2010年1月21日木曜日

日本の信号ラッパ

 買っちゃった、『日本の信号ラッパ』。いやね、こないだまで3点在庫ありになってたのが、1週間から3週間以内にお届けに変わりまして、おおっと、やっぱり買うやついるんだ。おそらくは『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』の効果でしょう。軍隊でラッパ吹く女の子の話。それが呼び水になって、ラッパはじめる人とか出てるらしいって聞いてます。それで、まんま信号ラッパを収録したこのCDも売れるというわけで、やっぱりメディアの力はすごいんだなあって感心させられる話です。とかひとごとみたいにいってるけど、私も買っちゃったっていうんだから、もうどうしようもありません。

いやね、買おうかどうしようかと思ってたら在庫なしになっちゃって、驚いて注文したんですよ。そしたら1週間たたずに届いてまたも驚きであります。さて『日本の信号ラッパ』、これ旧陸軍、旧海軍、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊、そして消防のらっぱ譜が収録されています。しかし淡々と演奏される、そんなラッパの響きは素朴ながらも暖かみのあるもので、けたたましいというイメージはとりあえず払拭されますね。実際の現場では、特に突撃なんてのになると、もっとエキサイトして速度も上がって、けたたましく、勇ましく、なんてことになるのでしょうけど、このCDに収録されているものでは、そういう勇壮さよりも、朴訥として真面目な響きがいたします。

信号ラッパといえば思い出されるのは突撃ラッパでしょうが、なんと食事の号令がラッパのマークの正露丸のあれでして、いや、そうらしいとは聞いて知ってたんですけど、あんなにもまんまだとは思っていませんでした。また、起床ラッパは『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』に聴いたものと同じ。それと、なんでか知らないけど、速歩行進とか知ってるっぽい。なんかの折に聴いたりしてるのかなあ。不思議と耳に馴染みのある、そんな響きであるのですね。

しかし、これは音楽として楽しむというよりも、資料としての需要の方が多いんじゃないかなっていう印象です。あるいは、独習する際の手本でしょうか。楽譜読めない人には、こうして音から覚える方がきっといいでしょう。けど、私は採譜しようかと思い中。いや、まだラッパは買ってない。まだ? いや、買うかどうかわからんけど、一応覚悟は決めました。

買うなら、最初に信号ラッパで練習して、続きそうならトランペットにステップアップすればいいかなって感じです。ぐずぐずしてるうちに、欲しい気持ちが薄れるかも知れないし、買うかどうかは本当に未定。薄れなければ買う。薄れる程度の興味なら、買っても飽きますでしょうしね。

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