2016年1月1日金曜日

ミラクルガールズフェスティバル

 『ミラクルガールズフェスティバル』、略してみがる。これ、とても素晴しい。正直なところ、こんなによい出来とは思いませんでした。ゲーム、リズムアクションゲーム。音楽にあわせてボタンを叩く、もう定番ですよね、ことさら説明が必要なジャンルではないでしょう。セガのゲームで、『DIVA』のシステムを流用していて、みたいな話は聞いていたんですが、残念ながら『DIVA』のシリーズはプレイしたことがなく、まるでわからない。けど、まあ、ゲームとしてはずれはないだろう、セガだし、みたいな安心感はあったんですが、それにしても、ここまで素晴しいとは思いませんでした。いやね、ちょっと中途半端な感じになったりするかな? みたいな不安があったんですよ。でも、全然そんな気がしない。むしろ、感動のあまり泣きそうになるくらい。ほんと、知ってるアニメ、好きなアニメが使われてるなら、買って間違いなし、そういいきれるゲームに仕上がっています。

収録されているのは、以下の11タイトル。

  • ゆるゆり
  • 這いよれ!ニャル子さんF
  • ビビッドレッド・オペレーション
  • きんいろモザイク
  • 蒼き鋼のアルペジオ ‐アルス・ノヴァ‐
  • てさぐれ!部活もの あんこーる
  • Wake Up, Girls!
  • GO!GO!575
  • のうりん
  • 未確認で進行形
  • ご注文はうさぎですか??

私の見ていたのは、『ゆるゆり』、『ニャル子さん』、『きんいろモザイク』、『アルペジオ』、『Wake Up, Girls!』、『のうりん』、『未確認で進行形』、『ご注文はうさぎですか?』。8タイトルですね、って過半数どころじゃないな! BD買ってるのは3タイトル。主題歌CD買ってるのは4タイトル、かな? これくらい見てる人なら、プレイした方がいい、どころじゃなく、絶対プレイするしかない! それくらいいいきっちゃう、ほんと、それくらいよかったんですよ。

基本的に主題歌がピックアップされまして、各タイトルごとに2曲ずつ。この2曲ずつというのが、2曲しかないと見るか、2曲ちゃんとあると見るか、それで評価も変わりそうなところですが、いやあ、最初、少ないと思ってた。プレイしてみたら、いや、これ、充分だって思えるようになった。ショートがある。そしてフルがある。このフルね、今までフルバージョン聞いたことのなかった曲、ちゃんと聞くことができて、うわあ、素敵、とてもいい! そう思うこともしきり。また、見たことのなかったアニメの、知らなかった歌、これを聞いて、また歌い踊っているキャラクターを見て、これ、なんでアニメ見てなかったんだろう、そう思うこともしばしば。ほんと、知ってるアニメ、知ってる歌はより楽しくプレイでき、知らないアニメ、知らない歌も、その魅力に気付くことができるというんです。素晴しいわ。音楽の、歌の魅力、よくよく引き出してるわ。そう思わされるんです。

『WUG』がすごいですよ。WUGの7人が、ステージ狭しと踊り歌う。そのモーション、なんとWUGメンバーによるものだっていうんですよ。もうね、泣きそうになった。うわあ、これ、素晴しい。ほんと、WUGを見ていた人、好きだ、面白い、いいなって思っていた人には、きっとぐっとくるものがあると思う。WUGの桧舞台ですよ。もうね、こんなにくるとは思わなかった。しかも、どうも、収録されている歌、新録じゃない? みたいな話もあって、ほんと!? マジで!? もうね、なんだろう、胸に迫りましたね、迫りましたよ。

歌にあわせて3D CGで描画されたキャラクターが躍る、というのは、今ではもう珍しいものではないわけですが、このゲームの場合、1ステージに最大7人が登場し、それぞれ個別に違った振り付けがなされているというのがすごい。これくらいは当たり前の時代に入ったのかなあ、そんな風に思ったりもするのだけど、ともかく、これでもかと魅せるステージがてんこもりで、ほんと、素晴しいよ。キャラクター、それぞれの個性が演じわけられている。しかもそのステージだけを鑑賞できるモードまである。もうね、作り手、よくわかってる! ありがたくて仕方がありません。

ああ、そうそう。コールですよ、コール。このコール、開発の面々がみずからいれたって聞いたんですが、ほんと!? いやね、最初苦笑しちゃったんですけど、やってると癖になるのね。あれ、なんだろう、魔力というか、そういうのありますよ。

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