2017年5月23日火曜日

『まんがタイムスペシャル』2017年7月号

『まんがタイムスペシャル』2017年7月号、昨日の続きです。

『ちんまり経理のヒメ先輩』。ヒメと若林の誤解、勘違い、すれ違い、めちゃくちゃ面白かったです。テレビニュースで見たボーナスの話題。けれど若林にはボーナスがなくて、と、それを気に病むヒナはいい先輩だなあ! あんまり気にして、ボーナスがないなら休暇を、そう思ったのに誤解されて解雇とか思われちゃう。いや、ヒナちゃん、まだまだ未熟というべきか、言葉の選びようが間違いだらけで、ほんと、若林は役立たず扱いされたと思ってるし、かと思ったら若林の言葉に、もうすぐ辞めちゃう!? ヒナも勘違いしちゃうのね。でも、それで父すなわち社長に談判して、少ないながらも若林に寸志を出させる。ええ、ほんと、いい先輩ですよ。ちょっとドタバタ。でもって勘違いも晴れて、ああ、最後のヒメの先輩風。最高だと思います。

『課長と私のおかず道』。めちゃくちゃ面白いです。いきなり後悔する保志からですよ。いったいどうしたのか、なにがあったのか!? なんと南条課長のおかず語りがノンストップ! その引き金を引いてしまったー! っていうんですね。しかしこのおかず談義、廊下まで聞こえてるのか。それで橘さんも加わって、ごはん派、パン派の熱い戦いが!? と思ったら、パンに合わないものはどうでもいい。すごいわ、めちゃくちゃ面白い。この人たちのおかず談義、なんてことないことを一生懸命に語る課長がおかしければ、ついついつきあっちゃう保志もいい。この人たちの、こうした時に現れる人柄、個性が本当によくて、表情が魅力的で、今回はそうしたよさ、ばっちり出てたと思いますよ。しかしついついたくさんになっちゃうおでんの話。あれ、実におかしい。うん、足して作る系のおかずって油断するとどんどん増えますよね。

『まちがいだらけの恋愛道場』。今回は圭介に迫ります。マサスケが街で見た圭介は店とは違い男の姿で、芝が見かけた圭介はいい男ふたりはべらしたセレブ風。いったいどちらが本当の圭介なのか。あるいはどちらも違うのか。それを本人にそれとなく聞いてみようというのだけど、圭介ノリノリ。で、圭介の過去の恋の話。聞いてる芝とマサスケの、それぞれ全然違うこと想像してるのがほんとおかしくって、けど圭介の真実までには辿りつけんのかー! いやあ、これずっと謎でいくんだろうなあ。圭介の謎、ちょっと知りたいなあ。そう思ってる私は芝サイドの人間です。

メェ〜探偵フワロ』、ミスレモン、報われました! ずっと悩んでた小説。読み切りながらも載ります! 代原ながらも載ります! レモンさん、浮かれてみたかと思えば、一緒に載るだろう小説に自作を比べちゃったりしてね、もうそうなったら不安で不安でっていう、その気持ちの揺れ、見てるとおかしいんだけど、本人には切実なんだろうなあ。しかしそれでコバーン少年、レモンさんの助けになろうとあちこちに取材しようっていうんだけど、うおお、ラウールが酷い! 死人みたくなっとるよ! コバーン少年を前に大人の態度で接してたローラさんも、壊れたラウールにその鬱屈した気持ちを露にして、ほんと、これ、どんな面白さやねん。最高でしたよ。そしてやっぱりレモンさん大人気。おお、よかったなあ。好評じゃん。でも突っ込んだ感想が恥ずかしい! ああ、創作というのはそういうものなのかも知れませんね。その恥ずかしさや照れを超えないといかんのかあ。

  • 『まんがタイムスペシャル』第26巻第7号(2017年7月号)

2017年5月22日月曜日

『まんがタイムスペシャル』2017年7月号

『まんがタイムスペシャル』2017年7月号、発売されました。表紙は『恋愛ラボ』マキがメインでありますよ。いちご狩りですね。手にしたいちごの赤さも美しく、マキも負けずに魅力的に描かれています。春らしいいいイラストですよね。テーマはいちごなのですね。『ローカル女子の遠吠え』、りん子さんもいちご狩り。でもなんか楽しそうには見えないっすね。帽子もいちごっぽい。手にした風船もいちごです。『課長と私のおかず道』保志はいちごのショートケーキ? いや、タルトかな? 嬉しそうな表情が印象的。いいカットだと思います。

『ローカル女子の遠吠え』は大井川上流にある温泉地、川根が舞台であります。というのでのっけから温泉。あらまあ、りん子さん、えらいこと色っぽくいらっしゃいます。ハッチの父が川根にUターンして古民家を改装したカフェを開いたっていうんです。それで開店祝いに訪れたっていうんですが、ハッチの、ハッチのお父さんも、心に傷を負ってしまってらっしゃる……。もしかしたらハッチがブラック企業から逃げるの遅れたの、社会情勢の問題もあるのでしょうが、父の有り様見て、そうした働き方を異常と感じなかったからなのかも知れませんね。さて、今回の静岡風物は大井川鐵道ですよ。SL、吊り橋、そしてダムが見どころ。自然も多く、これはたしかに魅力的ですね。

『君のパンツに一目惚れ』。これ、ほんといいですよ。扉でクマパン、なにやってるの? ああ、そうか、ボタンつけの練習してるんだ。クマの刺繍、あれやったの自分だって嘘ついちまいましたからねえ。少しでも嘘を嘘にしないように頑張ってるんだ。クマの刺繍した張本人であるクマパンの母ちゃん。この人もいかします。なんと、クマパンのパンツ、全部に刺繍いれたんだ! 容赦ないな! しかもカバンにまでアップリケ! このにこやかで容赦ない母ちゃん。おっとりして素敵な母ちゃんだなあ、そう思ってたら、そうか、刺繍についてなめたこといったらあんなにも怖く! しかしクマパン、学校では人気者ですよね。それだけに刺繍ができないことバレてはいけない。うまく乗り切っていただきたいものです。

『穂積くんは猫に勝てない』。今回は猫の飼い主募集の話。そうか、自分たちで飼うだけじゃなく、ネットで希望者とのマッチングとかもしてるのですね。しかしそのマッチング、面談の大変なこと。どういう人柄か会って確認し、飼育可能であるか住居もろもろ確認していく。ああ、そうだよなあ、猫のしあわせ、それ考えれば、うかうかいいかげんな飼い主に引き渡すわけにはいけないものなあ。この面談の場で、穂積くん、活躍したじゃないですか。猫をかまいたくてしかたのない男の子を引き受けて、どうやったら猫と仲良くなれるのか、聞きかじりながらもアドバイスしてあげて、おお、穂積くん自身の猫との距離も縮まってるじゃないですか。先輩の穂積くんを見る目もちょっと変わってきている? そして穂積くん、猫とおしゃべり。おお、いいじゃないの。これ、とてもいいんじゃないでしょうか。

『はたらく女子のセーラー服』。フリーター山之木勇がバイト先に向かう途中で見掛けたセーラー服のお嬢さん。定期売り場で通学じゃなく通勤定期を買い求めて、ああ、この人、こんな格好しながらも社会人なのか。目的地は学校。勇の目的地と一緒。なるほど、学校で制服の採寸をするのが仕事なのですね。しかし、3ヶ月も常駐するものなのかい? 実は私、学生時分に制服店のバイトしてたことがあって、採寸日があって、それから少ししたらお渡しの日があって、それを公立2校、私立1校、春の重要な収入源でありました。まあ私が採寸するわけじゃないんですけどね。採寸にかかるいろいろ、こっそりスカート短めにして欲しい云々、そうしたリクエストあったりとか、そういう話聞いたりしてましたっけ。ともあれ、この漫画、簡単に制服、採寸について説明してくれたり、そしてそこに制服を愛しているという多賀さん。勇、その奇行につきあわされることになるんですね。いやまあ、マネキン代わりと考えたら、こういうのもありかもですよ。

  • 『まんがタイムスペシャル』第26巻第7号(2017年7月号)

2017年5月21日日曜日

『まんがタイムきららMAX』2017年7月号

『まんがタイムきららMAX』2017年7月号、一昨日の続きです。

『合体アイドル!スノウちゃん』。皆で役割り分担してネットアイドルをやっている。いつもは編集でなんとかするのだけど、なんとライブに出ることになってしまって……、はたしてどうなる!? というのですが、いろいろギリギリでおかしかったです。なにがおかしいって、見た目&ダンス担当の瑠璃が割食わされまくりっていうのですよ。楽屋同室のカナリヤさんに、誰がスノウであるか秘密にしないといけない。っていうか、皆でスノウなわけなんだけど、ともあれ見た目スノウの瑠璃ですよ。緊張でお腹くだしてるとか無茶な嘘つかれるし、露出魔扱いされるし、さらには揉まれる。歌スノウである杏は杏で、緊張のあまり駄目になってしまってるし、お漏らし怖れてオムツ装備。って、気の毒すぎる。ほんと、いろいろギリギリでおかしかったですよ。

『夢見るプリマ・ガール!』、今回は先生メインですか。あかね先生がれいか先生から誘われるんですよ。映画にいかないか。今年のはダンスが見どころだからあかねもたぶん楽しめる。で、それがなにかというと、劇場版マジプリ狙われたマジプリレッツゴーオールスターダンスパーティーツアー。長い! 長すぎるよ! でもって当日、映画館前にあらわれたれいか。大型バイクでゴスロリ衣装、って濃いな! 特濃やな! バイク運転してたのはみゆのお母さんなんですね。れいかが映画に誘った。いや、むしろ召喚したって感じか? 映画にいくのと交換にゴスロリ服着せられてるっていうのか。いや、でも似合ってるからいいじゃん。みゆ母を呼んだ理由が奮ってました。見た目子供のこの人と一緒だと中学生以下対象の特典がもらえるから。って、すごいな、完璧じゃん。ものすごい実際的理由。素晴しかったです。最初はそれほど乗り気でなかったあかねも思わず引き込まれて感動して、そしてれいかは自分の好きという気持ちが承認されて、ええ、皆にとっていい体験になったんじゃないかなって思える、いいエピソードだったと思います。ここまでは……。いやもう、ラストにえらいのぶち込みましたね。ええ、みゆ母、よかれと思って大惨事! ええ、ほんと結構な大惨事です。

『機械科乙女のマキナレポート』。これほんと素晴しいです。冒頭から女の子3人の学校での日常描きましてね、食いしん坊で後先考えない紗とかね、そして凛々しいハンサムガール、あかねとかね、でもって機械大好き澄子。前回は機械工作とかやってたけど、今回はこういう普通の女子高生らしい表情見せて、キャラクターをより印象づけようというのかな? いや、違いましたよ。ページめくったらアーク溶接。すごいインパクト。溶接面がいいですよね。さらっとアーク溶接の説明がされて、そこからはもう機械科の世界ですよ。ちょっといい溶接面にウキウキの澄子とか素晴しい。でもって紗はやっぱり食いしん坊で、かと思ったら、おお、溶接完璧! このギャップがグッドですよね。すごい。すごくいい。そして澄子の年季の入りっぷり! それぞれに個性が際立ち、かつ生き生きと気持ちいい。理想的だと思います。最高です。

『ぱぺっとコール!』、これもいいなあ。扉のほとりんのうさぎパジャマ、最高に可愛い。そして本編。新歓用の脚本がさっぱり書けない。苦しんでるほとりんに、歌とかいれてみようか、しおりの提案。そこからどんどん話が進んでいくのが面白かったんですよ。吹奏楽部にお願いして音楽室を借りました。それでみんなで楽器使って、いろいろ歌を考える。っていうんだけど、ウインドチャイム、トライアングル、そしてゴングの3連発、おふざけなんですけどしおりが本当に楽しそうで、ほとりんもティンパニ、ボンゴ、バスドラムにシンバルでうさばらし! 可愛いわ、楽しいわ、面白いわ。とてもよかったです。ちふゆさん、万能なんですね。ピアノ、ばっちりじゃないですか。メロディ適当に作ったら伴奏までつけてくれる。即興で考えて、ピアノの前で歌ってるしおり、なんかはればれとして魅力的だなあ。対照的なのがつるちゃんで、ギター抱えて、聴いてください「疎外感」。ほんと、今回めちゃくちゃ面白い。ほんと、楽しくて、わくわくさせられる。ええ、これ、どんな結果になったんだろう。新歓の舞台、楽しみになるじゃありませんか。素晴しいですよ。

  • 『まんがタイムきららMAX』第14巻第7号(2017年7月号)

2017年5月20日土曜日

『まんがタイムファミリー』2017年7月号

『まんがタイムファミリー』2017年7月号、先日の続きです。

『かなみ育成中!』、いいですね。休日に男子とおでかけ。そういって服装選びに余念のない叶美さんですが、いや、待って、山登るの? いや、違うか、エコバックとか自転車とか、ちょっとおかしい。って、買い出しかー! 目的地は卸売スーパー。混雑必至。そんな状況でも成果を勝ち取らねばならない。一緒にいく男子、綾瀬はデートの相手じゃあない。同じ戦場に身を置く戦友だ! おお、なんだこのノリ。めちゃくちゃ面白いんだけど、綾瀬君、叶美に遅れをとってるじゃん。かくして自分の未熟を悟った綾瀬君。叶美を師匠と認定! ほんと、なんだこの展開! けど、叶美、師匠師匠と懐いてくる綾瀬のこと、弟みたいで可愛いなんて思っちゃって、おお、これはなにか進展あっちゃったりして!? と思ったけど、ないかも知れない……。これ、叶美が好きな男性のタイプ、弟タイプなのか頼れるタイプなのか、それさえわかってませんからね。ええ、まずそのへん見極めないといかんですよね。

『妹のおシゴトは時給2000円』。只野の過去、明かされましたね。なぜ彼はこんなに金持ちなのか。また家族ごっこなんてするにいたったのか。突然やってきた叔母が語っていった。そうか。只野、事故で家族を一度に失ったのか。それで保険金を遺産として受け取った。しかしこのできごとをきっかけに人間不信を深めてしまい……、というのだけど、只野、叔母に食い下がるのがよかった。只野のことなど眼中になく、遺産目当てで子供を取り合ったのか。しかし、これ、ミエ子、只野のことかばってね、感動的だったよ。叔母よりも、親戚よりも、この雇われた、金の繋がりでしかないごっこの家族の方がよっぽど只野のことを思ってる。ええ、この段々に相手のことを思いあうようになってきている状況、これにやられています。そして妹の真実。これにもやられました。只野、お前、只者じゃない。

『役職名はお嫁さん』。鹿沼、素晴しいな。ノーといえる部下です。獅子本の失恋を励ますのも部下の務め、そういう美如に、絶対違うと思います、ノーを突き付けて、でもってこの人、励ますとか元気づけるとか、致命的に下手! すごいな。一回結婚できただけでもすごいじゃないですか。それ、相手次第でけんかになるよ! また獅子本も獅子本で、落ち込んだ気持ちのコントロール抜群で、慣れなんだそうだけど、そうか……、慣れるほど失恋しとるのだね……。獅子本を励ます、そういって飲みに誘う卯月。獅子本のこと好きですよね、多分。鹿沼が気づいちゃった! って、気づくやろ! え? これで好きじゃないってことあったりするの!? そんな感じだったじゃん、ずっと! でも、それでも、なかなか恋愛関係みたいにはならんのだなあ。いいところまでいく。でもすぐに獅子本が揺れる。ここというとこで、卯月がちゃんと押さえないからだよなあ。ともあれ、まさか犬野夫妻のお隣さん、小説家の彼と獅子本が繋がるとは! いや、今回ちょっと予想したんですけどね。それがドンピシャ! ええ、これ、かなうのか。やっぱり失恋するのか。過去の恋愛とはちょっと違った経緯を辿りそうですよね。どうしたかたちで落ち着くのか。結構長い話になりそうな予感です。というか、きっと長く読みたいんだな、私が。

『パパとあそぼう!』。今回はママが可愛かったなあ。娘、さくらと一緒に遊びに出たパパ。雨に降られてカフェに一時避難したんですが、電話でそのこと聞いたママさんが、今から迎えにいこうかなあ。暗に自分もカフェにいきたいっていってるんですが、パパさん全然気づかない。うん、この人がこんなもってまわったいいまわしでわかるわけないじゃないですか! パパとのカフェ、さくら、楽しかったみたいですね。ちょっと大人の気分? そして帰宅後、夜にママさん、私もいきたかったっていった時のあの表情、ああ、やっぱり可愛い。うん、このパパさんには、私もいく、合流するっていわないと駄目っすよ。ダイレクトに甘えましょう。

『かしこみかしこみ』、奏衣様がお出かけです。桜、橘と三人で。ムク、山椒を置いていくのは心配だけど、ってそうなの!? あのふたりほど手のかからないのっていないんじゃなくって!? と思ったんだけど、奏衣様からしたらやっぱり違うのか。心配だから映画に誘うも、怖い映画はちょっとと拒否されてしまった。それでふたり神社に残されたムクと山椒。おお、廊下ででんぐり返りでありますか! うん、やんちゃだ! でもそこまでじゃないよね。これ山椒もノリノリで、でもそこまで悪いことじゃないよね? そしてムクも山椒も、奏衣様のこと好きなんですね。神社がシンと静まって、それがさみしいって。最初はわいわいでんぐり返りしてたふたりも、なんかしんなりしちゃって、それで奏衣様のことまだかなまだかなって、それがもう可愛くて、ええ、本当にいい子たちです。心配性の奏衣様もほんといい保護者で、みんな仲良し。素晴しいです。

  • 『まんがタイムファミリー』第35巻第7号(2017年7月号)

2017年5月19日金曜日

『まんがタイムきららMAX』2017年7月号

『まんがタイムきららMAX』2017年7月号、発売されました。表紙は『きんいろモザイク』。春です。綾を中心に穂乃花、カレンと華やかな三人娘がハイキー基調の表紙に映えて実に美しく素敵です。ほぼ白一色の背景。三人の揃いのドレスも、淡く落ち着いたピンクに白いエプロンが目立つ、これまた明るめのもの。そうしたハイキー寄りの表紙の各所にあしらわれた苺の赤が、三人の髪の黒、茶、金髪がアクセントを添えて、とても印象的なイラストに仕上がっています。ちょっと引っ込み気味の綾と、綾の手をとるカレン。そして動きのあるポーズの穂乃花。それぞれのキャラクターがよく出ていて、そしてその違いが魅力的な対比を描いてとてもよい表紙だと思います。皆の髪、そしてふわりと広がるスカートが、画面の中央に大きな円形を構成しています。安定感ある構図、視線も穂乃花の手にした皿の上、宝石みたいに美しい苺のタルトの印象の強さにぴたりと安定させられて、そうかと思えば、いったん落ち着いたその後に、三人の表情、髪の動きなびく様子、スカートの広がるその躍動がぐるりと視線を周囲すみずみまで誘導して飽きさせません。三人の足も動きに表情をつけて愛らしい。スタティックと見せてダイナミズムを隠した、完成度高いイラストだと思います。

『すくりぞ!』、ツバキヤマのヤバさが可視化されていますよ。寝子と待ち合わせ。そういいながら、たまたま出会ったにゅうと一緒にあちこちいっちゃいます。最初はにゅうも警戒してたけれど、ゲームショップではゲームに興味持ってくれて、アニメショップでも話題があって、そしてホテルの喫茶店ではピンチを救ってくれた。おお、にゅう、ツバキヤマへの心理的距離、縮まってるっぽいですよ。喫茶店のケーキ、その写真を部のグループに流してからがすごかったですね。リンがめっちゃヤバい。ルルもすごいテンション。これ、ここでの転換見せるために、知識だけ増えるルルが挿入されてたんですね。寝子の家に集まって、お土産のケーキでお茶をする。そこでのリンのすねちゃってるところとかね、それ見てまねるのはいいけどいじきたないってルルに見透かされてる寝子とかね、面白かったです。そして可視化されたツバキヤマのヤバさ。待ち合わせじゃなく待ち伏せ。誘えヨ!! 誘ってよ!! にゅうと寝子のダブルツッコミも冴えていましたよ。

はんどすたんど!』。いちごの見せ場がきましたよ。段違い平行棒。いちごはこれに賭けてたんだなあ。できることを確実にクリアしていく。そのいちごの一生懸命さがその表情からも見てとれて、身体の各所に力みマークが入ってるのは笑いどころなのかも知れないけれど、笑えないですよね。こんなに頑張ってるのに、笑うなんて無理ですよ。演技を終えてゆるんだ表情、あれも見事でした。ええ、皆に見どころ、皆にドラマがあって素晴しいです。そしてゆかちー。奇行の目立つゆかちー。緊張に弱いこの子が、皆より難易度高めの演技をしっかりきっちりこなしていって、ああ、あの表情、凛々しくてとてもいい。床の演技もエレガントで、この子、美しいなあ。演技すべて終えて電池が切れたとかもね、これ、よくあることだったりするのかも知れませんね。長丁場だもんね。ゆかちー、結果もちゃんとついてきて、おお、制覇だ! 第1位! これがこの子の自信になればいいなあ。本当にそう思いましたよ。

『私を球場に連れてって!』。面白いです。タマにボールが飛んでくる。だからグローブを貸してあげよう。でもそれで受けるんじゃなくて、頭に被ってヘルメットがわりにするんだ。ゲットしたボールを快く譲ってあげるタマ、いい人だ! そのボール貰った子、丸地猫子、8歳、レオナ、春子とも知り合いなんだ。赤ん坊の頃からずっと成長を見てきたというレオナ。ふたりの様子、近しさ感じさせていいですね、そういおうと思ったら、成長と共にキャッツは弱くなっていった……。おおう、縁起悪いよ……。春子、ファルコンズファンであること隠してたんですね。でも、気の利かないレオナのためにバレてしまった! そこからの展開、面白かったですよ。可愛いいい子の猫子さん。そう思ってたら、本性出たのか、やたらシビアな面をあらわにしてきて、そしてかつて福岡で共に生きた頃を思い出す……。いや、それ35年くらい前じゃないの!? ファンクラブの話とかよかったですね。そうでした。私も昔、球団のこども会とか入ってましたっけ。猫子とタマ、仲良くなったみたいでよかったですね。あのヘアピンも可愛い。そう思ったら手紙にちゃっかり裏切り禁止の駄目押しがあって、ほんと、野球のこととなったら容赦ない彼女らがとてもよいですよ。

『しろいぬシンドローム』、ゲストです。なかなかの驚きの展開。いや、こうなるっていうの、扉時点でしっかり予告されてましたよね。でも、なんでかその可能性に目を閉ざしていた模様です。子供の頃からずっと一緒に暮らしてきた犬。大好きなのに、一緒にいるだけですごくしあわせなのに、でももうずいぶん年をとってしまって、ああ、死んじゃうの!? そんなのつらいなあ。起こしてくれたことお礼いう時も、身体しんどいのに起こしてくれてありがとうね。もう老犬なのだなあ。なんだよう、切ないなあ、これ。そう思っていたら、人の姿をとって戻ってきた! ヒロインのクロノがね、構内放送で呼び出し受けた時、もしやって思ったの。学年首位だから、優等生だから、友人のりんに幸子がそういった話をしてて、始業式のスピーチの打ち合わせとかね、その呼び出しだって勘違いさせて、実はあのワンコが……、なんて展開あったら耐えられないかも知れん! そんな展開はありませんでした。むしろもっと驚きの、ワンコ、しろまるが人の姿をとって、転校生としてやってきた。望月白。まだいろいろ慣れない? 同居してるおばさんの発明? 薬で人の姿になったというのですが、感情が高ぶると犬の要素が出てしまう。おお、なるほど、それでそんなことに! 人の姿をとって、13歳相当の若さを取り戻して、気持ちも浮き立ったのかも知れませんね。

『サジちゃんの病み日記』、サジちゃんというのはこのいかにもヤバそうなこの子か。月宮沙慈。同じ学校の子、ひかりに異常な執着を示していて、カッターナイフで切った小指から流れる血で写真にハートマーク描いてみたりと、わりと本気で引いてしまうタイプの、いわゆるストーカーってやつ。ひかりは薄々誰かに見られていること気づいているのだけど、それがサジとはわかっていない。ひかりの友人、橋口メロは目敏くサジの存在に気がついて、というか、これで気づかない方がおかしくない!? ともあれ、ひかりを監視するサジを監視する。ちょっと邪魔してみるなんてやって、いやあ、これ大丈夫なのか。サジのヤバさを感じとりつつも、面白そうだから様子見しようというメロもちょっとまともじゃない。明らかにまともじゃない状況に身を置きつつも危機感の薄いひかりもわりと普通じゃない。まあ、漫画だからね。そうは思うのだけど、すまぬ、ちょっと引いた! 過激過剰に寄せていくこの漫画。ぬるくて埋没するよりも、これくらい尖ってる方がいいのかな。ともあれ頑張って次もついていきますよ!

  • 『まんがタイムきららMAX』第14巻第7号(2017年7月号)

2017年5月18日木曜日

『まんがタイムきららミラク』2017年7月号

『まんがタイムきららミラク』2017年7月号、一昨日の続きです。

『となり暮らしのねこめがね』、このふわふわとして、ちょっと気鬱な雰囲気、とてもいいですね。すかっとしない。なんだかもやっとしたもの抱えてる。ハキハキとしない受け答えが目立つのだけれど、だからといってウジウジしているわけじゃないという不思議な感触。あたりがやわらかで、しっとりとやさしげで、ほっとさせられるのがいいのですね。スマートフォンに対し興味を持たないテイ。また新しいお店に気後れしている? 消極性発揮してるテイ。どちらもどこかしっとりとした胸の内。それがやわらかなやりとりのすえにぽっと暖かみをもって落ち着く。そうしたところがとても素敵でありました。癖になりますね。なかなかない味わいがよいです。

しましまライオン』、試験目前にしたまこたち。おお、えりながめっちゃ優秀だ。試験のこと忘れてない。ノートもばっちり。日々の勉強もばっちり。試験のこと忘れてて焦るまこや千鳥のこと、ばっちり面倒見てくれるんですよ。おお、えりなさん、いいやつ! 試験勉強で人の歴史に触れて、人の世界の戦いについていろんな感想抱いて、それで王様のこととかね、なぜいおんが女王と呼ばれていたのか、女王となったのか、なんて話になって、いおんは全然そのこと話さないでしょう? 隠してるとかそういう風じゃないんですよね。なんでなんだろう、みたいにここで興味持たせておいて、最後にその経緯を教えてくれる。ああ、そうなんだ。まこのこと守りたい一心で仲間を威嚇してたら君臨しちゃったんだ! ほんと、おかしかったです。そして最後になんとなく結果出しちゃういおん。真面目で優秀なえりなと天才肌のいおん。ここでは元肉食獣が勉強優秀なんですね。

『また教室で』。友達ができたことしみじみ喜んでる天羽きさら。ひなこに会いたい一心で学校にいくんだけど、まさかのダンボール装備! 堂々とした歩み、只者ではありませんね。しかし面白かった。ひなこときさら、再会をはたして、連絡先交換しあって、そして街に遊びにいく。身元バレを怖れてるきさらですけど、あわや大騒ぎってなった時にダンボールかぶせて引っ張っていくひなこですよ。あれ、めちゃくちゃおかしかった。絵にもなんだか面白みと可愛さ、ただよってますよね。芸能人であること、普通の生活送れないこと、気に病んでいるきさらに素直さ全開で接するひなこ、よいですね。思わず泣いてしまって演技の練習ってごまかすきさら、いじらしいですね。ええ、可愛い人たちです。そうそう、前園あすかさん。またなにか面白そうな子が出てきてますよ。

『お願い!ロイヤルニート』、ひきこもりが過ぎて完全になまってしまってる桜花を鍛えます。いや、ほんと、ある程度しっかり身体を作っておいた方がいいよ、というんですが、いきなりタイヤを引いて走るとか、無茶ですよ。トレーニングを嫌がる桜花をその気にさせたほたるの言葉。ああ、芸術になった桜花の身体、是非見たいですね。VRを利用してゲームで身体を鍛えます。これ、いいなあ。最初はドタバタするばかりだった桜花が、ほたるのサポート受けて遊んでるうちにすっかり熟練の動き身につけてるの、最高でしたよ。ほたるが学校にいっている間は怠惰がほたるの代わりをして、これですっかり鍛えられたかと思ったら、ああー、ボール顔面で受けちゃった! でも、ボールを落とさなかった。ああ、桜花さん、強くなられた。応えるほたるも真摯で、ええ、これ、素敵ですって。感動のあまり泣いてしまいそうだった。瑠璃子さんもちゃんと桜花の頑張り、ふたりのきずな、認めてあげてくださいよ。

『甘雲ダイアリー』、優汐の様子が最近変です。なにか上の空。いったいどうしたのだろう。あの子のこと考えてるんですよね。ピンチを救ってくれたあの子。雨の日にしか出会えない。そうしたところに、なにかこの世のものではない、そうした雰囲気を感じとっていたのですが、ああ、そうではなかった。この世の人でした。優汐、図書室に向かう途中、その子に出会うんですね。はるのも優汐たちと同じ学校の生徒だったんですね。体が弱くて晴れの日には外に出られない。だから雨の日が楽しみだった。そんなはるのが優汐と友達になれたことを喜ぶあのくだりは切々とはるのの気持ちが伝わるようで、またそれを受ける優汐の気持ちも! とてもよかったです。またはるの、優汐に加えて、純霞と小雪とも知り合えて、ええ、世界が広がりましたね。

ラストピア』、カリンの家に遊びにいきます。ピアノ教えてくれるんだって。マノだけでは心配だからとリッタもついていくことになって、そうしたらメイドさんに泣かれた。カリンお嬢様がお友達を……!! って、そこまでなの!? ピアノにはじめて触れるマノ。カリンがマノにいろいろ教えてくれるんですけど、あんまり通じてるみたいじゃないのがおかしくて、まあ、マノだものなあ。この子は自由で、常識とかにはとらわれないものなあ。でも、それが楽しいと思うんですね。中央ドのキーにしるしがつけられている。姉のアンナがつけたんだっていう、そのこと話してるカリン、なんだかいいですね。そして生き生きしてるメイドのナツさんもすごくいい。カリンの家出にショックを受けたとかね、ほんと、お嬢様の、そして娘のこと、ナツも両親も大切に思ってるんだな。それだけに家出がショックだったんだなあ。しかしこの漫画、ほのぼとした人の交流、関係を描いて、とても暖かでやさしげだというのに、そこにふとのぞかせる不穏の影。はっとさせられますよね。それだけに、リッタへの無茶振り、皆での即興の合奏、そういう楽しそうな情景に心がしっかりつかまれてしまうんですね。

  • 『まんがタイムきららミラク』第6巻第7号(2017年7月号)

2017年5月17日水曜日

『まんがタイムファミリー』2017年7月号

『まんがタイムファミリー』2017年7月号、発売されました。表紙は、おお、雨の季節ですね。『大家さんは思春期!』チエちゃんが制服にレインコートで傘持っておむかえです。『広島さん、友達になってください』も、キミちゃん、紅が傘の下、ジャンプしてるのが溌剌として可愛い。『かなみ育成中!』、ひとつの傘の下、叶美と結にはさまれたさき、なんか緊張の面持ち? いや、三人ともにちょっと表情こわばってて、なんだ、なんなんだ、妙に赤面しちゃってるのがアレだ! アレですぞ! しかし結ちゃん、男前ですね。凛々しいハンサムガール。素敵です。

『感染!ウイちゃん』。のっけからハッキング! いやあ、タイムリーですよね。皆さん、身のまわりでランサムにやられた人とかいませんか? さて、この漫画、ウイルスだハッキングだ物騒なものテーマにしながらもこのほのぼのですよ。ハッキング!! これ、まさかのウイのくしゃみという。ウイルスが風邪ひくなんて、みたいな話なんだけど、強がるウイをなんとかして休ませよう、なんとかして養生させようとするあれこれが本当にいい感じ。とてもほのぼの、思わずにやにやさせられる、そんなよさがありました。ウイが寝込んで、ウイから風邪うつされた対策ソフトの彼女も寝込んで、それで堕落する、甘えてるっていうのね、あつしにとっては大変でしょうが、これもまたなんだか面白くて、いいですよ、好きな感じです。

『レオタードって、恥ずかしくないですか?』、素晴しいですよ。りなが体育館にいったら、そこに怪しい人影。こら〜! 何してるんだぁ! って捕まえる時のりなの妙に気の抜けた感じがもう最高でしたね。この子、一年生なんだ。市民祭りでりなたちのステージ見て、興味持ってくれたんだ。けど、なかなか素直にはいいだせない。そうか、なにか心に鬱屈するものあるんだな。そうか、ボーイッシュなこの子。女の子らしいスポーツが似合うわけないって思って、だから興味はあってもやりたいっていえないんだ。でも女の子っぽくなりたい。葛藤があるんだなあ。りなに聞いてもらえて、なんかすっきりしたみたいですね。相変わらず素直じゃないみたいですが、さあ、この子の部活見学、どうなりますでしょうか。先輩がやる気満々で、どんなことになるかほんと楽しみですよ。

『広島さん、友達になってください』。すごくいいですよ。皆で宮島にいきました。宮島のことやたら調べて、誰よりも詳しくなってしまってるキミちゃんがいいですね。厳島神社にお参りして、それからいろいろ宮島のいいところ、名所をまわります。豊国神社。五重塔。そして水族館。って、水族館あるんだ。しかも神社風なんだ。面白いな。牡蠣いかだが名物。トドも楽しいよって。そして若い子だけで食べ歩きして、デザートが牡蠣! ってマジか! 広島ってそうなん!? ほんと、宮島の魅力がようく伝わってくるエピソードでしたよ。自分もちょっといってみたい、そう思わせるものありましたね。そして宮島のことすっかり好きになってしまったタミ。これキミちゃんもそうよね。帰りたくないとゴネるタミに、あんたらもう広島の子じゃろってゆうて、こよう思ったら明日でもこれる、ええ、なんて前向きで溌剌とした言葉でしょう。ほんと、これ、じーんとさせられましたね。ええ、寄る辺なく漂うように過ごしてきたこの子ら、もう広島の子なんやね。

『牧場OL』、なんやこらー! 新・制・服!! ホルスタインモチーフの可愛い衣装を装備して野花さん、華麗に登場ですよ! うおお、めちゃくちゃ可愛いな。すまん、野花さんのことみくびっとった。脱柵した牛を追う野花、これめちゃくちゃよかったですね。可愛いわ。スアンさんは着いひんの? いや、ほんと、悪くないですよ。直売所、どんどん進んでいってるんですね。もう建物はほぼ出来上がってる模様。ただ具体的になにをやるかまでは決まりきっていなくて、当初予定の通販はやめようという話になって、いろいろ思うようには運ばないもんだなあ。落ち込みかけた野花をはげました糸魚川、よかったですよ。元気とりもどした野花もすごく魅力的。ああ、今回は楽しくて、可愛くて、まぶしくて、すごくいい。話としてはこれまでの総決算といった雰囲気ありまして、ノーススターファームの星置に朝里綿羊牧場の麗華、鷲巣牧場のはるかと、これまで野花が出会ってきた人たちがどんどん集まってきて、直売所の計画に参加してくれる。役場の観光課からも人がきてくれて、昆布森幸。舎熊さんも知り合いの農家さんに声かけてくれるっていって、皆でアイデア出し合ってるあの様子! もう感動的でさえありました。ものごとがかたちになる。アイデアが実現される。その面白さですね。さて、最後に奥さん、ちょっと気になることおっしゃってます。過去になにがあったのか。それだけに今度こそはうまくいって欲しいって気持ちにさせられますよね。ところで、麗華さん、めちゃくちゃ可愛いですよね。一番はスアンさんですけど。

  • 『まんがタイムファミリー』第35巻第7号(2017年7月号)

2017年5月16日火曜日

『まんがタイムきららミラク』2017年7月号

『まんがタイムきららミラク』2017年7月号、発売されました。表紙は『うらら迷路帖』。これは面白いなあ。千矢と佐久隊長ふたりの表紙なんですが、千矢も警ら隊の制服決まして、凛々しく敬礼ですよ! といいたいところが、ええーっ、なんで佐久隊長に抱き上げられてるの! ふたりともにいい笑顔。眉尻をこうきゅっと上げましてね、でもこれが実にいい表情になってるんです。キツさとかまったくなくって、むしろやる気、気持ちの高まり感じさせるものあって、ええ、凛々としたその気持ち、とてもいいですね。生き生きとしたいい表紙。とても魅力的です。

ビビッド・モンスターズ・クロニクル』は前回までの怒涛の展開が一段落して、今回はむしろおだやか、振り返りと日常のエピソードでありました。ドラゴンとの戦闘でまさかの防具破損。ボンちゃんのウルフ耳も壊れちゃってて、それであんこに誘われて始まりの平原にいくことになりました。あんこの言い分は無償でウルフ耳が調達できるかもって、ええワイルドウルフを狩りまくるわけですね。ボンちゃんが、あんなに苦労したカエルプリンスに圧勝できるようになってる。またそこで出会った初心者にも親切に応対して、ああ、ちょっと昔を思い出す。ずいぶんと時間がたったんだなあ、友達も増えたんだ、感慨深かったです。ギルドに戻ればキャロがおかしなことになってる。って、猫! でもって麦茶! 結構な大惨事だ! ボンちゃんの新しいウルフ耳、あんこのストック品をもらったんですね。ということは、やっぱりあんこ、ボンちゃんと一緒に始まりの平原にいきたかったんだ。そしてボンちゃんから贈られたリボン。あんこ、本当に嬉しそうで、ああ、これとてもいいなあ。性能とかいうとあれだけど、そういうスペックでは語れない価値がありますよね。

『mono』、めちゃくちゃ面白いですね。ハルさん、漫画家なんだ。漫画と店、兼業なんですね。さて、前回は雨宮が全天球カメラを買ったという話。今回は霧山がカメラを買った話でありますよ。ほう、どんなカメラだい? って、アクションカム! ちっこくてよく撮れるの、最近出てましたよね。あれなのかな? これ、雨宮もいってますけど、写真部としては異色ですよね。全天球はまだしもアクションカムは違いすぎますよね。まあ、それはそれで面白いからありか。で、このアクションカムの顛末がおかしい。ハルさんの店にいた猫、たいしょーにとりつけてしまいました。あっちこっちいろいろいってるらしい猫なんですけど、こいつにカメラつけたら面白いもの撮れそう。好奇心が災いしましたね。なんとたいしょー、一度出ると一週間は帰ってこないらしいぜ? いや、これ、カメラなくなる展開かと思ったんですよ。ちゃんと戻ってきてよかったねえ。けどカメラは傷だらけ、って、そらそうよ。で、撮れた動画はえらい凄惨なものでって、安らぎからは程遠いありさま。もうしびれましたね。

『広がる地図とホウキ星』、今回は船旅ですよ。いやあ、ほんと面白い。ヴェリの実家にお泊まりというんですが、船旅の途中、リンが船員見習いになってしまってたり、しかもその後、どんどん出世していったりと、見どころいっぱい。いや、やっぱり魔法の活躍するのがいいですよ。海の知的生物、アンモ族の困りごとを魔法でもって解決したりね、って、ゼルダの凍結魔法使ったアイスクリーム作りか! で次は、船に迫る流星魚の進路を変えるためにヴェリとリンの協力魔法が炸裂! その情景の幻想的なこと! ほんと、物語が面白い、情景がまた魅力的、それでもってキャラクターがチャーミング。素晴しいものありました。船に迫るピンチも、人助けのお礼で回避できてと、この充実した展開のチェーン、本当、最高でした。これ、一通り読んで、エピソード2回3回分読んだくらいの充実感ありますよね。素晴しいわ。

『こはる一番』、連続掲載第1話です。憧れの陽南先輩を追うようにして柊学園に入学した小春。中学時代は風紀委員で一緒に頑張ってた先輩は今では生徒会長になっていて、さすが先輩! といいたいところだけど、久しぶりに会った先輩はちょっと変わってしまっていました。風紀委員として学園の秩序を守りたい、そう思っていた小春だけど、先輩は校則にしばられない学園生活、生徒の自主性を重んずる。と、そこまではいいのだけど、校則を破ることもやぶさかではない、なんていっちゃうようになっていて、先輩どうかしたのか。生徒会副会長という水上潮、この先輩の影響なのか!? この学校、名門であるようなのですが、遅刻しない生徒はいないくらいにルーズになっている? これは自由なのか無法なのか、まったく謎の状況に戸惑う小春と、そしてそんな小春を見初めた柊先輩なる人物。お、この子は学園長の娘とかそういうポジション? この人、小春の味方になるのかな? それとも逆? 予想もつかない展開が待ってそうですね。

『リトルリーダー』、特別読切です。生徒会長、小上陽菜。生徒会長就任の挨拶でしょうか? ステージに立つ陽菜の姿が、演台に隠れてまったく見えない。小さなこの子はまだ中学生で、書記の崎村亜紀ははたしてこの子に務まるのかと心配している。そんな陽菜のこと、副会長の三島和花が太鼓判を押す、のかなと思ったら、あれー、ギャップ萌えしてるだけだこの人! 陽菜のこと危ぶんでる亜紀、しかもこの人、和花をひとりじめする陽菜に嫉妬感じてて、危険だわ、剣呑だわ、そう思ってたら、なんだちゃんと会長のこと認めてくれるんじゃん。天才少女とかじゃなく、小さな背丈で一生懸命頑張る姿を見せるのはなかなかよいかも知れません。でもって、みんなを笑顔にしてくれる人だって和花がこの子のことを評価していて、ええ、この子たちがなにを大切にしようと思っているのか伝わってきますね。

  • 『まんがタイムきららミラク』第6巻第7号(2017年7月号)

2017年5月15日月曜日

けものフレンズ アンソロジーコミック

 いやあ、これ、KADOKAWA漫画部門の総力戦みたいな様相だったりするんでしょうか。人気のアニメ『けものフレンズ』。アニメ放送が終わってからも続々アンソロジーがリリースされていて、あれ? 今度はじゃぱりまん編? というか、こないだ出てたのなんだっけ、ああそうだ、ジャパリカフェ編だった。というところで気づいたんですが、これ、全部編集が違うんだ! 少年エース編集部、ファミ通コミッククリア編集部、コミックアライブ編集部、そして電撃マオウ編集部。これ、今では全部まとめてKADOKAWAですが、振り返ってみれば角川書店、エンターブレイン、メディアファクトリー、アスキー・メディアワークスとそれぞれブランド、社を違えた出自を持っているわけで、ということはアンソロジー各編ごとにカラー、傾向が違ったりするのかな。だとしたら面白いなあ。なんてちょっと思ってしまったりしたのでした。

アンソロジーっていうのはおまつりなのだと思っています。こんなんだったら面白いな、こんなシーン見てみたかったな、あるいは本編だったらありえない強烈な、尖った、エッジの効いたギャグを展開してみせたりして、作家それぞれの持ち味を楽しませてくれる。もちろんそこには好き嫌い、好みというのがあるわけなんですが、けものフレンズのアンソロジーに関しては落ち着いて、しみじみとよさ感じさせるものが多く、それは本編の雰囲気があってのことかも知れませんね。ギャグやコメディでもどこかやさしげで、ほろりとさせられるものもちらほらあって、ああ、ここにはみんなの好きがつまっているのかもなあ。なんて思わされるのでした。

あとがきが面白いんですね。ジャパリパーク編の時は、話題になってるので見たらはまったみたいなコメントがあったりして、ということは少なくとも企画が動き出したのは第3話「こうざん」以降であることは確実か……。ジャパリカフェ編ではちょうど本編クライマックスの頃だったようで、終盤の動揺からいい最終回をありがとう、そうしたニュアンス感じさせるコメントもたくさんで、ああ、みんなどういうところが好きだったのかみたいなことうかがえるように思う。またアプリ版から追っている人とかもあって、すごーい! ほんと、このバラエティ感、とてもいいと思います。

放送は終わってしまったけれど、まだまだおまつりは続く。そうした雰囲気感じさせてくれるアンソロジーです。それが毎月こうして出るというのは、皆の興味をつなぐという意味でも効果的だろうし、またおまつりが終わって欲しくない、そうした気持ちも感じられて、ここに送り手、受け手双方の望みが合致しているようにも思えるのでした。

2017年5月14日日曜日

ねんどろいど サーバル

 ああ、もう決断しないといけません。話題のアニメ『けものフレンズ』。まさかこんなにも人気が出るだなんて誰も予想していなかった、みたいなこと放送中からずっといわれていましたが、放送が終わったら波の引くように人気も静まるかと思いきや、今なおしっかりと熱を保っているところありまして、そして遅ればせながら揃いはじめるグッズのラインナップ。ええ、今回はそのグッズであります。フィギュアですね。まずはねんどろいど。あのちんまりとした印象の2頭身、いや2.5頭身くらい? の可愛いフィギュアでありますが、まずサーバルから出ます。でもって、なぜ決断が必要なのかといいますと、公式ショップで予約購入しますとね、なんとジャパリまんパーツがついてくる! うおお、これマストやんけ! で、この予約期限が5月17日。ああ、もう今週だ。ああ、決断しないと……。

なぜ決断を先送りにしてぐずぐずいっているのか。これね、いろいろ問題があるんですよ。ねんどろいどにじゃないですよ。私の方です。いやあ、困りましたね、もうモノを置けるスペースがないんですよ。小さな印象のあるねんどろいどですけど、ところがどっこい、これ、結構な大きさがありますでしょう。ディスプレイする場所がない。箱で置くのも結構な大きさです。でもねんどろいどひとつくらいならなんとかなるよね。そう思いつつも、サーバルに続いてかばんちゃんのねんどろいどが出ることがもう予告されています。ということは、売行き次第でフェネックやらアライさんやらどばどば出るんじゃないかな!? そうなった時に全部揃えないと気がすまなくなるんじゃないかな!

ええ、危険なんですよ。怖くて決断できない。

つい先日のことですけど、figmaでも『けものフレンズ』のフィギュア出るって発表ありましたよね。figmaは1/12サイズの可動フィギュア。サーバルとかばんちゃんと、そしてジャパリバスが出るっていうんですよ! って、マジかーっ! まさかのバス!

うん、危険だ。これ、figmaだけならそこまでこなかったろうのに、まさかのバス。うおお、これは危険だわ……。

ということで決断できないのです。ええ、なんともいえんのです。

2017年5月13日土曜日

『まんがタイムジャンボ』2017年6月号

『まんがタイムジャンボ』2017年6月号、昨日の続きです。

『中の人に恋をしました。』、紬の恋、なんと、お隣さんにばっちり伝わっちゃうのか。これはまったくの予想外。ふらふら歩いててお隣さんとぶつかってしまった紬。その流れでふたり公園で話をすることになったというんですが、このところおかしい、ヒーローショーでレッドさんにお礼を渡して以来、なんかおかしい。ともあれこの会話でもって、こないだのレッド宛のプレゼントが変身前の彼ではなく変身後の中身である自分宛と理解してしまった。そして紬の気持ちが恋であるらしいこと、しかもそれが初恋であるということ、ばっちり意識させられて、いやけどお隣さん、それでウハウハになっちまうとかじゃなく、むしろ戸惑うんですね。さて、最後にちょっと気になる流れ。レッドの変身前の役者、黒崎に届いてしまった紬からのプレゼント。でもって、これ、自分宛と思ってそれでその気になってしまうとか!? ああ、なんかややこしいことになりそうな予感がしますね。でもこの反応で、お隣さんとは決定的に違うってこと、はっきり示されてしまいましたね。

『ペンタブと戦車』、おお、最高ですよ。ちょっとした行き違いでスミが勘違いしてしまった。武田大尉と里見曾祖父。俺たちは夫婦だからな! という武田の言葉を里見相手と思ってしまって、さあ大変。恋敵が男になってしまいましたわ! そのたんびたんびに差し挟まれる美しい武田、里見のカップリング、これが見事に最高で、しかも動揺するスミを面白がって後ろから武田に抱き付く里見ですよ。うおお、頬擦りまでするか! うおお、素晴しいな。けど、今回のエピソードでもって、いろいろ困りもののスミが、情熱的で夢想家で理想主義者で自由な気持ちを持った強い女性とはっきり知らされて、おお、それを知った武田大尉、まさかスミのことちょっと好きになってしまってる! 89式はどうしますの! 心に誓った相手は89式だけなんじゃありませんの!? しかしスミさんすごいですよね。武田と89式の夫婦、結納って話を聞いて、理解はしがたいけど安心しました! なんと、さらっと受け止めて、これ、つまるところ今は里見曾祖父にしか興味がないってことだよね! ほんと面白い。しかし武田大尉、どうするのだろう。もしこれでスミに気持ちを移さば、さらにはスミが武田に応えるようなことがあれば、里見青年の存在が危うい! ああ、危険な領域に踏み込んでまいりましたね。

『シコふんじゃえば?』、最終回ですよ。相撲部屋を隠し撮りする怪しい女子が警察につかまりそう。まあ舞なんですが、友人の危機を救うべく飛び出した杏子。ここは自分の家で、友人に頼んで写真を撮ってもらってたと。しかもなりゆきで力士の尻が好きだなんていわされちゃって、おおう、後ろで舞が仲間発見とばかりに喜んでもうてますよ! さて、かくしてかなったカムアウト。驚きこそはしたけれど友人たちもだからなんだということもなく、ただ舞だけは興奮しまくってるわけですが、これでちょっと嬉しいのは、父ですよね。ああ、娘が自分の仕事に興味を持ってくれたと喜んで、頼まれていたチケットもまさかのマス席! 友人とのわだかまりもなくなって、また父もこんなに喜んで、杏子もまたよかったなあ。親孝行ですよ。相撲観戦が終わって、友人たちとの帰り道。杏子が見せたあの笑顔もまた素敵でした。ええ、相撲をきずなに友情も親子の情も深める、そうした漫画でありました。

『あの日の海と16歳の夏休み』、これとてもいいですね。商工会の会長やってる祖父の手伝いで美容室訪れた菜乃。すごく素朴な女の子。この子、さきの髪形が違ってること気づいてね、可愛いねって、そして店長に切ってもらったと聞いて自分もやってもらいたい。そうか、いろいろおしゃれに興味がある。でもちょっといつもと髪形変えると、いじわるなこといわれちゃう。ああ、かわいそう。そう思ったら、自分が思った以上にさきが怒ってくれていて、ああ、いいお友達だ。しかし、さきちゃん、怒ると怖いのね。ぽろりと菜乃の口からこぼれた美々という名前を頼りに探し出そうとしてる! この町だときっとすぐ見つかっちゃうよ! さて、その話を聞いた店長さんの言葉、その美々って子のことをもったいないねって、嫌なこというんじゃなくて、アドバイスするようにすればいいのに。おしゃれという素敵なことは素敵なことに使うべきなんだって、ああ、ほんと、感じいるものありますね。そして菜乃、ちょっとのアレンジでがらっと雰囲気が変わった! これ、凄いな。髪形、ちょっとアレンジが加わった程度なのに、ほんとに全然違うの。そしてこの変化が菜乃の気持ちに影響与えたんだなあ。強くなった、気丈になった、自信ができたんだ。本当、感動的でしたよ。絵の説得力が、続く言葉も支えて、メッセージをひしひしと伝える支えになってるんだって感じさせられて、素晴しかったです。

  • 『まんがタイムジャンボ』第23巻第6号(2017年6月号)

2017年5月12日金曜日

『まんがタイムジャンボ』2017年6月号

『まんがタイムジャンボ』2017年6月号、発売されました。表紙は『レーカン!』、天海さんと井上さん、ふたりが持ってるてるてる坊主。天海さんは例の猫で、井上さんは代返侍なんですね。ちんまりとしたマスコット。レインコート着てるのが可愛くて、そしててるてる坊主持ってる天海さんは晴れ晴れとしたいい笑顔。対し井上さんはちょっと眉ひそめてまして、いや、これはいつも素直になりきれないこの子の通常運転っぽくありますね。

『人気マンガ家になるための15の法則』。出版社の謝恩パーティーに出席します。いや、相沢さんはどっちかというといきたくない。けれどそれを編集の喜多村が強引に連れ出して、ああ、でもこれ喜多村の策略か。人気作家の綺羅星先生。この人が相沢の漫画のファン。でも全然素直じゃなくて、相沢の漫画好きなのに憎まれ口みたいなこときいちゃう。でもそれが全然通じないってんだから相沢すごいですよね。これは空気読めないためなのか、それとも喜多村に鍛えられたせいなのか。どうもその両方っぽいよなあ。喜多村のいいたい放題、相沢相手だけかと思ったら綺羅星にも同じだったんですね。相沢の前で隠したかったろう秘密をべらべら曝露されてしまった綺羅星。けどそれで結局相沢と連絡先交換できてるんですから喜多村の対応、あれで正解だったんでしょうなあ。しかしこの出会い、相沢にとってプラスに持っていけますでしょうか。綺羅星からしたら見事な空回りですよね。この関係いかにも長引きそうで、期待大ですね。

『イヤよイヤよも好きのうち』。アキ、いい感じに変化してきてますね。会社のイベントでいちご狩り。最初は面倒くさがってた先輩もおいしいいちごに機嫌なおしていい感じ、と思ったら、アキ、いちご、あかんのか。なるほど、いちごが野菜に分類されるから。果物はいいけど野菜はダメ、ってこれ面倒くさい子だな! わかってたけど! 実際に食べて好きかどうかじゃなくて、野菜はダメ、ゆえに野菜に分類されるものはおしなべてダメ。前回のパクチー、あれは薬味とかに分類されるからいいのかな? ともあれ、甘くすると大丈夫というところから、ジャムを作ってみたらという話になって、ああ、あの挑戦してみようかと思ってるアキ、いい表情してましたね。そして最後に味見して、おお、うまいことできたんだ。いや、もう、雄弁な笑顔でしたよ。

『江戸の蔦屋さん』。耕書堂にライバルですよ。鶴屋喜右衛門の店、仙鶴堂。なるほど、実在していた有名店。もともとは京都の店だったのが、分家して江戸でも店を開いたっていうんですね。その店主、鶴屋喜右衛門は女性なんですな。耕書堂をなりあがりと馬鹿にして、ことあるごとにいがみあって、けど決して仲が悪いばかりでもなさそうというのが味噌ですね。耕書堂の工夫をばんばん真似していったりと、けれどそうやって張り合うの、蔦重に気があるからなのかどうなのか。また眼鏡かけたの格好悪いといってるわけですが、いや、この時代の眼鏡って富の象徴よね、ともあれ目つきの悪かったのは目が悪くなってたせい。それでもって眼鏡姿もわるくないぜ、って、いやあ蔦重さん、わかったはる! 鶴喜さん、眼鏡かけると蔦重の見てるもの、成功する絵師の背負ってるあれが見えるっていうのか。けれどまだそれがなにかわかってない模様。いつかこの秘密に気づくことがあるのか。それでもって、いよいよ蔦重のライバルとなっていくのか。今はわからないけれど、鶴喜、この人はなかなかに面白い人のようで、気にいりましたよ。

『大正みつば歌劇団』、これやっぱりいいですね。新入部員がふたり入りました。大月かおるさん。おとなしそうなお嬢さん。青柳小夜さん。なにか妖艶さ漂わすお嬢さん。ふたりともに3年生で、そうかマリたちは4年か。幽子のことかわいらしいですねとかいっちゃって、すごいなあ、余裕のお姉さんだ。いや、後輩だけど。この人、女優になりたいのだそう。演劇部に入るつもりでいたのだけれど、部はなくなってるし、新しくできたという部はなにやらおかしな活動やってるしと、なかなか加わる気にならなかった。でも朗読劇を見て、ちゃんとした部なんだと入部を決めたっていうんですね。ああ、朗読劇やった甲斐がありましたね! しかし小夜さん、演劇の経験あるのでしょうか。なにかいろいろと詳しくて、でもかおるの話からすると舞台に立って演じてみたいなことはまだやってないのかな? 浅草の劇団に知りあいがいるというのも、自分が参加してるからというのではなく、女給の仕事してる関係でって感じですからね。って、女給の仕事、それ校則違反なのか! 不良だ、不良だわ! マリとはまた違う意味で過激派。やると決めたらとまらないタイプの人みたいですね。ということは、常識人でつっこみ役の歌子さん、この子の負担、いよいよ重くなりそうですよ。

  • 『まんがタイムジャンボ』第23巻第6号(2017年6月号)

2017年5月11日木曜日

『まんがタイムきらら』2017年6月号

『まんがタイムきらら』2017年6月号、昨日の続きです。

『山女神ノ郷』、面白いですね。人の姿を得て間がない燕岳の女神、燕。リボンがうまく結べない。ボタンもうまくとめられない。できないこといっぱいで、妹で先輩の蝶がですね、いわゆる先輩風を吹かせるんですけど、昔の様子を常念に曝露されちゃったりね、ええ、そうか、蝶はできなくって半ベソかいちゃったかあ。さて燕はというと、やっぱりあれもこれもできてないんだけど、おお、持ち前のポジティブさがまぶしいですね。はやく慣れたいからと「つまずき」どんとこいです! って、おおう、私も見習わないといけませんね、これ。燕の宿のお手伝い。風呂掃除するにいたって、ブラシでつまずき、ホースでつまずき、けれど確実に会得していってというくだり。そうか、失敗を怖れないその姿勢が会得のコツでありますか! いや、単に燕が優秀なんじゃないの!? そんな燕が半ベソをかくとしたらどんな時か。それが描かれ、またいろいろあって蝶ともずっと仲良くなれてというのがですね、いや蝶が素直になったといった方がいいのかな!? よかったと思うのですよ。

『おとめサキュバス』はキュリアの様子が変。早起きしてみたり、考えごとしていたとはいえ、そばを通る男に気づかなかったり。いったいなにがどうしたのだろう。その変化にルナが考え込んじゃって、涼香がなにか知ってる? みちるも関わってる? どんどん疑心暗鬼になっていくんですね。これ、なにかサプライズだな。ルナの誕生日かなんかなんかだな。今回のエピソード、なにがよかったかって、これ、やっぱりサプライズのお祝いで、それを知らされたルナ、安心して喜びもするのだけど、それでも寂しかったって気持ちを感じたこと、誤魔化さないんですね。キュリアの負担にはなるまいとぐっと心の奥にしまいこむのだけど、自分の感じたことを大切にして、次はサプライズはいらないから一緒にやろう。ええ、嬉しさと寂しさと愛おしさと、そうした気持ちの大切に描かれたいい話だったと思います。それとルナの、みちるがいなければ涼香はもうちょい喋る気がする、このセリフにこの子のひとつの側面見えて、ええ、もっと好きになりました。けど、しゅんとしてるルナはあんまり見たくないな!

『オリーブ! — Believe, “Olive”?』、クリスマス会やりますよ。あみだくじで役割配分して、買い出し係、飾り付け係、それぞれの過程に生じるおかしさコミカルに描いて、けれどメインにはコニーの留学を持ってくるんですね。そうか、アメリカの学校にいこうと思ってるのか。だから近くで一緒でいられるのはあと一年。ショック受けたかな、そう思われたスズだけど、あれ、意外といったらいいのかな、結構元気と見えて、でもひとりになって泣くんですね。そしてそんなスズのこと、コニーも追ってくるんですね。夜、ふたり、語り合う言葉のはしばしに相手のことを好きだという気持ちと、そしてだからこそ相手の選択を大切にしたいという思いがあふれてくる。そして寄り添うふたりの姿は美しく、と思ったら、最後にえらいことに! ええ、ちょっとしたハプニングですね。でも、これもありですね。

My Private D☆V、『魔王城のお姫様』の上下であります。D☆Vポイントはなにかといいますと「制服のままプールに入る」。ぬれた制服って良いですね。そんな言葉からはじまるD☆Vポイントの説明。海でも雨宿りでもよいのだけれど、プールならそこになにかいけないことをしている感がプラスされるという、シチュエーションが生み出す魅力。ええ、偶然の遭遇やなにかではありえない、本来ならそんなことにはならない場でそうした状況ができあがるにはなにかが必要になる。その必要であるなにかを考えることが、イラストレーションに描かれたものにさらなる奥行を与えるように思ったんですね。ということで今回のD☆Vイラストですよ。セーラー服姿の女の子が、ずぶぬれになってプールから出ようとするかのような状況。濡れた髪、セーラー服は身体にはりついて、スカートのすそはプールの水面に浮いて広がってと、見た目に訴えるものたくさんあって、そしてそこにこの子の表情。どこか曖昧で、笑うでなく、けれどこの状況を面白がっているようにも見える、明解でないことが多様な解釈を許すとでもいったらよいでしょうか、ええ、謎めいて魅力的であるのですね。

  • 『まんがタイムきらら』第15巻第6号(2017年6月号)

2017年5月10日水曜日

『まんがタイムきらら』2017年6月号

『まんがタイムきらら』2017年6月号、昨日の続きです。

スロウスタート』、栄依子と冠のエピソード、一段落を見ましたね。子供のころの思い出話。出会いの情景、猫の思い出。久しぶりにおとずれた冠の家で猫に再会する栄依子です。ああ、いろいろなことに立ち竦んでいたあの頃の冠はもういなくなっていたんだなって思えるエピソード。そして栄依子の涙。そうかあ、栄依子が冠を守ってるのだと思ってた。冠が栄依子に頼ってるのだと思ってた。けどそうじゃないんだって、栄依子も冠にひかれて、憧れて、そして見上げる思いでいたんだなって思えて、ええいああ、思わず貰い泣きでありましたよ。そして冠のちょっとしたたかな面も垣間見えまして、おお、ケーキの嘘! バレた時のあの表情! もう最高でしたね。もっと好きになりました。

三者三葉』、修学旅行ですよ、沖縄ですよ。しかしなにがすごいって、沖縄らしい情景やらなにやら、まず描かれないってところでしょうか。ほんと、サーターアンダギーくらいじゃない、沖縄っぽいものって。さてさて、今回は張り切る委員長の可憐さを愛で、先生の普通の一般の大人である様に驚き、そして当然のようにいる薗部に諦めを感じる。そんな回。でもやっぱり最高の見どころは、夜のホテルでの近藤の恐怖体験でしょう。ヒ…ッ! って! しかもその後に追い討ち。これ、西山はいいとして、葉子様、とりわけ葉山ちゃんはどうしたんだろう。葉山ちゃんがタダですますとは思えないんだよなあ。しかしこの三人お揃い。さすがの小芽でも微妙と思ってしまうのか。ほんと、よっぽどだったんでしょうなあ。

『泣きむしストラテジー』。皆でデビルズワールド、テーマパークへいきますよ。デビルと聞いてアメリアがいきたくないというんだけど、牡丹の落胆に前言撤回。結構怖いというコースターの存在に俄然やる気を出すクレア、なのだけれど、さすがというか、そのやる気が持続しないんですね。楽しみ優先になっちゃってるじゃん。アメリアがやたら裏目ですよね。はりきるクレアをからかったら牡丹にも刺さったり、まさかの悪魔の角装備とかね、けどちゃんと楽しんでたみたいでよかったですよ。今回は皆それぞれに楽しみポイントが違ってたり、またやらかしポイントもあちこちにあったりして、そうしたところに個性が見えるのが面白かった。そしてこの楽しい、しあわせな時間を過ごしたという描写が確かだったからこそ、帰りの電車でのクレアの自問、それが効いていたと思うんですね。牡丹を泣かせないといけない、裏切らないといけないことにうしろめたさを感じるクレア。ああ、優しい子だと思います。

『ポンコツヒーローアイリーン』。ラブリーメロンの今日のヒーローミッション。バイトを探すことなんだそうです。た、大変だな……。同級生に会うことなさそうとか、やさしそうなバイト仲間にアットホームな環境、そして個人情報は出したくないとか。いろいろ注文多いのだけど、その表情見れば、これメロンにとっては切実な問題なのだなあとわかります。メロンのバイトにアイリーンものります。けどそれが動物メイド喫茶。ああ、アイリーン、いやそうな顔してる。でも不安そうなメロンを見ると見放すなんてできなかった! ああ、アイリーン、いいやつ! バイト先でメロン、お隣さんと遭遇しちゃうんですね。メロンは嬉しそうだけど、お隣さん、ジュンさん、ものすごい顔しちゃって、おお、人見知り。メロン、コスプレのことつっこまれたり、でもってアイリーン、コスプレ仲間ですかと問われて、そもそもコスプレってのがなにかわからない。でもその受け答えがメロンからしたら裏切ったみたいになってて、ほんと、こうしたやりとりおかしかった。クマのメイドになったアイリーンの動物っぽい仕草。これがまた面白くって、そしてやたらめったらポンコツ。失敗して失敗して、メロンにはげまされて、けどそんなアイリーンにちゃんと見せ場があってよかったです。けど今回、一番面白かったのはお隣さんだったなあ。メロンのこと不審者と思ってるし、そしてアイリーンのことも最後のあの言葉きいちゃってね。この人、今後も関わってきそうですけど、なんだか心労が心配になりますね。ええ、ジュンさん、いろいろ大変そうです。

  • 『まんがタイムきらら』第15巻第6号(2017年6月号)

2017年5月9日火曜日

『まんがタイムきらら』2017年6月号

『まんがタイムきらら』2017年6月号、発売されました。表紙は『スロウスタート』。おお、TVアニメ化決定とのことですよ。イラストは花名に娘三人がわーっと駆け寄って抱き付いている、そうした様子描いていまして、ちょっと戸惑いぎみの花名と嬉しそうな笑顔浮べているたまてと栄依子、一生懸命さ感じさせる冠も、皆、見事に魅力的で印象的で、ほのぼのとした暖かみにわっと気持ちのわきたつような元気さが共存するいい表紙であります。

今月、きららに初登場ゲストは4本です。

『ましろいろ乙女日記』、いい感じに謎を残して、読者の興味をつないでいますね。学校での進路調査になんと答えたものか迷っているあずき。この子は、家が喫茶店をやっていて、ウェイトレスは着物。和風喫茶でありますね。母、きなこがオーナーなのかな? 一緒に働くのは後輩のきなこ。また住み込みの従業員、マリアもいて、とここでちょっと興味をひくだけひいて姿を見せない人が。あずきの姉。あずきはこの店を継ぐとか考えておらず、姉に任せたい。そうしたらマリアが、イヤです! あの人は…!! そうなったらワタシは…。って、いったいなにごとなんでしょう。喫茶店での仕事、給仕をしたりまた新メニューを考えたり、そうしたところにわいわいとした楽しさ盛り込んで、そして3年前に出ていったという姉の存在を気にさせる、そうした見せ方がいいと思います。次回、姉登場なるか!? 姉帰還!? いったい姉はマリアになりをしたのか。どんな姉なのか。そしてあずきの進路はきまるのか。続きが読みたくなりますね。

『ほぼほぼ。』、女子校に通う女の子、桜乃こひな。この子は男子に苦手意識を持っていて、友達の葉月の記憶によれば、中学の入学式で神輿に担がれてからだという。というか、これは怖がるようになってもしゃあないような。この学校には噂があって、なんと男子がいるかもしれないという。目撃こそされてはいないけれど、間接的にその存在をうかがわせる、そうした証拠が確認されている云々。それでこひな、やたらめったら怖がってしまって、ひとりで行動するのもためらわれるほど。いや、けれど、これパターンとしては一番身近なあの人がそうでしたってことじゃないのですか!? そう思って読み進めてたんだけど、いや、なんか違うっぽいな。途中に出てくる眼鏡のお嬢さん、この人は男ではなさそうだな。転んだこひなを助けてくれた凛々しいお嬢さん、一人称が僕で、けどこの人も男じゃなさそうな。こんな具合に疑いかけて、いやいややっぱり違うよな。そうした揺さぶりがよくよく機能していましたよ。

『にゃんかついんてーる』。猫カフェついんてーるにて働くお嬢さんたちの漫画です。朝からやたら元気な柚流さん。ゆるって読むのか。ついんてーるに出勤したら、店内に倒れてる人が! それがオーナー? ねねこさん。このカフェの猫たちのご主人様だそうですよ。柚流の電話で夜更かししてしまって、それで朝が眠い。眠ってしまっているねねに感化されて猫も、そして柚流も寝てしまうというの、なんかいい雰囲気、悪くなかったですよ。猫にごはんをあげるときに、もっとくれオーラに負けてしまうねねとか、柚流の窓拭きに反応してじゃれつく猫がちょっと人気とか、そうした猫とのコミュニケーション描いているところがとてもよかったです。一昔前、四コマ誌には猫ものの漫画がたくさんあって、そこに描かれる個性的な猫たちの様子、楽しくてほのぼので、愛が感じられて好きだったんですね。そうした感触をこの漫画にも若干感じて、くわえてカフェという構図も面白みを支えていて、なかなかによかった。閉店近くなると猫も柚流もどんどん元気になって、そしてあのスタッフ総勢でのありがとうございましたー!! あれは気持ちよかったですよ。

『ママfull!!』。過保護な母親に反発してるお嬢さん。井之原由愛。でも実は母のこと、いや、ママのこと大好きで大好きで、愛してしまってるという。でもあまりに過剰な愛であるため、誰にも秘密だ。知られちゃいけない。知っているのは妹の実明だけだというんですね。クールな妹。いろいろほころびを出しそうな姉をサポートしてくれる。いい妹ですよね。このクールな妹も、内面になにか抱えてたりするんかな。病欠3日目の由愛。クラスの子がプリント持ってきてくれて、なるほど由愛はクラスでは人気者なのか。気持ちを隠しつつ話した母のこと、素敵なお母さんじゃない、そういうクラスメイトにママを狙ってるんじゃないかと疑ってみたり、かと思えばママの手と同じところにホクロがあるのに気づいて、ママの手……、握ったりするとか、うん、由愛さん、過剰すぎる愛だ。終盤の淑女たれ淑女たれで冷水かぶっちゃうのも、この子の葛藤、業を感じさせておかしかったです。

  • 『まんがタイムきらら』第15巻第6号(2017年6月号)

2017年5月8日月曜日

『まんがタイム』2017年6月号

『まんがタイム』2017年6月号、昨日の続きです。

『見上げればいつも妹が。』。ビールの匂いに酔ってしまった遥が兄ツブテに狼藉を働く。うしろから抱き付くばかりか、そのままギリギリと首をしめはじめて、お姉ちゃんと呼ぶまで離さない。それでツブテ、遥お姉ちゃんやめてっていっちゃうのね。おかしかった。でも、遥、なぜここまで兄を弟扱いしてしまうのか。それはツブテの魔性のためなのか。職場でも後輩がツブテを先輩と認識しながらもお姉ちゃんと呼ばれたいなんて思ってて、いや、しかし首をしめるのはやりすぎです。ツブテ、遥に悩みや我慢があるのではないか。そういって心配して、やっぱりこういうところは兄で、対しツブテのことなでたりする遥、これは実は甘えているのだろうなあ。そうそう、酔った遥に危機感覚えたツブテが調理中手にしたみりんの危険性に気づく。あの落ち、ちょっと気にいっています。

『友ちゃん!』。友ちゃん、頑張りますね。雨の朝、修の傘に入れる、相合傘チャンスだってはりきって、自分の傘には穴があいてる、嘘までついて修の傘に入る。傘のうちでの距離感に悶々とする友ちゃんがよかったですね。だんだん離れていっちゃう。ドキドキが聞こえちゃうんじゃないかって、こうした様子が実に愛らしく、そして友達の優に目撃されて、写真撮られたら嬉しい。前からも撮って。こういう素直さ、とてもいいですね。ひとつの傘にふたりが入ったために、修の肩が濡れてしまった。それを気に病む友ちゃんもまたよくて、優ちゃんから傘借りてさ、帰りは修の迷惑にならないようにしようっていうんだけど、修は修で肩くらい濡れてもいいのにって、ええ、ふたりともに素直に自分の気持ちを伝えられない。距離はこんなに近いのにねえ。そうしたもどかしさが大変によい漫画ですよ。

『おかわり自転車』。気にいってますよ。社会人に見えないミトと高校生に見えないレイ。ふわふわしたミトだけど、生活しっかり成り立たせてたりいろいろ気がついたりと、わあ大人だ、っていいたいけど、大人でもそういうのできてない人いるから! ミトさんはしっかり優良物件ですよね。人見知り強くて誤解されやすそうなレイも、すっかりミトのご飯に惚れ込んじゃって、おお、あの緩んだ表情! ふたりあわさると表情の幅が広がって面白いなあ。今回はミトのサイクルショップでの運命の出会いの話題。あれ、自転車の部品? とか思ったら、おお、サイクルジャージですか。恋愛かと思ってたコトコの感情の揺れ動き、これが面白かったですね。そして最後に四コマが2本。コマ割り漫画の余韻をこの四コマがうまく整えてくれる、そうしたよさがあっていいですよ。とりわけ今回は、本編の話を受けてここでしめられているわけですから、なおさらでした。

  • 『まんがタイム』第37巻第6号(2017年6月号)

2017年5月7日日曜日

『まんがタイム』2017年6月号

『まんがタイム』2017年6月号、昨日の続きです。

『さわらせてっ!あみかさん』。あみかさんの編み物教室、好評なんですね。本店でも教えて欲しいと要望があって、出張して教えることとなりました。しかしそれで動揺するのがまひろ。先輩、重度の編み物中毒になるっすよ! ものすごい認識されてますね……。教室が好評であること。また生徒さんの期待の声に触れて、ああ、やりがいでありますね。夜なべして、すごいの編んじゃう! 頑張るのはいいのだけど、ちょっとやりすぎだと思うよ! 今回は本編に加えて特別編もありまして、本編があみかさんの躍進なら、特別編は沙織の躍進。ええ、教室が評価されたあみかと、教科主任になると決まった沙織。それぞれの喜びかた、それぞれのお祝いのしかた、うまく対照になって面白く読みましたよ。しかしそのどちらにもバス子がからむ。この子の変態度もたいがいになってきましたね。いい感じです。

『ボンジュール!仲居さん』は、おお、サラが洋装ですよ。なんか新鮮、なんか不思議な感じ! いや、本当なら洋服の方がサラの普通のはずなんですけどね。すっかり和装が板についたものなあ。今回は仕事から離れて、康弘とのオフなのですね。女将さんがセッティングしてくれたチャンスなのだけれど、おお、朋香もこの策略に絡んでるっぽいな。サラの洋服、朋香のものなんだそうですよ。女将さんいわく息抜き。康弘にとってはちょっとしたデートですね。手をつなぐチャンスとかいっちゃってますが、そのチャンスを活かせないのも康弘だと思います。まさかの迷子に遭遇。そしてその子を落ち着かせるためにふたり力を尽くす。そうしたところがサラであって、そして康弘であるなあって思うんですね。ふたりともに人への優しさを忘れない。康弘は、サラにもそうしたところ評価され、信頼されてるみたいじゃないですか。この気持ちの優しさ、読んでる私もほっとさせられるものありますよ。

『だいじょぶ!?カナ先生』。今回のテーマは宿題ですね。宿題は生徒にとっても面倒なものだけど、先生にとっても大変。けれどカナ先生は生徒ひとりひとりの個性勘案して丸つけも工夫してみたり、結構楽しんでいる風なんですね。未提出の宿題を催促するのも、カナ先生らしいといいますか、まさか宿題の気持ちとかまでいっちゃうとか予想もできませんよね。宿題の丸つけもリズムよくやっちゃうカナ先生。ほんと、なんでも楽しみに変えてしまう、そういう才能のある人なんだって思わされますよね。カナ先生のようにあれたら生きることはきっと楽しい、そう思わされました。けど最後にカナ先生に出された、家ではおやつ食べないことにしませんという宿題。おお、それはさすがに楽しめないですか。さすがのカナ先生にも弱点があるみたいで安心しましたよ。

  • 『まんがタイム』第37巻第6号(2017年6月号)

2017年5月6日土曜日

『まんがタイム』2017年6月号

『まんがタイム』2017年6月号、発売されました。表紙は『おとぼけ課長』をメインにしまして、まさに今ゴールテープを切らんとしているところ。課長の胸には36の数字があって、ああ、そうか、36年にわたる連載のゴールであるというわけですね。しかし36年とかすごいよなあ。課長の他にも運動会のカットが揃っています。『見上げればいつも妹が。』遥はパン食い競争、『まりあ17』まりあはスプーン競争でなんか変な顔になってますよ!? 『さわらせてっ!あみかん』あみかさんはチアガール。皆を応援してくれていますよ。

『おとぼけ課長』、最終回ですよ。ええーっ、まさかの最終回。『まんがタイム』系列誌から植田まさし氏、撤退してしまうのか。他誌での動向見てみても、連載を終えるとか縮小するとか、そういう様子は見られない。なぜなんだろうなあ。心して読んだ最終回、面白かったですよ。「コピー」であるとか「歯みがき」であるとか、くすっとさせられるもの多くて、「にわか雨」なんかも、そして「チキン」なんかもかなりよかった。チキンは骨ありチキン。ええ、今風のネタであると思うんですよ。しかし、最終回だからといって、なにか特別なエピソードを用意するわけではないんですね。そう思っていたら、あ、なんと、次号から新作がはじまるんだ。驚きだ。うおお、これは楽しみだ。ええ、どんな話が、どんなキャラクターが出てくるのか。こいつはわくわくさせられます。

『大家さんは思春期!』。皆で釣り場へと繰り出した、今回はまさにその釣り場回なのでありますが、ここで再確認されるチエちゃんのキャラクター。ああ、そうか、ついつい忘れがちではあるけれど、チエ以外は運動やってるのか。陸上部、テニス部、ダンス習ってる、ひとりはこれというなにかやってるわけではないけれど、運動神経がよい。対しチエは危なっかしい、というわけで、チエだけ岩場禁止。もしなにかあったら麗子さんがうるさいからって、まあこれはこれで大事にされてるってことですよね。そしてチエ、皆の心配をしっかり回収する。魚を釣り上げたら顔面で受ける。一度ならず二度までも。その度に服装が変わっていって、まずは体操服。そして次は前田の替えのシャツ。最初は学校行事感がすごいとかいってた前田が、なんか自分のシャツ着てる女の子見て興奮してるっていうね、いや、これ、あかん方向に向かってますよ! ともあれ、管理された釣り場だけあって釣果もばっちり。その場で食べてお土産にもしてと、エンジョイできたようでなによりですね。

『瀬戸際女優!白石さん』、おかしいわ。深沢監督映画の主役オーディションに出ようという話。役柄が極道の妻だというのですが、過去を知らないマネージャーからしたらイメージにそぐくわなく感じられる。でも白石本人は、ピッタリだよ!! ええ、元ヤンの彼女。族時代の仲間に本職? の極道の妻がいるというんですからね。そしてそのクミコに会いにいく。取材ですよ。でも、今は足を洗ってパン屋をやってます。って、えらい転身だな! 昔の仲間と話してる時の白石、すごくうちとけた風でいいですね。でも内容はちょっと物騒で、ケンカした時の話とか、でもって前歯折っただ肋骨折っただ、パン屋の奥からなんて話が洩れ聞こえてるというのか。もう最高におかしかったです。そして以外なきっかけで主役を勝ち取った白石。おお、スリの存在に気づいて凄んだあの啖呵が評価されたんですね。しかし女優の格好だとピンとこない。これスッピンでとかいわれてますけど、収録の現場、どうなるんでしょうね。ぜひ見てみたいです。

『天子様が来る!』。七星ちゃん、すごいな。即席バンドデビューに七星ちゃんが集めてくれたメンバー、まさにレジェンド級揃い踏み。ボーカルが見事に邪魔者扱いで、いやそらしゃあないよ。ほんと、最高でした。ユキジの蜜月、あれよかったですね。お金持ちのお嬢さんがユキジをペット扱いするって話なんですが、囚われのユキジ! と思いきや、いつもよりよっぽどいい暮らしじゃん。いい住まい、いい食事。けど、この女の子、最後にどういう子かわかる! ああ、いい話だったわ。他のも面白くて、斬新な友達百人できるかなや、忍者本職にビビる天子様。そんな中で一番気に入ってるのは「THE・脱出」。突然の翼竜のインパクトもそうですが、さらわれた課長が翼竜と一緒にぽつねんと海を見つめてるコマ。あれ、最高だと思います。すごくいい絵でしたよ。

  • 『まんがタイム』第37巻第6号(2017年6月号)

2017年5月5日金曜日

『まんがタウン』2017年6月号

『まんがタウン』2017年6月号、一昨日の続きです。

『あいたま』、順調にお嬢様が沼にハマっていってますね。ひよこのライブがチケット完売と聞き、すっかり落ち込んでしまうバニラ。いきたくないとか強がりいって、これまでアイドルを嫌いといってきた手前、スポンサーをやっている家のものにも頼れない。面倒な人でありますなあ。当日券が出るかもと聞いて準備した格好、あれ最高でしたよね。ジャージ、眼鏡、三つ編み、素晴しい。これほどまでに輝きを放とうとは、登場時には予想だにしていませんでした。さて、チケットは悪い魔法使い、はみちゃんのおかげで入手できました。はみちゃんは仕事でいけないというんですね。他のクラスメートも仕事でいけないもの多数。友情よりも仕事を優先する様子を見て今は理解できないというバニラですが、これ、この子の心のつかえが関係してそうでありますね。ええ、いつかこの子もかたくなさがとれて、自分の気持ちに素直になれたらいいですね。

『俺の生徒は神メイド』。知世子がメイド喫茶で働いている件。九鬼先生、保護者に許可をとりにいくというんですが、ああ、自分がハードな状況にいること自覚させられてしまいましたね! なんと、メイド喫茶りとる・ば〜どのオーナーは知世子の父。九鬼先生がメイド喫茶に足繁く出入りしてることも把握されてるし、知世子にとっては家の仕事の手伝い。バイト代=小遣いといった事情も明かされて、もうこれ先生、完敗ですよね。さて知世子を追い回す女生徒です。夏川。知世子のこと敵視してる? 勝負!? いやけどきっとメイド喫茶がらみだな。知世子には心当たりがないみたいなんですが、ということは、知世子がそうであるように、夏川もメイドになるとすっかりキャラが変わっちゃう!? 見た目に反してなんだかどんくさいお嬢さん。悪くはならなさそうな予感がしますね。

『ようこそ!スマイリーバーガーへ』。新人物の登場ですね。たまこがバイト先にいったらば、やたらけばけば、いや、華麗なお姉さんがフロアで働いていて、おお、たまこの前にいたバイトさんらしい。一度やめてまた戻ってきたらしい。とりあえず南町田さんとは仲がよろしくない模様。この人、新町桜。でもそれ、偽名らしい。ああ、なるほど、個人情報とか考えると本名より偽名ないしは源氏名で働いた方がいいのかも知れないなあ。本名は山下梅さん。うん、いい名前。というか、本名、浸透しとるんじゃん。この人にとって、このちょっと古い響きの名前がコンプレックスなんだろうなあ。できるバイト、山下梅。しかし問題ありありで、店長が出勤そうそうその問題を解消すべく実力行使する。化粧を落とせ、髪は盛るな、香水も禁止。なるほど、これは過度でありますか。また衛生面からも好ましくない、ということで装備解除してきた梅さんですよ。おお、いいじゃないですか。この方がいいじゃないですか。ええ、この方がいいですよ。ところで最後の南町田さん。ええ、この人のこういう可愛げが普通に出たらつきあいやすくもなりますでしょうのにね。不器用さんで放っておけませんわ。

『中年マンガ家ですが介護ヘルパー続けてます』。おおう、ハードな現場です。朝、入院している皆のためのお茶を用意するところからはじまるというのですが、場所がないのでお風呂場でというの、これ、大変だなあ。いろいろと充分でないことがここでもううかがえる。そして申し送りにおいても、トイレに洗剤が出しっぱなしでした。で、これ、飲んでしまう人がいるっていう、そうしたところがもうハードで、またトイレの見守りも、ちゃんとトイレをできるかどうかに加え、トイレの水を飲んでしまわないようにって、ええ、本当に大変だと思います。しかしこれね、こうした患者さんひとりひとりに求められる配慮、注意事項を、ベテランの看護師さんたちはきっちり把握してるってことですよね。さらには限られた時間の中で、やるべきことを、きっちりてきぱきこなしていくそのスキル。まさしくプロフェッショナルの現場なのですね。作者さん、そうしたスキルに圧倒されて、私はまんがを描く以外なにをやってきたんだろう、そんなことおっしゃられたのですが、そこは自信を持っていただきたい。ええ、吉田さんは漫画のプロフェッショナルとして、これまでも、そして今も、表現なさってるのです。それは立派なことだと思うのですよ。

  • 『まんがタウン』第18巻第6号(2017年6月号)

2017年5月4日木曜日

『まんがホーム』2017年6月号

『まんがホーム』2017年6月号、一昨日の続きです。

『マツ係長は女ヲタ』、とてもいいですね。ウメ君、カラワンライブデビュー! 集まる人たちはまさしくフル装備といった出で立ちで、ひとり普通の格好のウメ君が浮いている。でも安心ですよね。マツ係長が必要装備をばっちり用意してきてくれた! おお、職場でもライブでもいい先輩です。しかし今回は、予想通りではあるんですけど、マツ係長の高揚っぷりがすごいですね。注意事項のアナウンスの時点で振り切れてる。ライブ開始、登場からメンバー紹介に入るまでに感極まりすぎている。テンションの高い周囲とマツ係長に囲まれて、ひとり冷静にステージを観察しているウメ君だけど、おおすごい、だいちゃん魅惑のアイコンタクトに揺らいだぞ。マツ係長の解説つきの鑑賞。生き生きとしたマツ係長に魅了されて、ああ、なんてこった、マツ係長は渡さねえぞ。ともあれ、ウメ君、ちょっと感化されてしまってますよね。これ、ライブの魔力ですね。

『マチ姉さんの妄想アワー』。おお、姉さんというモンスターを作ったのは教育現場だったんじゃないか……。トシが教育の暗部に踏み込みかけていますね。さて本編。赤ずきんのお婆さん、これめちゃくちゃ面白い。狼、気圧されとるやんか。王子に冷めるシンデレラもいかします。反面、クレバーで節度ある王子に惚れ直してる人魚姫の悲しさよ! おお、ほんといかしました。泉の女神も絶好調で、うん、パパ、ひとつくらい息子にくれてやろうよ。そしてライフワークバランスほどほどのてんとう虫の出現! おかしい。もう最高です。「ヒストリエ」もいかしました。「逆パターン」も本来の構図を逆転させて面白みを引き出して、素晴しい。どのネタもよくよく磨かれたよさがあって、発想のよさに見せる工夫が乗ってくる。面白み、光ってますよ。

『座敷童子あんこ』、面白いです。童っぽくないあんこですけど、だっていきたいところがホストクラブに執事喫茶。たい焼きのくだりも実によくて、あんこはあんこ一択、他のは邪道と認めない、そういいながら食べるだけは食べる。この現金さ、さすがのあんこさんです。イケメン妖怪の話もおかしかったですよ。月に住む桂男なるイケメン妖怪。月を見ていれば会える、そう聞いてカーテンを開けたお母さんが、見てしまうと寿命が縮む、その情報得てすぐさまカーテンを閉める。まあ、そらそうよね。今回はあんこが見事に振り込め詐欺を撃退して、おお、さすがの座敷童子と感心させられました。不幸を寄せ付けませんよ。

『うちの秘書さま』。はじめ様、七瀬とふたりで遊園地にいくんですよ。しかも手なんてつないじゃって、といいたいけれど、坊ちゃんはその気でも七瀬ははじめを子供扱い。ええ、定番の展開。はじめの恋が実るとか、こいつぁ一生ないな。安心感がありますね。今回はメイド連はお休みかと思ってました。そうしたらちゃんとこっそりついてきていて、さりげなくサポート。急遽着ぐるみに入ったメイドさん、そこからラストまで出てこないんですよね。そうか、しばらく着ぐるみにしばられてしまってたのか……。ジェットコースターにはじめが乗ったら、受けとめるべくスタンバイする。これメイドの行動より、周囲の心の声が面白かったですよ。しかしメイドさんたち、身を削ってますね。おばけ屋敷で見守ってたメイドさん、はじめの言葉に傷ついて涙目。そして最後に七瀬ごはんをふるまわれるというね。今回はメイドさん受難の回でした。いや、ふたりのこと放っておけばいいんだから、半分、自業自得みたいな話なんですけどね。

  • 『まんがホーム』第31巻第6号(2017年6月号)

2017年5月3日水曜日

『まんがタウン』2017年6月号

『まんがタウン』2017年6月号、発売されました。表紙は『あいたま』がメイン、あいを中央に、その左右にひよこと雪乃が位置する構図。明るくほがらか、そうした感じのあい、ひよこと、落ち着いた笑顔の雪乃がよく調和しておりますよ。この他に『新クレヨンしんちゃん』、『俺の生徒は神メイド』、『恋するヤンキーガール』、『少年アシベ GO! GO! ゴマちゃん』、『野原ひろし昼メシの流儀』のカットがございます。

『恋するヤンキーガール』。今回のテーマはイメージとのギャップでありましたね。小鳥を助けたユズキは、見た目から怖いと思われがちなところが、そのギャップでもっておおいに評判に。しかしそのことをもって、ユズキ印象悪いらしいぞ、本人にそういっちゃうアヤメちゃんがすごいです。アヤメちゃんもユズキも、見た目で損してるタイプ。本当はいいやつなのにね。と、ここでナギなんだけど、意外と嫉妬深いよな、そういわれてて、ああ、確かにそうだよね! 今回は2本立て。1本目はユズキがメイン。ラブレターを貰ったのに果たし状と思い込んでしまう残念さ。呼び出しに応じてみても、現れた女子に対して、女だったとは意外だぜ。このあやしい展開、最高でしたね。このあやしさは2本目も同様で、アヤメちゃんがクラスの男子に親切にするのが面白くないナギですよ。率先して崎山君のズボンを拭きにいき、かつ転んだ崎山をお姫様抱っこ! おお、このままじゃ崎山がナギのこと好きになっちまう! 最高でした。2本目はナギも嫉妬、アヤメちゃんも嫉妬して、ええ、ふたりともにいいカップルでありますね。しみじみそう思わされました。

『新婚のいろはさん』、始くんの漫画、一本終わってしまったのか。これ、この様子からすると、予定された終わりというより、人気が出なくて、支持されなくての終わりだったんですね。それですっかり落ち込んだ始をかまういろはさん。かまわれたくない始とのやりとりのチグハグが面白かったです。フテ寝です!! そっちは尻です。おかしかった。そして翌日、気分転換のためにピクニック。近所の公園にいくっていうんですが、あの木のところにしましょう! っていう、その木に辿り着くまでにバテちゃう始がいいですね。そして公園であらためて振り返るふたりの関係。ええ、この夫婦もいい関係だなあ。ドヤ顔いろはさん。そして見られていたイチャイチャ。とてもいい感じです。

『ほぼほぼ商店』。商店会まつりにやる気を出した会長ですよ。けどやる気だけあってもしようがない。予算がない。やる気が出ようと知恵が出ようと、どうにもこうにもできない。切ないなあ! 着ぐるみも酷かった。会長自らが、かわいかったうさぎの着ぐるみと、過去形で話すんだものなあ。それを太郎がリメイクする。って、それ、あかん、それあかん。動画サイトで炎上というか面白がられてしまって、けど話題にならんよりなった方がずっといいよね! 頑張りは報われたのかどうなのか。奥さんの現代アートならぬハンドクラフトは売れたのか。いろいろ謎ではあるけれど、それなりに結果は出たみたいですね。少なくとも商店街の活気につながるのだとしたら、こういうのもありでありますね。

『ちこはゲーセン一番星!』、面白いわ。ちこのバイトするゲームセンターに届いた荷物。なるほど、足りなくなった景品を都合してもらったんだ。余り物だから、あんまり売れ筋ではないのだけれど、そいつを使って急遽ちこのレイアウトの研修に役立てようってことになりました。しかし、ゲーセンの景品、どんなに高くとも原価は800円なんですね。それをそこそこの儲けを出しつつ、ちゃんと取れるように設置する。いかにも取れそうと思わせて、ついつい手が出る。それでそこそこつぎ込んでしまう。そんな塩梅が大事なのかあ。これ、コメディ仕立てでゲームセンターの実情、舞台裏、こうして伝えてくれるの、すごく面白くていいですよ。ちこのおっちょこちょい、あるいはおかしな発想の面白さがあり、そんなちこを見守るチーフの人柄あり。ふたりのキャラクターに愛着が沸く、そうしたところもとてもいい。そして最後のポップですよ。ちこの工夫。可愛いポップに、生き生きと補充すべく走ってるはりきりちこ。とても魅力的でありましたよ。

  • 『まんがタウン』第18巻第6号(2017年6月号)

2017年5月2日火曜日

『まんがホーム』2017年6月号

『まんがホーム』2017年6月号、発売されました。表紙は『らいか・デイズ』、らいかが元気にハイキングでありますね。『ねーちゃんはぼくが守るっ』、真人がリュックかついで、なんか嬉しそうですよ。『けいさつのおにーさん』手塚さんは、穂苅くんとパトカーあしらったキャラ弁手にして、おお、お手製でありますな。『孔明のヨメ。』孔明、月英夫妻は、たくさんの子パンダを抱いて、ちょっとうろたえてる孔明がなんか面白いですね。

『孔明のヨメ。』。劉備たちの側でも演習が行われるんですね。しかし、兵を二千ほど動員するというんだから、どう考えても軍事演習だろう。そう思ったら、なるほどこれは面白い。劉備ギライの蔡瑁も刺激せず、民にとっても負担のないようにしようとの徐兄の発案。訴え事の消化合戦をしようというのですか。訴え事それぞれの難度と数でもって勝敗を決する。またこれを通じ、インフラを整備しつつ地形を把握し、進軍と補給の経路を確保しようとする。すぐれてるなあ。よい発想であります。またこの演習が、劉備たちと徐兄との交流? 親睦? 戦や軍についても経験の薄いという徐兄の経験値アップにも繋がっているというんですね。徐兄のこと、当然なんでもいろいろわかってるもんだと思い込んでた劉備はじめ4人のあの呆気にとられた顔がずらりと並んだコマ、あれは面白かったですよ。そして孔明、月英はといいますと、先日の船遊び。そこで見たことが忘れられない。それで月英は船の模型を作り、孔明も船、水運、水軍などなど、多くのことに興味を膨らませていて、ほんと似たもの夫婦。ともに興味を通じる様、そこにロマンスさえ感じられるのは孔明、月英夫妻ならでは、そんな感じもあって素晴しいですよね。

『けいさつのおにーさん』。いわゆるオレオレ詐欺、最近のいいかたでは振り込め詐欺の話題でありますね。息子を名乗るあやしい電話を受けたおばあさん。息子がたまたま家にいたから詐欺とおかしいと気づけたけれど、もし息子がいない時だったら……。それ以来電話が怖くなってしまって、というんですね。この類の電話、話を聞いてる分には自分はひっからないわと思いがちなのだけれど、実際自身が当事者となってみると話が違ってくるだなんていいますよね。さて、相談を受けた手塚さん、詐欺バスターなる道具を紹介してくれましたよ。って、あ、これ、知ってる。テレビで見たことある。ボタンを押すことで代わりに応答してくれる機械なんですが、そうかあこういうのがひとつ挟まるだけで全然結果は違ってくるのかも知れませんね。長水防犯協会連合会。そうか、これ、長野県の団体が作った機械だったのか。こうした防犯グッズで詐欺被害が出ないよう工夫し、さらに手塚さん、穂苅くんみたいな親しみやすいキャラクターで防犯意識を高めようとしている。いい感じでありますねえ。ほんと、リアルさ感じさせるアイテムひとつで、漫画に描かれる世界と私たちの暮らすリアルの世界、それがぐっと近づいて感じられるものなのですね。

『敗者復活戦!』。夕記が公園のブランコに座り込んだゆかし堂の人を見つけたっていうんですね。またまた月穂サマかね? と思ったら奥様。おお、奥様。そうか、奥様は芯こそは強いけれど普通の人、そう思ってた私は見通しが甘いってことなんですね。なんてったって月穂サマの祖母でいらっしゃる。思い切りもよければ、激しい感情をうちに秘めているということもよくよくわかった。息子に会ってつのったイライラをブランコで解消しようとしていたり、そしてまた、ええとこれはボウリングなのか? カラオケなのか? さらなる解消に向かったりと、ほんとバイタリティある方だったのだなあ。そしてニーナの方には榎本がきていて、月穂サマの気を引きたいこの人。いつも本を売りにくるわけですけど、ニーナに、売るんじゃなく買えばいいのにって。それ、今はじめて気づいたー! みたいな顔して、いや、本当に今はじめて気づいたんだ。こうした抜けたところ、勉強ができるバカっってニーナにまで思われて、かと思ったら榎本はニーナのことバカと思ってるって有り有り口にしたりと、ほんとこのふたりの剣呑な関係、立ち会いたくないレベルにまで達していますね。

天国のススメ!』、太一のいない時に発生した怪奇現象ですよ。3人しかいないのに、水が、おしぼりが、4人分運ばれてくる。映画にいけば一席空いてるのに誰も座らないし、これはやばい、誰かいる、そう思って神社にて御祓いしてもらえば、まさかお守りが4個出てくるという! おお、見えない4人目。定番のアレだー! って、草間がめちゃくちゃときめいてるのが最高でした。この人、ほんと、強いよね。しかし、これ、まさかの展開でしたね。太一は病欠、一緒に遊びにいくはずだったのに家で寝込んでて、けどそのいないはずの4人目というのがまさかのその太一だったっていうの。生霊! スーパーで出会った桃園さんが、見えない誰かのこと、太一くんって呼んだのね。それでまさか死んだんじゃないかって、必死に急いで確認にきてくれる皆、いい友達じゃないですか。皆と一緒に遊びにいきたかった、そう思ってる太一の気持ちもばっちり伝わって、ほんと、友情が深まった、そうした様子がほのぼのでしたよ。

  • 『まんがホーム』第31巻第6号(2017年6月号)

2017年5月1日月曜日

『まんがタイムきららキャラット』2017年6月号

『まんがタイムきららキャラット』2017年6月号、昨日の続きです。

『黒髪巫女とマリアウィッチ』、おおお、ついに登場しましたね。食べたかったシフォンケーキが目前で売り切れてショックうけてるクロエの前に現れたのは、ショートの黒髪も美しい女学生。しかもこの子、クロエのこと知っていて、その呼び方もクロエ先生。おお、誰なのか。ええ、美原儀子、頼子の妹だっていうんですね。おお、これまで登場しつつも顔とか隠されてたあの妹さんか! そして儀子、クロエと行動をともにして、ちょっと寄り道ドーナツ食べて、そして麻呂猫様ともコミュニケーションとってと、クロエにとって至福の一時。この一緒の道行でクロエ、儀子とわかりあうんですね。ともに妹。ちょっと自由すぎる姉を持った妹っていった方がいいのかな? ちょっと相手にすまなく思ったり、けどそれでも姉のことはふたりともに大切に思っている。これからは儀子もどんどん登場してきそうですね。クロエとも親しくなりそうで、ツッコミのバリエーション増えそうですね。

トモダチヅクリ』、皆で温泉旅行ですよ。特等の4人チケットと一等のペアチケットを当てちゃった。って、強運にもほどがありますな! ともあれそれで文芸部の4人とアカリ、巴が一緒に旅行。これ、麻乃、静にとってははじめての友達とのお泊りになるんですね。一緒に温泉入って、トランプで遊んで、怖い話したりして、とそこでちょっと付き合いの悪かった芽衣先輩。眠くなっただけじゃないんだ! 怖い話苦手なんだ。秋におどかされてガチ泣きとかね、ほんと、意外な様子、新鮮です。今回は芽衣と巴ふたりの会話から見える、巴の正々堂々としたまっすぐっぷりの気持ちよさとか、そして最後にまた誤解を深める麻乃、静のふたりとか、定番あり意外性ありと実に楽しめるエピソードでした。

『疾風ういんどみる!』、第2レース、これは熱いですね。パートナーとのコミュニケーションを確立したいさな、夕凪チームはナナ、ミミチームとトップ争いを繰り広げるまでに好調。反面我らが蘭、ふうこチームはというと低迷していて、どうしたのだろう。ああ、妨害を受けてるんだ! なるほど、ヨットは風を受けないと進めない。だから風上から帆でもってライバルに向かう風を妨害するなんて戦略があるんですね。第1レースでのスタートダッシュ、それで目立ってしまったのが災いしたのかあ。難しいですね。優位に立つと目立ってしまう。目立ってしまうと妨害受けてしまう。ライバルだもんね、しかたない。しかし、ここからがほんといかしました。妨害を受けないために大外、大きくコースぎりぎりまで進出していく蘭、ふうこ組。これ、リスクのある行為なんですね。けどハマれば強い。ここでですよ、気持ちいい風がくること感じとるふうこの才能? 感性? が如何なく発揮されて、うおー、これは熱い、トップ集団を差し置いて上マーク回航。後は逃げ切るばかりという状況、追ういさな、夕凪組をぎりぎりでかわして1位でゴール! これは興奮する! 興奮させられる展開! 見事、見せつけられましたよ。

  • 『まんがタイムきららキャラット』第13巻第6号(2017年6月号)