2017年6月19日月曜日

『まんがタイムきららMAX』2017年8月号

『まんがタイムきららMAX』2017年8月号、発売されました。表紙は『こみっくがーるず』。かおすちゃんを皆で支えて抱き付いて、みたいな和気あいあいとした雰囲気がにぎやかで楽しい表紙であります。そして、テレビアニメ化決定! なのだそうですよ。おお、次々ときますね。元気で個性的でカラフルなこの漫画、アニメになったらきっと楽しいだろう、そんな予感がしますよね。

きんいろモザイク』、リコリスで昔のこと思い出しました。以前の職場にいたオーストラリア人がお土産で買ってきてくれたミントだったかのキャンディ。これがですね、見事に穂乃花と同じような反応引き起こす物品でありまして、日本人全滅。ああ、食の嗜好、こんなにも違うものなのかと皆でしみじみ思ったものでした。さて今回の『きんいろモザイク』。皆で駄菓子屋にいきますよ、っていうんですが、メンバーがいつもとちょっと違います。カレンにアリス、穂乃花、そして香奈ですよ。香奈がめずらしいですよね。こうしていつもと違う面々が集まれば、また違ったものが引き出されてくるもので、香奈のアリスに向ける熱い視線! それを理解、いや違うな、誤解してしまう穂乃花など、見事でありました。まさかのけん玉マスターもいかします。シャボン液飲んじゃうカレンとかも、ほんと小ネタも効いてて、楽しい回でありました。

『TCGirls』、よいですね。急遽、呼び出されたニイナ。パックを延々開封する仕事だっていうんですが、え、そんな仕事あるの!? へー、そうなのか。あのバラで売ってるの、ユーザーからの持ち込みばかりじゃないんだ。店でバラして、それぞれ売価つけて陳列するものなんだ。知らんかったー。で、これがわりとしんどい作業みたいで、でもアンひとり人が違ったように美しい働き方見せてるの。すごいな。この人の思わぬ側面、いろんなとこから漏れ出るな。カード開封の際に気をつけること。あー、そうだ。ちょっとでも傷がいったり、端っこが折れたりしたら価値が下がるんだった。それだけに、レアカードサーチで散々揉みくちゃにされたパック、アンにはショックだったんだなあ。いや、この展開ね、最初、レアカードサーチやってみたけど全然当たらないよ! って昔語りになるんだろうって思ってたの。そうしたらまるっきり逆。これから誰かお客さんが手にするものをボロボロにするなんて酷いって、デュエリスト失格だっていうアンの姿に、メイならぬ私も共感覚えるものでありましたよ。いやね、万年筆で嫌な思い出があるの。あれ、試筆でペン先駄目になってたりするのあるからさ。ね、ほんと、アンと同じ気分です。しかし、この漫画、アンがいいキャラクターしてます。今回は美しいアンにいつもどおりのアン。2度おいしいってやつですね。ええ、どちらのアンもいいアンだと思いました。

『どうして私が美術科に!?』、文化祭の演目を決めますよ。桃音が思わず寝言でいってしまったシンデレラ、それに決まってさあ大変。ええ、シンデレラといってもただのシンデレラじゃない。桃音の境遇を反映させた、どうして私がシンデレラに!? といった具合の展開に変えられていまして、ああ、桃音の間違えて美術科に入ってしまったという秘密、皆、それとなく察してたんだ。それでシナリオを桃音に寄せてきて、そして桃音を主役に抜擢して、ええ、桃音がこの劇をどのように演じ、そしてなにを得ることになるのか。それがもう今から楽しみでなりません。またやる気に溢れる紫苑の企画、ちっさい美術館! これも楽しみ。ええ、どういうものが見られるのだろう。わくわくさせられますね。

『はんどすたんど!』、すごかったな、今回。新人戦のお疲れ様会かと思いきや、おお、ななみの誕生日を祝おうというのですね。やたら張り切ってるお菓子担当のひなたがすごい。いや、ほんと、店とかできそうな勢いですよ。そしてななみのあのインパクト! うおお、この子は只者じゃないな。サプライズ企ててる側の度肝を抜きましたぞ。こうしたダイナミズム、さすがのななみさんですよ。と思ったら、まだあるんか! 新しくポスター作ってきたという。新人戦の後、皆で撮った写真が素材。ああ、ちょっとはマシになってるのかな? と思ったら、いや、酷い! これ、わざと酷いのピックアップして作ってるんだよね? 普通の写真も残ってるんだよね!? しかし、酷い。あ、いちごの発言からすると、この写真がオンリーワンなのか! あかん! しかし、ほんと、ゆかちーの全道大会とか結構真面目な話もあったんですけど、ななみのもろもろで全部霞んでしまいましたよ。ほんと、ななみ、すごい子です。

『げんがーるっ!』、ゲストです。従姉の飛鳥はアニメの原画マン。家の手伝いで、ってことは、家が原画スタジオなのですか。母のお使いで飛鳥の家に届けものすることになったましろが、飛鳥によってアニメの仕事に引き込まれてしまうのですね。とはいうものの、ましろ、経験があるの? あるいは絵がうまいとか? いや、そういうわけでもないのか。尻込みするましろをも頼りにしないといけないほどに人手不足なのか。基本、昨今いろいろ伝え聞くアニメ制作の現場の過酷さ、それをいろいろ盛り込みつつのお仕事ものになるのかな? ともあれ、伝聞でしか知らなかった現場について実地に知っていくましろが今後見られそうですね。

  • 『まんがタイムきららMAX』第14巻第8号(2017年8月号)

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