2005年3月7日月曜日

ことばのパズル もじぴったん おりじなるさうんどとらっく

 買っちゃいました、さんとら。ついこの間、Webで『もじぴったん』の体験版をプレイできるって教えてもらいましてね、それまで『もじぴったん』は名前だけ知っててどういうのか知らないゲームだったんですね。遊んでみてびっくり、目茶苦茶面白いんです。ルールがシンプルでわかりやすいし、短時間で決着がつくから、遊び過ぎて疲れるということもない。しかし、しかしですよ、なにが素晴らしいといっても、その音楽ですよ。ポップでキュートな歌入りBGMがとんでもなく魅力的で、もう私、音楽にはまりました。ナムコもじぴったんうぇぶでは、主題歌(?)のダウンロードもできるのですが、iTunesに読み込んで、何度も何度もリピートで聴いて、いつもはしない譜面おこしまでして、さああとはギターを伴奏に歌えるようにするぞと思ったりしたものでしたよ!

それでさうんどとらっく買ってみたらびっくり。なんと、『ふたりのもじぴったん』の楽譜がついてた! しかもコードネーム付きで! わあ、あの努力なんだったんだろう。まあ音大を出てるんですから、これくらいの曲なら、聴いてすぐわかるんですけどね。— ごめん、嘘。私、聴音は大の苦手でした。

『もじぴったん』のなにがすてきといっても、歌入りBGMがたくさんあるということかと思うんですね。まずね、まずね、『ふたりのもじぴったん』でしょ。これがもう、なんていうかべりきゅーと。それでもって『じゅもんをあげるよ』、なんかげんきになるきょくで、すなおな明るさにつられて笑みがこぼれてくるんですよね。ぜんぺん英語でくーるな『わーずわーずの魔法』は、ピコピコの電子音がフォークジェネレーションっぽい雰囲気にマッチして面白いの。ほいで『Piacevole!』。ボーカルがマシンボイスっぽく変調されてて、なんかちょっと懐かしい感じもしますが、よくよく聴いてみたらすごくやさしい雰囲気であふれた気持ちのいい歌なんですよね!

すごいのは、これらさうんどとらっくに収録されている歌が、もじぴったんうぇぶのダウンロードページで提供されているということだと思います。もう、ナムコさんの太っ腹! ダウンロードページの充実を見たとき、自分の作った歌が広く聴かれるようになったら嬉しいという、作り手側の思いみたいなものが伝わってくるように感じました。それですごく嬉しくなったんですね。だから、さうんどとらっくも買わずにはおられなかったんです。

もじぴったんうぇぶでは、PSP用の『もじぴったん大辞典』の歌もダウンロード可能になっていて、これもまた素敵なんですね。どれものりのいい曲ばっかりで、今「?」になってるところには、多分エンディングの曲が入るんじゃないかと思って期待しているんですが、もし『大辞典』のさんとらが出るようなら、きっと私買いますね(『バンビーニ』がいちばん好き!)。

PSPが高くて買えないので『大辞典』では遊べないのですが、だからその分だけさうんどとらっくの発売に期待をしてしまうのかと思います。

ゲームのさんとらにはまったのは、『デュープリズム』以来だと思います。しかし、『デュープリズム』のときも思ったのですが、ゲームのBGMといってもばかにできないんですよね。表現力は豊かだし、できもいいし、それになんでかこういうアルバムって、ものすごくサービス精神が旺盛で、例えば『もじぴったん』なら、BGMのみならずSE(もじくんの声ったらすごく可愛い!)まで入って、そのうえカラオケも!

うん、こういう買ってくれた人に喜んでもらいたいみたいな気持ちが伝わってくるアルバムは大好きです。ゲームもよいと思いましたけれど、音楽も、そしてそれらを支えている土壌もきっとよいのだろうなと思います。すごく魅力的と感じましたものね。

参考リンク

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