2017年6月4日日曜日

ARMS

 もう腕がくたくたです。6月16日に発売する任天堂のゲームソフト『ARMS』。プレイヤーがパンチを繰り出すと、右と左に持ったコントローラー、Joy-Conを通じて伝わった闘志が、テレビ画面内部のキャラクターを駆動する! おお、これは夢のインターフェース。お前の空手を見せてやれ!! いかる心に火をつけて、並み居るライバルを力のかぎり倒し続ける、そんなゲームなのでありますよ。いや、もう、ほんと、腕が痛い……。具体的にいうと、二の腕が痛い……。腕があがらないですよ。

今週の土日と先週の土日、各2日、1時間ずつ1日3回、体験会が行なわれていたんです。午前9時、午後9時、そして夜中の3時。初日9時の回は外出してたので不参加。あとは夜中を除いて全参加したんですが、いやあ、これ、きつい。別にコントローラー両手に持ってパンチして遊ばないといけないってことはないんですが、普通のゲームみたくコントローラーひとつを両手で持って遊べるようにもできているんですが、それでもこのゲームの売りは両手に持ったJoy-Conで動きをトレースして遊ぶってやつですからね、それでやってみたくなるじゃないですか。たった1時間。途中マッチングの待ち時間もあるから、ぶっ続けなんてことはもちろんないわけで、でもそれでも腕がくたくたになりました。当然、翌日筋肉痛。それでも遊ぶ。夜にも遊ぶ。こうしたの繰り返して蓄積したダメージが酷いことに! いやもう、明日どうなるだろう。

パンチのトレース、よくできてますよ。腕を前に出すとパンチが出る。それが、ただストレートだけじゃなく、外からのフック、内からのフック、ちゃんと打ちわけができるようになっているんですね。性能の違う3種のグローブ。大きく弧を描いてサイドから敵を攻撃するタイプのものだと打ちわけは顕著で、馬鹿正直に真正面から打ちあうのではなく、右のストレートで敵の注意を正面に引き付け、左のフックを当てにいく、みたいな駆け引きができるんです。

いやあ、私はこの駆け引きがどうも苦手なようで、強い相手にあたると、やられるやられる、翻弄される。打ったパンチは避けられる。隙をつかれて投げられる。ゲージが溜まれば必殺のラッシュが叩き込まれる。最初の週はちらほらうまい人がいるなあって感じだったんですが、1週間たって慣れた人が増えたのでしょう。こりゃ勝てない! そんなうまさ見せる人がぞろぞろ出てきますよね。夜の部だけかな? 午前の部でプレイヤーの強さをはかって、同じくらいのレベルのプレイヤー同士がマッチングするようになってるみたいな話でしたね。だから夜の部はきついきつい。腕は限界、敵は手強い。それでも勝てると嬉しいもので、1時間の体験会、あっという間に終わってしまう、そんな印象でした。

ルールはいろいろあって、バトルがやっぱり好き。手強いボスみたいなの皆で協力して倒すのはもっと好き。ライバルが一時手を組んで強敵に当たるみたいなシチュエーションに燃えますよね。けど、そのボス、ヘッドロック、レベル4は勝てたのだけどレベル5にはかなわなかったなあ。マトアテとかバスケットとかバレーボールとか、そのへんはあんまり得意じゃなくて、それはモチベーションのせいかもなあ! 『スプラトゥーン』よりコンパクトでシンプル、身体動かすからかな、燃えるゲームであります。やっぱり買っちゃおうかな、そんな気にさせられる体験会でした。

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