2011年5月28日土曜日

『まんがタイムきららキャラット』2011年7月号

『まんがタイムきららキャラット』2011年7月号、発売されました。表紙は『Aチャンネル』、トオルとナギですね。なんだろう、色のつけかたがちょっといつもと違うっぽいのかな? 顔のあたりなど、なんだか少し淡く柔らかに感じられて、いや影とか含めたもろもろ、全体になんか違う感じ。なんだろう、わからないけど、きれいだなって思います。しかし、白がベースの背景に、小物やら、水玉、梅雨時だから雨粒なのかな? がちりばめられたかのような表紙です。ああ、この白にふたりが浮き出ているような感じ、それが違うと感じる理由なのか? ちょっと要素多めで、けどごちゃごちゃしてるという感じはしない。速いシャッター速度でもって、一瞬を切り取ったみたいな、そんな動きや元気が静けさに封じ込められた表紙であります。

でもって、表紙めくってすぐに飛び込んでくる、この青空を押し出してくる感覚、これがまたいいですよ。あえて人物いれてないんですね。広い青空、はみ出さんばかりの絶賛放送中の文字。これ、明らかに表紙との対比を狙ってると思うんだけど、背景の要素を減らした人物メインの次に、人物なしの背景のみページを持ってくる。中央から下部に向かって情報多め、文字と囲みの大きさ違えて遠近感じさせることで、特に強調せずとも見せたい情報にぐるり視線を誘導する表紙に対し、文字を平面的に配置しながら上方に黄色をさして目立たせている口絵。この強い黄色がために、一気に目が遠く、空の向こうにまで持っていかれる感じがします。

これ、いつぞやの『GA — 芸術科アートデザインクラス』のアニメ化告知する時の表紙を思い出させます。ちょっと懐かしい、けどあの時とはまた違う味ですね。しかし、私はデザインとかちゃんと学んだことない門外漢だけど、口絵の文字の配置って、セオリーをあえて外してるんだと思いますが、重心が上にきすぎてて、けど空がそれを支えてるなあ。これは、でっかいポスターとかで見てみたい、そんな風に思わせるデザインです。

『もこもこBOX』、これは本当に面白いなあ。サブタイトルに「たんけんラビカッチ!」とあるけど、探検してるのは下級生組、マメたちだよなあ。そんな感じ。でも、このちびっこたちが、めちゃくちゃ可愛いの。なんでもめずらしいものに興味津々で、いつもと違うしっぽにくっついていく。出された食べ物はなんでも食べずにはおられない。あの、鯉の時は普通にほのぼのと面白い、そう思っただけなんですけど、次のカメの時、これはめちゃくちゃ面白かった。最初の鯉の美味しくないがあったからこそなんだろうなあ。ええ、流れをつくってく、その構成がうまいんだと思います。しかし、なんでもない、鯉があもあもゆって、子供らがきゃあきゃあいう、あのシンプルな繰り返し、これももう面白くって、ほんと、この面白さはなんなんだろう。あの飛行機の絵などもね、ほんとすごく面白い。シンプルなんだけど、よく練られて、よく表現されてる、ってことなんでしょうね。

GA — 芸術科アートデザインクラス』は絵手紙の話。数年前からはやってますよね、っといって流しちゃうわけにはいかないくらい、しっかりと展開していく絵手紙のもろもろ。あの、描いたのが誰か、しっかり伝わってくる絵手紙の数々、個性が絵にもよく表現されて、面白いんです。しかし、これ、漫画としての面白さをしっかり展開させながら、絵手紙の魅力なんていうのもばっちり伝えて、がまんできませんでした。 あれはすごいですよ。漫画に落ちをつけながら、いけてる絵手紙になってるんですもの。そして海、パノラマ。今回は夏の空気が濃厚で、これからの季節、いよいよくるぞって予告するかのごとし。ほんと、人に、題材に、そして皆を取り巻く世界そのものに、魅力がいっぱいつまってる。そうした様、素敵であります。

『ウォーターガールズ』、いい感じに話が動いていると思います。最近、朝に泳いでいる人がいる。誰だ!? と思ったら、教育実習生。大学で水泳やってるっていうのは、部活なのかな? 最初、体育大学とかで専攻してるとかかと思ったのだけど、そういうわけでもないみたいですね。顧問代理に任命されて、けど顧問ってなにしたらいいのかという疑問が出るあたり、伝統的に顧問不在の部だったということか。最初はかたくなに距離を置いていた部員たちとも、だんだんに打ち解けていく。それで、今後も部に関わったりするのかな? そういう展開を希望しちゃうけれど、教育実習ってことは4年の夏前かな。てことはさすがに無理かなあ。でもちょっと期待してしまうんですね。

  • 『まんがタイムきららキャラット』第7巻第7号(2011年7月号)

引用

  • 『まんがタイムきららキャラット』第7巻第7号(2011年7月号),3頁。
  • きゆづきさとこ「GA — 芸術科アートデザインクラス」,同前,79頁。

0 件のコメント: