2015年2月26日木曜日

『まんがタイムきららフォワード』2015年4月号

『まんがタイムきららフォワード』2015年4月号、一昨日の続きです。

夢喰いメリー』、イチマちゃん、最高だと思う。こけしは空から降ってくるんだ。のっけからわけのわからん解説がはじまっちゃってますが、もちろん普通はそんなもの降ってはこない。イチマちゃんが降らせているわけです。みなとたちのピンチに、こけしでもって介入、追われている3人を助けてくれてるんです。ほんと、イチマちゃん、最高だと思う。あんた達は呼んでないわ! 本当、表情豊かで、すごく素敵。けれどイチマもまた夢魔であること、ひなが気付いて、騙そうとしてるんじゃないか、イチマのこと責めるんですね。イチマの窮地をみなとがかばう。だって友達じゃないですか。その言葉を受けてイチマのいった、背、伸びたわねの一言。この含蓄、豊かさに強く胸打たれるものありました。しかし、イチマちゃん、芥子の叢雨、おおすごいぞ! と思ったら、あかんのか! 頼りないな、イチマちゃん。けどそんな彼女が素晴しい。ほんと、今回はイチマちゃんのいろんな表情開花して素晴しかったと思う。メリーとの再会に見せるあの複雑そのものといった顔なんかも最高です。

『そこテストにでます!』、家庭でのもみじ、面白いですね。髪が濡れると、毛先がゆるくカールするのかな? お父さんの髪質が遺伝してるのかな? というか、かっこいい父上だなあ。もみじが数馬のこと気になってるって、お母さんに筒抜けで、わかりやすすぎなのよもみじは、はいいとして、肝心の数馬に気付いてもらえてないのが彼女の不幸かも知れないな。ここでもみじの課題が提示されるんですね。なるほど、父の仕事の関係かなんかでしょうか、来年には海外にいかねばならないところ、もみじは日本に戻りたい。その条件が二学期までに勉強で好成績を残すこと。となると当然塾が重要になるわけで、ということは数馬のウェイトも増すというもの。かえでサイドでは、いろはが奥手のお姉ちゃんに動揺したり、進歩的な妹にかえでも狼狽したりと忙しいわけですが、いろは、数馬のことかなり攻め込んでいきそうな雰囲気出してまして、ええ、それぞれの思惑、そして数馬の決断はどうなる? じりじりと状況ができつつあります。ええ、三者三様の塾への不安が見てとれて面白いです。

『病めるときも健やかなるときも』はニコルが自分たちの思いを作り手の人形師に伝えようと大活躍。メッセンジャー役の人形が、ニコルからの注意事項、ことごとくやぶっちゃって、やばいやばい、辿り着けなくなっちゃうんじゃないか? って思ったら、ああ、ぎりぎり間に合った! 手紙に呼び出されるままにやってきた人形屋敷。そこでニコルから自分の気持ち聞かされて、ただ飾られるだけじゃなく、時には触れて欲しい、語り掛けても欲しい。そうしたこと告げるニコルは穏やかで美しく、ええ、ほんと素敵な話でした。そしていばらはニコルとお別れして、すこし寂しいね、そういういばらと柘榴、ふたりの気持ちが繋がった、そんな感触がありましたよ。

『オンリーロンリーヴァンパイア』、うおお、純のピンチじゃないですか。吸血鬼出現に沸く学校に、退学の手続きをしにいく。自分でけじめをつけたい。静流を守るためでもあるのでしょう。しかし、このチャレンジが純を自ら追い込んで、ああ、鳴海先生、純のことを疑っていた。吸血鬼の力を封じる銀の手錠をかけられて、ああ、純はどうなるんだろう。そう思ったら、睦ですよ、睦。純の手をとって逃げる! 屋上にて純の真実を知って、つまり純をヴァンパイアとわかった上で、睦も、そして三ヶ辻も四塚も、純のこと受け入れてくれるっていうんですね。しかし教師たちはさすがに非情で、ああ、どうなる。この危機をどうやって乗り切るのだろう。きっとこの苦難の先に、人と吸血鬼の新しい関係が築かれるものと思うんですよ。

トリガーハッピーウィッチ!』、なんと次回で終わっちゃうのかあ。ショック。文化祭がやってくる。というので、チーが一儲けたくらんで、またなにやら怪しげな薬を作ってるんですね。なるほど初期の雰囲気に立ち返って、またもや学園風景描かれるのかあ。そう思っていたんですよ。チーの悪巧みにちょっとひいてるモモがいいですね。そして五十鈴が、あの手この手で先手打ってくる。結局、チーの家の地下にいた魔法生物を見世物にすることに決まるんですが、そしたらなんか困ったことに。あの木の怪物みたいの、なんなのでしょう。次回、最終回ということは、こいつを相手にチーが魔法撃ちまくりなんでしょうか。ああ!

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