2010年2月21日日曜日

CASIO GZ-5

 以前、小さなキーボードが欲しいといっていましたが、やっぱりなかなか自分の望みにそぐうのが見付からなくてですね、けれどそろそろ持っておきたい。ちょっと外でジャズ和声の勉強をすることになりまして、持ち運べるキーボードが欲しかった。よって今が買い時と踏ん切りをつけて買いました。以前いっていたとおり、CASIOのGZ-5です。小型軽量、電池で動作するというところもありがたく、またMIDI鍵盤としても使えるという優れもの。まあ、MIDI鍵盤はもっとちゃんとしたの持ってるからいらなかったんですけど、もしなにかの折りにもうひとつ必要となった時には役立ってくれることでしょう。

GZ-5に決めたのは、持ち運びが便利であること、電池で使えることの2点が決め手となりました。デメリットは32鍵2オクターブ半という音域の狭さです。和声の確認をするにはさすがに足りなすぎます。よってベースをオクターブあげるとか、あるいはオミットしてしまうとか、もしくはうまく納まるよう移調しながら弾くとか、工夫が必要になりましてね、でもこういうのも練習、訓練と思えばいいや。それなりに割り切って使っています。

和声の確認以外では、ソルフェージュの練習、音を確認するのにも使っていまして、これ、膝上にちょいとのせておいて、途中、ぽんぽんと鳴らしてはずれてないか確かめる、すごく便利です。これまではギターでやってたのですが、さすがに使い勝手がよくなくて、大きすぎるんですよね、ですがGZ-5はさすがの小ささです。音域もソルフェージュなら問題なくカバーしてくれて、充分充分。そうそう、これにしようと思った理由、もうひとつあったの思い出した。NHKの『どれみふぁワンダーランド』という番組に出演されているアカペラグループ、ラグフェアの誰だったかは忘れたのですが、どうもこれを持ち歩いてらっしゃる模様。よし、ちゃんと使えるものなのだなと確信したのでした。

GZ-5以外の候補はといいますと、鈴木楽器のHAMMOND 44、鍵盤ハーモニカなのですが、44鍵、音域はGZ-5を上回っています。けど、ちょっと惜しいのですよ。3オクターブ半あるのはいいんですけど、できれば最高音をもう一音上までがんばってほしかった。いやね、和声課題のソプラノ最高音はラなんですよ。ところがこれの最高音はソでありまして、ちょっと残念。音域としては、和声課題の範囲をカバーできるだけの広さを持っているのですが、ちょっとずれていた、というので断念したのでした。まあ、価格の高さも問題になったんですけどね。吹かなきゃならないから、ソルフェージュには使いにくいですしね。でも、いつか欲しいな。

といったわけで、GZ-5、こいつで紬お嬢さんを目標に頑張る所存です。

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