2011年10月29日土曜日

『まんがタイムオリジナル』2011年12月号

『まんがタイムオリジナル』2011年12月号、一昨日の続きです。

『先生のたまご』は、学園祭ということで1年1組、生徒側の様子が中心に描かれて、面白いですね。劇をすることになって、シナリオがすらすら出てきたり、それで自分の個性でもってこれやりたい、やらせたいという人が続々。先生が小人役っていうのも、本当に期待どおりであります。これ、劇の準備で終わったということは、次回に学園祭当日がくるのでしょうか。あの、ぎりぎりまで伸びる可能性を信じたいふたりの思い、あれはよかった。で、あのだぶだぶも可愛いと思うんです。あれはあれでよろしくってよ。

『恋は地獄車』、30年前の先生がエレガントで素敵だなあ。やってることは、まあ、アレなんですけどさ……。後藤さんが風邪でダウン。この人の、なんとなく万里子のこと好きなんだっていうところ、本人は認めないでしょうけど、私はすごく気にいっていて、いつかヒモと対決とかあるのでしょうか。いや、そういうのないような、いや、どうなんでしょう。あの、普段家事しない、世話されてるだけって人間の看病は最低っていうの、実際、こんなやついるん? とか思いがちですが、いるらしいですよね。風邪をひいたら夫がカツ丼を買ってきた、食えるかこんなもん、みたいな話はちょくちょくあるそうで、いやもう、驚き。で、カズくんもその口だっていうね。ええ、実際それで違和感ないところがこの人らしいです。最後の病院での後藤さん。あれはただ酷い人というだけでなく、嫉妬まじりなんだろうか。そんなことも思ったりしてしまうんですね。

『さくらこRule』。桜子さんはひきこもり、みたいにいってたけど、いやこれって悠々自適ってやつで、ひきこもりとは違うよね、そんな風に思ってたら、漫画のなかでも同じようなこといわれてた。町を自分のテリトリーとして、そのうちにひきこもってる。って、やっぱり悠々自適な人だと思います。かくありたいなあ。この自適な桜子さんと、いろいろ振り回されるひかるん、彼女のその性格の違いがよいですね。しかし、ひかるん、なんのかんのいって素直ないい子です。

『だぶるる!!』、クラスメイトが出てきましたね。フランクでハキハキしてる鈴木苺。おどおどしてるように見えて結構失礼な中山千春。あの、ふたりは付き合ってるのに対して、大丈夫かとかね、しっかり者だのうっかり者だの、結構いいたい放題な感じ、こういうの好きです。しかし留年2回の瑠璃子、勉強はかなりできる。苺が写すのに10分かかった問題を10分で解くってことは、問題見たら答が即座にわかるレベルなのか。素敵です。こういう人、大好きです。でも、しかし、この漫画、普通の人が出てこない。お父さんもすごいし、町のみんなもすごいし、常連の彼もたいがいだし。こうした人たちに囲まれてる留美、怒ってばっかりな印象ですけど、実際大変そうで、でもそれはそれで楽しそうです。

  • 『まんがタイムオリジナル』第30巻第12号(2011年12月号)

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