2012年9月20日木曜日

『まんがタイムきららMAX』2012年11月号

『まんがタイムきららMAX』2012年11月号、昨日の続きです。

『つみきのR』、ゲストです。女子高生もの? 将来の夢は正義の味方なんていってる困った女の子、相川みさが主人公なのかな? 大阪からきた転校生。彼女の他に、常識人っぽいりほ、それと姫、ひなきって読むらしい、難しいな。悪を目指してるというわりに、やたらいい子そうな日和もいて、で、彼女ら建築科在籍なんですね。製図したりCADで図面作ったりしてるんですね。で、みさ、どうも天才の一種みたい。フリーハンドで直線、サイズも目分量で完璧だっていうんですね。こんな彼女らの学校生活、どうなるのか。うまく展開していってくれるとよいなと思います。

『Free!』、扉、いいなあ。トモエが鏡のぞいている、それを鏡側から見ている構図ですね。これ、眉毛気にしてるのか。年頃の女の子っぽい。いや、でも、可愛らしいですよ。お風呂上がりの牛乳、なんていってる、あの絵も実にいい。素朴で素直に育った、そんな感じがいいと思うんですよ。で、お母さんに指摘されて、眉毛、また太くなったんじゃないかって。ああ、気にしてるんだ。で、妹こずえも太い眉。うん、素朴で素直な感じで可愛らしいと思います。あのちょっと下がってるところとか、素晴しくないですか? いや、ほんと、実によいです。で、あまりに悩む姉のため、剃ってみようという話になって、こずえ執刀、トモエくしゃみで、ああ、典型的パターンか! と思ったら、そこからの自主規制、めちゃくちゃ面白かった。いや、ほんと、どうなってるんだろう、この下! ページめくっても自主規制のままで、ほんと面白かった。翌日復活は意外な展開。友達に悩み打ち明けて、立ち直って、なんでもない話なんだけど、面白くて、ほのぼので、実によかったです。

放課後せんせーしょん!』は遊園地。扉を大きく贅沢に。あおちゃんの右手、やたら大きいので、特定の遊園地にありそうなグローブ? 人気者の手のやつね、ああいうのつけてるのかと思ったら、わあ、左手が小さい。なるほど、パースを極端につけてるんだ。ということで、今回は遊園地。子供扱いされるのが気に食わない葵ですが、読み進めていくと、うちの子ときたら……。しっかり子供だというんですね。最初にジェットコースターに乗ることになって、乗ったことのないというきえ、身長、大丈夫なのに気にしてしまう葵、など、いつも以上ににぎやかで、しかしゆかり先輩は大丈夫なのか? ジェットコースター、何回乗ったの? 一度で充分といったところが瀕死の状況にまで陥って、しかし不思議な人です。葵+ゆかり=小桃というのは、ふたりが軽すぎるのでしょうか。今回は、葵大活躍ですよね。パレード乱入、迷子センター、最後の伸びなど見ても、ああ、やっぱりこの子が主役なのだろうなあ、そんな印象でした。

『カレーの王女様』、北海道は苫小牧からはじまるカレーツアーですよ。へえ、北海道ってご当地カレーがたくさんあるんだ。温泉施設のカレーにはじまり、って、温泉シーンなしでカレーがどんどん詰め込まれるっていうのね、見事です。ホッキカレー、富良野オムカレー、美瑛カレーうどん、羽幌エビタコ餃子カレー。ああ、カレー、食べたくなるなあ。とりわけオムカレーが食べたい、って、店の外装、ボロッとか書いちゃっていいのん? って、調べてみたら、一店舗だけじゃないんだ! いろんな店が、いろんなオムカレーを出してる! で、漫画に出てきた店、楽楽亭ですが、モデルになってる店、笑楽店っていうんですね。うん、すごいや、ほんとそのとおりなんだ。しかし今回、梅子がめちゃくちゃ面白かったです。しかし、カレー、食べたいです。でも北海道は遠いからなあ。

『三種のジンギ!』、演劇編、めちゃくちゃ面白かったですよ。おだてに弱い乙女、緊張にも弱い? 衣装装備ですごく可愛い、ほんと、この子の意外な面がいっぱい見られてよかった。弟大好きの楓美もいい感じ。しかし、なにがいいといっても、劇本番にいたるまでの準備の情景。メイクして衣装つけて、それらに加えて、照明トラブルとその解消。裏方やってる皆が、生き生きとしている。失敗したらちゃんと謝る。失敗しても、皆でリカバーする。そうしたところが描かれて、なんだろう、表舞台がやっぱり演劇の花、演者こそがメインといえるわけだけれど、それだけじゃない、ちゃんと裏方にも光の当たる、そんな描写にぴしりと打たれる思いでした。面白かった。幕が下りて皆が拍手、あのやりとげたという乙女たちの表情も、すごく充実を感じさせてくれました。

『小悪魔の楽園』、ゲストです。美術部ものですね。主人公は小太郎? 美術室の女神像の美を全身で感じ讃えているところを目撃されて、まずいことになってしまった。とんでもないフェティシズムと思われた? で、それをネタにヌードモデルを強要される。強要した人、レイカさん。けど、そんな状況に喜びを感じている? ヘンタイ扱いされることも喜びに!? 美少女ふたり、厳しいレイカ、優しい美優、こうしたふたりから、いたずら? いじめられたり、また誉められたり、まさに飴と鞭、しいたげられるのもむしろご褒美系男子におすすめっぽい本作。私は、割と嫌いではない感じですよ。

『虹色ミライ』、ゲストです。 小学生の子供たちに貸与されるスマートフォン、アンドロイドっていうんですが、いや、それ、OSじゃなくて、人型ロボットの方のアンドロイドなのか。美人のお姉さん、けど、兵器や性的な方面には運用できないと釘がさされて、親御さん、残念でした。ええ、これちょっと面白かった。ヒロインはホタル? そしてこの子に与えられたヒカル。ちょっと残念な感じのアンドロイド? 小学1年生のホタル以上に子供っぽくて、けれどホタルを守るという仕事はきっちりやっている、そこは実に確かでよい感じ。いさみとコテツも加わって、仲良く楽しそうな学校生活? けど、そういうところに、アンドロイド通じて授業の様子参観されてるとかね、微妙にシビアな内容加えられてるのがよかったと思います。

  • 『まんがタイムきららMAX』第9巻第11号(2012年11月号)

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