2017年5月7日日曜日

『まんがタイム』2017年6月号

『まんがタイム』2017年6月号、昨日の続きです。

『さわらせてっ!あみかさん』。あみかさんの編み物教室、好評なんですね。本店でも教えて欲しいと要望があって、出張して教えることとなりました。しかしそれで動揺するのがまひろ。先輩、重度の編み物中毒になるっすよ! ものすごい認識されてますね……。教室が好評であること。また生徒さんの期待の声に触れて、ああ、やりがいでありますね。夜なべして、すごいの編んじゃう! 頑張るのはいいのだけど、ちょっとやりすぎだと思うよ! 今回は本編に加えて特別編もありまして、本編があみかさんの躍進なら、特別編は沙織の躍進。ええ、教室が評価されたあみかと、教科主任になると決まった沙織。それぞれの喜びかた、それぞれのお祝いのしかた、うまく対照になって面白く読みましたよ。しかしそのどちらにもバス子がからむ。この子の変態度もたいがいになってきましたね。いい感じです。

『ボンジュール!仲居さん』は、おお、サラが洋装ですよ。なんか新鮮、なんか不思議な感じ! いや、本当なら洋服の方がサラの普通のはずなんですけどね。すっかり和装が板についたものなあ。今回は仕事から離れて、康弘とのオフなのですね。女将さんがセッティングしてくれたチャンスなのだけれど、おお、朋香もこの策略に絡んでるっぽいな。サラの洋服、朋香のものなんだそうですよ。女将さんいわく息抜き。康弘にとってはちょっとしたデートですね。手をつなぐチャンスとかいっちゃってますが、そのチャンスを活かせないのも康弘だと思います。まさかの迷子に遭遇。そしてその子を落ち着かせるためにふたり力を尽くす。そうしたところがサラであって、そして康弘であるなあって思うんですね。ふたりともに人への優しさを忘れない。康弘は、サラにもそうしたところ評価され、信頼されてるみたいじゃないですか。この気持ちの優しさ、読んでる私もほっとさせられるものありますよ。

『だいじょぶ!?カナ先生』。今回のテーマは宿題ですね。宿題は生徒にとっても面倒なものだけど、先生にとっても大変。けれどカナ先生は生徒ひとりひとりの個性勘案して丸つけも工夫してみたり、結構楽しんでいる風なんですね。未提出の宿題を催促するのも、カナ先生らしいといいますか、まさか宿題の気持ちとかまでいっちゃうとか予想もできませんよね。宿題の丸つけもリズムよくやっちゃうカナ先生。ほんと、なんでも楽しみに変えてしまう、そういう才能のある人なんだって思わされますよね。カナ先生のようにあれたら生きることはきっと楽しい、そう思わされました。けど最後にカナ先生に出された、家ではおやつ食べないことにしませんという宿題。おお、それはさすがに楽しめないですか。さすがのカナ先生にも弱点があるみたいで安心しましたよ。

  • 『まんがタイム』第37巻第6号(2017年6月号)

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