2012年9月12日水曜日

『まんがタイムジャンボ』2012年10月号

『まんがタイムジャンボ』2012年10月号、発売されました。表紙は、おおう、アサルトライフル!? と思ったら、ふう、シャンパンか。コンビニで、うージャンボジャンボって探してたら、ライフルをぶっぱなしてる天海さんのイラスト見付けて、な、なにごと!? 驚いたんですね。おめでとうございます。『まんがタイムジャンボ』、通巻200号ですよ。それでお祝いのシャンパンなんですね。きれいなドレス、勢いよく抜いたシャンパンに驚く天海さんが魅力的。他にクラッカーを鳴らす『じょしもん』美々と『おねがい朝倉さん』のイラストもございます。

『花の任侠物語しずか』、お祭りにいってはしゃぐ静花ですよ。片っ端から屋台を攻め、タピオカの新食感に感心する静花は可愛くて、おつきの紅葉が密かにあきれてる、その様子も実によかったです。さて、本題はその後、ナンパ男とのやりとりですよ。日本人と認識できない静花。英語、堪能ですね! で、ナンパ男が由神組の名前を騙って、紅葉静花ともに激怒。紅葉を逃がす静花、それからの展開は実によかった。王道ですよね。気丈に振る舞う静花、男に戻って駆け付ける紅葉、通りすがりの二代目、やってくれた! そう思える展開に続いて、気持ちの緩む静花の涙と、翌日の女装紅葉のかけた言葉。ほんと、よかったですよ。

『かみおとめ』、今回はめしあのためにお祭りやろうって話ですよ。いやもう、和夏の頑張ること。隣町のお祭りを見て、うちでもやろう。めしあに内緒で用意して、お神輿まで作って、ほんと、和夏もその友人たちも、おばあちゃんたちも、いい人たちですよ。しかし、めしあの体重を聞いてえみねを怒らせる、あれはちょっと面白かった。あかんのか。そうして実現した、お祭りの風景。あれはよかった。いや、ほんとによかった。皆がめしあのことを好いている。その気持ちに応えるめしあ。よかった。ほんとによかったです。

『乙女ほるもん』。いや、驚きましたよ。女子力、ええと、良介、あんた彼女とか欲しかったんだ。忘れてましたよ。で、ミミを置いて合コン。そしたら香川さんと風波とばったり。いやあ、風波さん、いいですよ。良介との対話にて、ハナちゃんハナちゃんといってる彼女の気持ちが、ちょっといろいろ揺れているとわかる。それが実によかった。良介もいう、かわいいな、それがもう、ほんとにね。しかし、ミミのこと考えて途中で帰宅。それで良介のこと涙目で探してたミミ。良介は、ミミのこと、そういうんじゃないっていうけど、それはそれでいい関係のふたりだと思います。

『凪くんの不運な棚ぼた』、連載するにあたり『福厄いっぺん!』からタイトルが変更になりました。で、今回は同居する座敷わらし疫病神ふたりのために布団を買いにデパートにいくんですね。いや、面白かったですよ。座敷わらしの格好が目立ってしかたないから、ちょっと服を選ぼう。偶然出会った音鳴さんに選んでもらって、やたら可愛くなった座敷わらし。で、平太郎の好感度の揺れ動きに連動して、デパートの業績もぐらぐら揺れるっていうんですね。その表現が、やたら面白かったんですよ。しかし、平太郎、彼の音鳴さんへの憧れははかなく終わりそう。あの、面白がってる疫病神がナイスでした。

中2限定!?ガールズトーク』、最終回ですよ。ヒカル転任の真実、それが明らかになって、あまりのことに怒るハルカがよかった。ハルカを転校させないでと泣いて頼むことり。これまでしっかり描いてきた山場として彼女らの感情の発露がやってくる。ぐっときましたよ。とてもよかったです。そして物語はハッピーエンド。クラス替えなしで3年生に進級、ああ、よかったねえ、そう思ってたら、おおう、担任変わるのか、そうか、確かにその可能性ありっての、気付いてなかったわい。最後までさいわいな雰囲気につつまれた漫画。あの、ハルカのラスボスに進化する可能性とかね、ほんと面白く、よかった。丸くおさまって、なんだかしあわせ気分です。

そして、200号記念企画「ジャンボと私」ですよ。おお、なんかめでたいぞ。参加者は瀬田ヒナコ、大乃元初奈、重野なおき、師走冬子、辻灯子、ナントカ、藤凪かおる、水森みなもです。って、ちょっと興奮する面々。デビューのころの思い出、平とじ時代のジャンボとか、発売日のこと、懐かしい漫画やキャラクター、鮎川教授、『ただいま勤務中』、ナントカ、『Boy’sたいむ』、ほんと懐かしくて、ああ、なんだろう、あの時手にしていた『ジャンボ』の感触、読んで感じた思い、すべてがふつふつと湧き上がるみたいにして思い出されるようです。ああ、懐かしいなあ。今の『ジャンボ』も好きですが、あの頃の『ジャンボ』も楽しかった、面白かったなあ。ほんといろいろ思い出されます。

  • 『まんがタイムジャンボ』第18巻第10号(2012年10月号)

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