2013年6月28日金曜日

『まんがタイムきららキャラット』2013年8月号

『まんがタイムきららキャラット』2013年8月号、発売されました。表紙は『Aチャンネル』、ユー子とるん、夏らしく水着、じゃないや! けど、なんだかそんな感じよ! 背景は、メリハリつけたイラストらしい表現、ちょっとわたせせいぞうの絵を思ったりなんかする、そんな雰囲気で、そして前景には帽子が可愛いユー子とホースで水を撒くるん。ふたりとも、強い日射しの下にいる、そう思わせる雰囲気、印象ふりまいて、そしてなんだろうやたら色っぽいな。どうしよう。ユー子さんが、なんだかいつものユー子さんじゃないみたいですよ。とてもかっこいいお姉さんであります。

Aチャンネルは、ナギさん、めちゃくちゃ可愛いなあ。扉ではミステリアス? 本編はというとちょっと調子が悪そうで、なんかしぼんでる。可愛いなあ。くち? ちゅー? 危険だなあ! しかし今回はナギがメインであるけど、佐藤先生もちょっとフォーカスされていて、ああ、るんちゃんを前にしてない時はこんな感じなんだ。って、ナギさん、あなた、気力が弱ってるわよ! 気をつけて! しかし今回は体調不良、そして60kgと、ナギの表情も豊かで、ほんと、素敵でした。好きになってしまいそうです。いや、もうとっくに好きですけど。

『ごきチャ』は美術室にお邪魔です。赤い絵の具を頭からかぶるごきチャ。よかれと思ってどんどん状況が悪くなるのはいつもどおりなんですが、絵の具の赤を見ておいしそうから、白で修正しようとして失敗。雑巾の存在を知り、そしてクロスに手を出すまでの流れはよくよく練られてて、よどみなく見事です。しかしあのお嬢さん、ごきチャの存在に気がついてからの狂乱、めちゃくちゃ面白い。先生も、そんな絵の描き方教えてないわよって、そこを心配するんはおかしいと思う! けど、結果オーライでいい感じというの、こういう終わり方がなにより。いいんだと思うんですね。

『ののかノート』は体育? かと思ったら、身体測定だそうですよ。カラーページは着替えの風景、それを覗こうとするののかの姉あやかの変態性発揮されて、うん、この漫画の肝はこの姉だと思います。さて身体測定といえば、定番ですよね、身長を伸ばしたい、体重が気になる、胸囲あたりも気になる。ののかが牛乳と鉄棒、そいつでもって身長伸ばしてやると頑張ってきたそうなんですが、結果はともあれ、あのチャレンジ、その表情、実によかったです。でも身長は変わらない? むしろ減った? いや、ずるをしようとしたのがいかんのですけど。明日からあだ名がコーギーです。体重をめぐる攻防や、そして視力検査も面白かった。視力検査のランドルト環、それを見てCと答えるののか。先生がねその都度、右な、と言い直してくれるの、あれがなんだか気にいってしまいました。そして、玲緒奈に直してもらったリボン。玲緒奈を敵視する姉。ええ、やっぱり姉がいい味を出していますよ。

『ぷらいまりィずむ!』はしずのんですよ。めちゃくちゃ可愛いな! なんという可憐さ。扉のしずのん、本編のしずのんも素晴しい。レオーネも、あの目がいいよ。こういうのん→><。最高です。しかしなにがいいといっても、しずのんのマイペースさでしょう。レオーネの散歩にいくというので着替え、ニコちゃんに会うかも知れないからとしっかりおめかしして、ほんと可愛い。で、ようやっと散歩に出たかと思ったら、レオーネのもふもふとお日様のぽかぽかで、そのまま寝てしまうっていうんですよ。めいふ、さゆらに双子ってよく似てるわよねえ。あれもめちゃくちゃ面白い。ノルウェーに対するめいふとさゆらのイメージ、それを軽く裏切って普通のしずのん父。ナイスですよ。でもってニコちゃん。ベストパートナー。本当、暴走気味のしずのん、最高でした。ニコがいないとのんびりマイペース、ニコがいると暴走マイペース。いやもう、たまらん可愛さ、面白さでした。

『いろはステーション』、ゲスト前編であります。冒頭の滑舌練習。よく噛むわねから飲み込みがわるくってというやりとり、それに対するまぜっかえしまで、実にナイスでしたよ。広報部、校内放送をしたりする部活ですね。その主要メンバー4人のうちの3人、これだけのやりとりで雰囲気、性格、役割をちゃんと伝えてた、そう思います。真面目なんだけどミスが多いりん。しっかりものでちょっときびしい? まり。そしてお調子者のよしの。まずはこの3人中心に進めていって、厳しいこといいすぎたと反省、よしのがそういってる風にしてりんのことはげますまりとかね、なんだろうこのほのぼのというか気恥ずかしさ? 実にいい。りんとまりの仲がいいんですね。間接キスとひやかされたり、それでいろいろ意識したりと、まあそんな感じの仲のよさ。よしのにはれいという子がいて、とにかく大人しい子。よしのにぺったり。この子だけ1年生なのか。こういう女の子同士の仲のよさが描かれると思ったら、放送のこと、失敗したこと気にしてるりんが、大丈夫みんなちゃんと聞いてなかったからと安心して、その直後同じ理由でもって落ち込む。こういう部の活動にまつわるもろもろも描かれるところ、悪くないなあって思ったんですね。広報部は放送だけじゃなく新聞部の手伝いとか、広報に関するものいろいろに関わっていくんですね。活動の場、ともない人間関係なんかも広がりそうで、面白そうです。

  • 『まんがタイムきららキャラット』第9巻第8号(2013年8月号)

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