2004年10月31日日曜日

真・三國無双

 このあいだ、テレビで『英雄 / HERO』をやってるのを見て、あのアクションの絢爛さは素晴らしいですね。ちょっとけれん味がたっぷりすぎる嫌いもないではないのですが、それも含めての中国アクションという気がします。と、その剣劇があんまりにもかっこよかったので、ああ自分もやってみようと思って久しぶりに引っ張り出してきたのが『真・三國無双』の第二作目です。これは、時代こそは違いますが、やっぱりけれん味たっぷりのオーバーアクションが楽しい中国活劇で、尋常じゃない強さの武将を操り雑兵敵将をばっさばっさとなぎ倒す、まさに爽快感が売りのゲームなんですね。

これ、私、一時期封印していました。なんでかといいますと、基本的に大味なんですね。大味を楽しむゲームといえばそうなのですが、あんまり長くやっているとだんだんその面白さを感じられなくなってきます。使えるプレイヤーキャラクターこそはたくさんですが、マンネリ感が強いんですね。実際このゲームは人気のあるシリーズで、さらに続編もでているのですが、私はこの第二作で買うのをやめました。

けど、久しぶりに引っ張り出してみると、やっぱり面白いんですよ。あんまり細かいことを考える必要もないし、とにかく前線を駆け回って、敵の首領をやっつければ勝ち。このシンプルさがこのゲームの命でありましょう。見た目やシステムこそは最近のゲームですが、ベースの部分は昔のアクションゲームと同じであるかと思うんですね。

最近のゲームは設定やらなんやらが細こうてかなわんという人にはお勧めで、アクション好きならばともかくやって損はないと思います。微妙に底は浅いですが、いいゲームですよ。

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