2012年8月13日月曜日

Leatherman Style PS

 先日、ぼさっとアニメ『うぽって!!』のサイトなぞ見ておりましたら、なんと、グッズとしてVICTORINOXのマルチツールが出るっていうんですね。メインの4人、それぞれのモデルとなった銃のシルエットがプリントされていて、ああ、これなかなかいいじゃん。ぱっと見、アニメのグッズとはわからない。わかる人間にだけわかる、そんなアイテムに仕上がっていて、うむ、ちょっと欲しいかも知れん。と思っていろいろ調べてみたら、ああ、これVICTORINOX Classicベースなのか。クラシック・カモフラージュですね。あの小さなやつですね。

まあ、考えたら当たり前ですよね。いくらミリタリー系アニメのグッズだからといって、本格的なナイフというのはちとまずかろう。ファンとしてはきっとその方が嬉しいけれど、事件になってもまずいし、それに最近の厳しい刃物規制。うかつに持ち歩いたりすれば、銃刀法違反やら軽犯罪法違反やらで処罰されかねない。となれば、小型のClassicの方が安心だろう。とはいっても、Classicみたいな小さな刃物でも処罰、没収されたりするらしいですね。

実はClassic SD、1本持ってるんですよ。ほんとに小さな、小指くらいのサイズの折り畳みナイフです。ナイフとハサミと爪やすり兼ドライバーと爪楊枝とピンセットがついてます。で、ハサミと爪やすり、これらがあればいいな、そう思うことがまれにあるから、じゃあこれを持ち歩いているのかというと、やっぱり持ち歩いてない。職務質問が怖いから、それにつきます。実際、マルチツールが欲しいな、出先で紐を切る必要があったり、あるいは開けにくい袋を開けたかったりすることってあるでしょう。こんな時にハサミがあったらなあ。また、自分の場合は爪を整えるのにやすりが欲しい、そう思うこともあって、けれどあんな小さなナイフでも職質にあえばただではすまない、そんな話を聞けば、ああ、もういらないよ。日常の小さな不便を取り除くためのツールが、多大な不便を招くとかどういうナンセンス!? そう思って結局使わずにきたんですね。

でも、マルチツール、やっぱりあったら便利だと思うものだから、新たに1本買ってみました。ええと、まだ届いてません。買ったのはLeathermanというメーカーのもの。ここの小型ツールがおすすめだっていわれまして、調べてみたらなるほどいろいろある。ここのツールは基本プライヤー(ペンチ)がメインになっているっていうのですが、Style CSというハサミメインのものもあって、たくさんツールがついてるわけじゃない。けど、日常で必要になりそうなものはついてる、そんな感じがあって、これいいなあ。そう思ったんですが、ああ、ナイフがなあ。いつ職質されるかわからない、だからナイフつきのツールは持ち歩けない。けど、いつツールが必要になるかわからない、だから持ち歩いてないと意味がない。ええ、職質リスクを考えると、こんな小型のマルチツールでも持ち歩こうという気にはなれない。となれば、結局宝の持ち腐れになってしまうことが容易に予想されます。

なので、Style PSというプライヤーメインのものを選んでみました。これ、ナイフがオミットされていて、代わりにハサミがついています。正直、ハサミと爪やすりが欲しいと思う時が多い、そういってた自分にとって、この小型のハサミを選ばざるをえないというの、本末転倒というしかないわけですけど、でも仕方ない。持ち歩こうと思えば、ナイフのないもの、ここは妥協するしかないんだろうなあ。というわけで、Style PS購入しました。

話に聞けば、ハサミも場合によっては危ない、とかいうそうですが、それに関しては、もう、どうにか切り抜けよう、って、さすがにこんな小さなハサミで処罰とかないよね? って、ほんとなんでこんな無闇やたらと厳しいんだろう。納得いかない、長いものに巻かれるのも面白くない、とはいっても、わざわざトラブルに巻き込まれるのも馬鹿馬鹿しい。ほんと、こんな具合に、やっぱり今回も嫌な気分になったのでした。

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