2011年4月5日火曜日

『まんがタウン』2011年5月号

『まんがタウン』2011年5月号、発売されました。表紙は、『新クレヨンしんちゃん』ですね。実はスパイだったのだそうです。これは、映画の題、スパイ大作戦をうけてのものですね。けれど、ちょっと昔の映画、007あたりを意識したデザイン、ひまわりがボンドガールでありますね。

光の大社員』、「犬のようなモップ人形」、これはすごいアイデア商品だ! とは思うけど、たまきさんの気持ち、よくわかります。しかし、あの無表情の3コマ目から落ちにいたる、その転換、ギャップが見事です。静かな怒りを感じます。さて、忍者係長とすずな君。ふたりは仲がよいなあ。あの密書型USBメモリの落ち、あれは面白かった。そして、すずなさんの失敗。けれど、それはむしろバリューを高めたように思います。

ほほかベーカリー』は、うまい構成でありますね。パン屋で働く娘たちの漫画。基本、単発ネタで勝負するタイプであるのですが、冒頭に消防車見ると走ってついていってしまう人のネタをふって、そして最後にきれいに回収する。途中に一段、ステップになるようなのがあるのがいいなと思って、そしてそれもまたなんだか夢のある感じで、きれいだったなって思うのですね。しかしふわちゃん、ほほかに対し、勝負だなどというけれど、ほんといい友達になったなって感じです。

『せんせといっしょ!』、今回は桜公園に遊びにいくというのですが、あの電車が好きなんだろうなって男の子。あのやりとり、もう大好き。3コマ目の絵、微妙に感じられる距離感もいかす。でも、こうした違いわかっちゃってる子供っていますよね。もう実によかったです。しかし自慢げに揺れるとか、上半身に重心とか、こういうネタを見るたびに、いやいや揺れないのも魅力的よ! 上半身が軽いのも素敵よ! と思ってしまう私です。

『みねちゃんぷるー』、婚活部を邪魔するために作った反婚活部。見事に骨抜きにされてしまうわけですが、最初のうち、丸め込まれながらも納得いってない様子だった峰が、最後には和解、友情を確認して、しかし今度はわかばのポジションが面白くなるっていうの、なんかちょっとめずらしい感じがしました。もりあがるふたりに対し、基本冷静であるために取り残され気味になってるんですね。けど蚊帳の外はいやだから、ちょっと抵抗ありつつも、とりあえず混ざってみる。こうした冷静な視点を保っているところがこの子らしくてよいなと思いました。

  • 『まんがタウン』第12巻第5号(2011年5月号)

0 件のコメント: