2009年7月30日木曜日

「けいおん!」第1巻

 買ったよ! アニメ『けいおん!』のBlu-ray Disc。買ったといっても、もう随分前に注文して、後は届くだけ状態だったりしたわけで、そして一ヶ月前にはBlu-ray Discプレイヤーも買っていたわけで、もう待ち侘びましたよ。「けいおん!」第1巻、これがはじめてのBlu-ray Discであります。かくして興味は、BDはテレビ放送よりも高画質なのか、そもそもBDの真価はどうなのか、そのあたりに向かって、おう、そうだ、忘れちゃならねえ、オーディオコメンタリーですよ。以前にもいってましたけど、コメンタリーが好きなんですよ。もうすごい期待したのでありました。

私は、好きなものは最後にとっておくタイプです。なので、本編をまず見て、コメンタリーは最後に見ることにしたのでした。というわけで、本編。Blu-ray Discの再生は、スタートまでに時間がかかると聞いていたのですが、特に問題と感じるほどではなく、けどちょっと冒頭のレーベルロゴがいくつも表示されるの、あれは長いですね。でも、大丈夫。その間にお茶の用意するから。そして、再生がスタートして、おお、確かに映像はきれいになっています。テレビ放送時には、なんか全体に霞がかかったようにぼやけていて、またOPのクレジットの文字とかの縁がつぶれてすごく読みにくかったのが、ものすごく綺麗になってる。すごいな、っていうか、このクオリティって、放送時でも出せるよね? だって — 、いやいや、そんなことはいいや。映像の綺麗さは本編でも際立っていて、あの澪と律が廊下で話しているシーンとかね、窓の外から射し込む光の雰囲気がすごいの。最初は、『けいおん!』は劇場公開のアニメとかじゃないし、そんなに高精細のメリットってないんじゃないかと思ってたの。けど、いや、もう、やっぱりアニメは高画質に限ります。だって、塗りのニュアンスとか全然違うねんもん。ぱりっと色が立ってるし、受ける印象も鮮やか。ああ、もうこれからは、気にいったアニメがあったら、BD買うことになるのかなあ。それは経済的につらい。ちょっと無理。でも、こういう高画質が当然の時代がいずれきて、それはすごく贅沢なことだと思います。

おまけは、当然あると思ってた予告がなし。あれー!? 私、あれ見て、このアニメ見るって決めたんでした。だから、あれ、欲しかったなあ、と思うんだけど、いや、いいや、いずれくるだろう。その際には、CD等のCMコレクションもあってくれるとありがたいのだけれど、無理かな? アールファールファーを聴きたいんだ。

映像特典はオリジナルB面劇場「うらおん!」だけかと思ってたら、豊崎愛生さんのインタビューがあって、ああ、ギブソンのレス・ポール、いいなあ。しかし、ギターが欲しいってねだったら、父が買ってきたのはアコースティック・ギターだったって話。あれは、面白かった。コレジャナイロボならぬコレジャナイギターだなって、くだらないこと思いながら見て、基本的に私、こういうインタビュー、面倒くさがって見ないんですが、最後まで楽しく見ることができました。これ、こうして特典として収録されてよかった。こういう機会がないと、知らないままに終わっただろうなって、だからこうして知る見ることができてよかったです。

そして、「うらおん!」。ほーげー。もうこれだけで笑ってしまいそう。これは面白い。けど、これは本編には組み入れられないな。そんなのり、そんなテンション。びっくりするほど短くて、けどその出し逃げ感もあいまって、余計に面白い。ほーげー、ネタ。これが三回繰り返されて、エンドテロップ。ええ? もう終わりなのか!? しびれましたね。百連発くらいあってもいいくらい。三回で終わるのは残念だなあ。第2巻を期待しましょう。

オーディオコメンタリーについては、最初は一気に見るつもりじゃなかったんです。「うらおん!」を見て、なんとなくオーディオコメンタリーをスタートさせてみたら、最後まで見てしまった。まあ、よくあることです。まずはキャストのコメンタリー。そして、スタッフのコメンタリー。もう、素晴しい。コメンタリー大好き。

ということで、明日に続く!

Blu-ray Disc

DVD

CD

原作

  • かきふらい『けいおん!』第1巻 (まんがタイムKRコミックス) 東京:芳文社,2008年。
  • かきふらい『けいおん!』第2巻 (まんがタイムKRコミックス) 東京:芳文社,2009年。
  • 以下続刊

0 件のコメント: