2008年11月20日木曜日

ヒーター付きマッサージ座椅子

長く使ってきた座椅子の座面が破れたのはいつのことだったでしょうか。だいたいが、長く使いすぎたといってもいいくらいで、iBook G4を入手した時にはもうとっくに使い始めていた、というかくたびれかけていたくらいだから、少なくとも五年、下手したら十年くらい使っていた? そんなに高いものでもない、本当に安物の座椅子なんですけど、その座椅子の座面がついに破れてしまったんですね。だいたいが私は一度気に入ったらそれを決して変えようとしない、そういう傾向がありまして、破れた座椅子を当て布かなんかで補修して使い続けようかどうしようか迷っていて、けれど基本的に腰が重いから、そのまんまで使っていたら、中のウレタンがぼろぼろになって出てくるわでもう大変で、早くなおさないと本格的に使えなくなるな、そう思っていた時に出会ったのが日本直販のヒーター付きマッサージ座椅子でした。

これは、いけるかも知れない。見た時にそう思いました。背の少し高い座椅子、その名が示すようにヒーターとマッサージ機構が内蔵されている、といってもヒーターは腰のあたり、マッサージといっても揉むのではなく、背腰腿あたりに内蔵された五つのバイブレーターが振動するといった程度、あんまり期待しちゃいかん感じです。でも、私の期待したのはそうしたおまけ機能ではなく、もともとの座椅子としての機能であります。くたびれたどころか、あちこちにがたがきている座椅子には勇退願って、そろそろ新たな風を取り入れてもいいのではないか。そのように思ったんですね。

座椅子は注文して二週間ほどできました。時間がかかったのは、注文殺到で商品が一度払底したからなんだそうですが、まあ二週程度なら余裕で待てますわね。といったわけで、先日到着、早速使って、もはや馴染みかけているといった次第であるのですが、これ冬は暖かくていいけど、夏は暑いかもなあ。まあ、これはその時に考えよう。

ヒーター及びマッサージ機能ともに、運転十五分で自動で切れるというのは、切り忘れる可能性を考えるとありがたい仕様であろうかと思います。けれど、ヒーターがすぐ切れるのは困るのではないか、そういう向きもあるかも知れません。実は私も最初はそう思っていたのですが、実際に使ってみると、十五分も経てば自分の体温で充分に暖まっているから、それ以上に暖める必要はなさそうなのですね。もしこの先、より以上に寒さが厳しくなったなら、そんな悠長なこといっていられないかも知れないですけど、だったらその時にはもう一度スイッチを入れたらいいだけの話です。うたた寝でもして、腰を低温やけどするとかよりも、寒いな、スイッチ入れよう、そちらの方がずっといいと思います。

そしてマッサージ機能ですが、これに関してはもう振動機能といっていいくらいだと思います。強弱の切り替えも可能ですが、弱で充分です。最初はゆっくり、背、腰、腿と順番順番かわりばんこに震えているかと思ったら、だんだん全部が一緒になって震えるようになってきて、最後はもうがくがくするくらいになって、ちょっと、これ、脳が揺さぶられてまずいんじゃない? そう思うくらいです。まあ、若干大げさにいってますけど、さっき二セットほど、つまり三十分ほど震わせてみたら、正直やり過ぎたと思うくらい、なんかちょっとくらくらします。

この座椅子が、10,500円でした。ちょっと高い? けど私は、この価格で充分満足できるだけのものはあったと思っています。そして、これをまた十年くらい使うんでしょうね。とりあえず、座面が破れたらそれが交換時期だと思います。

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