2009年9月10日木曜日

Roland SC-88VL

なんか、『けいおん!』に触発されたわけでもないのですけれど、いろいろな楽器を弾けるようになりたい、などと思うようになりまして、それでギターにベースを加え、そして次はキーボードだ。って、さすがにどんどん買うっていうわけにもいきませんから、昔使っていたものを引っ張り出してきました。Roland SC-88VL。これは音源ですね。RolandのMID音源。GM、GS対応で、カタログを見れば654音色、32パート、64ボイスとあります。これ、SC-88の廉価版として出て、買いやすくなったと思って喜んで買ったら、その直後に決定版ともいえるSC-88Proが出て、愕然としたのでした。88Pro、今でも欲しい。でも、88VLにしても、到底使いこなせてるとはいえないから、Proを買うことはまあないだろうな、なんて思っています。

MIDI音源だけでは、演奏はできません。なので、Macintosh LC630とEZ Visionを組み合せて、それでDTMをやっていました。あんまり本格的とはいえないのだけど、小さなソフトハウスにMIDIで作ったジングルを売ったりして、それはそれなりに面白かったのですが、その会社にあった音源がSC-55mkIIという、88よりさらに前の機種だったため、88VLをSC-55モードで使ってた期間が長くて、本当にもったいないですね。音質とかかなり落ちますから。でも、再生される環境に合わせて作らないことには意味がないから。で、その仕事をしなくなったら、DTMやることもまたなくなってしまって、もう、本当にもったいないです。

LC630はEZ Vision専用機としてちゃんと確保されているのですが、残念ながらまったく使っていません。よって当然SC-88VLも死蔵されることとなって、けれど最初にいいましたように、最近なんだか妙にやる気見せはじめてますから、MIDI鍵盤繋げて弾こうかなって。コンピュータで制御するのでなく、自分で直接弾いてみようかなって思って、環境を揃えたんですね。といっても、MIDI鍵盤買ったりはしてません。またこれも持ってまして、PC-180というもの。49鍵仕様。ベロシティにももちろん対応しています。

鍵盤楽器を触るのって、いったい何年ぶりだろう。もう思い出せないくらいに間があいてしまっているのですが、それでも思ってたよりもましでした。まあ、想像していたのが、もう酷いものだったってだけの話で、全然弾けてるうちにははいらないんですけどね。で、クラシックやるつもりはないから、簡単にコード押さえて、メロディを弾ければいいかなって。といった具合にリハビリしてるんですが、右手が開かなくって、油断するとオクターブが押さえられなくなってるのには参りました。Cを押さえたいのに、CM7になるんですね。左手は、ギターでストレッチしてるからいいんですけど、右手は意識的に開くということがなかったから。まあ、リハビリです、リハビリ。

でも、ギターをフラットトップ、エレキと弾いて、サックス吹いて、ベース弾いて、鍵盤弾いて、って無理。一日中やっても、全部はできません。今はギターメインで、サックスリハビリ中で、ベースはなかなか弾けなくて、鍵盤はさらに弾けなくて、ああ一日は短い。人生も短い。むずかしい問題です。だって、一日八時間やっても一通りの練習がすまないのですから! ああ、眠らなくても疲れない薬が欲しいよ。そう思う瞬間です。

  • Roland SC-88VL
  • Roland PC-180

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