2012年12月12日水曜日

『まんがタイムジャンボ』2013年1月号

『まんがタイムジャンボ』2013年1月号、発売されました。表紙は、『レーカン!』をメインに『乙女ほるもん』、『おねがい朝倉さん』、『じょしもん』ヒロインたちがサンタクロースコスチューム、って、ひとりなんか違うぞ。朝倉さんだけトナカイだ! しかし、『乙女ほるもん』のミミ、やたら色っぽいイラストで、ああ、これ以上いけない、ちょっとコメントを控えます。

『桜乃さん迷走中!』、ああ、現実を突き付けないで! 何も成さないままで一年経ったんだなぁと。だなぁと。つらい……。一年の総決算? 桜乃さん、実家に帰って来期の展望について交渉なのだそうです。交渉に失敗したら、もう東京には戻ってこられない? あの、ぎゅっと手を握る桜乃さん、なんともいえず不安な表情が切なくもぐっときますね。で、桜乃さんの帰省に大江さんと水沢さんがついてくる。って、水沢さん、慕ってるなあ。お別れになっちゃうじゃないですか! そんなのいやです! いや、もう、泣かんでも。でも、いい子だなあ。桜乃さん、愛されてるなあ。桜乃さん、実家での様子。お母さんがいろいろ思うこと、あれは面白かった。弱みって。けど、それだけ皆から愛されてるって、ちゃんとわかってもらえたのはいいことだったなあ。その、友達というのとはちょっと違うかも知れない。でも、この助けあえる仲間がいるというのがね、いいなって、ちょっと羨ましいよねって、思ったんですね。

『かみおとめ』、扉絵めしあの笑顔、素晴しいな。さて、大学祭で燃え尽きた和夏。さあ次のイベントは、年末! ああ、クリスマスはないのだ。めしあたちはがっつり神道。だからクリスマスも当然ないよね? って、それどころか年末年始の準備で大忙し。それで和夏も手伝おうってことになるんですね。うん、きっとそうだろうと思ったよ。おみくじ作る。大晦日には、三笠も加わって、神社の手伝い。慌ただしく動いて、働いて、神社に泊まって、行く年を振り返り、来る年を思う。うん、めしあと和夏、このふたりの関係、それがほのぼのですごく気にいってるんですよ。

ボクの社長サマ』、最終回ですよ。羽衣商事を買収した天女。社長業も板について、そんな彼女が向かうのは、両親が事故で命を落としたという現場。ようやく向きあえるようになった。それは皆のおかげなんだ。そうして笑う天女に、ああ、これはドタバタのかげに、突然社長になった女の子の成長が描かれた、そんな物語であったのかもなあ、そう思っていたら、ご両親健在とな! 車ごと崖から落ちた。で、無人島に流れついて、3年間、無人島暮らしをエンジョイしていた。かくして無事生還、ああ、あろひろしらしいわ。よかったじゃん、そう思えるラストでした。しかし、これで天女も社長から小学生に戻れる、いや、そうじゃないんですよね。HAGOROMOは羽衣商事じゃない。天女の会社じゃないか。このラスト。ああ、すごいな、ちゃんとここに着地するべく考えてあったのか。見事だったと思います。いや、ほんと、いいラストですよ。

『ひなこの恋の咲かせかた!』、ゲストです。恋愛ものっぽいですよ。ヒロイン菊川ひなこ。高校一年生の女の子。転校初日の通学路、街角でイケメンとぶつかって恋愛フラグ、とかいっちゃってるけど、今朝は納豆ごはん。ああ、このお母さんいいなあ。で、学校にてイケメンと出会うわけです。超かっこいいわけです。でも、委員長錦木まゆみがいうには、どうも問題ありの模様。フラワーアレンジメント部の部長。ヲタクらしい。花の、植物のヲタクらしい。これ、冒頭にひなこの育てたデイジーが咲いた、そうした描写のあったところからすると、ひなこと部長、結構相性よかったりするのかな? しかし、フラワーアレンジメント部への道、廊下なんだけど、密林になっている。まだ部長ともちゃんと出会えてない、まさに冒頭、序盤といったところ、まだなんもわからんわけですが、なにやら普通じゃない部であるのは確かみたいですね。

  • 『まんがタイムジャンボ』第19巻第1号(2013年1月号)

引用

  • えのきづ「桜乃さん迷走中!」,『まんがタイムジャンボ』第19巻第1号(2013年1月号),65頁。

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