2013年3月4日月曜日

『まんがタイムオリジナル』2013年4月号

『まんがタイムオリジナル』2013年4月号、先日の続きです。

『ゆらゆら薬局プラリネ』、社長、なんかいつもふつか酔いって印象でしたが、実は仕事大好きなんだ。先日もちょっと話されてた、棚卸作業。とてつもなく大変そうですが、社長、それも苦にならんというんですね。連日各店の棚卸に付き合って、もう元気元気。しかし、薬屋の棚卸、これはただ商品のチェックだけではなく、調剤過誤があったかどうか、それを見極めるきっかけにもなるというんですね。ああ、これはなかなかにシビアな仕事です。しかし、アットホームな職場。大変そうですけど、みんな仲がよさそうなのがいいですね。お兄ちゃんの池田への風当たりは未だ強いけれど、それでもいい感じに協力しあえている。社長に対してもですね。いいなと思うのですよ。

『ヒミツの家光』、春日局、怖ろしいな。なにやら上様にかかわる策略を練っている? そんな感じでありましたね。さて、上様まわりの状況はといいますと、御付きが十兵衛から友矩に代わったというんですが、それがショックな家光。痴話喧嘩みたいになってしまってて、ああ、そういえば最初のころ家光は男色家で十兵衛を云々とかいってましたよね。城下に御忍びで出掛ける時は、友矩、女装するんですね。あの、最後の男としてはかなり複雑な気分というの、面白かったですよ。格好だけの女装趣味で中身は普通の男の子なんですね、友矩は。

『ひよスタ!』は、これまで思いもしなかった類の新キャラが出てきて、ええと、これは定着するのかな? 空が体調を崩した兄の見舞いにいくというんですね。そうしたら、兄の部屋に同居者がいたっていうんですね。いやいや、全然色っぽい話とかじゃない。霊感ありの海が屋外からその存在を察知する類のもの。ええ、霊だったっていうんですね。しかしその霊がおかしい。ヒーローアクションフィギュアに乗り移ったのはいいんだけど、空に変なポーズにされたために、あんまり怖くない。むしろコミカル。この世に未練がある、というのも恨みやなんかじゃなくて、アイドル好きで、せめて一度アイドルに会いたかった、それが心残りって、なんか悪いやつじゃなさそうだなあ。しかしそれで空たち、一応アイドルですもんね、歌って踊ってみせて、出来しだいでは兄貴の命が危ない! っていうんですが、あの駄目さ、兄貴が命の覚悟してるのね、めちゃくちゃ面白かったですよ。で、この人がファン1号になるってんですが、成仏しなかったってことは、今後も出る? いや、もう、ちょっといい感じですよ。兄貴とペアになるとよいです。

  • 『まんがタイムオリジナル』第32巻第4号(2013年4月号)

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