥ずかしがっちゃって、今度は山椒に相談だ。やめないでってお願いするのは? このくだり、めちゃくちゃ面白かったです。焼き芋屋さん、お嬢さんからの手紙受けとって、けれど続けるのは無理だって。お芋作りしないといけないんだって。ああ、そうなんだ。夏は農家、冬は石焼き芋屋。そうか、冬の副業だったんですね。しかしそれでも今回は、お芋屋さんお手紙貰えて、それを額にいれて壁に飾っちゃうとかね、どれほど嬉しかったかが伝わってきます。こうした素直な気持ちの伝わって嬉しいということ、おそらくはとても大切なことが、素直な筆致で描かれるこの漫画もまたとてもよいものだと思います。

  • 『まんがタイムファミリー』第35巻第5号(2017年5月号)

2017年3月19日日曜日

『まんがタイムきららミラク』2017年5月号

『まんがタイムきららミラク』2017年5月号、先日の続きです。

『広がる地図とホウキ星』。今日は街にいきますよ。魔法使い専門店通りなんてものがある。なるほど、魔法が暮らしに密着してるってこれだけでもわかりますね。服飾のお店では衣装から杖から、いろいろ扱っていて、そこでゼルダがちょっと可愛い帽子に興味持ってるのがね、ちょんって指で触れるだけなのね、この子のらしさを表現していてよかったですよ。そして本を探したい。そんなリンの要望にゼルダがおすすめの本屋を紹介するという。おお、さすが本大好きのゼルダさんだよ。そう思ってたら、おお、ここがゼルダの下宿先。おお、エプロン装備! ゼルダと店長さん、相性よさそうですね。そしてゼルダの氷魔法の応用で、飲み物もなにか可愛い感じになりまして、おお、ここで発展だ。他のお客さんにもサービスで飲み物提供して、これ、書店と喫茶コーナーとか、ありますよね。そういう風になっていくのかな。先のことはまだまだ未知数な彼女たちですが、夏休みにどこに遊びにいこうかとかね、そういう話が夢や希望、期待でふくらんでいく。ほんと、そのふくらみ、ひろがりが素敵です。

ビビッド・モンスターズ・クロニクル』はちょっとした二部構成ですね。前半は赤音と光理、ふたりでプールに遊びにいきまして、いやあ赤音さん、面白いわ。じたばたしてるのが可愛いです。そして後半は、例の雪原の攻略です。しかし、これ、ちょっとだけ予想があたって、けれど全体には間違ってるという、ほんと、すっかり上をいかれています。あたったのは、飛空挺のクエストで入手したたいまつ、あれがこの状況を打開するためのアイテムなんだろうなという点。はずしたのは、正しくは打開ではなかったということ。なんと、ドラゴンをおびき出すためのギミックなんだ! しかもその上、例の孤立してたプレイヤー。この人、とんだ食わせ者。まさかの高レベルプレイヤーで、ソロでボス狩りしてるヤバイ奴だって、ほんと、まんまとキャロのこと利用して、そして最後にその本性を明らかにする。って、いや、ちょっと、なんか、かっこいいよ! この人、絶対活躍しそう!

『お願い!ロイヤルニート』。桜花の代理として登校していたロボ、桜花ロイド。その正体を久遠寺さんに知られてしまった! 大ピンチ! と思ったら、ほたるの無理矢理な言い訳にすっかり丸め込まれてしまってるし! まさか、こんなにチョロい人だとは。ところで、Lowbowといったんですのほたる、なんか可愛かった。前半は、ロボの秘密を守るためとはいえ、桜花にいろいろ嘘の設定盛ってしまってさあ大変。これ、久遠寺さん、信じてるよ? 絶対、今後に影響あるパターンよね? そして後半は、桜花がニートになった理由が語られる。いや、これ、おかしかった。結局、桜花がひきこもるにいたった理由、桜花と久遠寺との関係、大げさに大げさに受け取られてしまって、いや、これ、絶対今後に影響あるパターンだよね? なんか、桜花が両面から追い詰められる、そんな日がくる予感がしますよ。

しましまライオン』。大雪で休校との連絡をうけたまこ。けれど大雪というのがなにかわからない。さすがサバンナ生まれ、サバンナ育ち! 雪なんて見たことなかったぜ! カーテンを開ければ窓の外は一面の銀世界。それを、まこ、灰が降ってると勘違いしたんだ。慌てちゃって、その騒ぎっぷり、面白い。これだけ慌てたの、まこだけみたいですが、ゆうゆうマイペースのいおん。えりなについては、どうも誰よりも率先して慌てたみたいな形跡あるんですが、いろいろ知ったかぶりしてる様子が可愛かったです。そしてりんな、寒いの嫌いだから部屋から出ようとしない。こうしたそれぞれの反応の違いに人となりうかがえて、大変面白かったです。皆で雪遊び。雪像作ってみたり、昔の自分というお題に、いおんが立派なたてがみつけたライオンの像作って、あんたはメスだろーが、ってつっこまれてるの、めちゃくちゃ面白かったです。そして最後にいおんが、まこの昔の姿にそっと寄り添ってみたりしてるのね、おお、ほんと、この子のこういうところ、素直に見せない本心、いいですよね。ところで今回、新菜に千鳥が出てきてないのですが、これ、やっぱり新菜が寒さに弱いから、なんですかね?

  • 『まんがタイムきららミラク』第6巻第5号(2017年5月号)

2017年3月18日土曜日

『まんがタイムきららMAX』2017年5月号

『まんがタイムきららMAX』2017年5月号、発売されました。表紙は『ステラのまほう』、珠輝に裕美でありますね。ふたり、この姿はどういうことなんだろう? プール? 水着? そんな薄着でね、ビーチボール? バランスボール? たくさんの球体にうずもれるみたいにしてる。大きなボールを抱き抱えるようにして、なんだかちょっと楽しそう。リラックスして素敵な笑顔見せてくれています。

『すくりぞ!』、ちょっとした転換点でありますね。いままでリゾートホテルを作る、そういいながら、なんとなくだらけた感じさえあったスクールリゾート部ですが、今回は結構ガチな旅館の実態に触れてみて、そして心を入れ替える? ルルの家、民宿台場のバイト募集に応じてみたんですね。そうしたら想像以上にハードで、寝子がいうにはとんだブラック、けれどルルがいうには全然ブラックじゃない、カフェオレ程度だって、ああ、そりゃ全然ブラックじゃないですね。慣れない仕事に音をあげそうになりながらも、なんとかかんとか頑張ってた寝子たち。けど、まさかの失敗、まかないと思ってお客さんの食事、食べちゃった! それで責任感じる寝子とかね、ルルに連れられてきちんとお詫びにいくし、そしてミスを重く受け止めて、もうあんなことしないっていう。さらにルルの自分たちを擁護する言葉を耳にして、ああ、寝子がしっかりとした表情を見せた。責任と期待を自覚することで、こんな風に変わるんだって思わせてくれて、実に素敵でした。ええ、寝子、変わっていきそうですね。

はんどすたんど!』はいきなり催眠術? あやしげなことしてるななみからスタート。なんだこれと思ったら、ああ、いよいよ新人戦、しかも当日か、上がり性のゆかちーを緊張から開放すべく催眠術でなんとかしようというんですか。でもどうにもならないのがこの漫画らしい。というか、催眠術でなく、皆で話して、頭の中を野菜に、そしておいしい料理にシフトしていくことで克服するって、うん、普通のルートぽく見せて、絶対普通じゃない結果にいきつきますよね。今回は演技順はどういう観点から決めるか、そうした体操に関わる知識、情報を提示。そして実は大きなアドバンテージを持っているゆかちーに先生がかけた言葉。制覇できるんじゃないかって、できそうにないことはいわないって、期待と信頼をまるでなんでもないことみたいに、すぱっと告げちゃうんですね。ほんと、これ、ゆかちーの気持ち、それが不思議といつもよりしっかりしていた、その理由ですよね。そしてそうした気持ちのしっかりとした様は部員全員、皆からもうかがえて、ああ、成長してる。その成長した様をぜひ見せてほしいところですよ。

『私を球場に連れてって!』、のっけから面白いですね。野球観戦に誘われた。でももうお金がないんです。大きな声でそういいながら泣くタマに、やめてくれって、カツアゲしてるみたいじゃないかって、泡食ってるレオナが面白かったです。そしてファル子、ファルコンズに関係ない試合だから今回は不参加、そういってた理由が球場で判明する。おお、ビール売りのバイトやってるんだ! そうか、福岡は遠いからバイト頑張ってるんだ。健気さに泣けるなあ。と思った矢先に、キャッツファンの支払いが私を通じてファルコンズに流れていくんだって、おお、そんな発想ありか! いいわあ。こういうやりとり。軽妙にして気の置けない近しさ、よくよく現れていると思います。そして話題は球場メシに。そうでした。自分も子供の頃、球場に連れていってもらった時は、うどん食べるのとか楽しみにしてました。けど、タマみたくこんなに大量には食べなかったよ! ほんと、おとなしげなこの子に、またなんともいえない属性がついてきましたね。意外と毒舌、さらに大食。まだまだなにか隠されてるかも知れませんね。

『お兄ちゃんって呼ばないで』、佐久間七瀬が入居することになったシェアハウス。そこで突然お兄ちゃんに認定されて、なるほど、このシェアハウスには家族の役割演じなければならないルールがあるのか。しかし、七瀬、この子は女の子。確かにボーイッシュではあるんだけど、それにしても兄はおかしいって、妹担当にして大家である木戸井かりんに抗議して、でも聞いちゃくれねえ。七瀬の部屋も、かりんの考える兄らしい部屋にコーディネート済み。しかしなにがなんでも七瀬に兄を演じさせたいかりんの真意はいかなるものか。なにか悲しい過去などありそう、そう思わせながら、性悪っぽさなんかも漂わせて、いや、なんか剣呑だな、なかなかに不安にさせる子であります。

  • 『まんがタイムきららMAX』第14巻第5号(2017年5月号)

2017年3月17日金曜日

『まんがタイムファミリー』2017年5月号

『まんがタイムファミリー』2017年5月号、発売されました。表紙は『大家さんは思春期!』、チエちゃんがたすきに旗を装備しまして、交通安全、横断中。春の交通安全週間でありましょうか。『ふみのさんちの大黒柱』理一も元気に横断中。『シロクマはシェーカーを振れません』、クマのバーテンさんも見事に通学スタイル。水色のランドセルいいですね。というか、あなた小学生スタイルでよろしいのん?

『かなみ育成中!』、面白いことになってきましたね。弟大好きかなみにライバルができました。姉大好き男子、綾瀬君。かなみと熱く言葉をかわす、その内容は家事に対する情熱だーっ! お前には負けない! 自分の方が家事能力、上だって! しかもこのふたりの対立構図利用して、家庭科部が対決をプロデュース。お母さん系高校生ズをお呼びしました、って、みんなお手本にする気満々だーっ! 写真撮影、ビデオ録画、あとでスロー確認するわよ。めちゃくちゃ面白い。なんだこれっていってる結とかも最高でした。ふたりともに有能なんだけれど、さらに有能さをアピールするためにエア洗濯はじめるとか、どんな発想なんだろう。たまらんおかしさ、面白さ。最後の決着まで本当、楽しめましたよ。そして最後に急展開。うおお、さきちゃん大ピンチ! 弟妹が増えるよ! ほんと、息つく間もなく次へと事態が進行しますね。

『おしかけツインテール』。うおお、大変だ。花梨がツインテールじゃなくなっちゃった! 『おしかけストレートロング』。まあ、馬鹿なことはおいといて、風邪をひいてしまいました。それで友達がお見舞いにくるっていうんですが、いうまでもなく大きな家。出てくるのはなんかうだつのあがらなそうなおっさん。それですっかり使用人扱いされてしまうとかね、でもって面倒くさいからって、使用人の新田ですって、ほんとノリがよいなあ、俊郎さん。そこからの展開、花梨お嬢様とかいっちゃって、めちゃくちゃ演技しちゃって、面白がってる。ほんと、こうやって調子にのってやらかして、バレて花梨に怒られる。お許しを! お許しをお嬢様! って、それはご褒美でなくって? はいいとして、こうして馬鹿なこといって、枕で叩かれて、ふたりの関係、なかなかにこなれてきてますよね。いい感じです。

『カントリー少女は都会をめざす!?』、いやこれ素晴しい。定期入れ買ったことをみなちゃんに自慢する八重ちゃん。これ、ドヤ顔ってやつだ! みなちゃんの返答もすごい。凄い八重ちゃん、電車に乗る機会なんてないのに。すごいわ、のっけから面白い。ここ2週間、駅すら見ていないけど。ほんと、八重のこの前向きさ? 迷走といった方がらしいのかも知れないけど、惚れ惚れしますよね。気分だけでも都会をという八重につっこみが追い付かないみなちゃんも素晴しいです。というか、みなの語る田舎の道案内。これもおかしかった。大河さんとのやりとりも素敵。八重がやたら憧れてて、そんな八重のことも大河さん、よくわかってる! 最後のポイントカードの入れるべき場所っていうの、あれも面白かった。みんないい子でさ、それがなによりいいんですね。

『役職名はお嫁さん』、めちゃくちゃ面白い。鹿沼さんの教育係になった美如さん。うまいこといってる感じ? そう思ったら、あれ? 鹿沼さん、泣いている……。その理由、花粉症なんですけど、美如さん、そうとは思いいたらず、そのやりとりのちぐはぐさ、実に面白かったです。だって、鹿沼、美如で深刻の度合いがまるで違って、鹿沼からすれば花粉症じゃない美如さんには伝わらんなあ、くらいのものが、美如からすれば、鹿沼どれほどに追い詰められてるんだろうみたいに見えちゃってて、しかも誤解をそのまんまに表面上話だけはちゃんと通じるっていうんだから、めちゃくちゃ面白かった。同じく花粉症の陽大が鹿沼の話聞いたというの、家でちゃんと美如にも報告するんだけど、やっぱり誤解したまま話が進行しちゃうのね。しかし今回のドタバタ、鹿沼が美如のこと信頼してるってわかって、また親身になってくれる美如にさらに好感得てるみたいで、ただ面白いだけじゃなかった。いい感触でありましたよ。

  • 『まんがタイムファミリー』第35巻第5号(2017年5月号)

2017年3月16日木曜日

『まんがタイムきららミラク』2017年5月号

『まんがタイムきららミラク』2017年5月号、発売されました。表紙は『うらら迷路帖』、臣と千夜、ふたりイラストであるのですが、ん? これはなにをなさってるの? 臣さん、千夜の衣装の紐をといていらっしゃる!? 帯の結び目のところから腕にのびてくるくるって巻いてある、その紐なんですが、それがこうしてとけるだけで、こんなにも印象違ってくるのか。これ、千夜の鮮烈な印象、いや増されていますよね。

『mono』、『ゆるキャン△』のあfろがミラクに帰ってきましたよ。写真をたしなむお嬢さんのお話。写真を撮る牧ノ原先輩に憧れ、スマートフォンで写真を撮る日々。それはいいんだけど、『ゆるキャン△』では出してない持ち味、ばっちり発揮してきてますね。雨宮さん、この子の撮った写真、ネコ16枚、空14枚、先輩3万枚、その他12枚。先輩3万枚!? 先輩が卒業してやる気なくしてる雨宮をやる気にさせる霧山。そして雨宮、ついにデジカメを買う気になって、って、それで買うのTHETAならぬヴィータ、全天球カメラっていうんだから、これ、すごいよ。普通じゃない! オークションを利用するもまさかのトラブル、でもそれが新たな出会いを生んで、そして全天球カメラにて撮影したそのイメージ! うおー、これ、すごいわ。これ、電子で見たい。電子だとノドがなくてツライチで表示されるじゃないですか。『mono』一本、この一話だけでもいい、電子で出しておくれー! 写真の漫画、写真の楽しみ、そう一口にいうことのできない、そんな漫画です。関わる人、まつわる人、もの、その魅力がしっかりそこにある。まるで手触りさえも感じるほどに! いや、もう、ただの一話でやられまくりですわ。

『甘雲ダイアリー』、突然の雨に困りはてたお嬢さん。山が近くて天気が変わりやすい。お婆ちゃんにはいわれていたけれどこれほどとは。自分は濡れてもいから、買ったばかりの本だけは死守したい。ああ、この子の気持ちわかります。ほんと、体はね乾かしたらすむじゃないですか。でも本はべこべこになっちゃうからなあ。と、そんなピンチを助けてくれたお嬢さん。おお、うつむいた優汐の視界に飛び込むように入ってきた、その印象のあざやかさ、見事に大ゴマにて表現してみせて、そこからのふたりのコミュニケーション。最初はちぐはぐ、けれどだんだんに打ち解けてきて、そして桜雨。情緒、叙情を感じさせるこの流れ、美しかったな、素敵でした。しかしこの傘の女の子。雨はお友達? 不思議なことをいう子です。この不思議な子との再会、おそらくはあるだろう。そんな予想に、傘の子だけでなく、読者もわくわくさせられるものある。そうした広がり、とてもよかったです。

『まちとびカルテット』、大江戸を舞台に火消しに勤しむ娘さんたちの話であります。といっても私たちの知ってる江戸ではない。街中に張り巡らされた水路。絢爛豪華な街並み、そして皆の衣装もぱっと目をひく華やかさ。この街にやってきたばかりのかなでが、たまたま世話になった船頭の桐、この子に頼まれるままに消火活動手伝って、この活動に従事する人たちがまちとび。それぞれの技で、火をとどめ、火を収め、場合によっては破壊消防もいとわない。そんなまちとびたちの活躍描いて、そしてかなで、下宿先が焼けちゃった、ということでまちとびのまつりの家にお世話になります。まったく予想もしなかった、まちとびになる道、それが開けたみたいですね。いずれはかなでも、得意の技を見つけていったりするのかも知れませんね。

『ハルベルンハルカ』、めずらしいなあ、ロボットものだ! 憧れのロボット。巨大ロボット。そいつに乗って、悪いロボットと戦う! ちょっとしたロマンですよね。そのロマンに突き動かされるままに突っ走っていくヒロイン春部遥。しかし、これがなんともいえんギャグで、先代パイロットのロボットに乗りたくない理由っていうのが実にアレで、そして遥のやる気が一気に萎むあの展開、ほんと、これまでシルエットにとどめていたロボの詳細がどーんと明らかになって、ああ、これ、このインパクトのために秘匿してたわけだ! しかし、すごい。遥の連呼、もう何回いった? この勢い、面白かったですよ。なんというか、その勢いでもって笑わされてしまう。見事な力技でした。でも、一度はやる気を失った遥が再び立つ、その場面、ちょっとかっこよかったよ!

『帰宅部でいいのに』、球技が苦手なリンちゃん。冒頭でサッカーボール空振りして思いっきりコケてみたり、そして友達からバスケ部に誘われてね、嫌だって、ボールは友達といわれても、敵だって、絶交するって、そんなリンの、いかにボールが苦手か、運動が苦手かがこんこんと描かれるのですね。小学生時分のドッジボールの思い出。ボールは怖いし、ぶつけられるの痛いし、痛くて怖くて取るのも無理だったって、そんな苦手意識と、そんなリンの気持ちを全然理解してくれない友達。でも、友達のことは嫌いにはならない。でも一緒に運動部に入るとかは無理。帰宅部一択。それは絶対譲らない。そんな彼女らの対話劇。部活に誘うのだって、どっちかというとジャレて楽しみたい、そんなのの一環なのかも知れませんね。

  • 『まんがタイムきららミラク』第6巻第5号(2017年5月号)

2017年3月15日水曜日

Nintendo Switch Proコントローラー

 まさかProコントローラーまで品薄になるとは予想外でした。それこそ本体発売日くらいには、どこでもはいいすぎかも知れないけど、普通に任天堂直販とかで買えたりしてたんですが、気がつくとどこもかしこも品切れ品切れで、なぜなのか。そんなにJoy-Con使いづらかったのか? いや、まあ、そうかも知れませんね。私は本体の予約が通った時点でProコンも発注したのでJoy-Conは携帯モードで遊ぶ時くらいしか使ってないのですが、やっぱりちょっとフィールが違う。あと、充電まわり、その違いもProコン品薄の理由になってるんじゃないかなと思います。

充電っていうのは、Joy-Conって本体にとりつけておくことで充電されますけど、毎回遊んだ後に本体にセットして、みたいなのが億劫なんじゃないかなあ、って思うんです。どうですか? 私、Joy-Conは本体につけっぱなしなのでどうなのかさっぱりわからんのですけど、しばらく遊んだら付属のグリップからJoy-Conはずして本体にセット。また遊ぶ時には本体からグリップにJoy-Conをつけかえる。ああ、ちょっと面倒そうだな、そう思ってしまう私は筋金いりの面倒くさがり屋なのですが、実際Proコン主体で遊んでいると、その快適性にJoy-Conつけかえとか考えづらく思うのですね。おそらくはそうした人も多いから、Proコン、充電グリップ、いずれかを買い求めた人が多い。ゆえに両方ともに品薄、といった状況が生じているのではないかな。

ProコンとJoy-Con、どちらが使いやすいかといわれると、慣れてる分も手伝ってProコンに軍配をあげざるを得ないというのが実感です。Joy-Conだと左右のスティックが小さい。またどうしても親指に近い位置にある(特に右)ので、少々窮屈に感じてしまう。その点、Proコンはそういった窮屈さ感じません。左スティックはWii Uのコントローラーに近く、右スティックはPSのデュアルショックに近い。左右非対称の配置になっていますが、それを問題に感じたことはありません。

ただひとつProコンで困ったことというと、十字キーです。私は今『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』を遊んでいるわけですが、これ、十字キーに装備変更がアサインされていまして、上がシーカーストーンアイテム。左が盾。右が武器の交換操作にあたります。頻繁に武器の壊れるこのゲーム、当然十字キー右を押して武器を切り替える場面も増えるわけですが、この時になぜか上と判定されてしまう。武器変更をしたいのにアイテム変更が開いてしまうことが本当に多いんですね。なので右ではなく心持ち右下を押す、そうしないといけない。まあ、下を押してしまうと口笛を吹いてしまって、それもまた困るんですが……。

Joy-Conだと左に十字キーはなく、それぞれ独立した上下左右のボタンを押すことになります。これだとアイテムはアイテム、武器は武器、間違いなく切り替えることができます。この十字キーのフィール、自分だけの問題かと思ったら、他でも同じようにいってる人が散見されるので、そういう癖があるんでしょうね。『Splatoon 2』だと十字キーでジャンプ先を切り替えることになってるんですが、このフィールだとジャンプ先間違いが発生しそうで、ちょっと心配です。

2017年3月14日火曜日

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

 『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』、これ、尋常じゃないです。ものすごいこと話題になってたので買ったのですが、これがもう大正解というか、やばい世界に踏み込んでしまったというべきか、まいった。毎日遊んでしまう。夜寝る前に、ちょっとだけ、まあ、これでちょっとですんだ試しなんてないんですが、ほんと、実際そのとおり。ああ、もう3時だよ、あ、3時まわっちゃったよ、もういい加減に寝ないと翌日に響く、響く……、響いてしまっています。まずい。すごくまずい。しかしこれ、ほんと、なんなんだろうなあ。変に病み付きになる、そんなまずさがあります。

面白いのか、そういわれると、うん、多分面白いんでしょう。なんか、よくわからんのですよね。大きなメインストーリーは当然ある。けど感触としては完全放置って感じでして、なんか、え? 今、自分はなにをしないといけないんだっけ? ありがたいことに、ちゃんとやるべきこと、システムがまとめていてくれて、それ見ると目標も進捗の度合いもわかるようになってる親切設計なんですけど、気を抜くと、あれ? 今、自分はなにをしてるんだったっけ? 忘れてしまう。だからとりあえず小さいことからチャレンジして、このあいだ高所から見つけて地図にマークしておいた祠をひとつでもふたつでもクリアしていってみよう。そう思って祠までいってみたら、おや? 沖に島が見えるな。あれ? 山方向に祠の反応があるな。ふらふらと誘き寄せられるように近づいていくと、そこでまたなにか別の目標を見つけてしまって。基本的にこの繰り返し。こうなるように設計されてるんだとは思うんですよ。まんまとしてやられてるんでしょうなあ。

大きな目標は当然提示される。その枠組みの中で、どのように進行させていくか、なにを優先させていくか、そうした小目標はプレイヤーに委ねられていて、お使いイベントみたいなものはあっても、それをやらなくても先には進めるし、今は乗り気でないから後回しにしておいて条件が揃ったら戻ってくる、みたいにもできる。私の今の目標は地図を埋めるです。このゲーム、目標地点へのルートどりが極めて自由で、どうしてもこのルートしか許されないみたいな場所はものすごく少ない。局所的にここからしか登りはじめられないみたいな場所はあるんですけど、いや自分が別ルートを見つけられてないだけかも知れませんけど、本来想定されているだろうルートを無視して山越え、敵との戦闘全回避みたいなやり方も可能。だから意識して巡らないと、各地のポイント、名称、その他、知らないままに終わってしまいかねない。それはつまらないなあ。いろいろ見て、いろいろ確かめていきたいなあ。といった具合に、プレイヤー自身が各々のテーマを設定して遊ぶことのできるゲームであるのですね。

自由に遊べる幅広さと、多少の制約と、そして世界を色付けるストーリーに設定。単純に、こうだから面白い、こうだから楽しい、とはいえないゲームに仕上がってると思っています。多分私の感じているものと、他のプレイヤーが感じてるものは同じではない。ですが、そこにおそらくは共通する、共感できる核のようなものはあって、きっとこのゲームをプレイするということは、その核を模索する試みなのだと思うのですね。

2017年3月13日月曜日

Nintendo Switch

 ふと気づいたんですけど、『うらら迷路帖』の紺さん。なにかと印象が被るんだよなあ……。あ、Switchだ。左ブルー、右レッドのSwitch、これ、紺カラーですよ。袴が濃紺、Switch本体はグレーというのも高ポイントですよね。Swich擬人化を果たした暁には紺その人になってしまうのでは? そう思うくらいに印象がばっちり被る。というわけでNintendo Switch、購入しております。残念ながら予約時の見通しが甘かったため、望みの色の入手かなわず、なんとか滑り込めた二次予約で唯一注文できたグレーモデルを手にすることとなりました。

Switch本体と一緒に購入したのは、『1-2-Switch』、液晶保護フィルム、そしてProコントローラーなのですが、発売当日に面白い新しい10年に1本の出来レベルなんて具合にやたら評判のよかった『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』。思いたったら即購入、ダウンロード販売って便利ですね! ええ、これ、もうめちゃくちゃ面白い。毎日、取り憑かれたみたいにして遊んでます。これ、ほんと、危険なソフトですよ。

Switchの性能もろもろ、HD振動とかね、そういうのを体験したくて『1-2-Switch』を購入したのですが、少し母と遊んでみて、それ以来やってません。面白くないってわけじゃないんですよ? 早打ちね、いやもう母に完封されてまして、え? 嘘? 自分で思ってるよりも相当鈍かったりするわけ? ともあれ、この手のゲームは普段ゲームをやりつけてない人でも一緒に遊べるわけで、家族がいる、とりわけ子供のいる家庭だと大活躍するんじゃないかな? もう少し遊んだら他のミニゲームもロック解除されるのかも知れませんが、本当に全然遊んでないので、目玉のHD振動のゲームにまでは辿り着けていません。

複数のモードを切り替えて遊べる、これもSwitchの目玉でしたね。私は『ブレス オブ ザ ワイルド』、BoWを遊ぶのに折角の映像の魅力を堪能したいばかりにほぼテレビモードで遊んでいるのですが、たまにちょっとだけ遊びたい、amiiboの読み込みだけさせたいとか素材集めしたいとか、ほんのちょっとだけ遊びたい時にはテレビをつけるまでもない。家族が見てたりもしますからね。このSwitchのモード切り替えを便利に利用しています。モードの切り替えといっても、全然それを意識せずにできるというのが素晴しいと思います。ドックから本体を引き抜いてホームボタンを押したら、もうそれでテレビモードから携帯モードにスイッチされます。背面のスタンド立てて、Proコンを認識させたらもうテーブルモードでしょう。ほんと優れてます。モードをスイッチすることで、場所の制限から自由になって、それこそ際限なくプレイし続けることが可能になる。ほんと、人によっては冗談抜きで際限なく遊び続けてるみたいになってたりもするみたいですね。私は体力的な限界感じて、ちょっと遊ぶ時間を減らすようにしています。ええと、昨日あたりから。ほんと、きつい……。

BoWにハマってるのは勿論BoWの魅力あってのことですが、そのハマりように拍車をかけているのがSwitchというハード、その機能なのだと思います。これ、タッチパネルや文字入力を使うゲームとかなんかも今後出てくるんだろうなあ。Joy-Con含めコントローラーやタッチパネルといった入力の自由度、多様さもSwitchの有利であると思うんですね。

2017年3月12日日曜日

『まんがタイムジャンボ』2017年4月号

『まんがタイムジャンボ』2017年4月号、昨日の続きです。

『大正みつば歌劇団』、朗読劇の演目を決めますよ。冒険ものがいい。ラブロマンスがいい。部員の要望を汲みたく思うも、どうにもこうにも無理っぽい。というか、部員は3人しかいないわけだけれど、これでちゃんといけるのかな? 演目は幽子発案で赤ずきんです。幽子が主役。マリが狼? でもって歌子が猟師になるのかな? マリの想像なのかな? ちょっと猟師やるのいやそうにしてる歌子がいいですよね。これだけでもうお婆ちゃんを誰が演じるか? みたいな話になりそうなんですけど、まあ、うまいことカットしたり二役やったりしたら支障なくいけそうですね。劇の準備の段階で設定にいろいろつっこみいれてみたり、そして役決めでは、おお、幽子が猟師やりたいって。そうか、この子は男役をやりたいんだった。結局ジャンケンで決めたんですけど、幽子がとりあえず負けてしまって、え? まさか負けが主役? これ、どうなるんでしょう。誰がどの役をするのかは、本番、あるいは練習が進めばわかりますね。しかし、この三人組、マリが前向き元気で、とてもいい。明るい、ほがらか、素晴しいです。

『ペンタブと戦車』。この時代に留まることを考えている里見青年。けれどさすがは未来人。彼の絵はどうにも評価されず、そう思えば最初からファンになってくれてる武田大尉はすごいんだなあ。ともあれ、里見青年の今後についてですよ。生活するには稼がにゃならん。けれどできる仕事がどうにも見当たらず、結局絵を描くしかないんですなあ。里見青年の絵に惚れこんでる、そんな武田大尉の言葉がすごくかっこいい。そして今回は里見青年の葛藤も見事で、ああ、描けといわれている戦争画に消極的なの、記録に残るからなのか。彼は自分がこの時代の人間ではないことを意識して、異質な自分や自分の描いた絵が記録に残らないようにとか思ってるんですね。なんかちょっと切ない、そんなエピソードでした。そして里見青年の活躍の場は、伝単の原稿づくり。なんともいえぬ活躍の場があったものですが、実際こうした女性のイラスト、配られてたりしたそうですから、これはこれで有効な作戦なのかも知れませんね。でも、これ、状況によっては記録に残るよなあ。

『大漁ガールズ』、よいですね。今回はバス釣りですよ。バスを釣ると人が変わる雪子さん。デカいの釣りました、写真撮ってくれって、それはいいんだけど、ハルキわざとなのかな? 魚ばっかり写して雪子が見切れてる。ハルキの、小さな釣果を大きく見せる写真の撮り方とかね、いやあ、ありっちゃあありなのかもだけど、記録するってこと考えるとあんまりよろしくないよなあ。というか、ハルキさん、涙ぐましすぎるせせこましさです。今回、ハルキに渡されたロッドでもって栄子が大物釣っちゃった。3人揃って写真を撮りますという、これ、魚ばっかり写されちゃったの、やっぱり釣れた魚こそが主役だからなのかなあ。ともあれ、あの3人一緒に並んでるのね、仲のよさ感じさせて、とてもよかった。写真こそは残念だけど、間違いなく思い出になってそうですね。

『私と幼ムコさま』、面白かったですよ。天狗の小太郎。この子をお風呂にいれたい。けど、小太郎は風呂をやたら怖れていて、なんで? そう思ったら、ああー、父から受けたスパルタ教育。やたら熱い風呂に叩き込まれた記憶のせいで、風呂が嫌いだ。そんな小太郎を強引に風呂に連れていって、あんこも一緒に入浴。バスタオル巻いてるんだけど、小太郎がとにかくその純情っぷりを見せてくれまして、思わず接触した時には、まさかの回転ひねりでのダイブ。めっちゃくちゃ面白かった。あの華麗なダイブの描写、それ見るだけでおかしい。ほんと、最高だったと思います。小さな小太郎、体の小ささは神通力の小ささだと、それを気にしているのがね。芯こそ強いが、いろいろコンプレックス? 抱えてそうですよね。そして気になるあんことの距離、どんどん縮まっていますよね。今はあんこが大人の余裕で一歩リード? かと思ったら、一気に小太郎が踏み込んできたりね、それで両者ともにドキドキしちゃったりね、いい塩梅、いいテンポで話が動いていると思わされますよ。

  • 『まんがタイムジャンボ』第23巻第4号(2017年4月号)

2017年3月11日土曜日

『まんがタイムジャンボ』2017年4月号

『まんがタイムジャンボ』2017年4月号、発売されました。表紙は『レーカン!』天海さんが、おおう、これはなんだ、情熱がテーマ? 口に黒バラを一本加えて、妖艶なるフラメンコ!? いつもと違う魅力押し出してきていますね。『けいさつのおにーさん』、手塚さんと穂苅くんはマタドール。赤、青、絢爛華麗なその衣装が素晴しいです。『きつねとパンケーキ』紺乃も赤いドレスで華麗にダンス、といいたいけれど、この子の場合はちょっと背伸び感がありまして、それもまたよしであります。『大正みつば歌劇団』は娘三人、自分の演じたい役柄、それをやっておいでなのかな。ドレスのお嬢さん、凛々しい女衛士に花籠持った素朴で可憐な娘さん。それぞれに魅力的な装いであります。

『おにいちゃんと呼ばないで、桐原小鳥の新作です。朝、突然荷物をまとめるよう母からいわれた心。いよいよ夜逃げか!? そう思って覚悟していたら、行き先は大きなタワーマンション。飴ノ森悟なる会社員の家に預けられることになったというんですね。母親は考古学者? エジプトにいくんだそうです。なので心を悟に預けるという。なるほど、このふたりは兄妹なのね。互いにその存在を知らずにいたけれど、鑑定の結果はほぼ間違いなく血縁にあると示されて、かくしてふたりの暮らしがはじまることとなりました。悟はずっとひとりで過ごしてきて、そんな思いを心にはさせたくないと思ったみたいですね。今はまだ交流ともいえない交流。このふたりの距離、関係の変化、どうなるのか楽しみですね。

『けいさつのおにーさん』は穂苅くんの若い頃の話。警察学校にて鑑識の仕事について学んでいて、これ、こういう研修でもって適性など判断したりするのかな? 指紋をとる。足跡もとる。うまいことできもんだから、自分は才能あるんじゃないか、ついついそう思ってしまった穂苅くんだけど、後ろから足跡踏んで台無しにしたのは誰だっていわれてて、ほんと、上げてから落とすまでがはやいはやい。今回は鑑識のこと、指紋の種類とか採取の方法とか、いろいろ紹介されてるそれがただただ面白かったです。鑑識を学ぶのに模擬の一軒家があるとかも面白い。若かりし日の穂苅たちが、将来どういう部署にいきたいか、そうしたことを話し合っている様子、これはもう青春を感じさせますね。そして穂苅の鑑識について勉強する意味、それをしみじみ語るところとかね、ああ、そうか、そうだよね。これはやられました。

今回は二本立て。一本目が穂苅くんの若き日の夢だとしたら、二本目は手塚さんにもスポットライトがあたって、若き日のころ、夢見た仲間がいたというのは穂苅くんに同じであります。今回は卒業式の話。なるほど卒業とともに行き先が決まる。卒業配置、略して卒配。その様子描かれて、ああ、こうして警察官としての第一歩がはじまるんですね。手塚さんのひとりしんみりと思い出す卒業式の時の情景。そばには女性があって、はたしてその人はいかなる人なのか。ええ、切ない思い出なのでしょうなあ。これまでも手塚さんの昔のエピソードにそっと添えられてきた印象、それがまたここで静かに響いた、そんな気がします。

『あの日の海と16歳の夏休み』、新作です。スタイリストの仕事をしているお嬢さん。夏に吹く風に昔のことを思い出して、それは海辺の町の少女の頃。干物の直売所がおしゃれなお店になってると見にいってみれば、それが美容室。声をかけられても今はお財布がない。ならカットモデルになりませんか? 誘われるままに店に入ったこの子の、ずっと抱えてきた悩み。おしゃれは好きだけど、どうしたらいいかわからない。そんな彼女に優しく語りかける言葉と、そして髪に触れその表情さえも、気持ちさえも一変させたその手の技。美容室の最初のお客になったこの子、出会いと新しい髪形が後押ししたのでしょう、前向きになりましてね、この出会いと変化のエピソード。静かながらも丁寧に描かれたそこに、人の心のダイナミズムが感じられて、素敵な話と思いました。

  • 『まんがタイムジャンボ』第23巻第4号(2017年4月号)