2016年3月26日土曜日

『まんがタイムオリジナル』2016年5月号

『まんがタイムオリジナル』2016年5月号、発売されました。おお、春の情景。今回はチューリップがテーマでありますね。『ラディカル・ホスピタル』山下さんはオランダの民族衣装身につけて、チューリップの花束抱えています。ああ、美しいですね。榊先生は快傑ゾロ? の格好して、というか、これ、調べたら黒いチューリップって話があるんだ。知らなかったなあ。『小森さんは断れない!』小森さんは、大谷からチューリップもらってドキドキ。『らいか・デイズ』らいかは踊るチューリップと一緒に踊ってますよ。そして『コスプレ先生の絵画教室』ななみさんはチューリップくわえて絵のモデルでありますね。

『コスプレ先生の絵画教室』、新作であります。絵画教室の先生しているななみさん。この人、生徒からリクエストあれば、そのリクエストに応えてコスプレ、自分がモデルになるっていうんですね。今回は石膏デッサンしたいという要望に応えて石膏像になりますよ。って、自宅からその格好はまずいです! っていうか、下、裸なの! まずい、まずいです! 大学生の生徒さん? いや、下宿させてもらってるのか、大学生山口まながつっこみ役です。この人が、ちょっと常識にかけるななみさんにビシバシつっこみいれて、非常識を正していこう、そうしたポジションにあるわけです。ななみさん、上半身はだけるのかと思いきや、ピエタ像を意識して布をかぶります。でもって、この人、モデルしながら鏡ごしに指導したりして、なるほど有能であります。しかし、次は人魚姫。いや、もう、それ、ねえ、ほんと、あれですよ。

『スズちゃんでしょ!』、そうか、鈴ちゃんのご両親他界なさってるのか。梨乃ちゃんは弟の娘なのね。梨乃ちゃんのこと、母方は祖父母がいろいろよくしてくれるけど、父方つまり弟の方はそうはいかない、というので、自分が頑張ってるっていうわけなんですね。そうかあ、ただ自分の可愛いって気持ち優先で動いてるわけじゃなかったのか。鈴ちゃん、姉、ということで、弟に対して結構辛辣です。というか、弟、今までそういわれてたこと気づいてなかったって、わりと思いやりのある姉だったんだなあ。そして鈴ちゃんの結婚問題。ああ、こちらはどうも駄目そうですね。妥協はできない問題だし、っていうのと、このへんうまい人は在宅仕事でもうまくやっちゃいそう、みたいに思ったりなんかしちゃって、いろいろ大変です。

『放課後すずなり倶楽部!』、先輩が卒業しちゃって、いよいよ美亜たち最上級生でありますよ。その美亜が登校の途中、フェンスの上に腰かける謎の美少女と出会います。猫っぽい! ということは、あれか! 二種類考えました。玉緒先輩が新たな姿に化けてまたやってきた。もうひとつは、普通に彼女の関係者。妹なのかな? って思ったんですけど、それはなかったですね。謎の美少女、美亜のこと知っていて、ああ、これは入るな。入部してくるな。そんな予感です。そして美亜、千弦と一緒に入学式の受付です。不安になってる美亜のことはげましてくれる千弦。自分の入学した時のこと思い出したりしましてね、ほんと、美亜の成長の物語ですよね。そして例の彼女、きましたよ。なるほど、玉緒のいとこ、って設定できたのか。猫屋敷音々子。可愛い子ですよね。玉緒先輩のちょいワイルドとは違う方向性でありますね。けど本当に玉緒先輩じゃないんですよね。美亜に花つけてもらって、部長見て、なぜ気に入られたのか分かった気がします。これで玉緒とは別の人って判断してるんですけど、ですよね?

『歌詠みもみじ』は、もみじの母、山城楓が鬼気迫って家計簿に向かってるんですけど、これがまた素敵で、素晴しくて、ああ、もみじ母、父のいうとおり確かに美人です。なんて美しい! 褒められて照れる、そんなところも最高じゃん! ちょっと生活が大変です。というのでパートにいきたい。父は母が誰かに言い寄られちゃたまらんと反対。でもほんと、父の発言力、低いよね。今回語られた結婚前の母のこと。ああ、問題店員だったんだ。でもってそうか、自分がやったことだから、父、母が働きに出るの警戒してるんだ。ええ、この店員時代に父と母、出会ってたんですね。なんだろう、母、これでも丸くなったんだってわかる。しかし、若かりし頃の母も可愛いなあ。けど、今の方がずっと魅力的だと思います。カワイイはいくつになっても女子の夢。カワイイ! カワイイ! 続く「夫婦の想い」も「今日からパートタイマー」も面白かった。よかったです。

『黒いあなたの、そこが好き。』、ゲストです。なるほど大学生。上野青年の彼女、佐伯が発熱して休み。そのこと知らされてなかったとショックを受けながらも、上野、佐伯の家にいくんですね。って、鍵かかってたのに、ピッキングで開けて、部屋ん中はいっちゃうんだ! ドン引きよ……。これ、上野はブレーキの効かない有能青年で、佐伯はちょっと突き放し気味のクール女子なんですね。しかし、上野、下心云々を口にするのはいいとして、なんたって付き合ってるわけだし、これくらいはね、でも風邪で寝込んでる彼女に無理矢理チューとか駄目よ! 感染が広がってしまうやん!

  • 『まんがタイムオリジナル』第35巻第5号(2016年5月号)

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