2010年10月9日土曜日

『まんがタイムきらら』2010年11月号

『まんがタイムきらら』2010年11月号、発売されました。いやね、買えなかったらどうしよう、はらはらしての探索行でしたよ。今月はもう『けいおん!』が掲載されていない、けれど梓のかけかえカバーが付く。先月はなにか入手困難な状況もあったというではありませんか。買い占めるような人間が出たら嫌だなと、かなり心配したのでした。けれど、案ずるより産むがやすしですね。普通に1店舗目で購入できました。そう、四コマ誌の扱いを縮小したのじゃないかといっていたコンビニで買えたんですね。

さて、表紙は『あっちこっち』であります。もみじに赤とんぼ、真っ赤な表紙、中央にはつきみさんがほうきを手に立っていて、なんだかちょっと大人っぽく見えますね。鮮やかな表紙、髪のグラデーションも綺麗。いい表紙であります。

三者三葉』は西山さんが病欠です。といったわけで、簡単にあぶれてしまう近藤さん。この人もいろいろ問題がある人だな。西山しか友達いないのか。さて、扉絵の近藤さん、めちゃくちゃ魅力的。かわいいなあ。もともと双葉が好みだといっていた私には、近藤さんにも強力に反応する模様です。さて、近藤さん、柱の煽りによれば、善意の人らしい。人物紹介を見れば、親切心からひとこと多いらしい。えー、そうだったんか。わざとやってるんだと思ってた。そうか、あれ悪気がなかったのか。ものすごく誤解していたことに気付かされました。しかし、今回、メインの三人と一緒にお昼を食べて、そこでも言いたい放題になっちゃってる。照に、葉子様に、普通ならいいにくいことを何気なくいっちゃって、そうか、これ考えてないだけなのか。誉め殺しのテクニックとかじゃなかったのか。こうした近藤さんの性格、かなり面白かった。そして、葉子様の名言。これは素晴しかった。人生は思い通りにいかない、ええ、それを諒解して、これから残りの人生を生きていきたいと思いました。

『ふたり。』、ゲストです。シンプルな絵柄。ちょっと線がかくかくしてて独特、けど結構好みっぽい感じでありますよ。主人公は石井、赤坂のふたり? めずらしいというか、カップルが成立したところからというのはなかなかによいですね。いい感じにじゃれあっている、悪くないですよ。そして、付き合うまでにいってないふたり、寺島、佐々木、こちらはこちらでやっぱりいいなって。寺島くんは、佐々木の好意に気付いてる? あきらかに気落ちした佐々木やら、一緒にばつを受けようという佐々木とか、好かれようと一生懸命なところ、すごく可愛い。赤坂にしても、かまってほしくてしかたない風で、いやほんといいですね。ちょっと長く見てみたい、そんな感想持ちました。

『少女公団アパートメント』、いや、実によいですよ。今回はみなでカラオケにいきました。田舎から出てきたちさ、カラオケに全然慣れてなくって、はじめて見るリモコンにおろおろしたり、そのうぶな感じが素晴しいですね。そして皆のカラオケのスタイルに見る性格の違い。いきなり好き放題MAXまで登録しちゃうろかとか、ド演歌でも思いっ切り歌えちゃうさくらとか、でも歌詞に照れてしまうんですね。そして踊り出すなつみの変わりよう、いいね、いいですよ。いや、ほんと楽しそう、魅力ある回でした。

『お願い神サマ!』、単行本が出るんですね。知り合いの『マリみて』ファンにも教えてあげましょう。今回はゲストということで、かるくふたりを紹介するようなエピソードからはじまって、柚梨子さんって「ゆずりこ」っていうのか。「ゆりこ」さんだと思ってたよ。そりゃいくら探しても、既成のネームキーホルダーに名前が見付かるわけないですよね。柚梨子さん、夏目さんにかわいいといってもらいたい一心で、どんどん変な方向に向かってしまう。いつもながら面白いです。そして今回は『きらら』本誌にゲスト掲載ということからか、『けいおん!』パロディがちょこっとあって、ホッチキス、素敵……。ホッチキスがくるまで気付きませんでしたよ。テンポよくて面白かったなあ。

『放課後ペンタグラム』、ゲスト掲載3回目、いい感じに動いてきていますね。実が北海道出身で梅雨を知らないとか、って、劇中、まだ5月か。今日雨が降ってたから、自然に梅雨を受け入れちゃってたよ。まずいまずい、季節感がめちゃくちゃだ。さて、おばさんとふたりで暮らしてる実。生徒会の皆で押し掛けようという、その様子面白かったです。とりわけ、おばの雅さんが。寝ぼけたとかいってるけど、ほんとなのか? 少なくとも、もうどうつくろっても手遅れって感じになっちゃったところが面白くて、そして昆布だしで駄目押し。しかも昆布だし、最後にまで効いてきたからなあ(だしが効いているというネタじゃありません)。これという方向性は感じられないけど、なかなかに悪くない雰囲気、これは期待したいです。

  • 『まんがタイムきらら』第8巻第11号(2010年11月号)

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