2006年3月18日土曜日

スノボキッズ

 トリノオリンピックが盛況のうちに終わって、そして数日が経ちましたでしょうか。姉が聴くのですよ。スノーボードのアルペンをみたかって。ああ、みたよ、で薮から棒になんだいと聞いたら、久しぶりに『スノボキッズ』をやりたくなった。ええ、うちにはPlayStationをプラットフォームとしてリリースされた『スノボキッズプラス』がありまして、これ、電撃PS誌の付録に収録された体験版が面白かったものだから買ってきたというもので、思えば、このゲームのためにコントローラを買い足したんでしたっけ。で、一時は姉と対戦したり、母と対戦したり、結構楽しめるよいゲームでありました。

このゲームは、少なくともプレステ版は、難易度が低めだから初心者にも敷居が低いところがよくって、姉や母はコアにゲームをするような人ではなく、姉に関しては、ゲームをするのもたまにというようなライトをさらにライトにしたようなゲーマーで、けれどこんな感じのライトゲーマーでも楽しめるというのは本当によいゲームであったと思います。

キャラクターが数名あって、それぞれにスピード型やトリック型等の性能差を持っているのですが、結局グラフィックの好みで選ぶというのがらしくていいですね。私はパメラがお気に入りで、姉はだれだったっけかなあ、とにかくずいぶん忘れてしまっているのですが、基本的にはスピード勝負で、けど途中途中でトリックを決めることのできるポイントがあって、ジャンプを決めて、トリックを決めて、アイテムをとって、スピードアップしたりライバルの邪魔をしたり、とにかくそうしてわいわいやるのが楽しかった。ステージもいろいろあるし、ポイントをためてウェアやボードを購入したり、楽しめる要素も結構ありました。

NINTENDO DS版が出ているんですね。残念ながら私は携帯ゲーム機を持っていないし、これから買う予定もちょっとないから、これを遊ぶ可能性はないのではないかと思います。でも、もしこれがDSといった携帯ゲーム機ではなくて、据置型のゲーム機用に出たら、ちょっと欲しいと思うかも知れない。いや、基本的なゲーム性の変更はいらないのですよ。キャラクターもそのままでいい(というか、そのままいい)。期待するのは、新ハードの処理能力ですね。グラフィックの描画を緻密に、高速にして、そして画面分割対戦時にも処理落ちしないというのが誰もが考える希望でしょう。逆にいえば、プレステ版でほとんど完成していた。あとは処理の問題だけといったところであろうかと思います。

実際にはキャラ差が少なく、難易度も低めだから、全キャラクリアをしようとしたらだれてくるという問題もあって、けどこれはライトユーザーには関係のない話です。大切なのは、誰もが参加できるということ。みんなでわいわいと遊べるということ。このゲームは間違いなく、一時のブームを支えました。これ以降に、これほどに盛り上がったゲームはありませんでした。

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