2006年7月11日火曜日

笑顔に会いたい

   mixiがミュージックなる機能を提供しはじめて早十日あまりが経過しまして、これ、一体どういうものかと申しますと、私がiTunesで聴いている曲のリストをアップロードすることができる。他のメンバーに自分はこんな音楽を聴いてるんですぜ、とアピールできる。そういう機能なのであります。

さて、現在の再生楽曲数を見ますと443曲。一日あたり四十曲ほど聴いている計算になりますね。でもってその内訳、アーティスト別の第一位はGlenn Gould。ぶっちぎりの50をカウントしています。これ、私が選んで聴いてるんじゃなくて、パーティーシャッフルの結果なのです。で、二位はNHK。これはPodcastでニュース聴いてるから。三位はVarious Artistsだからカウントせず、四位、カラヤンの振るベルリンフィル、そして五位にママレード・ボーイがくるのであります。

この順位というのは、単純にライブラリ内に占めるその割合でしょう。つまり、私のiTunesライブラリはGlenn Gouldでいっぱいだということです。しかし、カラヤンがそんなに多いとは意外(とはいえカウントは7)。で、ママレード・ボーイなんですが、これは実際多いんですよ。サントラが八枚出たんですが、私全部買ってるはず。さらに全曲集とかいうのも買ってたんじゃないかなあ。試しに主題歌である『笑顔に会いたい』をキーワードにして検索してみると、インストゥルメンタル、バージョン違い含めて13曲出ました。そういえばやけに『笑顔に会いたい』を耳にする機会が多いなと思ってはいましたが、13曲もあるんじゃ当たり前ですよね。そしてこれは『プラチナ』にもいえることであろうかと思います。

しかし、『笑顔に会いたい』にしても『プラチナ』にしてもですよ、聴いて飽きるということがまったくないからすごい。曲のはじまった瞬間に、あっ、これはっ、と心がそちらに向いて、歌から間奏から、とにかく一曲終わるまで全力で聴きますからね。これはもう本当にすごい求心力であるといわざるを得ないですよ。

『笑顔に会いたい』のパーカッシブな一撃によってスタートするポップな前奏。濱田理恵のちょっと舌足らずな歌い方もコケティッシュな魅力に溢れて、とにかくもうなにもかもがうまいんです。歌がうまい、アレンジもうまい。間奏の盛り上がっていくストリングスの響き。うわあ、これはよいわあ。TVバージョンしか知らないという人がいたら、とにかくフルバージョンも耳にして欲しい。すごく魅力的で、すごくエモーションに溢れた、力強い曲であるということがわかるのではないかと思います。

さて、先ほどいっていました『ママレード・ボーイ全曲集』。私、これ、持っているつもりだったのですが、CD棚を見てみると見つかりません。どうやら持っていなかったようです。

『ママレード・ボーイ全曲集』は、アニメ『ママレード・ボーイ』で使われた歌の全集なのですが、実は『ママレード・ボーイ』って屈指の名曲ぞろい。たまには疑問作もありますが、おおむね良作、そして名曲も数多いと来て、本当に全曲集は買いかと思います。

てなわけで、iTunesライブラリのママレード・ボーイ力を高める意味でも、全曲集、買うかな買わないかな? ちょっと揺れたりしたりなんかするのが、私の馬鹿なところですね。だって、サントラがあったら、全曲そろってるわけですから(多分)。まあ業だと思って、笑ってつかあさい。

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