2010年5月6日木曜日

『まんがタウン』2010年6月号

『まんがタウン』2010年6月号、買ってきました。はいいのだけれど、今月号の発売日、正式には何日だったんだろう。今日が発売日だと思っていたのですが、なにやら連休前に出ていたという説もあって、けれどそれはきっといわゆる早売りみたいなものなんじゃないのかな。一応気になって調べてみたら、5月6日が発売日でよいみたいです。こうやって発売日が動く時期は、お盆や年末年始とかもそうなんですが、買い逃しをやらかす危険もあるんですよね。いつもちょっとはらはらします。

『くるりのこと。』、寡黙にして、けれど実はどうも内面までそういうわけでもない父ちゃんがお茶目、大好きです。この人、本当に娘のことが好きなんだなって。それでもって、娘も父ちゃんのことが好き、だからお店も大好きっていう、その仲良し家族ぶりが実にいいです。あの「ねがい」とかね、シンプルなんだけれど、とてもよかった。

と、『天下無双!恋メガネ』が単行本になるんだそうですよ。わあ、これは嬉しい。これは買ってしまいます。

『おどりません!』、たかまつやよいの新作です。日本舞踊鍋島流を娘に継がせたい父親、にしてはえらく老けてる気もするけど、ともあれ家元? が高校生の娘にあの手この手で継げ継げと迫る、そんな漫画です。とりあえず、家元まさかの、ワシも最初は嫌いだった!! 発言。なんていうカミングアウトだろう。それから、のりのりのお母さん。素晴しいな。このあたりは実にいい感じ。面白かったのだけれど、ギター燃やすとかは勘弁してあげてください。

『せんせといっしょ!』、いい感じに思います。莉緒先生のお寝坊、また胸の小ささなど、典型的ネタが展開されるのだけれど、その定番感が悪くない、そんな感じです。桃ちゃんにしてもそんな感じです。で、定番の構図に、キャラクターの雰囲気、人柄っていってもいいものか、ひと味ふた味のってきて、これはいい感じに広がっていきそうだぞ、そんな風に思っているのですね。

『かしこみっく』、実に面白いです。レーカイ電話の落ち、その人の悪さ、にやりと笑ってしまう、そんなシニカルさが最高です。基本そうした感じで進めながら、心にそっと触れて残る情感みたいなのもあって、「趣味」とかですね、その幅の広さ、けどその両極がどこかで繋ってると感じられるところ、とてもいいと思います。

『みねちゃんぷるー』、雅が包囲されてる! 峰っていう人は、よかれと思ってやったことが、見事に裏目に出るタイプなんだ。けれど、峰による監視状況を脱しようという雅の行動、これ、結果的にうまくいきそうと思わせる、そんな様子が見えてきて、でもって峰の側にもなんだか思うところありそうな様子、面白そう。ところで、困ってる雅、とても美人。こういう、ちょっとかたいタイプの人、どうも大好きです。

  • 『まんがタウン』第11巻第7号(2010年6月号)

引用

  • たかまつやよい「おどりません!」,『まんがタウン』第11巻第7号(2010年6月号),52頁。

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