2011年1月21日金曜日

『まんがタイムきららMAX』2011年3月号

『まんがタイムきららMAX』2011年3月号、昨日の続きです。

『アキタランドゴシック』、ゲストです。角の生えた女の子、アキタ、このお嬢さんが主人公なのかな? どうもつののある人、ない人が共存している世界のようです。アサヒやコマチはつののない人。アキタはつののある人。で、角が虫歯になってしまったっていうんですね。つの磨きをおこたったかららしい。つの医者にいって、治療するらしい。けど、アキタは医者にいくのが嫌なんだそうだ。ああだこうだと抵抗して、先延ばししようとするかのようなアキタが可愛い、面白い。ほのぼのとした絵柄にちょっとシュールさが混じってる。悪くないと思います。こういうの好きです。

『ありすまじっく!』、ゲストです。声優ユニットを組んでいるふたりの話。ユニット組んでるだけでなく、同居もしてる柚花ととばりですが、このとばりには秘密があって、なんと男の子というのですね。女の子と勘違いされて、スカウト、デビュー。って、スカウトとかあるんか? というのは置いておくとして、家事が得意な男の子、反対に日曜大工が好きな女の子、柚花はとばりのこと気になってるみたいですね。ちょっと静かな雰囲気。しんみり系の片思いですね。

『スイムガールコンプレックス』、これ、いいですね。カラーがきれい。市の大会で頑張る水泳部の皆。200メートルメドレーリレー。内気な女の子と思ってた。そうしたらものすごいスタート、スピード感溢れる絵に、一気に気持ちは高まって、そして続くふたりも実力者。第一泳者に驚いてるうちに、第二泳者は往復泳ぎ切って、そしてバタフライ! これはいいわ。面白い。勢いが気持ちいいですよ。その勢いを引き継いで、泳ぎはじめるヒロインこもり。初心者、腹打ちからのスタートでありながら、気持ちはもう完全に本気で、なんとしても勝つんだというその意気込み、いや、ほんとに素晴しい。挫けそうになっても、思いもしない声援で復活。頑張れ、頑張れ、ページをめくる手に力の入るゲスト最終回。本格始動を前に、これだけ見せてくれるというの、ほんと、見事でした。そして、あの落ち、失格っていうの。簡単に達成感は与えないっていうのはとてもうまい。そして皆のモチベーションもぐっとあがる、こうしたところもすごくいい。ほんと、見事でした。

『湯ノ花高校温泉部』、ゲストです。ええと、温泉部、温泉部、って、あれは『ジャンボ』か! いや、ちょっと『おんせんぶ。』と勘違いしてしまってましたよ。

さて、こちらの温泉部は温泉に入るのを楽しむ、そんな部活であります。うん、温泉旅館を切り盛りしたりはしません。自宅に日本中の湯を引いている貴菜、はヒロインじゃない? 桜がメインヒロインなのかな。部員は4人、皆で風呂に入る。入湯の際には体を洗いましょう。そうでないと、レジオネラ菌に湯が汚染されたりするよという、なるほど説得力があります。おとなしい子、桜。ちょっとやんちゃな子、春希。変わり者のお金持ち貴菜、そして落ち着いた華さん。温泉についてのいろいろ、紹介しながら、女の子たちののんびりコミュニケーション。結構楽しく読めますよ。

『もっかい!』最終回。好きだったんですよ。漫画の雰囲気が好き。話の展開が好き。衛や遊も好きだったなあ。だから、終わるのは残念だけれど、この最終回、これまでふたりが関わってきた人たちが勢揃いって感じで、こういうの好きなのですね。そして、本編、遊にとっての衛、彼女が見ている彼女、本当に遊は衛のことが好きなんだなって、そして衛も遊のこと、ちゃんと見ているってわかる。いい最終回になったなあって思って、なんだかほっとした気分。嬉しさですかね、ええ、よい最終回でした。単行本は春に出ます。もう、心待ちですね。

  • 『まんがタイムきららMAX』第8巻第3号(2011年3月号)

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