2013年8月21日水曜日

『まんがタイムきららミラク』2013年10月号

『まんがタイムきららミラク』2013年10月号、先日の続きです。

幸腹グラフィティ』は、きりんの部活の話題。バスケ部の練習試合なんだそうですよ。海の近くでやる、ということできりんは海で遊ぶための一式揃えて、なんだか不安? さて、リョウですよ。きりんがバスケットボールやってるところ、はじめて見るんですね。きりんの真剣な表情。頑張ってる様に思わず頑張れ、応援せずにはおられなかったリョウ。けどちょっと疎外感も感じたりしてたんですね。それでですよ、やっぱりこれは料理漫画なんだと思いましたよ。リョウの持ってきたお弁当、いつもきりんが話してるお弁当のこと。それでみんな、食べてみたくてしかたなかったんですね。皆に囲まれて、お弁当も好評で、でも部員の皆は食べる時の描写、普通なんですね! これ、面白いなあ。お弁当でつながり広がる人の輪。きりんの焼き餅もキュートでした。

『夜森の国のソラニ』、これは核心に迫りつつあると思っていいのかな? ソラニの抱えている問題。忘れてる記憶。それがなんなのか、夜市によって明かされるっていうんですね。ソラニには双子の妹がいた。令、身体が弱くて料理が上手。その妹を失ってしまって、けれどソラニはその事実を受け入れられなかったっていうんですね。そうした過去、ほぼすべてが夜市によって解説されるというのは、ちょっと急ぎすぎに感じられたんですが、ソラニは令のこと思い出し、そして自分の名前も。明。こうして抱えていた問題の全貌が見えた今、ソラニの夜森での暮らしはどのように変わっていくのか。変わらずにはおられないですよね。

城下町のダンデライオン』、こちらもちょっと踏み込んできていますね。奏が葵のことを疑っている。そうでした、葵は自分の能力を隠してたんですね。あの、強盗事件に巻き込まれた時に、自分の能力が露呈しないよう気を配っていた。これ、周囲の皆、国民に対してだけでなく、兄弟姉妹に対しても一緒だったのか。能力を使わないと決めたのはなぜか、この人の過去に理由がある模様であります。けど当座の問題は選挙と、それから妹茜のこと。この関係なさそうなことが関係しあいながら深まっていく。違ったやり方で、けれど、葵に奏、ふたりとも茜のこと、大切に思ってることがわかる。そうした姉の妹への気持ち描いて、そして遥の謎、茜の写真でなにしてるの!? 長期短期に、いろいろ波乱の種をまいて、これはまた面白くなりそうです。

Good night! Angel』、扉のイラスト、これよいですね。ユリの左右にあやめとリカ。このコントラスト、素敵でありますよ。さて本編においても動きがあって、ちょっと前からユリに関係してきたあのギターの女性、ヒナタ、なんだか怪しいな、そんな雰囲気感じさせていた彼女ですが、いよいよその目的をあらわにして、仕込み杖だったギター。ネックに仕込まれてい刃物をユリに向けてきて……。ええ、こちらもなかなか穏かでない状況ですよ。

  • 『まんがタイムきららミラク』第2巻第10号(2013年10月号)

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