2010年12月11日土曜日

『まんがタイムきらら』2011年1月号

『まんがタイムきらら』2011年1月号、昨日の続きです。

『モテブ!』、これ面白いな。どうしようもない男どもふたりがいろいろ頑張ってるんですが、これって女の子にもてようとしてるんじゃなくて、もてるシチュエーションを妄想してるだけだよな。しかも、身近に女の子がひとりいるというのに、男同士でシチュエーション再現とかしてる馬鹿ふたり、その馬鹿さ加減がたまりません。つっこみを入れるのは主に幼なじみの女の子マホの役割ですが、時に行き過ぎた状況に自分たちでつっこみいれることもある、あるいはほったらかしもある。そんな馬鹿どもの馬鹿披露、実に面白いです。

『モコモコニンニン』もいい感じです。忍者のモコ、彼女が学校に通うというの、これで確定なのでしょうか。しかしこの漫画のいいのは、やりたいこと実現するために手段選ばないモコとか、それを逆手にとって学校休んでしまうまやとか、そういうのもいいのですけど、やっぱり一番は甘やかしすぎのツバメ、そして機転のきかないモコ、これだと思うんですよ。あからさまにフォローしてるのに、全然まったく気付かないモコ。しかしツバメさん、この先も先生として出続けるんだろうか。この神出鬼没なフォロー役。この先、どんなシチュエーションであらわれてくるのか。そういうのも楽しみにさせるキャラクターであると思います。

『脳内彼女のいる生活』、これ、もう連載になったらいいのに。そう思うくらいに定番のゲスト。代原ってやつなんでしょうね。しかし、この漫画、妄想により生み出された脳内彼女霞子に続き、今度は脳内妹か。このとんでもなさ、また展開のシブいというかしょっぱいところ、それも好きなんですが、ほんと、連載にするか、このまま不定期ゲストのまま単行本にするなどしてほしいと思っています。この漫画は、ほんと仲間うちで脳内といえば彼女と続くくらい、しっかり浸透してしまっていて、それはつまりはこの漫画の実力ゆえと思うんです。

My Private D☆V、『inote! — アイノテ!』の夕仁であります。いやあ、実にわかりやすいものがきましたよ、そう思ったら、いやいや、これはあえてわかりやすいものを出してきたというわけか。誌面に載せられないようなものがあるらしい。それも108もあるらしい。ということで、かぜとぱんつ、なんだそうです。かくしてイラストもかぜとぱんつ。けど、変にいやらしさを強調したようなところはなく、素直な絵、いい絵だと思います。いや、これも誌面に配慮したのかな? この人の描く絵は、素直さ、ちょっと素朴なところもある、それが魅力だなあ。そう思わせるイラストでした。

ところで、このイラストで気付いたんだけど、って私の性癖を書いてもしかたないか。といったわけで、また来月!

  • 『まんがタイムきらら』第9巻第1号(2011年1月号)

0 件のコメント: