2013年4月10日水曜日

『まんがタイムきらら』2013年5月号

『まんがタイムきらら』2013年5月号、昨日の続きです。

『女子大生生活様式』、タイトルロゴが可愛いなあ。ステッチ、刺繍になってる。さて、今日から2年生ですよ。大学なら確かに2年になったからといって大きく違いがあるわけじゃない。しかし進級したかあ、どんどん時間が経っていくのだなあ、となんだかセンチになっておりましたら、なるほど、オープンキャンパスのあの子が参加してくるわけですね。小清水柚さん。うさぎのキーホルダーで同定するあたり、実にねねらしい、そう思わされましたよ。皆文学部、同じ学部同士仲良くしようということねに対し、違う学部だったら仲良くしなかったのかというつっこみを投げるこよ、すごいな、自分にはない発想にしびれました。今まで可愛いもの好きといえばねね、彼女だけといった感じでありましたが、柚が加わったことで、可愛いもの好きのお嬢さん、ふたりになって、そうした話題でも盛り上がっていきそうですよね。顎外れそう。柚は、見た目にはふわふわ女子、けれどなかなかにクールなところもあって、もうすごく魅力的。いいなあ、そう思っていたら、なるほど同じ物件に住まっている。これは今後も期待できそうであります。

『半熟ウィッチ — まどろみドルニー』は、かがりの様子がおかしい。アイドルにご執心だった。それでここ数日、授業が終わればどこぞに消えて姿を見せないっていうんですね。疑われる男との逢引疑惑。えー、魔女って男ができるとその資格を失うのか。厳しいな。って、師匠、悲しい過去だな。で、ここからのかがり捜索ですよ、ドルニーの占いに頼るっていうんですけど、まさかの画数占い、それに対するクロナのつっこみには笑ってしまいましたよ。さてさて、かがりですよ、切ないなあ、健気だなあ、可愛いなあ。幻術で憧れのアイドルを映し出して、疑似恋愛してる。そしてかがりが人目を避けて、僻地に隠れて幻術遊びする理由、それも明かされて、なんだろう、可哀そうに! いやでも、鼻血とか、素敵でした。

『ごめんね。夏目ちゃん』、よいなあ。ヤッホーヤッホーとしゃべるキャラクターがついた鉛筆、あんまりにうるさいと夏目ちゃんおかんむり、ちよりに文句いうんですが、これ、しえのらしい。キャラクターだけ外せないかな、そう思った夏目ちゃん、あー、失敗しちゃいましたね。誤ってしまったことはもう取り戻せない。マスコット、壊しちゃって、素直に謝ろう、そう思うんだけど、レアものと聞いて怖くなる。気持ちはわかる。けど、隠蔽工作は逆効果よ、そう思ったんだけどさ、面白かったよ。ゴッホ。結局、謝ることになる夏目ちゃん。泣いちゃうのは卑怯よ! そう思うんだけど、この子、ほんと、感情がたかぶると、ぐらぐらになっちゃう。いつもはしっかりしてるのに、そのギャップがなんかね、まだ子供なんだなあって思っちゃうんですね。そして、ちよりも一緒に謝ってくれた。ふたりは、ほんとにいい友達なんだと思います。

プレフレ』は、楓の家にお泊まり、翌日の朝ですね。5時に目を覚ます。ってすがいな、椿にしても猫俣にしても、自分はそんなにはよう起きられん。うん、樹よろしく、しぶとく寝ようと思うところでしょうよ。さてさて、朝の5時半。学校までは最速で2時間半。けどそんなには急げない。あー、遅刻確定ときたかー。あのテンションの下がり方、いやもう面白い。布団に頭つっこむ椿がナイスです。朝ご飯は楓が作って、ご一緒してもいいかしら? お母さんだそうですが、えらいこと若く見える、すごい美人、素晴しいな。で、お母さんが車を出してくれるっていうんですね。しかしこのお母さん、乗りはいい、それでいろいろと思わせぶりなこといってくれる。お父さんのこと、死んだかのような言いようして、生きてるっちゅうねん! もう面白かった。翻弄されて脱力したり大声出してる椿らと、ものすごく嬉しそうなお母さんの対照。見事でしたよ。

JOB&JOY』、すごくいいなあ。舞花のお腹が鳴っちゃう。あの素の表情から、慌てて、安心して、そして赤面。めっちゃくちゃ可愛いなあ。で、このお腹の虫が伝染していくんですね。綾奈に、優也に、利英に。それで三人ともに落ち込んで、あー、そんなにも恥ずかしいものなのかー。しかし、本当に面白かった。床に落ちていたポテト。それを拾おうとする舞花、慌てて止める店長、誤解に抗議しながらも空腹に負けそうになる舞花、最高でしたよ。なんだか御機嫌な店長、床掃除してしまう舞花、うまいこと展開していくなあ。そして最後に優しい店長。って、綾奈、舞花の後ろに隠れてるし! しかしほんと、楽しそうなお店。いい雰囲気なのもグッドです。

『ガールズ×マーケット』、部活として購買部をやっている女の子たちの話。このごろ、売れ残りの廃棄弁当がなくなるっていうんですね。残されたごちそうさまの置き手紙。誰かがこっそり食べてる! それで犯人を探すっていうんですが、そうした展開の要所要所に差し挟まれる優理の妄想。これがおかしかった。さてさて、簡単な罠で捕えられてしまった犯人、鈴森ひな、お家が貧乏らしい。制服はまだ中学のを使っているくらい。家には食べ物がないからと廃棄弁当をいただいていた。まなみたち、その窮状を聞いて購買部に誘うんですね。はたして、ひな、いい部員になってくれるでしょうか。期待しちゃいますよ。

My Private D☆V、すかであります。いやいや、なかなかに際どいイラスト、も、もう一声! っていうのは置いておいて、ええと、赤面、涙目、○○チラ、○○かけ、○○はじめ、そけい部、などなど、なのだそうです。というか、イラストもなかなかに踏み込んでる感じですけど、添えられたテキストもいろいろとアレですな。でも、こうした要素、『ひろなex.』の本編やら扉絵やらにも、いろいろ仕込まれてますけど、その威力の大きさ、それはほんと間違いないんですよね。あからさまかじゃない、けど、あ! とか、おお? とか思わせる、思わず目が奪われてしまう、そうしたところ、ほんとにうまいというか見事というか、やられっぱなしだったりします。ええ、今回のMPD☆Vも同様でしたよ。

  • 『まんがタイムきらら』第11巻第5号(2013年5月号)

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