2011年4月14日木曜日

Etymotic Research カナル型イヤホン ER-6

 私の使っているインナーイヤーヘッドホンはEtymotic ResearchのER-6なんですが、最近、なんか右の聴こえが悪いな、なんて思っていたんです。おかしいなあ、なんでだろうなあ、漠然と思いながら使ってきて、そうしたら、今朝、ついに右から音が出なくなってしまいました。断線? 正直、焦りましたね。決して安いものではないから、買い直しとなったら最悪です。しかし本当に出ないのか、いろいろあきらめ悪く試していたら、どうやら小さいけれど音は出てるんですね。PCに繋いで確認、問題はER-6にあることはわかったけど、しかしなんなんだろう。ええ、調べてみてわかりました。フィルタが目詰まりしているんですね。

ER-6は、というかER-6iもER-4もそうらしいのですが、ある程度したらフィルタを交換してやる必要があるのですね。で、交換用フィルタは製品にふたつ付属していて、だから当座はこれでしのぎ、予備のフィルタはゆっくり買い求めればいいや。そう思ったのでした。

フィルタの交換は独特です。交換用の工具が付属しているのですが、先がピンのように尖っていて、その周囲にネジが切ってある。こいつをですね、フィルタの中心に突き刺してねじこみ、引き抜くんですね。で、新しいフィルタをさしこむ。この突き刺すというのがちょっと怖かったりしたのですが、いえね、ドライバユニットまで到達したらどうしたものかとか思いまして、けれどフィルタは思った以上に硬く、だからぶすりと突き刺さってしまうようなことはなく、問題といえるようなこともなく、無事交換できたのですね。

うん、交換はできた。ただ、間違えて左ばかり2度交換したのは失敗だった。

いや、ほんと、最低です。なんでこんなことに。せめて右を2回だったら! と思うのですが、やっちまったことはもうしかたがない。覆水盆に返らずってやつですよ。なんせフィルタの中央に穴を開けて引き抜くわけですから、一度やっちまうともうそれは使いものにならんのです。ああ、失敗した。ああ、ほんと、なんでこんなことになったのだろうと、自分のうかつさにがっかりしながら、フィルタを注文したのでした。

フィルタが新しくなった左は、解像感がよくなったような気がします……。

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