2006年9月6日水曜日

Panasonic LUMIX L1 × SONY α100

  今日、ちょっとヨドバシカメラに寄る用事ができまして、なにかというと、ハクバの折りたたみ液晶シェードが壊れちゃったんですよ。フードの左側のパネルの支柱(といっても細い奴)が折れちゃいまして、とれてしまったんです。軸が折れた以上戻すのは不可なので、しかたない、また買うかあ。また? そう、実はこれで三つ目なんですよ。先月だったかな。シェードを落としてなくしてしまいまして、しかたがないから買い直してるんです。壊れたのはその二代目で、買って翌月で三代目が破損。なんか運が悪いなあとがっかりします。

せっかくカメラ店にいったのですから、ついでにと思って気になっているカメラを見てきました。それはなにかといいますと、PanasonicとSONYのデジタル一眼レフです。PanasonicはLUMIX L1、SONYはα100ですね。

最初に見つけたのは、LUMIX L1でした。これ、一眼レフだけども一眼レフらしからぬフォルムをしていまして、ぱっと見ればレンジファインダーみたいな感じ。これ、私は割りといいなあと思って好感を持っていました。

でも、見てみてびっくりですよ。でかい。そして重い。昔、店頭でCONTAXのG2をはじめて見たとき、でかい、重いと思ったものでしたが、今回はそれ以上でした。手にどっしり持ち重りして、高級感も抜群ですよ。ホールドすると、重さのためか結構安定感があって、悪くない。けど、やっぱりちょっと大きすぎるかなあ。シャッターボタンは軍艦左のダイヤル中央にあるんですが、人差し指をここにかけるのはちょっと大変かもと感じて、まあ結局は慣れの問題といえばそれまでなんですが、けどもうちょっとコンパクトなほうが嬉しいかなあ。そんな印象です。

その後、α100を探してみて、これ、ちょっとボディに安っぽさが感じられるかなあ。といっても、しかたがないとも思います。だってLUMIX L1とは値段が倍も違うわけで、そもそもα100は一眼レフ入門機からミドルレンジくらいまでを対象にしてるはずだから、その対象層が違います。でも、実際持ってみて扱ってみて、特段ちゃちというような印象はなくて、やっぱり基本的なところはかっちり押さえられているという感じがします。シャッターを切った感じも良好で、ファインダーを覗くとすぐさまピントを合わせにいくアイスタートAFは便利そう。実は、私の持ってるα-507siにはアイスタートがついてないんですよね。

α100のボディは、いかにも一眼レフというかたちをしていて、ちょっと普通すぎるような気もします。持ってみれば、グリップから手に添うように配置されたシャッターも悪くなく、ダイヤルでメニューやらを選んでいくというのは割りと悪くなさそう。でも、もうちょっとシンプルなほうがいいかな。で、さっきもいってたことですが、でかくて重いですね。持って、あれ、一眼レフってこんなに重かったっけと驚きました。α100もLUMIX L1もファインダーを覗かず液晶モニタで構図を決めて撮影できますが、でもこれはあんまり現実的じゃないかなと感じまして、というのはですね、やっぱり安定性の問題です。両手でホールドして、ファインダーを覗くその目の辺りでも支えるというのがやっぱり基本で、いくら手ぶれ防止機能があっても、一眼レフはちゃんとホールドする必要がありそうだと思いました。

さて、一眼レフってこんなに重かったっけというわけで、うちに帰ってα-507siを出してホールドしてみて思ったのですが、でかくて重いですね。私はすっかりGR DIGITALに慣れてしまったようです。

今回、一眼レフを触ってみて気付いたことがあります。私はGR DIGITALに限らずデジカメは露出を明るく、オーバー気味にすると感じるものだから、常に-0.3EVで撮影しています。けど、もしかしたらこれは私の思い違いかも知れません。私は写真を撮るときは、常にファインダーを覗いてきたわけで、ファインダー越しの像というのは暗く見えるものです。さらに写真の出来上がりはプリント、写真は一般的にスライドは明るめに、プリントは暗めに見えます。このため、私の写真の感覚は暗めで固まってるみたいです。

けど、今更+-0EVにしたものか、迷いますね。

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