2018年1月29日月曜日

『まんがタイムオリジナル』2018年3月号

『まんがタイムオリジナル』2018年3月号、一昨日の続きです。

『カントリー少女は都会をめざす!?』。八重ちゃん、可愛いよね。新しい傘を買ったから雨が楽しみ。傘立てにおいてあるの、誰かが間違えて持っていっちゃったりしたらどうしようと授業上の空で、かといって手元に置いたら嬉しくてまた上の空。困った子だわ! わかってたけど! 雨が楽しみだったはずの八重だけど、大雨、大風ともなれば話は別っていうの、うん、それはちょっとわかるわ。で、大河さんがうちの傘で送るで、って、八重ちゃん、ときめいてるやん! 今回は都会話少ないのかな? と思ってたら、ここからが本番ですか!? 近道とか地下街があったら楽なのに。そういった大河の言葉、とりわけ地下街に都会を感じちゃうってわけですね。地下街はないけど近道はありますよ、そういう八重だけど、いや、待って? それ、水路ちゃうん? 傘を守って水路を進む八重。かっこいいでとか大河さんゆうてるけど、いや、それかっこいいか? ともあれ、八重の反省しながらの帰路。ずぶ濡れになってね、けど風邪はひきませんでした、って、それ、八重ちゃん、アホってことでいいんかな。

『コスプレ先生の絵画教室』。前回、まなちゃんを描いた絵が納品されたんですね。ななみ、まな、ふたりで見にいったのはいいんだけど、まな、身バレを怖れてフード装備か。目深にかぶって、減量中のボクサーみたいよ? ここから現代アートに話題が向かうのはまったくの予想外。これなら自分にも描けそう、まながすかさず画廊の娘に指摘されてるわけですが、これね、ほんと、そう思いがちなんですけど、じゃあと実際やってみたら全然できないものなんですよね。ななみの絵画教室、今回のテーマは現代アート、っていうんですが、なんだそのチューブ巻き付けただけみたいなのは! まなちゃん、ひいてる。美大時代の友達、服飾科の子の作品だっていうんですが、まなちゃん、服!? って思うってことは、やっぱりこれ服って感じじゃないんだな。露出が多いとおっさん連中に大人気。いや、まあ、美術、デッサン教室にはこういう傾向ありますからなあ。ほら、裸婦とか。でもって子供たちからも好評で、そうか暖房目当てか……。小難しく、意味とかテーマとか考えるんじゃなく、もっと素直にかたちや色が好きとか面白いとか、それでいいんだよっていうところに落ち着いたの、これがなによりでしたね。ええ、ほんと、そんな感じでいいのだと思います。

『ゆとりの町長』。選挙ポスターの写真を撮ります! それでゆとりもいつになくやる気なのか。写真はかなめが撮ります。そうなんだ。なんか選挙に勝てる写真とかいって、全国から依頼がある写真店が話題になってたりしましたけど、そういうの出てくるのかと思ったら、あー、なるほどなあ、小さな町の、それこそ有権者皆に直に会えてしまうようなケースだと、むしろ逆効果になるのか、って、かなめさん、ポスター詐欺って、ストレートですな。奇跡の一枚使うのは駄目、奇をてらったようなのも駄目。求められてるのはダサくて普通のものだっていう、この塩梅、説明、説得力ありますよね。ほんと、タメになるわあ。いや、出馬する予定はないのだけど。写真を撮る際のゆとりのいろいろおかしくて、未来に希望を持ってないのか、君! 私もさ! で、犯人(西洋)と(日本)の2本立て続けにくるのも面白くて、いや、高校の卒業アルバムの写真、可愛くていいじゃん。選挙には向かないと思うけどさ。キャッチフレーズ決める際のかなめのシビアなつっこみ、これ、ゆとりのみならず多方面に突き刺さるもので、実に痛快でした。でもってゆとりの衝動。ほんと、この人、変な方向に思いきりがいいから、この衝動は危ないですよね。

『部屋にマッチョの霊がいます』。前回のクレーマーの続きですよ。ネットのことには疎いからと、いまいち響かない店長に、木葉は被害者だって、うちの店みたいな業態だとそこまで影響はない、ビビらずさっさと削除要請出しなさいって、涼さん、日頃は見せない姿ですよ。しっかりしてる、いうべきことはいう、いい先輩だなって思いましたよ。この一連のもろもろで木葉、ショック受けて、仕事にも身が入らないでいたのだけれど、そこですかさず筋トレに入るんだ! すごいな、木葉さん。悩んだら筋トレ。教えが生きてるよ。でも、これ、いいことだと思う。マネしよう。そして木葉、涼さんと食事にいくことになる。アッコと出会って、それからのいろいろが、本当にこの子を変えて、それが可能性を開いていったんだなって、よかったなあ木葉って、そう思える展開でした。ところでアッコが問題のストーカーを発見しちゃったみたいですけど、アッコ、関わってくるのかな? とはいえ、今のアッコになにができるのだろう、って、ああ、ここでポルターガイストの特訓が生きてくるのかい!?

  • 『まんがタイムオリジナル』第37巻第3号(2018年3月号)

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