2016年10月20日木曜日

『まんがタイムきららMAX』2016年12月号

『まんがタイムきららMAX』2016年12月号、発売されています。表紙は『ステラのまほう』。TVアニメも好評博してるようで実によいですね。表紙イラストは珠輝に歌夜、ふたりがちょっといい服着ましてね、珠輝はマフラーも可愛く、歌夜はヘッドホンもなんだか素敵です。余裕ありそうな歌夜に対し、ちょっとなんだか慌ててるみたいな珠輝。この対照も面白いですね。

いちごの入ったソーダ水』、よいですなあ。こひめの様子が変ですよ。月に内緒で、なんかやってるみたいですよ。って、月にはバレバレなんだ! 気づかないフリしてあげるんだ! 月さん、優しいなあ。まるでお母さんだ。こひめ、ひとりで出掛けるというのをね、いい傾向だって見守ってる月の視線の暖かさ。ほんと、お母さんだ! こひめと雛菊が一緒にケーキを作ります。ああ、レアヨーグルトケーキ。この無理しない感、とてもいいですよね。そして雛菊のこひめに対する告白。ああ、入学式の時、声かけるのに緊張した。え? でも、いきなり彼氏いるかとか聞いてたよね!? そうかあ、緊張してたんだ。いきなり月にあだ名つけようとしてたよね!? そうかあ、そういうの得意なんだと思ってた。実は緊張してたんだなあ。こひめの成長いちじるしい昨今。彼女がしっかりしていく、それと並行して、他の子たちの苦手だったり不得意だったり、そうしたところも見えてくる。ええ、これが知り合っていく、仲良くなっていくってことなんだろうなって思わされました。ほんと、この子たち、いい友情を育んでいると思いますよ。

『きらりブックス迷走中!』、ほんとおかしいわ。ひいきにしている本の2巻が出る。それできらりがやる気出してるんですが、そういや、これ、前、きらりが買い占めてたよね。金の力でものごと好きに運ぼうとする、その発想がやばくって、サクラの調達、ジェットで宅配、優待つきのフレンド券の果てに私たちはファミリー……。最初、いらないっていってたフレンド券、優待がついてくると知ってとたんに欲しがるふわり、ここみがよかったです。そして極めつけはwebサイト。あー、これ、ホームページって感じがしますよ。ほんと、この発想なんだろうって思ってたら、作者からのクレームが! って、ほんと、おかしい、楽しいエピソードでした。

『魔法少女のカレイなる余生』。おおう、しじまが本気だ。国際魔法少女博が開催された、というので、しじまが臨戦体勢。憧れの魔法少女アイドルのライブが目当てだっていうんですが、あんまりにハイで、あんまりにいつもと違いすぎるテンションがやたらおかしかったんですね。ところで、資料展示、917年の魔法少女の乱とか、1523年の条約締結とか、あれ? なんか、見知った人がいる、よね……。これ、小ネタなのかな? そんな風に思ってたんですが、終盤に繋がるんですね。そうか、しじまの憧れるすぴかちゃん、歴史の転換点に立ち合ってきたミミの後輩だったりしたのか! ミミの評価があがってすぐ落ちる。それがねおかしかったんだけど、いや、でも、総量としては評価上がってそうですよね。

『どうして私が美術科に!』は、今日から夏服、けれど雨。テンション下げてる蒼とすいにゃんが可愛かったです。あの口元! 今回は部室、美術X室の掃除ですよ。そういわれて、とたんにやる気なくして、雨に降られながらでも帰るつもりになってる蒼、黄奈子、すいにゃんもおかしかったです。掃除に向いてないこの子らの掃除風景。雑巾をしぼれない桃音にすいにゃんとかおかしくて、と思えば、パレットから絵の具を剥がすとかね、へー、こんなことできるんだ! ちょっとバタバタ気味の掃除だけど、部屋もキレイになって、心機一転って感じですね。この伸び伸びとした気持ちのよさ。雨のじめじめをすっかり一掃した、そんな感触ありましたよ。

『ぱぺっとコール!』、市の演劇祭に向けて動きますよ。『ロミオとジュリエット』をやります。それで配役を決めていって、練習してと、部活ものの面目躍如といった様子なのですよ。しかしそこで、つるちゃん、なにか思うところがありそうです。ほとりんがね、いった方がいいって促すんですよ。エスパーだからとかいっちゃうの、可愛いなあ。つるちゃん、ロミオをやりたがってる。それをきっかけに、上級生たち、昨年の演劇祭のこと思い出したりしましね、ああ、去年には去年の、今年には今年の、思いがあるんだって。そしてその思いの行き先も面白かったです。この役をやりたい。思惑はいろいろあれど、そうしたやる気を尊重して、チャレンジさせてくれる。うん、よいなあ、よいですよ。青春を感じます。

ご注文はうさぎですか?』。印象的なエピソードでした。ハロウィンのお話です。皆で仮装を楽しむ、そうした情景をコミカルに描写しようというのかな? そう思っていたらですね、ああ、そうではなかった。そこからさらに先を描いてくれた。迷子になったココアが出会ったお姉さん。魔女の格好したその人は、頭にティッピーに似たうさぎをのせていまして、不思議な人、手品でココアを和ませてくれて、しかしこの人誰なのだろう。そう思ってたのですが、ああ、消えるマジック、そこではっと気づいたのでした。そうか、ハロウィンは死者の魂が戻ってくる日。そうか、もう亡くなった人。それでいて、いつも身近にいてくれる、そんな人。チノのお母さんか。最後の、ティッピーが、お爺ちゃんがチノにいった言葉。とてもよかった。そしてココアの手品、それがチノに母を思い出させて、ああ、なにかちょっとした奇跡でありますね。

『すぱいすきっちん!』、ゲストです。ん? お好み焼き屋? と思ったけど、違う、全然違ったよ! バイトがやめて人手不足のスパイスキッチン。店員が椅子で、そして天井から下げた布を使ってヨガをしている。そんな店。人手が足りないのは困るというので、バイトをハント、ってハント? スカウトじゃなくてハント? やり口がひどいよ! 当たり屋まがいの手法で女の子をひっかけた! けど、なんだか歓迎ムードですよね。豪華な座席に飲み物、マカロンなんかも振る舞って、ついにはバイトに引き込みました。制服はサリーなんですね。個性的というには奇矯すぎる店員たち。歌って踊って、ヨガをやって、という、この歌にダンスというの、インド的要素として欠かせないっていうやつなんかも知れませんね。そしてナンで食べるカレー。ヒロインサリーも気にいったみたいで、次回はいよいよ仕事の情景でありましょうか。

  • 『まんがタイムきららMAX』第13巻第12号(2016年12月号)

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