2018年1月2日火曜日

『まんがタイムオリジナル』2018年2月号

『まんがタイムオリジナル』2018年2月号、先日の続きです。

『あかるい夫婦計画』。これの閉店したそば屋さんの話、こういうの結構あるあるの話なんでしょうか。以前、人気のあったお好み焼き屋さんがですね、おんなじような理由で店じまいなさってまして、キャベツの刻みすぎで腱鞘炎になっちゃったんですって。なるほどなあ、なかなか難しいもんだって思いましたよ。「今日のお酒」なんかも面白くって、いつもやってるゲームがいつものようにいかないって病院いったら脳梗塞だったみたいな、そんな話、思い出しました。ほんと、こういう現実に肉薄するようなネタの展開がいい。淡々と普通の人の生活を描いて、そこにある暮らしの愛おしさみたいなものが見えるのがいい。ええ、やっぱりこの漫画、好きなんですよ。

『部屋にマッチョの霊がいます』。どんどん話が広がっていって、アッコの正体や成仏といった流れと、木葉の書店を中心とした人間関係の構築と、それぞれに面白くて、このふたつの流れ、いつか合流する日がきたりするのかな? 今回はその後者、書店でのできごとが扱われて、店に現れる迷惑なお客ですよ。そっと木葉が様子をうかがいに出てみたところ、ちょっと他のお客の対応したその隙をついて、悪い噂を立てられてしまった。って、実際、これ、書店の口コミサイトとかどれくらい影響あるんだろう。結構なピンチに、よりによって木葉が巻き込まれてしまって、これ、この子、気に病みそうだなあ。ほんと、ちょっと心配になる。これ、アッコが助けになったりするのかなあ。木葉も強くなってきているけれど、まだまだいろいろ心配でありますよ。

『歌詠みもみじ』は映画の話。漫画の実写版に「次こそは」を期待して撃沈した宇賀神からスタート。これはどうもいい方向には転がらないんじゃ? そんな予感をさせて、いやもう、まさにそんな感じでありました。私たちも映画いこうか、『ムーンウォー』の後編やってるよ。これを見にいこうということになるんですけど、過去作全部で7作あるという。それ全部予習するっていうもみじがおかしくて、徹夜か! もう嫌な予感しかしない! この、ひとつ映画といっても、それぞれにこだわるところが違っていて、予告編から見ないと気がすまないまりなとかね、ええーっ、そりゃ確かに予告編、楽しみにしているところもないではないけど、そこまでですか!? のっけからのカルチャーショック。やられました。いかしましたよ。字幕、吹き替えを選ぶ基準が好きな声優とかね、パンフレット買って読む読まないみたいなね、ああ、読んでないのあるなあ。でもって後ろの邪魔になる千恵の髪! そうだ、確かにこの子の髪はそうだな。映画を見る人のタイプも例示されて、ええと、自分だったらどれかなあ、と思ったら、もみじ、やっぱり寝てるじゃん! そして最後に、この映画、もう一度見たいという話になって、こういう複数回見るというの、ポピュラーになりましたよね。ひとむかし前ならよほどのマニアでないとそんなことしなかったのに、こういう女子高生とかでもやるようになったという。もみじたちもそうしたトレンドに乗っているんですね。というか、もみじは寝ていて全然見てなかったんですけどね!

  • 『まんがタイムオリジナル』第37巻第2号(2018年2月号)

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