2015年2月12日木曜日

『まんがタイムジャンボ』2015年3月号

『まんがタイムジャンボ』2015年3月号、発売されました。表紙は『レーカン!』天海さんをメインに、これはカラオケ? マイク片手に見事に歌っておいでです。そして『ヒゲとセーラー』、初ちゃんが歌ってヒゲがタンバリン叩いてる。『終活女子高生』は、律と沙羅、ふたりでデュエットですよ。

『ナデシコ!』、エミの作戦、続きますね。営業部長に自分の気持ちを伝えたい、って、業務の話なのですけど、どうもこうもあちらこちらから恋愛沙汰と勘違いされてしまっていて、それがもうおかしいんですね。スタンダードなおかしさといいますか、ほんと、まさに期待どおりの面白さがあって、ヒナのわくわくしてる様も、ミセス門倉の不安も、もう全部空振りなんですけど、もう見事なお膳立てですよね。そして部長の鞄にエミの手紙が入って、しかもこれ、ヒナの見立てでラブレター仕立て。それを見付けるのは部長の妻か。ほんと、次回、波乱の予感! これ、ほんとエミの希望が叶う日がくるのかな?

『最後から二番目の神様』、フルコトの心の願いをうけて天から降りてきた神様、テラス。アマテラスと考えていいのかなあ。自分を神というこの子のいうこと、なかなか信じなかったフルコトだけど、目の前で変身されたり、またハデハデ制服に変身させられたりと、信じざるを得ない状況ですよね。しかし、女の制服着せられて戸惑うフルコト。ああ、男の娘ってやつ? と思ったら、違ったか、この子、女の子だったのだな。いつになく弱気なフルコト。その様子がぐっとくるというテラス。そしてテラスの落ち着き先も決まり、さらにはなにか大切なものを落としてしまっていた? これでもう前提が全部揃ったっていうところでしょうか。最後の天狗の兄さん。そしてタイトルにいう最後から二番目、このあたりが関わるのでしょうか。どう展開するか、今後に期待ですよね。

『でっかいんちょ』は、育の魅力全開でありますよ。まだ14歳なのにお母さんらしさを感じさせる彼女。気は優しくて力持ち、かと思ったら、その柔らかな手に気合いを抜かれる男子あり。育は、可愛くなりたい、そんな風に思ってるわけですけど、彼女の魅力、しっかりちゃんとわかってる人もいるんだよってことなんだと思うんですよね。というか、柔らかさ、エアバッグ、そのあたりが魅力の秘密? 纏が実にそのあたりにアグレッシブで、そんなふたりが百合と誤解されるくだりなど、ほんとおかしかったです。そして相見君。思わせ振りな言葉の数々。そう思って、けど彼も結構育のこと気になってるぽくって、いやあ、フリフリパパパパーン、いいじゃありませんか。素直になれよ、少年!

『タヒチガール』は、朝から小鳥をボトボトと落としてしまうマイであります。なんと、笑顔で落ちるのか。いや、悪い意味で。ちょっとずついい笑顔ができるようにはなってきてるんだけど、持続しないんですね。さて、一歩を踏み出せたマイ。少しでも前に進めているのか? 自問自答しながらも、その前進、確かなんだと画面が語っているんですよね。よかったですよ。そして夏服。衣替えして、皆の新しい魅力! ルカの男の魅力に男子がポッと赤面! 素晴しい! どんどんいけよ! タヒチアンダンス部の活動、これから先の展望もざっと提示されて、さまざまなイベントに全国大会。まさに夏こそがもっとも輝く季節、ということで、マイの活動、皆の活動、その可能性も広がる! ああ、いい描写でした。ほんと、えっ! これ最終回じゃないよね!? 一瞬疑ったくらいに素敵な回でしたよ。

  • 『まんがタイムジャンボ』第21巻第3号(2015年3月号)

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