2006年5月13日土曜日

RICOH Caplio R3

 リコーのデジタルカメラGR DIGITALを欲しいんですよ、と係長にいったらいつ買うの? 明日買うの? っていわれて、いやあすぐには買いませんよとかいいながらインターネットをふらふら。そして係長が見つけたのがRICOH Caplio R3。GRに比べるとずっと一般向けのカメラで、ズームもついてるし、小さいし、画素数はちょっと少なめだけど、けれど面白機能が搭載されているんです。それはなにかというとななめ補正モードなんですが、これ、どういう機能かといいますと、看板とかを撮影したときに、きちんと四角になるように補正してくれるんです。言葉で説明するより実際に見てもらったほうがずっとわかりやすいから、ITmediaの記事を紹介しておきます。

私は写真は写真を撮るため以外に使わないからわからなかったのですが、人によってはメモ代わりにカメラを使ったりしますよね。例えば時刻表を撮ったり、旅行先なら名所や施設の案内看板を撮ったり、そういう用途を知ったときにはちょっとカルチャーショックで、この機能はありかも知れないなあと思ったんですね。で、次にぴんときまして、私の母は絵を描くのですが、結構大きな号数になると、きちんとまっすぐ正面から撮るというのも難しくなってくるようでしてね、結構台形になってたり斜めになってたりして、だから絵の記録用途にこの機能はきっと役立つんじゃないかと思ったんです。

以前うちでGRが欲しいと思っていると話したときに、ズームのないようなカメラは駄目だといわれたのですが、このカメラは35mm版換算で28mm-200mmという高倍率ズームを搭載していますし、F値もF3.3-F4.8とちょっと暗いもののめちゃくちゃ暗いということもない。それに手ぶれ防止機能もあるから、本当に必要充分機能をそつなくまとめたカメラという印象があります。ああ、このカメラは結構いいんじゃないかななんて思ったりしているんです。

じゃあ、GRは買わんの? と問われれば、いやきっといずれ買うと思いますよ、と答えます。つまりCaplio R3は私用のカメラじゃなくて、母が使うのによいと思うんですね。GRみたいなちょっと癖のあるカメラは、写真を写真として撮りたい人向けのカメラだと思います。そうじゃなくて、写真を多用途に撮りたい人にはCaplio R3がよいのだろう。これが私の結論なのであります。

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