2017年6月29日木曜日

『まんがタイムオリジナル』2017年8月号

『まんがタイムオリジナル』2017年8月号、一昨日の続きです。

『ゆとりの町長』、いいですね。町長選に立候補したものの、どうにもふわふわして、いいかげんなゆとり。今回町役場にいったのも、町政もろもろに興味があってとかじゃなく、気になる男子今野くん目当て。まあ、それでも出会えたり、ましてやいい雰囲気になったりなんてしないんですけどさ、そういう渋さはこの漫画の味、いいですよね。ゆとり、この人のいいところは、いいかげんなところと、そしてシリアスなところ、それをふわふわ浮いたり沈んだりしながら、いったりきたりするところだと思うんですね。今回は町の人口を見て、ああ、減っている。次々と現実に直面して、なんとかしないと、なんとかしたいと思うようになる。それでやる気がいい方向に向けばいいんですけどね、なかなか本当のシリアスにとかはいかないんですけどね、でもこうやって真面目な気持ちを時に取り戻すところ、好感持ってみています。

『部屋にマッチョの霊がいます』。冒頭からストレッチやってるの、いいなあ木葉、結構生き生きといい表情見せていますよ。リサ成仏を受けて追悼筋トレだとかおかしなこといってるんですが、いやね、アッコがいってるんですよ、木葉はすっかりなじんでしまってるし、三枝さんいやささえっちは不満たらたらながらもなじみつつあるし、というか、さえっち、運動苦手だったんだ。アッコの成仏? リサとの違い、共通点とか検討していくんだけど、さっぱりそれがうまくいかないの、さえっちがツッコみまくってるのとか、ほんとおかしかったです。そしてさえっち、木葉さん、神奈ちゃんと名前で呼びあう仲になったんですね! ええ、さえっちと仲良くなるという目標達成して、ええ、木葉、よかったなあ。それもこれもアッコのおかげじゃないですか。こうしてひとつの決着を見て、次は涼さんの問題でしょうか。と思ったら、なんかあやしい人が! ええ、これ、筋肉で解決できますかね。

『ぎんぶら』、いろいろヤバいよ! これ、ファミリー誌! いやね、食文化惑星カニバールって、ああー、カーニバルね、って違うよ、絶対違うよねこれ! だってのっけから、同族っぽいの食わされちゃって場外乱闘ですよ!? いろんなタイプの宇宙人が集まる星です。人種、といっていいのかな? それも多様なら、使われる食材も様々で、自分たちに似たものがあれば残酷と非難され、じゃあそうしたものを避ける部門はというと、それはそれで非難されてる! そしてついには完全人工素材に辿り着いて……。でもほんと、今回は若干危ない、いやいつもこんなもんか? いや、しかしあの牛に似た宇宙人の料理人、レクタさんはまずくない!? ミノタウロスならぬタウミノロスってのもあれだよね!? ともあれ食にチャレンジした今回。ビターながらもじわじわ笑わされる、そうした感触にすっかりやられています。

『歌詠みもみじ』はまりながふたりを食事にご招待ですよ。フランス料理。正装でね、というんだけど、もみじも千恵もドレスなんて持ってない。それで制服になってしまうのか。うん、でもこれわかる。自分も学生のころそんなでした。ふたりに服を貸してくれるまりな。それはいいんだけど、もみじも千恵もそれぞれまりなの標準からはずれてるというの、ショックを受けてるもみじがいれば、同じくショックを受けるまりなもあって、ほんと、皆それぞれで魅力的なんですよ? 気にしちゃだめですよ。慣れないフランス料理店に動揺する千恵。対照的にまりながゆうゆうとしていて、おお、かっこいい。もみじ、千恵が魂抜かれたみたいになってたのがおかしかったです。慣れてない組のやらかしがいかしましたよね。ペース配分に失敗したり、でもってもみじの俳句がウェイターに受けてしまったり。まりなのツッコミ、見事に生きていました。そして千恵の失敗。ああ、ウェーターはお客に恥をかかせない。いいお店なのだなあ。まりなが赤面してたのね、ええ、そうなんだ、自分もこれ覚えておきます。今回の背伸びした食事と、そして気兼ねのない食事と、それぞれ違って、けれど友達と一緒ならおいしいんだって、まりながやれやれって表情浮かべながらも内心共感しめしてるのがね、よかったなあって思ったんですよ。ええ、仲良きこと、美しいです。

  • 『まんがタイムオリジナル』第36巻第8号(2017年8月号)

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