2016年1月9日土曜日

『まんがタイムきらら』2016年2月号

『まんがタイムきらら』2016年2月号、発売されました。表紙は、おお、『三者三葉』! 双葉さん、小田切が御節のお重手にしまして、おお、なんだ、この、素敵お嬢さん! ああ、小田切、小田切はよいなあ。お重には、おお、なんだこのでっかいエビ。蓋、しまらんやん! じゃなくって、ちんまりした葉山ちゃんと葉子様がこれまたちんまり座ってらして、皆着物召されてる、それがまた華やかで、可愛くて、葉山ちゃんなんて黒地とこれまたシックで、ほんと、素敵な娘さんたちですよ。ああ、ほんと、『三者三葉』、素晴しいです。

『スライムは起き上がれない』、ゲストです。田舎にやってきた沖田ユウキ、その子が出会った第一村人、それが水餅楠。なるほど、この子がスライム。頭の先がちょんってとがってて、なるほどドラクエのスライムであるわけですね。Wizardryだと泡立ってるもんな。楠、登校途中にユウキに拾われ、学校では同じクラス、というものの全然覚えておらず、クラスの子がいうには楠はHP6とかね、なるほど、やっぱりドラクエ的スライムなのか。後の方で、合体してキング楠、みたいなこともいってますもんね。勇者、スライム、賢者と、ドラクエの素養があるとわかりやすい、そんな感じ。だけど、なにかと駄目で緩い子、楠、この子の駄目さにそこはかとなく漂う愛らしさ? そこにひかれるものあれば、ドラクエわからなくても充分いける、って感じがしますよね。

『ハニカミしょこら』、ゲストです。海外留学から帰ってきて姉、響が連れてきたのがショコラなる女の子。お、フランスいってらしたの? ショコラだからチョコって呼ばれてて、その子がなるほどハニカミ、ちょっと人見知りだっていうんですね。奏と歌、この子らと会って、最初は打ち解けなかったショコラに歌がぐいぐいいくところとかちょっといい。でもってショコラの興味、それが着物だってわかって、ご近所さんの神前結婚式を見にいったりして、その描かれた着物の、結婚式の美しさ、華やかさ、とても見事で、ショコラの気持ちの盛り上がり、わくわくとして、人見知りとか吹き飛んじゃってるのね、そうしたところもとてもよくって、ああ、なるほど、これからショコラと奏は同じ学校に通って、もっと仲良くなっていくというんですね。ええ、よかったですよ。絵もいい、話の見せかた、展開もいい、とてもよかったと思います。

『3時半のおやつ』、ゲストです。小日向かりん、今日からはじまる高校生活。前の席の子がなんだかちょっと怖そうと、最初は敬遠していたんですが、安堂カエデ、好きな食べ物たまごボーロ、最近はまってるのはお菓子作り、ああ、可愛いと気になっちゃうんですね。話をしてみたら、カエデの作るお菓子はなんだかちょっと微妙そうで、そんなカエデとかりん、一緒に霜田夏乃なる先輩からおやつ部に入部しないかと誘われるんですね。面白いな、夏乃のライバル? 小雪ちゃん。ランドグシャ、フニャンシェ、ダックスフンドって! それを正しくクールに訂正するカエデが実にナイス。あのデフォルメがまたいいですよね。あの人は部員じゃないんスか。いえ、毎日ああして文句を言いにくるだけですわ。クソ迷惑だな、といった会話のコンボもいい感じ。小雪がいいなあ。ほんと、駄目な感じで、すごくいいなあ。駄目な子、好きなのかなあ。ほんと、小雪、素晴しいです。というか、夏乃さん、ひどいっすよ!

  • 『まんがタイムきらら』第14巻第2号(2016年2月号)

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