2011年6月4日土曜日

『まんがタイムジャンボ』2011年7月号

『まんがタイムジャンボ』2011年7月号、発売されました。表紙のテーマは食、みたいですね。中央にはハンバーガーを食べようとしてる『じょしもん』美々があって、その周囲に、串カツのお皿持ってる『レーカン!』天海さん、たこ焼食べてる朝倉さん、えらい盛りの天丼差し出してる『炊飯器少女コメコ』、そしてこれはええとゼリィフライですな。いつぞやの話、思い出しますね。井ノ頭さん、ゼリィフライを食べてます、って、実はコロッケだったらどうしよう。

つうわけで『でり研』、新入生がはいってきました。東雲司。ちょっと生意気な男の子。けど微妙に純情で、可愛いなあ。女性たちの、気付いてないうちはそうでもないのに、気付くと隠す、気にしてない風に見せながらそれでも隠す。こういうの、面白いなあと思うのだけど、意識せずとも目が追ってしまう男の立場としては、なんだか申し訳ない。で、『Ohでりしゃす!!』が復活掲載。ああ、これは嬉しい。思えばこれが好きで、連載を望んでいたんでしたっけね。けど、またこうして皆に会えたっていうの、嬉しいなあ。まあ、田尾さんはでり研先輩として出てましたけど、そうした繋りもあっての復活なんでしょうね。2巻が出た暁には、『Ohでりしゃす!!』も収録されたら嬉しいなって思いますよ。

『先生だって嘘をつく。』これ、なかなかに面白いかも知れません。彼女ができた、仕事も決まった。けど、その彼女というの、勤めることになった学校の生徒だった! しかも担任するクラスの子! っていうの、高村芽里衣さん、この子、可愛いな。しかし、南先生というの、主人公大神のそうした状況、わかってたんだ。生殺与奪の権を他人に握られてる。そんな大神の安らぎはやっぱりメリーで、けどばれると終わっちゃうっていうのね。いいなって思うんですけど、その関係にちょっと影さすようなラストシーン。なんだか簡単気楽なコメディだけじゃないっぽい雰囲気があって、心ひかれるものがありますね。

『あゆみさんは心配性』、これ面白いですよ。お姉さんが心配性。それでいろいろやらかしてくれるんですけど、自宅で、身内に、職場で、同僚に、けどそれがちょっと迷惑かけたとしても、嫌味に感じさせない、その雰囲気、あゆみさんの人柄ですかね、それがいいんですね。裏目に出たりもするけれど、すごくいい人っていうのはこれでもかと伝わってくるんですよ。その感じ、それがすごく魅力的です。

『はなな大増刷!!』、はなながお泊まりの準備してるシーンからスタートですが、本編はお泊まり風景ではなくて、郁子ちゃんのもとに元漫研の面々が終結、といった展開。前回再会した先生と、そしてお隣の海老根くんが、郁子ちゃんのピンチに集まって、ほんと、すごくいい展開。なんかわくわくさせられます。連載が増えた。ページも増えたで手が足りない。それを手伝おうという先生、で、必要な機材を提供してくれるのは海老根くん。この皆が手助けしてくれるっていうのが、ほんとにいい。仲がいいなあって思って、ほんと、いいですよ。ところで、藤堂先生、この人、めっちゃくちゃ可愛いです。あの髪くくったところなんて最高で、素朴で素直な笑顔とかもね。いや、この漫画に出てくる人、みながそうだと思います。素直な人たち、それがすごくいい。安心させられる、ほっとする、そんなよさがあるんですよ。

  • 『まんがタイムジャンボ』第17巻第7号(2011年7月号)

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